
4月8日はこの旅で最初に目的地候補に挙げたポイントが多数有るルートを巡りました。 走行距離は少なめだけど、立ち寄り箇所の多さと滞在時間を考慮するとそんなにノンビリはしていられません。
当初逆回りだった予定図を見返しながらルート設定すると、時間的に翌日回しになりそうなポイントも2箇所あるけれど臨機応変しましょ!
思い入れが強い場所が多いので選抜した画像は多めの67枚!
画像だけの飛ばし見用にタイトル付けておきましょう〜。
4月8日朝6時のcw号

今日もとても天気が良さそうで安心しました。
昨晩到着時は真っ暗だったので気が付かなかったけれど、こんなにも海の近くだった事に驚きます。
“道の駅・夕陽が丘そとめ”

海沿いでもちょっと高台に上がった場所にある道の駅で、車中泊車が多数駐車しています。 散歩がてらに確認したら、一番遠方は室蘭ナンバーでした。
お仲間発見

cw号の斜め前には『お仲間』がまだ就寝中でした。
ナンバーを見ると水戸ナンバー、遠方で地元(近く)のクルマと出会うと何だか嬉しくなります。 ヘンテナ(自作アンテナ)と屋根上にはソーラーパネルが3枚並列繋ぎされてるみたいです。
手作りらしく、とても苦労した形跡が見られますが良く出来ていると思いました。 (上から目線でスミマセン)
お会い出来ればお話しでもしてみたかったけれど、cw号出発(午前7時半)までには起床されませんでした。
遠藤周作文学館

海側に下って行くと“遠藤周作文学館”が有りました。
それにしてもこの東シナ海を見渡す景色の素晴らしさヨ!
朝食調達

昨晩到着前に数件立ち寄ったコンビニは品薄だったので、この日の朝食は走り出して20分程の“大瀬戸”のセブンイレブンで調達しました。
フェリー乗り場

場所が丁度フェリー乗り場の目の前で、着岸した船からは通勤客が降りて来ました。 すぐ目の前の“松島”から通勤しているのかな?
毎日船で通勤ってのも少し憧れますネ。
ジジイの朝飯

段々と少食になってきてますね。
昨日のお風呂で計量したら又1Kgの増量でしたから。(笑)
“大島大橋公園”

朝食後に更に20分走行して到着したのが“大島大橋公園”です。
本土から“寺島”〜“大島”〜“蛎浦島”〜“崎戸島”へと架かる4つの橋の一番目の“大島大橋”のたもとに在ります。
とても綺麗な公園で、この日は土曜日だったので3台のツーリングバイクが休憩していました。 cw号の側面に反射して映ってますね。
僕もこのあたりの綺麗な景色の中をバイクで走りたい!
四島横断

合計6つの橋を渡り、最後の“崎戸島”の突端にある場所までやって来ました。
展望台駐車場

ナビが終了した場所では何も見当たらず「間違ったかな」とも思いましたが、細い道を進んでみるとホテル“天涯の城”(改装中)の裏にココが隠れていました。
“北緯33度線展望台”

cw号から歩いて数分でここに着きます。
“北緯33度線展望台”です。
ここまでの道のりが4つの島(それもかなり狭い道を含む)を通過する事、最後の方は行き止まりの雰囲気まで漂わしていた事も有り『最果て感』が満載でした。
かなり西方に走ったけれど、これでもまだ最西端ではないのです。
ジジイの自撮り

自撮り用の台(影)が用意されていたので恥ずかしながら。(笑)
ここから見えていた五島列島は当初この旅にも組み入れていましたが、日程的に厳しくて宿題となっています。 いつかかならずきっと・・・。
この様な金属製モニュメント、我社にも発注来ないかナ。
「お安くしときますヨ」
空撮

ここでは飛行許可申請していませんでしたが、飛行が海上で近くに第三者もいなかったのでスマホにて飛行申請をしてからドロ君に離陸してもらいました。
遠くにcw号が見え、手前には草に覆われた“旧日本軍佐世保鎮守府聴音所跡”が見えています。
自撮り空撮

