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2015年08月11日 イイね!

NO.961 涼しさ求めて凍えました。(笑) 2015年夏林道

NO.961 涼しさ求めて凍えました。(笑) 2015年夏林道 先週末で仕事の区切りがついたので夏休みとなりました。
 知る人ぞ知る、真夏の我工場内は40℃にもなろうかと言うちょっとしたサウナ状態です。
 工期に余裕が有る場合は涼しくなった夕方から作業を開始すれば良いけど、今回はそんな納期も無かったので午前中から始めなくてはならず参りました。
 普段強がって口に出さない「暑い」が数回出現! スポットクーラー2台が大活躍です。

 そして何とか乗り切ってしまえば涼しい所へ行きたくなるのは当然の成り行き?
 毎年恒例の場所へ向かいました。
 さあ、60枚の画像と長文のブログの始まりです。(笑)


 朝5時にスタートしたアトラス号が秩父の道の駅“大滝温泉”に到着したのが7時30分、丁度130Kmの道のりを2時間半だから例年よりはアベレージが低かったです。
 まあ、この時期だから仕方が有りません。
 夕方に雷雨の予報も有ったので今回は屋根付の場所を陣取りました。
 戻って来て雨の中の積み込みなんてやりたく無いもの。


 CRF号を降ろして身支度/装備を整えたらナビに目的地を指示します。
 まずは中津川林道の起点まで。
 8時10分過ぎにスタートです。
 夏やせどころか、逆に太ったかな? モトパンがきつきつになってました・・・。


 ループ橋までやって来ました。
 経路上からは良いショットが取れないので道を外れて下に有る広場でパチリ。
 こうしてる間にもバイクツーリン
ググループの排気音がひっきりなしに聞こえて来ます。
 今回燃調を薄めにした来たので標高が上がり出してもエンジンは快調のままです。
 今日は標高2400m近くまで上がりますからネ。 しかも230F号では初めてだし。
 念を入れておきました。


 毎年お約束の場所でパチリ。 前で停車していたロードバイクはここでUターンして行きました。
 流石にこの先は大排気量車では楽しく無いでしょうからネ。
 


 まだ暫くは舗装路ですが、ココ“ふれあいの森 自然科学館”Pで小休止しながら前後タイヤの空気圧を下げてオフロードに備えます。
 僕が到着するのと入れ替わりに数台のオフバイクがスタートして行きました。
 残っていた群馬ナンバーの2台、セロー氏とジェベル氏と暫く会話します。
 なんでも中津川林道は初めてだそうで路面状況等を聞かれましたが、未舗装の林道なんて一雨で変貌する事を踏まえての説明に留めておきました。 比較的難易度は低いので普通のオフ車乗りなら問題無いでしょう。
 会話している後ろをスクーター?が通過して行きましたヨ! 
 小径タイヤで大丈夫かな?
 2台に遅れる事20分位で僕もスタートです。


 はい、お約束の場所のゲートです。 勿論オープン。
 まるで使い回しの様に毎年の画像と一緒です。 今回はタイヤが大きいけど。
 この5月以来のオフロード走行なのでまだ身体がマシンコントロールを思い出せずにシックリ来ません。
 しばらくはペースを押さえ気味にして無転倒を目指しましょう。


 林道では珍しい立体交差の場所でパチリ。
 この辺りまで登って来るとだいぶ身体も馴染んで来たのか、パワースライドなぞも多用しだします。
 が、このシーズンです、対向のサンデードライバー?と出会い頭に危ない目に2回会いました。
 そうそう、去年もそうだった! ブラインドコーナーは徐行せねば。
 例えコチラが悪く無くとも怪我するのは僕の方だし。


 途中数回撮影しながら35分かかって到着しました“三国峠”。
 やはり排気量が1.5倍になったことで登りは横着できて楽チンです。
 シフトダウンが間に合わない場合でもそのままのギヤでドドドッと加速してくれるのは有り難い。
 途中で先行していったスクーターに追いつきました。
 やはり苦労している様子。 ガンバレ! と左手で合図して先行させてもらいました。


 こちらは長野県側。
 これから降りて行く川上村方面を臨みます。
 先行した群馬2人組も無事に到着していて他にも数台オフバイクが休憩していました。
 皆さんスタートしていって僕一人になった頃、先ほどのスクーター氏がヘロヘロになってやってきました。
 「この三国峠から先の長野側は舗装ですよ」と説明するとほっとした表情で休憩もせずに下って行きました。
 さーて僕も先行したバイクと同じに本日の最高点の大弛峠を目指してスタートします。


