ドラレコの必要性なんて今更ですが、個人的な意見です。
まず自動車は事故率が高い。
損害保険会社のデータによれば契約台数に対して保険料支払件数が約12%らしいです
8~9台に1台は事故るという凄い確率。
本当かよ?と思うくらい酷い。
しかも最近は事故ってもその原因について嘘を付く輩がすごく多いので、状況証拠としてドラレコの映像は非常に重要です。
という訳でドラレコは必要だと思います。
しかし、私個人で言えば過去30年以上運転していて、ドラレコを搭載して10年くらいですが事故(自損事故2回、ぶつけられた事故2回)でそのデータが必要となったことはありません。
周囲でも事故の際に証拠になったというケースは全く聞きません。
むしろ、目の前で他人が起こした事故を偶然撮影したケースが圧倒的に多いです。
ただしそれをわざわざ警察等に提供しているかと言うとそんなことはなく、大抵はそのまま素通りしてしまいます。
数年前から煽り運転による傷害事件がよく報道されるようになり、リアカメラも購入しました。
でもこれは状況証拠を得るためではなく、煽ってくる後続車に「撮ってるぞ!」と警告するためで、実際には設置だけして撮影はしていませんでした。リアまで電源ケーブルを引っ張り回して始末するのが面倒だったので。
そして毎年のように高性能化・高画質化していき、事故の記録用ではなく正しくドライブの映像記録を残せるアイテムとしての価値の方が遥かに高く感じられるようになりました。
昔だったらハンディカム等をごついマウントで固定して撮っていた映像が、ガラスにぺたんと貼り付けるだけの小さな機械で撮れるようになったんです。
夏の海岸線、紅葉の高原、気持ちの良いワインディングロードをドライブした時の思い出を動画データとして鮮やかに残せるようになりました。
個人的には前方の映像よりも道路の白線と共に風景が滑らかに流れ去っていく後方の映像の方が好きです。
個人的にはドラレコの価値はそうなってます。
どうか事故の証拠なんて無粋な用途ではなく、楽しいドライブの記録役として寿命を全うして欲しいものです。
Posted at 2019/08/16 20:49:12 | |
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