ドロ君のバッテリーに余裕が有ったので、cw号へ戻る道筋で自動追跡録画させてみました。
おかえりなさい

我ドロ君、見事に障害物を避けながらcw号までついて来てくれました。
本日この後にもう一回空撮予定があるので、バッテリーを充電状態にして次へとスタートしました。
“道の駅・さいかい”

4つの島を戻り、本州上陸して30分で“道の駅・さいかい”で休憩します。
小さめな道の駅ですが、『みかんドーム』が目を引きます。
みかんソフト

この辺はみかんが名産なのですね。
当然の様にに『みかんソフト』¥350をナメナメしました。
汗をかく程の陽気だったこともあり、とっても美味しかったです。
但し濃厚な味なので、あとで清涼飲料水は必須になります。
“佐世保シーサイドパーク”

そこから一部自動車道を走行して約40分で“佐世保シーサイドパーク”までやってきました。
途中に有る有名な『ハウステンボス』は素通りです。
ジジイ一人で行ってもね〜・・・。 (笑)
佐世保港

佐世保港が見渡せます。
長崎と似ているんだろうと思っていましたが、佐世保の方はそれ程山が迫っていない感じでした。
“新みなとターミナル”

綺麗なターミナルビルです。
ここから“五島列島”へ向かうフェリーを予約する為にネットで色々調べた事もあり、記念(残念)にパチリ。 いつかかならずきっと・・・。
SASEBO軍港クルーズ

SASEBO軍港クルーズが出港前のレクチャーをしているところでした。
軍港巡りには興味を惹かれますが、事前予約が必要との事で強制パスです。
佐世保バーガー

昨年“めかりPA”にて既に閉店されていて食べられなかったリベンジに本店にやって来ました。
“佐世保バーガー本店”です。
ウエスタン調店舗

市内から15分位走った山の上にあるウエスタン調の建物です。
土曜日だからでしょう、県外ナンバーの車やツーリングライダーでとても混み合っていました。

高台なので佐世保湾の反対側の“九十九島”が見渡せます。
大小208もの島が浮かんでいるそうです。
瀬戸内海とは違った小島の点在する景色に感動しました。
このあたりで映画『ラストサムライ』がロケされたそうです。
店内風景

周辺を撮影してもまだ待ったので店内をパチリ。
ん?そんに混んでいない? 団体さんが退店したあとですから。
受け取りカウンター

展示物を見てウロウロしていたら持たされたブザーが鳴りました。
10分位はかかったな。
スペシャルバーガー

スペシャルバーガー¥850を2つテイクアウトしました。
時刻は午前11時半でしたが、これを昼食にはしませんでした。
回転寿司“ミラクルあおば”

それはこの旅ではまだお寿司を食べていなかったからです。
検索すると20分程度の場所にココ“ミラクルあおば”が見つかったので向かいました。
第一陣

最初は白身魚と貝から始めます。
つぶ貝・たい・ひらめ・すずき
2回戦

次は脂っこく、まぐろ中トロ・大トロ、ハマチ。
サイドメニュー

サイドメニューは赤だし味噌汁に茶碗蒸し。
ラスト

ラストはエビ・イカ・タコにカッパ巻きで締めました。
気持ち少なめにダイエットを意識してます。
九州はマグロは苦手なのかな?
その他の白身魚は大変美味しゅうございました。
¥2600
4極の締め

cw号製作から2年半、旅をする事25000Kmでついに到達しました。
途中には「これ生活道路じゃね?」って狭い道を走りながら。
“神崎鼻公園”

日本本土最西端“神崎鼻公園”です。
本州最西端の“毘沙ノ鼻”は訪問済みですが、コチラは正真正銘の本土最西端です。
遊歩道登る

駐車スペースからは遊歩道を少し登ります。
海沿いの岩礁づたいにも行けますが、底が柔らかいドライビングシューズなので舗装路で。
でも下る

でもモニュメントまでは結局は下ります。
駐車場にはかなり観光客がいたけれど、丁度この時は僕一人でした。
モニュメント

結構立派なモニュメントが建てられていました。
最北端“宗谷岬”・最東端“納沙布岬”・最南端“佐多岬”と来訪してきて、ここ最西端“神崎鼻公園”で遂に4極達成しました!
僕は特に『到達証明書』には興味が無いので取得していませんが。
写真と映像があれば(残れば)満足なのです。
空撮