 舗装路を軽快に駆け下ってこれまたお約束のパチリ。
 ココを左折して林道川上牧丘線に向かいます。
 大弛峠まで18Km、でもまだまだ舗装路です。


 どうしても同じ場所で止まってしまいますネ。
 去年と同じ“屋根岩”をバックに。
 後ろを数台のオフバイクが峠から下って来たので通行には支障はない様だ。


 “廻り目平キャンプ場”から分岐してこの橋の先からいよいよオフロードとなります。
 さてこれからはまるで川底の様なガレガレの登りが連続します。
 150Fの時と違うパワーと大径ホイールの恩恵や如何に?


 急勾配に大きな石がゴロゴロの路面ではスタンディングスタイルが必須、ここまでの10分位でフトモモの筋肉がパンパンです。 二の腕もつりそうです。 普段の運動不足を痛感しますネ。 (歳のせい?(笑) )
 しかも90℃に設定してある油温警告の赤ランプが点灯しだしました。
 低いギヤで回転を上げながらも走行風が当たらないのが原因か?
 150Fに比べて熱には厳しいエンジンの様です。
 このままだとデジタルメーターのサブ表示が強制的に油温に切り替わったままになってしまうのでリセットしてリミットを120℃にします。


 そのご暫く登って行くとフトモモより先に腕がつってしまいました。
 勾配ゆえにハンドルバーにぶら下がって体重を支えている状態が長かったからでしょう。
 そして寒い! ブルブルするのもその筈、もう標高は2000Mを越えています。
 それでも油温の方は100℃近辺をウロウロしています。
 

 ここもお約束の場所。
 去年の画像と見比べたら殆ど同じでした。(笑)
 この先の中間部は少し楽させてくれる路面なのは例年通りだと有り難い。


 中間部で楽をさせてもらっても峠手前ではまた川底状態が待っています。
 低圧にしてあるFタイヤのリム打ちによるパンクに注意しながら大きな石を避けながら到着しました。
 大弛峠、標高2365mです。
 丁度ここは雲の中、ガスっていて景色は全く眺める事も出来ずにただ震えるだけです。
 こういう標高差のルートを走破する場合はもう1枚ジャケットを用意するべきでした。


 マイカー族で満車な駐車場を過ぎた先に群馬の2台さんが止まっていたのでまた会話。
 かなり苦労したらしく、表情もお疲れ気味に見えました。
 実は今回お天気が良ければココから徒歩で“夢の庭園”まで行ってみるつもりだったけど今日はパス。
 15分位ならオフブーツのバックルを緩めれば何とかなると思っていたのに・・・。
 次回に先送りします。


 ここまで“大滝温泉”から70Kmの走行、時刻は午前11時。
 このまま引き返してしまっては時間を持て余す感じ。
 ここからは未定だったので舗装路の山梨側を下って食事/給油して残りのルートを設定することにしましょう。


 低速ワインディングロードを快調に下って来て山梨側のゲートまで来ました。
 先行の四輪車は皆さん道を譲ってくれるので助かります。
 左にUターン気味に有る林道は通称“西沢スカイライン”と言う林道ですが、一般車通年通行止めなので諦めます。 MAP上ではかなりの距離が有り楽しそうだけど・・・。


 金峰温泉の琴川ダムが見えて来ました。
 この手前のT字路を右折して“クリスタルライン”へ向かいたかったけど、ここまでもこの先も暫く食事も給油も出来そうも無いので塩山方向へ下る事にします。
 空腹には耐えられても山中でガス欠はシャレになりませんからネ。
 計算上では想定ルートでギリギリの後続距離なので安全策を取ります。


 150Fで来てから3年ぶり、道の駅“花かげの郷まきおか”に到着です。
 時刻は丁度お昼、ツーリングライダーも沢山居ます。
 いやー、ココまで下って来るとその蒸し暑さに驚きです。
 ついさっきまでブルブル凍えていたのが嘘の様!
 画像撮るまでもない味の昼食を済ませたら今度はバイクも食事させねば。


 トンネル2つ越えた所にJAのSSを発見出来たので給油です。
 さて、この様な走行状況での230F号の燃費や如何に?


 
 ここまで104Km走行して給油が3.6Lだったので28.8Km/Lと予想より好燃費でした。
 後半の舗装路下りっぱなしが要因でしょう。
 背負っている携行タンクの0.9Lはそのまま温存します。
 では“クリスタルライン”に向かってGO!!


