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別の場所で営業していて、しばらく消息不明だった「わいち」が長野駅前で去年の夏に復活。復活して間もないですが今年に入り＋30円の価格改定があり、基本の“つけ麺(820円)”も若干割高感を感じるレベルに…10年前は玉子も入って700円でしたからねぇ。今回はトッピングの“メンマ(100円)”を追加してオーダー。





「東池袋大勝軒」の味を売りにしていましたが、現在の店内にはそのような雰囲気は無し。とはいえ、器のビジュアルこそ上品になりましたが、食べれば懐かしさを感じさせる酸味の効いたあっさりのつけ汁。ベタッとした甘さがあった印象でしたが、いまはちょっと辛味が強く感じられました。そして酸味も抑えめ？まぁ、そこは途中で卓上の酢を投入して調整できるので問題なし。うどんの様な真っ白い麺の印象でしたが、こちらも少し黄色味を帯びた弾力の強いものに変わっています。麺がハードになった分、つけ汁とのバランスは前の方が個人的には良かったかな、と。



まぁ、何やかんや言いましたが、一度消えた個性的なお店が復活というのは嬉しいものです。次の機会があれば大盛り・辛味抜きで麺を堪能したいところです(笑)

栃木県に本店がある「阿波家」で修行された方が長野県で出したお店。店名は地鶏の「阿波尾鶏」からでしょうか。支店を「始店」と表記するのが特徴的です。事前に駐車場を確認してうかがったのですが、それでも全く分からず住宅地を２周してしまいました（しかも気付かず１度通り過ぎてた…）。店の入り口に住宅地図をコピーしたものがありましたが個人宅がそのまま出ているのでここでは掲載できず(´・ω・｀)



オープン当初からメニューが変わっているようです。メニュー表筆頭の“特製阿波家らーめん 塩味(\960)”をオーダー。店主と思われる厨房の男性と、母親らしきホール担当の２人だけでしたが、正午前にもかかわらず続々と入ってくる客をてきぱきとさばいていました。５分ほどで提供。トッピングが豪華ですね。



鶏の旨味が詰まったスープに鶏油、更にこの特製のみホタテ出汁が加わっており、複雑で見た目以上に濃厚。塩ダレは過度な塩分が無く丸みがあって後を引きます。麺はストレートの細麺。トッピングは通常のチャーシューに加えて地鶏のスモークや肉ワンタン、穂先メンマなど麺が見えないほどのボリュームです。開店当初には地鶏のたたきも乗っていたようですが、とある事情で現在はメニューから消えています。この肉ワンタンが肉々しくて追加したいくらい美味しかったです。



外観は居酒屋のような雑多な雰囲気ですが、味は女性受けしそうな印象で、実際女性のみのグループ客も。鶏＋豚骨＋魚介という、気になるつけ麺もあったので再訪できればと思います。

なお、駐車場は「週刊長野」掲載の地図を参考になさってください。

「将人」、「阿吽」などの店主が立ち上げた鮮魚系のお店です。「ひづき」や「月の兎影」など、限定で鮮魚系スープを提供するお店は出てきましたが、お店のメインとして出すのはここが県内の先駆者ではないかと思います。看板メニューである“あら塩拉麺(\790)”を選択。「粗塩」ではなく、「魚のアラ＆塩」です。それに、プラス\150の“ますいくらの醤油漬丼セット(単品\250)”をオーダー。



季節や仕入れによってトッピングが異なるようで、この日はアサリやつみれ、穂先メンマなどが乗っていました。限定で出した前述の２店とは異なり、澄んだスープがとてもキレイ。とはいえ、節系とは異なる魚の旨味はきっちり広がり、海を感じさせます。塩だれもトゲトゲしさが無くまろやか。和の様であり洋も感じる上品なお味です。



初体験の“ますいくらの醤油漬丼”は、一口だけそのまま食べてみましたが、残りはスープ茶漬けとして〆にいただきました。いくらの塩気と海苔の風味が魚のスープと相性悪いわけがありません(笑)。かなり贅沢な気分が味わえるセットが1,000円以内で食べられるという幸せ。手間暇を考えたら申し訳ないくらいです。この日、店主に急用が入って早仕舞いとなり私の次でクローズ。「将人」時代から公私でお世話になっているので店主とはまたゆっくりできる時にお話しできればなと…。

年初から提供されてきた限定メニューが評判いいので気になっていました。ただ15日頃までということだったので諦めていたのですが、期間延長で明日19日まで提供されるというお店ブログを見て本日行ってきました。



年明けラーメンとして提供されているのが“焼きアラと煮干しの塩バターラーメン(\820)”です。ミョウガやネギ、そして柚子入りバターなど、クセを減らすための工夫もあって全体的にとてもマイルド。鯛・カンパチ・ブリ・金目・カレイなど日によって使うアラが変わるということなので、違う日と比較してみたかったかも。「月の兎影」でも鯛のアラを使ったラーメンでしたが、それと比べるとアラ特有のクセが無く、煮干しの出汁感が強めに感じられました。旨味のバランスが素晴らしく大満足の一杯でした。

昨日（10日）から提供が始まった１月の限定“鯛白湯ラーメン(\890)”をいただいてきました。鯛を使うということは予告されていましたが、白湯との組み合わせで登場。お麩や三つ葉など新年っぽいトッピングが華やかです。



鯛のあらを煮込んだという説明通り、一口目は魚の風味がストレートにきました。アクセントに味噌を使っているのでまさにあら汁っぽい感じで生臭さもなし。食べ始めは和風だったのですが、鶏の旨味や油が追いかけてきて次第に洋風っぽい印象に変化してきました。例えが合っているかわかりませんが「ちょもらんま」の“コクとり塩”を連想しました。濃厚ですが優しい感じでモッチリとした麺とのバランスも良いです。ネギの上にある細かいのは大葉を刻んだもの。さらにスープには柚子の皮も入っており、最後まで飽きずに食べられます。



ピークを避けた13:30過ぎの訪店でしたが平日にもかかわらずかなりの込み具合。周りも高い割合でこの限定を頼んでしました。基本は「１日２０食」となっていますが、序盤は多めに仕込んでいるとのこと。