
11月24日の記事を今頃UPします。
最近お邪魔させて頂いている林道ツーリンググループの企画に参加してきました。
目的は? 自衛隊の北富士演習場へ踏み込んで走り回ってみよう、って事です。
メンバー内数人さんは既に何回も経験していてとても楽しいらしい。 (そりゃーそうでしょー)
前回の集合場所へ大遅刻してしまった事を踏まえ、今回は万全を期して所要時間を2倍見て早朝5時にはCRF号を乗せたアトラス君がスタートしました。
○タイトル画像
中央高速を大月から分岐する頃にはすっかり夜もあけて、真正面に朝焼けに染まる富士山が見えてきました。

午前6時40分、集合場所の“道の駅富士吉田”へ到着しました。
皆さんが集まるまで2時間以上も余裕が有ります。 有り過ぎです。(笑)

ここでは富士山伏流水を汲む事が出来るのでランチタイム用に満タンにしておきましょう。
早朝は一カ所からしか水が出ていないので列が出来るらしい。 この時は僕一人でしたが。
そして近くのコンビニに食料を調達に向い、戻って来た時には成る程の行列が出来ていました。

そろそろ集まり出しました参加車両その1 今回は重量級もいますネ! ヤマハテネレ、ウチのヤンチャ坊主の2倍以上の重量です。

参加車両その2 今回お初にお目にかかる方も数人居たのでお名前/お顔/車体をメモリーするのが大変です。
だって顔見知りさんが違うバイクに乗って来ちゃったりするものだから・・・パニックしますヨ。(笑)

幹部会? 巨頭会談が始まります。 この後からも続々と到着して数えると14台もオフバイクが集まりました。 皆さん明け方から走り出している訳でとても寒そうです。 ぬくぬくとトランポした僕は申し訳ない気もしますが、帰りの渋滞に巻き込まれる事を加味して頂ければ・・・。 【~_~】

集合場所からすぐ近くに進入路が有りました。 そこで早速「ドッカンドッカン」と悪路の洗礼を受けるアトラス号。 乗り切って前方を見渡すと! 全車バビューンっとすっ飛んで行ってしまっています。
かすかに残る砂塵を頼りにアトラス号初体験のオフロード走行で後を追います。
しかし画像の様な路面ばかりでは無く、急勾配で泥道だったり軍用車とすれ違ったりと中々ペースは上がりません。 途中何カ所か分岐が有り、メインルートらしき方をひたすら進む事も相当な距離になりました。
「あれー、さっきの分岐を逆だったか?」と逆戻りして2カ所程探してみても見あたらないメンバー。
作業中の隊員さんに聞いても「バイクは通らなかったヨ」とな・・・。
こういうときはやたらと動くと逆効果、その場でまっていると幹事さんが探しに戻って来てくれました。
そのあと数台も。 それからは前後/横とエスコートされて無事にベース位置に到着出来ました。

「お待たせー」も程々にいそいそとCRF号を降車させて暖機運転していると前方からジープが来ます。
そして何やら話が始まりました。 手前はまだ慣れていない?スマホと格闘中の“す○ふきん”さん。

それでその話の内容はと言うと、何でも許可とか入場料とかが必要とか。
んん!? メンバーさんも初耳らしい。 大所帯でしかもトラックまでも居るから目立ってしまったのでしょうか?
こんな時に僕がしゃしゃり出て行くと余計に話がこじれるのは数人のお友達さんの御存知の通り。(笑)
結果、一旦場外へ出て然るべき所で話を聞く事になったらしい。 らしいとは無責任ですネ。
ここは少し離れた駐屯地、隊員さんに話を聞くと少しニュアンスが違うらしい。
要約すると、基本駄目らしいけどケースバイケースで黙認も有るとか無いとか。
自衛隊も地権者から借りている土地らしく、その辺の諸事情が複雑なのだナ。
兎に角『お邪魔させてもらう』事になり引き返します。

そうこうしている内に時刻は11時半にもなります。 半端な時間だけど後のスケジュールを優先してここらでランチとなりました。
アウトドアにも精通しているメンバーさんも多く、各所でシングルバーナーが着火されました。
アトラス号の荷台では僕が持参したツーバーナーが何年ぶりかに(20年?)活躍する時です。
本格的に炊飯する人からカレーうどんを煮込む人、2分でご飯の人やらカップ麺の人まで各自多種多様でワイワイ賑やかなひと時を過ごします。
僕は朝購入した冷凍カレーうどんとおにぎりがメイン、富士山をま近に眺めながらのランチは格別です。
もしかしたらここなら何食べても美味しいかも? (笑) 勿論食後にはドリップコーヒー。

お腹が一杯になればいよいよ本来のお楽しみの時間が始まります。
幹線道路の様な幅広のダートを全員で爆走します。 横3台並びでバババババーなんて中々経験出来る事ではありません! そしてその砂塵の凄さったら!
まったく路面が見えないと時もしばしば。 そして視界が開けた途端にT字路だったりしてアセります。
最初は気にしていた埃も次第に「もうどうでもいいヤ」状態です。
最後方から前車に追いつくと皆さん停まって何してるのでしょう?