 ここから40年程前に走行した事がある林道“焼山線”です。
 事前に調べた通りに舗装されて居ます。 当時ここも楽しかったナー。


 “焼山峠”まで登って来ました。
 ここに“クリスタルライン”の案内図が有ったので参考にしてナビのルート設定をします。
 地図上には面白そうな林道が沢山有るけど殆ど通行止めでしょう。


 右のルートは先ほど通過した琴川ダムからの道で、かなり遠回りした事になります。
 左がこれから向かう“荒川林道”です。
 丁度上がって来た乗用車数台に先行するべく急いでスタートしました。
 林道上での追い越しは気を使いますからネ。
 譲ってくれないドライバーもこの時期は多そうだし。


 何を持ってクリスタルなのかは不明で、殆ど眺望は望めないルートの数少ない景観ポイントでパチリ。
 牧丘あたりではカンカン照りだったのに標高が上がるとこの様に雲の中と言う感じになります。
 丁度良い涼しさで助かります。


 ここを分岐して林道“夢の平線”へ向かいます。
 まだまだ標高を上げて行き、殆ど木陰の道なのでまた寒くなって来ました。


 “御岳林道”入り口。
 美味しそうですが当然の様に通行止め、よーく見るとオフバイクのタイヤ跡が見られます。
 昔走行してピストン路なのは知っているし、今日は先を急ぎましょう。


 その左側に林道の起点表示を発見。
 まだ甲府市です。 これから長野県との県境を目指しましょう。



 “木賊峠”に着きました。 とくさと読みます。
 眺め・・・有りません。
 この先は“観音峠大野山線”で北上します。


 ん!通行止め???
 いや、良く見ると土・日開放で一安心。
 確かに2箇所だったか、新しい橋が工事中でした。


 ここを左折して“本谷釜瀬線”に入ります。 
 依然と眺めは無し。
 昔は“みずがき林道”と言っていた様な気がします。


 ココは“瑞牆山荘”、みずがきと読みます。
 キャンプ/登山客が一杯でした。
 休憩していたロードバイク2台のライダーと少し会話。
 僕の来た方向は全て舗装路だと聞くとホッとした表情でスタートして行きました。
 水分補給したら僕も急いで出発です。
 走り出しそうな乗り合いバスに先行したかったので。



 給油後46Km走行、目的地設定の川上村まであと16Km、時刻は午後2時過ぎ。


 ここから“クリスタルライン”を外れます。
 画像が分岐点ばかりなのでその眺望の少なさが判りますネ。
 

 間もなく“信州峠”に着きましたが、何の表示も無く通り過ぎてしまうところでした。
 ここからは長野県に入ります。


 下り坂のみで降りて来ました川上村のT字路まで。
 おお、ここは丁度去年昼食を取ったお店のすぐ脇でした。
 右折して三国峠を目指します。


 時刻はまだ午後3時過ぎ、時間に余裕が有りこのまま戻るのも勿体ないのでルート変更します。
 川上第二小学校脇を左折。


 林道“秋山沢線”のゲートです。
 半?開放状態だったのでお邪魔する事にしますが、三国側のゲートが開放されていたかどうかは朝の通過時に確認忘れしてます。 最悪戻れば良いかっ!


 途中林道には似つかないこんな光景が!
 秋山沢防砂堰の表示が有りました。
 山の中のモダンな建造物です。


 その先を進むと林道脇になにやらうごめく物体を確認して停車。
 ナント日本カモシカでした。
 近寄ると逃げようとするけど脚を取られて転倒しています。
 良く見るとくくり罠に掛かっていました。
 林道のすぐ脇に罠が仕掛けられているんですネ!
 『自己責任』林道なので休憩する時等は要注意ですが、オフロードブーツなら掛からないと思うけど不用意に手は着けませんヨ。
 なんか可哀想だけどバイバイと横をすり抜けました。


 ここで林道“相木川上線”に接続、画像右方向は南相木へ、左は三国峠方向です。
 左の去年走行したルートを逆行する事になります。


 途中の展望が開けた場所でパチリ。
 遠くに川上村が見えています。
 その先の大弛方面はまだ雲の中です。


 また停車します。
 こちらの方にも雲が近づいて来てるようだ。
 ちょっと急ぎましょう。


 三国側ゲートに到着。 画像は振り返り方向。
 徒歩で進んで確認すると去年は半開放だったけど今年はバッチリ施錠されていました。
 画像右側は倒木が折り重なって置かれて?いて通行は困難です。
 では左側をロケハンすると、V谷形状のルートが有りました。
 が、下りは緩斜面でも登る方は勾配が急でしかもかなりドロドロな状態です。
 

 「下りの初速維持が肝心だナ」と2速でトラクションを維持しつつも速度高めでチャレンジ!


