【記録】
金曜日、急遽名古屋に行くことになった。
大雪警報が出て外出は控えて下さいと連呼されている最中である。
朝、天気良いしまあ大丈夫だろうと。
昼過ぎ1時半に出発。
山越えではそこそこ降っていたし白川郷あたりで除雪車の渋滞に巻き込まれたが、4時間で快晴の名古屋到着。
夕方から仕事をして夜8時からは打合せ。
気温はさほど寒くもないのになんと雪が降ってきた。
そして気付いたら24時。
今日帰るつもり?と聞かれ、そうだと答えると21時から交通規制で帰れないよと言われた。
すぐにスマホで検索。
うひょ!
一泊して翌朝出たとしても状況が変わるとも思えない。
反って渋滞とか酷いかもしれない。
とりあえず22号線と21号線で米原まで行ってそこから8号線で行くか、東海北陸道で行けるところまで行って危険だけど一部下道で通行止め区間をバイパスするか。
とりあえず一宮に向かう。
さらば、名古屋。
清須辺りから薄っすら雪が積もりだした。
悩んだけど一宮木曽川インターから東海北陸道で帰ることに決めた。
時刻は既に1時半、高速に乗ると誰も走っていない。
長良川インターで一旦休憩と情報収集。
その間に雪が降りだした。
高速は雪が積もっているもののそれなりの速度で走れる。
速いアルファードがいたのでその50mくらい後ろを追走する。
実は雪で車線が全く見えず、吹雪で視界も最悪だったのでテールランプを追いかけていた。
そして通行止め区間の白鳥インターで降ろされる。
ここからが勝負。
白鳥インターから飛騨清見インターまでの約60kmを国道158号線を走り抜けることになる。
小僧時代に良く走っていた道だが雪が降ると最悪の酷道になる。
さっきのアルファードが良いペースで先導してくれて助かる。
屋根に積もった雪や路肩の堆積が半端ない。
数百メートル毎に除雪車が走り回っている。
時刻は3時前後、大変な仕事だ。
道が狭いのでその度に止まったり、路肩に寄せてゆっくりすれ違ったりしてストップ&ゴー状態になり、そのうち遅い車にひっ掛かった。
ノーマルタイヤで走ってんのか?ってくらい左右に振られてる。
地元の人たちだったのか大きな集落や町に差し掛かると徐々に前走車が消えていく。
やがて自分1台になったので、そこからはアクセル全開。
Fドリ状態で快走。
崩落した雪壁、吹き溜まりのような雪の山、除雪車が残していった雪の欠片や壁が急に目の前に現れる。
ブレーキを踏んだり、回避しようとすると反って危ないので、そのまま突っ込んでどかんどかんぶっ飛ばして走る。
滅茶苦茶楽しかった。
やがて更に次のステージに。
除雪してない区間だ。
状態を見極めてアプローチしないと車体が大きく左右に振られ横を向くっていういかスピンするので全神経を集中する。
途中いきなり車道の真ん中でスタックしている車が現れたりして中々スリリングだった。
勾配あって雪が深いと車を止めるとスタックしてしまうので、止めるならトンネルの中。
マイナス9度の中、それなりの速度で走るのでフロントガラスとワイパーが直ぐに凍り付てしまい視界が全くなくなるので、何度もトンネル内で止まって除去した。
1時間半弱で飛騨清見インターに到着。
鬼門は脱した。
が、いきなり除雪車部隊に前を阻まれ、大きな轍を目の前に作られてしまいETCゲート前でスタック。
勘弁して。
道も酷いけどとにかくフロントガラスとワイパーが凍りまくる。
気温が上がるトンネル内をゆっくり走って氷を解かす。
ワイパーヒーターの出力を上げるかフィルムヒーターを追加したい。
そして通行止めの福光インター到着。
お疲れさまでした。
ってUターンして反対車線の除雪に向かうんだろうから大変だ。
名古屋出発から約5時半、ようやく帰宅。
まだ除雪車が走り出したばっかりだったので、自宅駐車場前に壁はなく降り積もった30cmほどの雪を吹っ飛ばして駐車。
少しだけ雪かきしたけど除雪車が通ればまた壁になるだけ・・・
歩車道境界ブロックの段差にフロントタイヤが嵌り、アクセル踏んでいたらこんな警告が。
初めて見たがこれが例の電欠ストップ現象かと。
翌朝。
うん、積もったね。
そして日課の雪壁除去。
今日の壁はくっそ固いしくっそ重い。
玄関前もとんでもない山にされていた。
頑張ったスタッドレスタイヤとグレイス。
お疲れ様でした。
Posted at 2025/02/08 15:01:40 | |
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グレイス | 日記