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cwr3072 (シーダブ)のブログ一覧

2016年01月17日 イイね!

NO.1001 試した/食べた AX-1フグ鍋ツー

NO.1001 試した/食べた AX-1フグ鍋ツー さあ、ブログも1000回を越えて新たな気持ちで先へ進みます。
 と言っても何も変わらないかも?(笑)
 で、またまたAX-1号の出番でした。
 下道ツーリングの集いの今回の目的は『フグ鍋を食べよう』です。

 本来ならずうっと下道で行くべきですが、今回はギヤレシオの変更による走行時の変化を確認したかったので途中までは高速道路を走行しました。

 京葉道路〜東金道へ入り野呂PAでトイレ休憩です。
 お陽様が出て来ているのでこの頃になると少し暖かくなって来てます。
 速度/回転数の関係は、変更前は100キロ時に6速6000rpm位だった回転数が6300rpmに上がっていました。
 高速巡航時の燃費悪化は避けられませんネ。
 しかしそこからの追い越し加速は格段に良くなっているのでこの変更は正解でしょう。


 集合場所の“道の駅・みのりの郷東金”にONタイムで到着すると、既に3台+1台(車)が既着でオーナーさん達は施設内で談笑中でした。
 ここまで70Km以上、すでに立派なツーリング距離ですネ。
 後からもう1台増えたけどお見送りらしい。
 とは言う物の誘われた?強制?鍋ランチまで同行する事に。
 丁度お昼に目的地に到着する時刻にスタートしましょう。


 海沿いの県道30号を銚子方面に向けて進みます。
 ツーリングには丁度良い気温の中、右手に海を眺めながら到着しました飯岡漁港の民宿“岸壁荘”さんです。
 幹事さんが予約済みなので席の心配は有りません。


 飯岡漁港の出入り口方向が見渡せます。
 そう言えば震災時にYouTubeでここの状況を見たナ。


 皆さんお待ちかねのフグ鍋が煮えて来ました。 
 新鮮だから? とても歯応えに弾力が有るフグが美味しい!
 そして身体が暖まるので汗かく位です。
 ツーリングやその他モロモロの話題もおかずの内、楽しく美味しく戴きました。


 シメは雑炊でしょう。
 これがまずい訳が無い! 
 お値段もウチがたまに行く某チェーン店より財布に優しいし。 
 全員大満足のランチでした。


 断崖絶壁で有名な屏風ヶ浦を通過して銚子ドーバーラインから犬吠埼をぐるっとまわって銚子駅のそばまで来ました。
 ヤマサ醤油第一工場です。
 なんで醤油工場へ?


 醤油ソフトクリームが目的でした。
 お腹の温度調節にとホットコーヒーも合わせて。
 メンバーさんに「おなか大丈夫?」と心配されちゃいましたが、中和と言う事で。(笑)
 味は中々変わった風味でこれは美味しい。
 そして食べ進む内に醤油感が薄れる不思議なソフトでした。


 オッサン4人がスイーツ待ちしています。(笑)
 他にも中年ツーリンググループも居ましたヨ。


 ガラス貼りの休憩所内には現存最古のディーゼル機関車“オットー”が展示して有りました。
 大正から昭和39年まで、工場から近くの銚子駅まで貨車を牽引したとの事。
 連結器との対比でその可愛らしさが見て取れます。


 さて、寒くなる前に帰り着ける様にそろそろスタートしましょう。
 夜には雨が降るらしいし。 それに僕はケツカッチンなのです。


 銚子市内を進みます。
 前の2台はAX-1号と同じ250ccバイクです。
 1/2/4気筒と様々ですが。
 ミラーに写っているKカーが

 本日はおめでたい事情により乗用車で参加の紅一点メンバーさんです。
 さすがは普段バイク乗り、追い越しなんぞもチャチャッとこなしてピッタリ追従して来ます。
 しばらくはバイク姿はおあずけだそうで、僕が乗れている内に復帰して貰いたいものです。


 銚子大橋を渡って一旦茨城県内を進みます。
 もう既に曇り空全開で寒くなって来ました。
 今回唯一のビッグバイクで参加の僕より先輩さんです。
 それも『リターン』では無く遅咲き(失礼!)で楽しんでいます。
 (あ、ランチ後にお別れしたメンバーさんもビッグバイクだったナ)


 もう一人の先輩さんは年間3万キロ以上ツーリングすると言う猛者です。
 バイクも1400/650/250ccと三台持ちで用途によって乗り換えています。
 オトコは歳の取り方が難しいと聞くけど、こんな凄い先輩達を見ていると僕にも夢と勇気が湧いて来ます。

 で次の最終目的地へ向う前に僕的にはタイムアウト、途中で離脱する事にしました。
 何しろ遅刻しようものなら暫くは出歩けない程の逆鱗に触れちゃいますから。(笑)

 利根川を再度渡り千葉県に入り小見川からはソロ走行になりました。
 いやー、この利根川沿いの道が寒いのなんのって! 川風だから?
 途中の“道の駅・発酵の里こうざき”でトイレ休憩とホットコーヒーで暖をとりました。
 あと70Km以上頑張らねば!


 ソロになってから約2時間後の午後5時ジャスト、工場近くで給油して本日のツーリングが終了です。
 249Km走行して6.7L給油したので37.2Km/Lの燃費となりました。
 正確な比較は無理だけど感覚的にはギヤレシオ変更による悪化は感じません。
 それに時速60キロでは6速巡航出来なかった(ガクガクした)のが今度は十分可能になったので、高速/市街地の比率によっては好燃費も期待出来そうです。
 またFフォーク突出しによってキャスターを補正したのでコーナリングの違和感も無くなっています。
 但し今日のルートではワインディングらしきものは無しなので攻めたらどうかは判りませんが。
 しかし右折/左折が楽しくなった事を考えれば高荷重コーナリングにも期待大です。

 予定時間丁度にお迎えにあがったVIP様曰く「この寒さの中、なんでわざわざバイクに乗るの?」ですと。
 フツーの人には理解出来ない変態趣味は続きます。
 これに比べたらオープンカー走行は天国ですヨ。 マゾですかね? (笑)

※ こうして新生AX-1号の確認ツーリングが終りました。
 今回の幹事さん、楽しい企画を有り難うございました。 (って見てるのかな・・・)
 参加メンバーさんにもお世話になりました。 また走りましょう〜!
 【^_^)v

PS. 入庫して着替えていると“まさパパ”さんがバイクで登場、しばらくお話してから戻って行きました。
 仕事終わりのちょっとの時間でも乗りたいとは、相当ハマッて来てます、来てます。(笑)
Posted at 2016/01/18 00:31:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | AX-1 | クルマ
2016年01月14日 イイね!

NO.998 ついでの延命措置  AX-1健脚化-6

NO.998 ついでの延命措置  AX-1健脚化-6 AX-1号の健脚化作業も最終段階になりました。
 と言っても簡単な調整を残すだけですけど。
 しかし弄り始めると中々止まらなくなる性格な僕です。
 色々と手を入れてみました。
 AX-1には数々のネック箇所が有って、放置すると走行不能になる場合も有るとか・・・。
 RR号の純正部品を発注する時にAX-1のパーツも一緒に発注しておきました。
 勢い次いでにやっつけてしまいましょう。

 
 まずフロントフォークを突き出してキャスター角を補正します。

 空車1Gでリヤがノーマル時より10ミリ上がっていて、フロントは30ミリ上がっています。
 乗車時にノーマルより僅かにキャスターが寝る様に計算して15ミリの突き出し量にしました。
 近所をテストランしてみた所では良くなった気がしますが、やはり本格的にコーナーリングしてみないと何とも言えないですネ。
 それはまた後日に。

 パーツ色々

 フロントスプロケットとドライブチェーンを新調しました。
 それに付随するクリップ類とエンジンオイルフィルターです。
 安価なものはストック含めて2つずつ。


 エアクリーナーエレメントも交換します。 まだ入手可能で有り難い!
 CDIユニットはAX-1のもっとも厄介なアキレス腱で、現在装着しているのは2個目の物です。
 4年前の復活作業時にメーカー在庫が8個しかなかったのでキープして置きました。
 画像に有りませんが、レギュレーターも壊れるらしいので1つ在庫しています。


  RR号/AX-1号共にオイル交換の走行距離に達しているので一緒に作業します。
 2台で4.9Lのオイルが必要になります。 AX-1には勿体ないグレードですが、RR号が3.3L容量なので残りを有効利用しましょう。
 安価なオイルをフラッシングに使用します。