 アララ・・・難なく登りきっちゃいました。
 こんな時はエンデューロタイヤは頼りになりますネー。
 ちょっと肩すかし食らった感じですが、無事が何よりです。


 あとは舗装路は5Kmも走れば“三国峠”に戻れます。
 午後4時にもなれば既に無人の峠でした。
 聞こえるのは鳥のさえずりだけで少し寂しい。
 ここで小休止してラストランに備えましょう。
 ここから自然科学館まで150F号では約25分で駆け下ったのを参考にしてタイムを計測してみましょう。


 危険を犯さないペースは150Fの時と同じつもりで下ったけどタイムは30分弱!
 あれ? 遅くなってる・・・。 乗れてないナー。
 思い起こしてみると確かに150Fの時の方が振り回していた気もするけど。
 まあ、僕のテクも体力も年相応に退化してるんでしょうね。(笑)
 兎に角、無転倒が何よりです。


 さあ、アトラス号が待つ“大滝温泉”までは25Km。
 タイヤ空気圧を上げて怪しげになって来た雲行きから逃げましょう。


 今度はループ橋を上からパチリ。
 夏休み期間中の日曜日だと言うのに交通量は少なめに感じます。
 


 午後5時30分に“大滝温泉”に戻り着きました。
 給油後の走行は130Kmジャスト、先の104Kmと合計して234Km走行した事になります。
 お疲れ様の230F号を積車して自分も身支度します。


 大滝温泉で汗を流して疲れを癒します。
 今回は近くのキャンプ客が大勢居てちょっと混雑気味でしたが、間もなくガラガラとなりゆっくりと寛ぐ事が出来ました。
 いやー、サッパリしますネー。 これで湯上がりにビールでも一杯引っ掛けたい所ですが、まだまだ残り130Kmの運転が残されていますから我慢我慢!

 流石に市街地に近づく程に交通量も増え、多少の渋滞を経ながら2時間半で無事に工場に戻って来れました。
 ちょっと疲れ気味なのでこの日はそのまま帰宅してバタンキュー状態です。


 翌月曜日には後始末しないと。
 思った程には汚れていませんでしたが。


 きれいサッパリとしました。
 各部給脂したりマシ締め確認して終了です。
 それにしても『ブリスX』の威力は凄い物です。
 泥汚れもこびり付かずに水圧だけで殆ど洗い流せます。
 準備していた『ナノクリーナー』の出番は有りませんでした。

※ 今回アトラス号で260Km、CRF230F号で234Kmの合計500Km近くを走行した訳ですが、2日経った今でも筋肉痛が消えません。 確か去年は・・・。
 負け惜しみが強い僕なので「これはきっとこの時期に不釣り合いの寒さのせいだ」って事にしておきましょう! 【^_^;】
 
 PS. 久々の長文ブログ疲れたー。 (笑)
Posted at 2015/08/11 15:53:26 | コメント(4) | トラックバック(0) | CRF230F | クルマ
2015年05月10日 イイね!

NO.954 ♪なぐりに行こうか♪ CRF今年初林ツー

NO.954 ♪なぐりに行こうか♪ CRF今年初林ツー 3週連続して出動したRR号に代わって今日はCRF230F号が駆り出されました。
 実は前々からお誘い受けていたのですがRR号予定の方が先に決まっていたので延び延びに成っていました。
 CRF230F号は購入後まだ500キロも走っていないので僕自身モノに出来ていません。
 ならば少人数で比較的フラット目の林道にしましょう。
 大勢だと自分のペースを保ち難いので。
 とんでも無く旨いヒトが沢山いますからねー。

 朝6時過ぎにスタートして約2時間で到着しました“みちの駅・あしがくぼ”

 既にWR250Rの“teru”さんが待ち構えていました。
 するとすぐにDT200Rの“taka”さんも到着、当初この3台の予定だったけど話を聞きつけたヒトの参加が有るらしい。
 まだ予定の9時まで時間が有るのでお互いの愛車を前にダベリングです。


 間もなく2台がやって来ました。
 CRF250L(右)の“ひふみよ”さんとXL500S(左)の“エスエル”さんです。
 「はじめましてー」の“エスエル”さんは僕と同じ歳で、この79年型のXLを新車から乗り続けているそうです。
 RR号の29年なんてまだまだヒヨッコですネ! (笑)


 また2台やって来ました。
 茨城からスーパーシェルパの“Jin”さん(前)と千葉からTTレイドの“テル”さん(後)です。
 この時点で7台にもなっています。

 が!

 「2年振りですねー」の“のり”さんがセロー225で「おひさしぶりー」


 XR250Rの“たま”さんとはお初のご挨拶。
 これで9台になり、かなりの大所帯です。
 何しろこの後まだ第二集合地点も有るのですから。
 では途中で給油しながら向かいましょう。


 次の集合地に予定時刻よりかなり前に到着すると“ギン”さんがジェベル250で到着済みでした。
 「一昨年11月の北富士演習場ツー以来ですねー」
 その後“フォックス”さんがランツァで、“mop”さんがXR250で、紅一点の“くのいち”さんがXR230で相次いで到着です。
 話によるとまだ後続が来るらしい。


 そして最終組の到着です。
 “りょう”さんがWR250R、“まー”さんがトリッカー、“Qoo”さんがXR250でやってきました。
 これでナント16台になっちゃいました!
 オフ車ツーリングでこの台数の集まりは中々無いですヨー。
 そして皆さん本格派揃いだから「たまったもんじゃない」。
 「聞いてないよー」(笑)

 さあ、この大所帯で名栗に行こうかー。
 と、“大名栗”( おおなぐり)林道へ向かいます。

 総延長24Kmのこの林道も次第に舗装化が進んでいて、僕ら林道ライダーには寂しい限りです。
 途中の広場で休憩の図。
 他にもグループが居て賑やか、そして後からもまだまだやって来ます。
 この陽気この天気だものあたりまえでしょう。
 でも標高が上がると空気はヒンヤリ、高を括ってメッシュジャケットで上がって来た僕は少し後悔しています。 それでもこの後ルートは険しくなるので運動量の増加で身体も暖まるかも?


 数枚景色を撮影したらスタートです。


 皆さんカッ飛んで行くので僕は後方で撮影しながら追走します。
 まだまだ標高上げますヨ。


 前日の雨のお蔭での丁度良いお湿り具合は砂埃が立たなくて後続車には好都合です。


 実際はもっと荒れた路面なのに画像になるととてもフラットに見えちゃいます。
 ここまでで2回、大きな石ころにフロントタイヤを乗り上げてしまいあわや転倒の危機もありました。


 後続アンカーの“フォックス”さんが追いついて来てやはりパチリしています。
 そして先にスタートして行きましたが・・・。


 数コーナー先で先行した“フォックス”さんのランツァが立ち止まっています。
 何やら様子が変だゾ。
 脇に停車して話を聞くと「フロントタイヤをリム打ちしちゃってパンク、そのままハンドル取られて転倒しちゃった」そうです。
 倒れた車体と地面に挟んでしまった膝が痛いと沈痛な面持ち。
 何とかライディングは出来そうなのでまずはパンク修理を始めましょう。
 僕のウエストツールバッグOPENしてチューブを取り出してみると、やはりリム打ちしたらしく2か所に亀裂が入っていました。
 かなり広範囲にゴム糊を塗らないとならないのに僕の手持ちでは足りそうも有りません。
 すると余りに遅れている事を心配した“teru”さんが戻って来てくれました。
 どうやら先の方でももう1台パンクして修理中らしい。
 そして聞いてみると運良くスペアチューブを持っていたので交換する事に。
 (僕は今回持参しませんでした)
 
 何だかんだと小1時間も経ったでしょうか、修理が終わった“フォックス”さんは大事を取ってこのまま帰宅する事になりました。
 心配する“teru”さんが舗装路まで伴走して行く事に。
 膝の痛みが悪化しないと良いのだが・・・。
 兎に角僕は先へ進みます。


 本体に合流するとこちらのパンク修理は完了していて即スタートとなりました。
 この先しばらく登ると後は下りが始まるので慎重に行きましょう。


 又最後尾で撮影しながら進むと?
 今度は“ギン”さんが転倒しています。
 下りをハイペースで走行中にフロントタイヤを石に取られてバランスを崩したらしい。
 車体はライト周りを損傷してしまい、タイラップで応急処置中でした。
 ライダーは肘を痛めてしまったらしく、また軽い脳震盪を起こしたらしく前後の記憶が飛んでいるらしい。
 ここを下りきれば昼食場所まであと少し。 
 今日は色々有りそうなのでくれぐれも慎重に進みましょう。


 大名栗林道起点のゲートを通過します。
 ここから名栗湖までは舗装路で下って行きます。
 全車オフロード用にタイヤ空気圧を落としているのでそこの所も肝に銘じて。


 レークサイドテラス名栗湖で昼食を取りました。
 おばさん一人?の所に大勢押し掛けた物だからテンテコマイしています。
 僕は天ざる蕎麦とみそおでんで腹ごしらえ。
 林道走行は結構な運動量なのでかなりの空腹、その為か?とても美味しく戴きました。 って味です。(笑)
 ここで数台離脱して行く中には勿論怪我人が含まれた事は言うまでもありません。
 兎に角無事に帰宅してくれれば良いが・・・。


 さて、来た道を戻って“西名栗林道”へ入って行きます。
 画像右で下へ降りて行くのが“炭谷入林道”ですが、直進します。
 ここからまた標高を上げて行きます。
 途中やけにフラットな路面だったと思えばいきなりガレガレに成ったりと気が抜けません。
 所々木々が開けて景観が望める所でよそ見して数回危ない場面も有りました。


 2〜3台ならヒョコっと止まって撮影出来る絶景ポイントが有るのですが、今回の大所帯だとそれもままならずにやっと見つけたのがココ。


 でもそれほど眺めは良く無かった。 残念!
 恐らくここが峠らしいので後は下る一方、ならば休憩して呼吸を整えましょう。


 途中とぎれとぎれに舗装工事が進んでいます。
 ここもやがては全面舗装になってしまいそうだ。


 ものの数メートルでまた未舗装となります。
 このとぎれとぎれには何か意味があるのだろうか・・・。
 さあ本日のラストです、気を引き締めて行きましょう!


 画像では判り難いけど結構な勾配で下って行きます。
 ちょいちょい止まって撮影するものだからかなり引き離されちゃってます。


 林道起点から少し走ったココで休憩。
 取り残されてしまった僕は舗装路を単独走行して進んで行くとkawasaki400ccロードバイクに追い越されました。 そして食い付いて行き何気にバトルした気分になったのは僕の方だけでしょう。(笑)
 以外と良い勝負ですヨ。 コーナーRによってですが。

 長めの休憩を取ったら皆さんで解散式、各々の方角に向かってお別れして行きます。
 「また走りましょう〜、それでは帰宅まで気をつけて!」


 僕のCRFと“taka”さんのDTの2台はデポ地のあしがくぼを目指します。
 途中にある峠を快調に楽しんで到着しました午後4時半。
 本日の走行距離は95.6Km、いつもより少なめだけど色々有ったので仕方が無いか。
 “taka”さんは自宅まで1時間程、僕は100Kmを何時間かかるのだろう?
 積車して着替えたら今の所渋滞情報無しの帰路につきました。


 やはり連休の後なので行楽も控えめなのでしょう、殆ど渋滞無しの1時間40分で無事に工場に戻れました。
 ちょっと暗くなってしまっているけどやっぱりお約束。
 何か所も泥水溜まりを突破しているので汚れ方は凄かったです。
 「あー、サッパリした」 
 で、後ろのスピスタ号が最近はお茶引かされてるので不服そうに見えます。(笑)

PS. 帰宅後どうやら“taka”さんが携帯電話を林道に落として来ちゃったそうナ。
  キャリアに連絡したらGPSで場所が判るんですって!

※ いやー、色々有りましたねー。 大勢で名栗に行って殴り返された感じ?
 【^_^;】
Posted at 2015/05/11 03:06:14 | コメント(7) | トラックバック(0) | CRF230F | クルマ
2015年01月18日 イイね!

NO.922 なまった身体をほぐしましょう CRF230今年初ダート

NO.922 なまった身体をほぐしましょう CRF230今年初ダート 今日はスピスタの作業はお休みです。
 天気が良いのでCRF230Fでオフ走行しました。
 今年の初乗りは市街地のみだったのでリヤディスク化後の初オフロードになります。
 いつものスタート地点に着いてみると風がかなり強めに吹いていました。
 少々後悔しながらも午前11時にスタートです。

 今回は肩ならしなのでフラットダートを優先して進みましょう。
 江戸川河川敷を北上するわけですが、風を遮るものが何も無いので走行ラインを保つのに一苦労。
 常磐道のガードをくