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限定の“梅煮干し昆布水つけ麺”目当てでしたがこの日は提供なし。別の冷やし限定メニューを。



限定ボタンにあったのが“冷やし煮干しそば塩(900円)”です。塩のほかに醤油味の“BLACK”も。



写真では表現しきれない淡い色彩。



煮干しの粉末も沈んでいますが、尖った感じではなく出汁感のある優しい味。塩ダレもとても円やか。強弾力の麺は圧巻。



溶けても味が薄まらない出汁入り氷。ハート型なのもかわいいですね。8月まで提供予定とのこと。

現在提供中の限定を。



“海老つけ(1,250円)”。

「シン化」と、カタカナにしているのは公開中の映画「シン・エヴァンゲリオン」の影響でしょうか？(笑)



上田の某店主に煽られたとある通り「もち姫」という小麦を使った麺。





水で締めることでコシの強いモチモチ感が楽しめ、麺自体が風味豊かなのでそのままでも十分美味しい。



つけ汁は濃厚なエビのビスクにニンニク風味のエビ油をプラス。



アスパラの瑞々しさ、そして角切りにされた鶏チャーシューも絶品。

上伊那圏域に出されていた長野県独自の「新型コロナウイルス感染警戒レベル」が6/6に「5」から「3」へ引き下げられましたので訪れてきました。



狙いは一昨日（2021/6/7）にオープンしたばかりの新しいお店です。



場所は「伊那市営球場」のすぐ下。



お店の入り口が若干分かりづらいですが、駐車場から矢印の階段を上がればすぐです。



営業開始の11:30ピッタリに到着。入口は実質2階で、扉を開けてさらに階段を上った3階に店舗があります。三角形の屋根の真下ですね。



ジャズが流れ、喫茶店のような雰囲気の店内。厨房には店主1人のみです。アクリル板で仕切られたカウンター6席と、4人掛けテーブル2卓＋2人掛けテーブル1卓。





席に着くと、お水と一緒に「おしぼりとエプロンです」と出してくださいました。黒くて折り畳まれているのが不織布エプロン。そしてお店で使う素材などが紹介された能書き。



カウンターの上板がガラスになっていて、その下にメニュー表があります。今回は筆頭の“ラーメン(880円)”をオーダー。



注文後、まず出されたのはミニサラダ。いわゆる「サキベジ」ですね。



ラーメンは3分ほどで提供。食器は洋風の雰囲気が漂いますが、見た目はシンプルなラーメンという印象。実際食べてみても素朴な懐かしさが感じられる、昔ながらのラーメンです。鶏ガラベースで、鶏油もきちっと存在感があり、第一印象は松本市の「麺屋 直」に近いように思いました。

鶏のコクが強くキレもしっかり。塩分は結構高めでしょっぱい寸前。ただこの点は調整可能ということなので、薄味が好きな方は薄めオーダーがベターかもしれません。ストレートな麺は細めながらポクポクと程よい歯応えがあるもの。



食べながら気付いたことがあり、会計時に「以前、穂高の龍門にいました？」と聞くと、まさかのビンゴ。製麺部門の責任者だった方が独立されたお店なのだとか。スープも麺も、言われてみれば妙に納得（余談ですが「直」の店主は「龍門」の甥っ子さんらしいです）。

ちなみに「ハヤシ」という店名は、店主が林さんというわけではなく、「メニューにハヤシライスがあるから」が由来だそうです(笑)。軟骨のチャーシューや担々麺も気になりますね。

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【追記】
“PREMIUM担々麺”の記事はこちら。


伊那市中央５２１７−２ 夢空間 2階 入り口東側
11:30～15:00、17:30～21:00
不定休（当面の間）

21時に営業開始、翌6時（現在はコロナ対応で4時）まで営業している、いわゆるダイニングバー。



常連の友人から誘っていただき訪れました。日曜日の夜は少し早めの18:55オープン。店名でピンッと来た方はラジオ通？。FM長野で去年9月まで放送されていた「ラジモ！」の水曜パーソナリティだったダイナマイトマンダムさんが店主を務めるお店です。





そんな「エニシング」の人気メニューの1つで、以前から気になっていたのがこちら。



“とん汁ラーメン(790円)”です。

元々とん汁はこちらの名物メニュー。白味噌っぽい麹の甘み強めでまろやかな味噌スープは優しい口当たり。いささか乱暴な例えですが、新潟県にある「ミサ」の“みそラーメン”からニンニクのパンチを抑えたような印象を受けました。



具材の厚めにカットされた豚バラ、クタッと煮込んだ玉ねぎ、そして熱々の豆腐も堪りません。麺は加水高めの中細。メンマがラーメン感を演出。八幡屋礒五郎の七味も出していただきましたが、それを入れるのを忘れてしまうほど一気に食べてしまいました。豚汁＋七味はきっと引き締まったでしょうね。

この日は来客が比較的少なかったのか、サブカル系が得意なマンダムさんといろいろディープなお話をさせていただきました。



盛り上がったおかげか帰り際にオリジナルステッカーをいただきました。



ポスターやノベルティ類など入口や店内の装飾もなかなかカオスで、どれに反応するかで年代がバレそうなところも面白いお店。時間を気にせずゆっくり過ごしてみたくなります。


長野市北石堂町1175-6 八雲ビル B1F
21:00～翌6:00（現在はコロナ対応で翌4:00まで・日曜日は18:55～25:00）
月曜日定休

「山ノ内大勝軒」を訪れる前にどうしても訪れたかったのがこちら。



老舗つけめん専門店「丸長」。実に12年ぶりで、前回2009年に訪れたのもなんと6/3という偶然。「どうしても訪れたかった」というのは、もちろん久しぶりに美味しいつけ麺を食べたかったというのもありますが、『大勝軒のルーツは丸長にあり』というのも理由です。荻窪で「丸長」を立ち上げた創業者たちは元々長野県出身で、その後独立した各店で「丸長のれん会」を結成。故･山岸一雄氏を輩出しました。

能書きはさておき、久々に店内へ。



新型コロナ対策でマスク着用＆座席を減らしての営業。



久々なので欲張って、オーダーは“つけめん中盛(750円)”＋“えのき(200円)”＋“生たまご(100円)”。



小麦の甘みが感じられるゴワッとした幅広麺。



つけ汁は酸味が記憶よりも大人しくなった印象。



タレの塩気や一味の辛さとのバランスの良さでスルリと食べられます。中野市特産のエノキはシャキシャキした食感に加え、つけ汁を適度に絡めてくれる名脇役。途中で生卵を溶くと一気に円やかに。



食べ終える頃には待ち客がいて、駐車場も満車。客層も幅広く、地元に愛されている店だと再認識。あぁ…写真を見てたらまた食べたくなりました(笑)。