撮影会が始まっていました。 皆さん思い思いにシャッターを切ります。
センターはこの集まりの重鎮“りょ○”さん、僕より歳上で僕より元気なヒトには中々出会うチャンスが無いのでとても楽しくお付き合いさせて頂いています。
後方にはビッグオフを駆る“レ○”さん、こんなフラットダートはさぞかし気持ちよいのだろうナー。
(ここまで数カ所難儀した事は後で聞きましたが)

それでは僕もパチリ。 方角的に見て“山中湖”でしょう。 つか、ナビで確認しろよ。(笑)
画像では判りにくいけど、広大な富士山麓の斜面越しに望む山中湖なんて中々見られませんヨ。
それにしてもこの日は予想とは裏腹にとても暖かい陽気で、激しいライディングをした時などは汗ばむ程でした。
この頃になると出来る様になってきました、岐路で後続が見えない時には標識代わりに居残るとかが。
僕らが昔クラブでやっていた事は誰に教わらずとも自然と出来るものなのです。
(お前、最初に言えヨって? 新参者は無口がお行儀ですから)

ここまで比較的フラットな路面を楽しん来て一旦ベース地に戻ると時刻は午後2時、これより数人のメンバーさんは別行動となります。
早めに帰宅するヒト(J○nさん、レ○さん)近くの温泉へ向うヒト(く○いちさん)。 「また走りましょうー」
その後は探検モードに切り替わり、経験者さんの記憶を頼りに山深い所へハンドルを向けます。
結構難所好きなメンバーも多い事だし、フラットダートだけでは満足する筈も有りませんから。
踏み入ってきましたヨ、こんな場所。 もう楽しいったらありゃしない!
ナンバープレートを落すヒト、マッドガードがブラブラしちゃうヒトとオフの楽しさが炸裂しだします。
“フォッ○ス号”一旦停まってゴムバンドで応急処置の図。
あらあら、この時点では紅一点となった“安○”さんは待ち切れずに「偵察してきます」と上がって行っちゃいました。
この先は火山灰でしょうか? 黒い土のフカフカ路面で中々チャレンジングな状況が待っていました。
後で聞く所によると数台が数回転倒したとの事。
僕は「あわや」な目に5,6回遭いながらも何とか進んで行くと、先行メンバーがUターンしてきました。
行き止まりらしいので他をあたりましょう。
そうそう“te○u”さん、気が付かずにすみませんでした。 まさかあんなに大変な目に遭っていたとは >動画

ナビで確認すると山中湖に近いゲートに到着した見たいです。
ここでやって来た軍用オフバイクの隊員さんと少しお話をば。 時刻はまだ3時半なのに少し寒くなって来たのでそろそろ戻りましょうかねー。

午後4時近く、戻ってきましたアトラス号の所。 もう太陽は富士山の陰に隠れてしまいました。
色々な支度に時間がかかる僕はここで皆さんとお別れです。「みんな気を付けて帰って下さいネ」
颯爽と走り去る全車一台一台を見送ってからそそくさと後始末をする僕。
何故か一抹の寂しさが・・・夕暮れだからだけでは無いでしょう。

本日の走行経路の一部、あっちゃこっちゃ走り廻ってます。
走行距離は59Kmか、もっともっと走りたいナ。 日の長い夏ならば!

さてと、僕も出発しましょう。 また来年きっと来るゾー、とパチリ。

お決まりの日帰り温泉です。
今回は河口湖IC近くの“ふじやま温泉”にしました。
一旦道の駅でアトラス号のフロントガラスや周辺を拭き掃除してから向ったので到着は午後6時を過ぎていまます。 (途中の電光掲示板で中央道渋滞25キロを確認済)
正面から眺めるととても立派な外観なのでパンフレットを見ると「日本最大の純木造造りのお風呂」だそうで、確かに広い面積の浴場の上には見事な梁を太い柱が支えています。
でもそれだけかも・・・? 最近訪れた温泉の中では湯船の種類/数は少なめで料金¥2,000は少々お高い気がします。
もし連れてくるとしてもウチの最高司令官さんはここでは満足しない可能性大です。
ゆっくりとお湯につかって夕食をとりながらガラケーで渋滞情報を収集、まだ20キロの渋滞。
展望休憩室でウトウトと仮眠して時間を潰し、午後9時に12キロまで減った情報をあてにして帰路につきました。
走行している内にどんどんと減少する渋滞は相模湖ICでは10キロにまで緩和されて来ています。
(でも既に時刻は午後10時ですが)
結果2時間と少しで我工場に帰り着く事が出来ました。 仮眠の効果は覿面、一度も睡魔は訪れませんでした。
本日のアトラス号の走行距離は300Kmジャスト。 しかしその見事な汚れっぷりったら有りません!
月曜日は青山のアパレル関係への出張工事、このままではお店の品位を著しく落しそうなので疲れた身体にむち打って洗車をしなければなりません。
やっと自宅に戻れたのが日付変更線を跨いでから、流石に当日のブログUPは諦めました。(笑)
最近林ツーメンバーさんにも覗いてもらえる様になったココ、皆さんの記憶の助けになれば幸いと長々グダグダしちゃいました。(いつもだろって?(笑) )
幹事の“ひふ○よ”さん並びに参加されたメンバー各位様、これからも宜しくお願いします。
そしてお疲れ様でした。
※ 初めて行った“北富士演習場”、余りに広大すぎてまだまだ走り足りないこの気持ち。 あと引きます。
でも前車ハイエースでは絶対に入り込めない路面でした。
アトラス君、これからもガンガン宜しくネ! ツーバーナーも? 【^_^】