 ODOメーター、11290Km時と記録します。


 古いオイルを抜いてフラッシングした後にオイルフィルターを取り外して内部を清掃します。
 新しいエレメントとOリングをセットして新規オイルを入れれば完了。


 次にフロントスプロケットを交換します。
 ノーマル13Tに対して今回12Tに歯数を減らします。
 僕のAX-1はタイヤを前後共にオンロード用に換えた時に外径がノーマルより大きくなっています。
 フロントの大径化はメーター誤差を補正するのに役立ってGPS表示と一致する正確さです。
 しかしリヤの大径化によるハイギヤード化は非力な250ccエンジンには酷な様で、6速でレッドゾーンまで吹け切りません。
 リヤスプロケットは専用品で社外品は無いのでフロント側の歯数を減らしてローギヤード化する訳です。
 スプロケットを固定するフィキシングプレートの摩耗も見られるので新規に交換します。


 リヤスプロケットをハブに固定するサークリップも新品に換えます。
 ここもAX-1の泣き所でホイール穴にゴムダンパーが圧入されていて、スプロケットにカシメられたロッドが嵌るだけの構造なのでこの部品が外れ止めの役をしてます。
 走行距離が進むとこれが次第に摩耗してガタが出て来て、アルミ製ハブを削る事によって尚ガタガタになる設計不良?とも言える構造です。  軽量化の為でしょうか?


 28年も使っているドライブチェーンも新品に交換です。
 これはチェーンのコマ数を調節する時に使う工具です。
 古い手持ち品に換えて新規に購入しました。 1諭吉弱もするんだ・・・。


 ノーマルチェーンはブラック(鉄色)で味気なかったので新規はシルバー色にしました。 ゴールドだと『やった感』バリバリで地味な車体には似合わないでしょう。
 110コマを102コマに切断してカシメます。


 フロント12Tにすると偏芯しているフィキシングプレートの長い方がチェーンとギリギリです。
 摩耗が進むと接触の可能性が有るので走行距離によって要チェックだな・・・。


 新しいチェーンのグリス分が抵抗になって回転が重いのでヒートガンで炙って柔らかくして浸透させます。
 その後で余剰分をウエスで拭き取って終了です。
 これは炙る前の状態。


 最後はエアクリーナーエレメントを交換しました。
 これは4年前に交換して6000Km走行していても殆ど汚れていないけど換えちゃいます。 大事にストックして置いたって使わない可能性も有るのだから。

 今週末、テストラン出来るかな? 他が焼き餅焼くかな? (笑)

※ これでしばらくは安心して乗れるでしょう。
 と言うより最後の重整備になったりして・・・。 【~_~】
Posted at 2016/01/15 04:42:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | AX-1 | クルマ
2016年01月11日 イイね!

NO.997 足はどうだ?の寒風ツー AX-1健脚化-5

NO.997 足はどうだ?の寒風ツー AX-1健脚化-5 今日は箱根/伊豆方面へツーリングしてきました。
 先日の城ヶ島ツーの時にお誘い受けていたし、何よりAX-1号の足チェックに持ってこいのロケーションですから。
 お天気と言うか気温と路面温度が心配ですが・・・。

 まずは給油から。

 先週のツーリングは257Km走行していたので7.3L給油だと35.2Km/Lの燃費でした。
 帰路の高速道を大人しくしていればもっと良かったけど。
 ま、1日楽しんできて¥840なら安い物でしょう!

 工場最寄りの首都高速ICから“まさパパ”さんと合流して集合場所の小田原厚木道の小田原PAを目指します。
 昨日の暖かさは何処へやら、完全冬装備でも冷蔵庫の中を走っている様な冷気でした。
 AX-1のライポジだと走行風をまともに受けちゃうので堪りません。
 大きめな車両を風除けにして巡航しました。
 高速走行時のAX-1の新しい足はとても安定していました。
 ノーマル時は横風等の外乱を受けると前後サスが伸びてから納まる時にフラついていましたが、今度はビシッと直立を保ちながら進みます。


 予定時刻に小田原PAに到着しました。
 今日は総勢15台の参加です。
 勿論、我AX-1号が最小排気量ですが、この先ですぐに高速走行は終るので何とかついて行けるでしょう。
 但しETCを装備していないので料金所では置いて行かれちゃいます。
 でもこの先は有人料金所ばかりなので一安心。
 長めの休憩を取ったらスタートです。


 箱根新道を途中でそれてターンパイク箱根伊豆連絡線起点までやってきました。
 画像の様な曇り空がスタート時から続き、路面も所々濡れていたりと神経を使います。
 まあ、新しい足に徐々に慣れるには丁度良いペースだったか。
 皆さん寒さにブルッてます。


 十国峠で小休止。
 ここまではしんがり走行しながら新しい足の挙動を確認しながらやってきました。
 AX-1はアクセルを開けて後輪に荷重を掛ける事によって旋回するのが得意ですが、ここまでのリヤ減衰は強すぎか?
 アクセルONからリヤが沈むまでのタイムラグが大きい感じです。
 もう少し早めに沈み込んでスイングアームで路面を蹴ってもらいましょう。
 減衰ダイヤルを5クリック弱めて次の停車場所の亀石峠に向けてスタートしました。

 この先の伊豆スカイラインではちょっと先行させてもらって足の再チェックをします。
 おー、今度はアクセルに対して素直にトラクションが掛かる様になっています。
 但し、速度を上げてのコーナリングになるとバンク角と走行ラインに違和感が・・・。
 要するに狙ったラインより膨らみ気味になるのです。
 これはどうやらフロントが上がり気味の姿勢に成っているのでFフォークのキャスターが寝ているせいでしょう。 これは出先では何ともしがたいので戻ってからの調整になります。
 先行したので後続を待ち構えます。

 ビューンッ! と


 続々と


 やって来ます

 思ったより早く追い付かれてしまったので充分な準備が出来ず、あまり良いショットでは有りませんネ。
 みんな速いゾ!

 で亀石峠

 この時はお陽様も顔を出してくれて少しは暖かくなっていたかな?
 各々、ここまでの走行を「あーでもない、こーでもない」と楽しくやり合っています。
 この先で伊豆スカイラインを離れて海岸沿いへ降りて昼食となります。


 お昼丁度に到着しました本日のお店。
 伊東市川奈の“金目亭おかべや”さんです。
 先週はちょっとハズレ引いたので今回はどうかな?


 僕は地魚刺身膳にしました。 今回は当たりだな。
 金目/真鯛ともう一つは聞き忘れたけど何とか鯛?はとても新鮮な歯応えで美味しく戴けました。
 店員さんがメンツを見たから?(笑) 強制的に大盛りになったご飯ですが、おかずの美味しさによって小食な僕でも食べきれました。
 画像では少なめに見えているお刺身も実際はボリュームありましたヨ。


 日向に出れば暖かい陽気になっています。
 が、この先はまたお山に上がるので防風対策は疎かに出来ません。
 満腹で少し眠いけどスタートしましょう。


 ここで給油しておけば帰路は安心です。
 169Km走行して5.8L入ったので28.8Km/Lです! 恐らくAX-1号今までで最悪の燃費でしょう。
 ビッグバイクに紛れて頑張ったのだから仕方が無いか。


 天城高原から伊豆スカイラインで箱根を目指しました。
 グングン標高を上げるルートですから非力なAX-1ではついて行くのがやっとです。
 こう言う時はRR号がイイね!
 玄岳西丹那駐車場で休憩の図。
 今日の寒さだとすれ違うバイクも皆無、しかし乗用車はそこそこ走行しているので自ずとペースはマッタリです。
 もうこの頃に成ると寒さに対抗するべくギュッと締めた股関節が痛くなって来ました。
 

 前回スピスタ号で来た時には常に見えていた富士山も今日はまったく拝めませんでした。
 昨日だったらナー、と言っても天候ばかりはどうにもなりませんけど。


 伊豆スカイラインを完走して国道1号線の“道の駅・箱根峠”までやって来ました。
 暖かい缶コーヒーで暖を取ったり、焼き芋を頬張るメンバーも居ましたヨ。
 ちょっと戻って箱根新道で下界へ降りましょう。


 乗用車の車列に混ざったパレード走行して小田/厚の大磯PAです。
 この先で東名組と圏央道組が別れるのでここで解散です。


 お約束の集合記念撮影風景。
 

 幹事さん「お疲れ様でしたー」で「また走りましょう」と解散です。


 東名厚木IC料金所で本隊と別れた後はお決まりの渋滞でした。
 もうほんと寒いのでノロノロでも苦になりません。 
 首都高速山手トンネル内の暖かさは天国のようだったけど、出てからの気温の落差に震えちゃいました。
 一つ手前のICで降りる“まさパパ”さんと手を振って別れたAX-1号は午後6時20分に無事帰着しました。
 給油後の走行190Kmと169Km足して359Km走行した寒風ツーリングが終了です。
 本日ご一緒したメンバーさん、お疲れ様でした。
 
 お風呂にお湯をはっている間に軽くAX-1号をお掃除して今日の苦労を労って上げました。
 「良く頑張ったネ」

※ これであと一つの課題を残して我AX-1号の健脚化計画は終れそうです。
 とても楽しい『コーナリングダンサー』が出来上がるかも? 【^_^】
Posted at 2016/01/12 00:26:55 | コメント(4) | トラックバック(0) | AX-1 | クルマ
2016年01月09日 イイね!

NO.996 市街地は合格 AX-1健脚化-4

NO.996 市街地は合格 AX-1健脚化-4 AX-1号のセッティング/テストランをして来ました。
 フロントフォークの調整は出先では出来ないのでリヤショックをフロントにバランスさせる様にします。
 ワインディングでの評価はさておき、まずは市街地走行に焦点を合わせます。

 走り出してすぐに判る足の『しっかり感』は当然でしょう。
 前後共にバネレートが上がっていますから。
 ブレーキング時のノーズダイブはかなり減少していてこれなら下り坂コーナーへの進入も安心です。 
 ノーマル時にはそれに伴ってスクウォットしていたリヤも今度は強力になった減衰によって穏やかな動きとなっています。
 リヤショックのプリロードは現状のゼロプリで僕の体重に合っているようだ。
 減衰は20/40クリックで走行し初めて、次第に強めにして30/40クリックで落ち着きそうです。
 
 画像の場所近くで軽くジャンプ出来る所が有るのでちょっと飛んでみました。
 ノーマルの時は着地時に底付きしたリヤもこのYSSショックだとまったく問題なくこなせます。
 (画像奥にビッグアドベンチャーバイクの集まりが写っていますネ)

 コーナリング特性も大幅に変化していました。
 安定感が有りドッシリとしていて、コーナー途中にバンプが有ってもサスが伸縮するだけでバンク角に影響が出ません。
 又、定常円旋回中にパワーOFFすると僅かにハンドルがイン側に巻き込んだ現象が消えていました。
 これは柔らかいFフォークが沈み込む事によってキャスターが変化していた事が原因だったと思います。
 弱い減衰によって絶えずピッチングしていたので荷重の掛け方に神経を使っていました。
 新しいFスプリングと粘度の高いオイルによってしっかりと無駄な動きを封じ込めた感じです。

 後輪荷重が大きいAX-1号だからリヤショックの役割の影響は大です。
 特に伸び側減衰が弱めだったノーマルではバンプの後のオツリによって安定性が削がれていました。
 今度のリヤショックは減衰調整が出来るので各種設定が試せて重宝します。
 コーナー立ち上がりにパワーを掛けると少し沈んでからトラクションがグングンと増して行くのが体感出来ます。 腰(お尻)にグリップ感がしっかり伝わってくるので恐怖心が少ないコーナリングを楽しめます。
 このあたりはスイングアームの対地角も影響します。

 特色だった乗り心地は多少悪化しましたが・・・。

 60Km程走行して来たので入庫してザグの再計測です。

 まずフロントフォークの計測です。
 空車1Gで238ミリ


 乗車状態で30ミリのストロークなので208ミリとなっています。


 リヤ空車1Gで480ミリ 乗車で450ミリでした。

 ノーマル時 F 263-198-173 (0-65-25)  R 520-480-440 (0-40-40)
 カスタム後 F 263-238-208 (0-25-30)  R 520-480-450 (0-40-30)

 この比較でカスタム後はF側が0Gからのストロークが減りリヤ側は1Gからのストロークが減った事が判ります。 丁度ノーマルと逆な特性になった訳です。
 また少し後ろ下がりな姿勢になっているのでFフォークのキャタターが寝た事もコーナリングに影響していると思います。
 乗車時のシート高は約20ミリ上がりました。

 チラッと見える赤スプリングがカスタムの証 (そのうちイエローに塗りますが)

 フロントフォークはこのままでOK、リヤショックはもう少しプリロードを上げてのセッティングを試す価値は有りそうです。

※ もっと荷重の掛かるワインディングロードだとどうなるか?
 おそらく期待は裏切られないでしょう! 【^_^】
 
Posted at 2016/01/10 04:22:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | AX-1 | クルマ
2016年01月08日 イイね!

NO.995 Made in Thailand !? AX-1健脚化-3

NO.995 Made in Thailand !? AX-1健脚化-3 今日はAX-1号のリヤショックを交換しました。
  フロント側と違ってこちらは作業が複雑、と言うか脱着する部品が沢山有ります。
 普段中々お掃除出来ない箇所も取り外したついでに綺麗にしましょう。
 それと先日の洗車時に見つけた不具合箇所も対処します。
 翌日すぐに発注しておいたので今日丁度手に入りました。

 NEWリヤショック

 YSS製モノショックユニット NX250用
 色々とネットで検索して見るとホンダ純正他車種のショックに換装しているオーナーさんが数人見つかりました。 しかし全て何かしらの加工をしたり、車体側に修正が必要だったりと苦労している様子です。
 どうせならビシッと決めたかったので専用品を探したところ、このタイ製のリヤショックが見つかりしました。
 タイ製にちょっと不安が有ったけど他に見当たらないので仕方が有りません。
 メーカーHPを覗いて見たら結構イッチョマエな事が書いてあったし・・・。 (笑)


 アルミ削り出しの加工精度には問題無し、トップマウントのカラーもスムーズに首振ります。
 アレンキーでイモネジを緩めて付属のシャフトでプリロードの調整が出来ます。
 中程のボタンキャップボルトはガスの注入口になっていてオーバーホールに対処しています。


 下側マウントのすぐ上に有るダイヤルで減衰調整をします。
 説明書によると40クリックの範囲で調整出来る様です。
 ちょっとクリック感が曖昧で、ワンクリックの回転角度も小さいのでカウントし難い感じです。
 調整できるだけでも贅沢なのでその辺は我慢しましょう。


 解体作業を始めます。
 リヤホイール/ディスクキャリパーを取り外してスイングアームが外れた所です。
 この状態でクランクケース後側をお掃除しておきました。


 先日見つけた不具合箇所、と言うか破損部品がコレです。
 ゴム製のチェーンスライダーが千切れていました。
 やはり28年も経つとゴムの劣化は避けられませんネ。
 しかし既に純正部品は廃番になっていて入手不可との事。
 ネットオークションにて社外同等品の新品を慌てて手配しておきました。
 予備を含めて2つ購入です。


 純正とYSS製を比べてみます。
 ショック全長は同寸だけどスプリング自由長がYSS製は短くなっています。
 僕のAX-1は初期型でリヤショックはプリロードも減衰も調整出来ないパーツです。
 2型以降はプリロードは調整出来る様になったけど、価格が予想外に高価でYSS製と殆ど変わりが無いので純正に拘らなければ選択する価値有りません。


 装着前に分解して耐候性を高めておきましょう。
 本体にはブリスをコーティング、ゴム類にはラバープロテクタントをしみ込ませて磨きます。
 スプリング上下の座金が見るからに安っぽい質感でここだけ残念です。
 いずれ気が向いたらスプリングを純正色のイエローに塗り替えるつもりなので、その時にこのリングもステンレスで作ってしまおう。


 プロリンクユニットもお手入れしておきます。
 内蔵のカラーを抜いてニードルローラーベアリング部をパーツクリーナーで脱脂後、リチウムグリスを充填しておきました。
 殆ど雨中走行をしていないのでこの辺にもサビは一切有りません。


 分解と逆の順序で各パーツ組み付けて行きます。
 車体に取り付けたままの状態でプリロードの調整が出来る事を確認。
 まったくデータが無いのでまずはプリ0で組んでみました。


 下部マウント部。
 減衰調整も取り付け状態で可能です。
 こちらも当てずっぽうで20/40クリックにしておきました。


 チェーンはクリーナーで古いグリス分を除去して新しいチェーングリス(ドライタイプ)を吹き付けました。
 リヤホイールを装着したところで今日の作業は終了。
 ジャッキダウンして作動を確認してみます。
 当然ですが「良い感じ」を体感してニッコリする僕。 (笑)

※ 明日は外装を戻してセッティングテストランしてみるつもりです。
 
Posted at 2016/01/09 04:12:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | AX-1 | クルマ

プロフィール

「NO.1332 旅の終りは終りでは無い!? 2025年春旅-17 http://cvw.jp/b/207897/48409525/
何シテル?   05/04 14:44
埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...

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NO.1332 旅の終りは終りでは無い!? 2025年春旅-17 
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2025/05/04 15:06:04

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