ここでも空撮しました。
この場所でこのアングルでの記念写真が撮れれば僕には証明書よりずうっと価値が有るのです。
ちょっと風が強めだったけれど、もうチャンスは無い?だろうと離陸です。
3シーン撮影したところで近くに観光客が来たので急いでリターンホームさせました。
一応、第三者の30m以内は飛行禁止(僕は許可有りだけど)なので、安全策です。
近づいて来たのは中国人観光客3人で、ドローンを見てカタコトの日本語で「ソレスゴイデスネ」と話しかけられたので「これ中国製ですよ」と喜ばせてあげました。
これでこの旅の重要ポイントを押さえることができ、感慨深いものが有ります。
最北端“宗谷岬” 2021年9月7日
最東端“納沙布岬” 2021年9月10日
最南端“佐多岬” 2022年4月9日
この他に“本州”最北端“大間崎”に最南端“潮岬”に最西端“毘沙の鼻”も訪れていますが、本州最東端だけはどうしてもクルマでは行けない岩手県宮古市に有ります。
そこは近くの“道の駅・みやこ”まで行っているのでオマケだな。
イヤイヤ、意地っ張りな僕ですからネ、体力と相談だな・・・。 (笑)
“道の駅・昆虫の里たびら”

40分走行して“道の駅・昆虫の里たびら”に立ち寄りました。
ここまでも道が海岸沿いになれば大小の島々が浮かぶ風景が見渡せます。
数カ所、展望ポイントでcw号を止めて撮影しました。
こんな時時計回りが便利なのです。
ここへは午後3時前には到着してますが、襲って来た睡魔に勝てず1時間半程お昼寝しちゃいました。
この旅で初めてのシェル内仮眠です。
カブト虫

でっかいカブト虫が目印になっています。
この辺では昆虫食が盛んみたいです。
売店に変わった自販機

午後5時には閉店になるだろうからその前に売店に入ろうとすると!
昆虫食自販機がありました!!
イナゴすら食べられない僕は勿論パスですが。 (笑)
夕食材調達

今夜予定のお風呂施設の食堂は休止中なので、ココで夕食用の食材を調達しておく事に。
ついでに数点お土産も買っておきましょう。
“平戸大橋”

そこから10分も走れば“平戸大橋”を渡れます。
“平戸島”側に渡った公園から橋をパチリ。
『あなたへ』ロケ地

この島では“高倉健”さんの遺作となった映画『あなたへ』のロケ地を巡りました。
ここも良く映っていた“平戸市薄香漁協”です。
近くの“高倉健 記帳所”は休業中でした。
次に向かったロケ地

漁協裏の空き地にcw号を駐車して歩きました。
小道を辿りながら見覚えのある路地を上がって行きます。
“富永写真館”

ここにあった写真館で、劇中“高倉健”さんが亡くなった奥さんの写真を見つけて語りかけるシーンが印象的でした。

が! 老朽化? すでに解体されてしまっていました。
入り口の石段が面影を残していました。 残念!
元々民家を改装して撮影したそうで、そのご無人となり解体の流れでしょうか?
(未確認)
漁港岸壁

そのまま歩いて漁港の岸壁までやって来ました。
この辺に“健さん”の手作りキャンピングカーが止まっていたのか・・・。
“薄香漁港”

映画上映後はしばらく賑わっていたそうな漁港も今はひっそりとしています。
もう少し歩きましょう。
“浜崎食堂”

すると左手に“浜崎食堂”が。
主人公が宿泊し、ここでは“綾瀬はるか”が働いていたんだ。
映画の時には向かって右側に民家が有った様な・・・
漁船“そよかぜ”

もう少し岸壁を歩いて行くと!
映画ラストで“健さん”が散骨する為に乗船した船が!
まだまだ現役で頑張っている様です。
階段

散骨から戻って来た船長“大滝秀治”さんがこの階段を登り「久し振りに綺麗な海ば見た」で感動です。
“浜崎食堂”のすぐ目の前だったんだ!
島にはまだまだ巡りたい場所が残っているけど、今日はこの辺にしておきます。
そろそろ夕日が沈みそうになって来たのでお風呂へ向かいましょう。
“なごみの湯”

“平戸大橋”を又渡って15分位で到着したのが“なごみの湯”です。
ここは“サムソンホテル”に併設された日帰り温泉になります。
最初入り口が判らずにホテルエントランス前にcw号を止めて聞いてみると「脇の道を進んだ奥に温泉入り口が有ります」との事。
ちょっと迷った。
平戸島に沈む夕日

シェル内でお風呂道具を準備して表に出ると、丁度“平戸島”に夕日が沈もうとしています。
露天風呂から眺める為には急がないとっ!
施設内

受付で尋ねるとやはり食堂は休業中だそうで、調達済み食材が役に立ちます。
左程広くは無いけれど、サウナ/水風呂/ジェットとまずまずの湯種。
そして最高なのが露天風呂からの眺め。
“平戸島”の向こうに沈む夕日から“平戸城”から“平戸大橋”までの絶景を堪能できました。
この露天風呂からの眺めは今までのトップクラスにランクインです。
ライトアップ平戸大橋

これはcw号に戻っての撮影ですが、このライトアップされた“平戸大橋”と
ライトアップ平戸城

これまたライトアップされた“平戸城”も露天風呂から眺められました。
夕日からマジックアワー、そして夜景になるまで露天風呂でずうっと眺めていたので少しのぼせ気味になっちゃいました。 (笑)
ここはまた絶対に来たいと思えるので◎ ¥900
しかし予定した宿泊地まではまだまだ走行せねば!
調達食材

20Kmを30分で到着した“道の駅・生月大橋”で夕食の準備をします。
ゆでうどん

この時は走行充電でサブバッテリーは満タン。
IHコンロの出番です。
道の駅で購入した『あご出汁うどん』を茹でながら、おつゆの方はカセットコンロを使用し、ごはんは電子レンジでチンしました。
缶ビールも冷蔵庫でキンキンです。
そしてネット動画を見ながらだったのでcw号搭載の家電がフル稼働です。
ビールで乾杯

地元の採れたて刺身で乾杯!
お刺身5種の新鮮な美味しさったら、アッという間に一杯目のビールは空です。
特に手前左の『ヒラス』(ヒラマサ)が絶品! こんな高級魚が道の駅に!
ブリ(上右)より脂が少なく、サッパリと上品でコリコリした食感でした。
そして備え付けのお醤油は九州の例に漏れずに甘口です。
常備している生醤油とわさびの出番でした。
しかしここで調子に乗ると後で心臓発作が起きそうなのでオサケのお変わりは我慢我慢。
僕の好物

僕は暖かい白ご飯にお刺身が大好きで、実は酢飯のお寿司はその次になります。
またこの『あご出汁うどん』が予想以上に美味!
合計¥800の豪華な夕食となりました。
この地元買い出し飯は以後癖になりそうです。
デザート

食後のデザートだって忘れていません。
この辺の名産とは知らなかったイチゴとここまでどこでも見かけたハッサクをペロリしちゃいました。 (イチゴは半分)
こりゃまた太るな・・・。(笑)
お風呂でゆっくりし過ぎて道の駅に到着したのが午後9時過ぎ、それから宴をしたので就寝は午後12時になってしまいました。
やはり朝立てた予定は詰め込み過ぎでした、2ヶ所を明日送りにして「おやすみなさい」
○ 立ち寄り道の駅
さいかい
させぼっくす
たびら
生月大橋
○ 空撮
北緯33度展望台
日本本土最西端 神崎鼻公園
○ お風呂
なごみの湯 夕日のタイミングなら◎ ¥900
○ ハイタッチ
0回
※ 走行距離189Km 計2398Km
走行距離は少ないけれど、見どころ満載の充実した1日となりました。
4極到達達成が嬉しく、念願のロケ地も廻れ、絶景露天風呂と地元飯で大満足です。
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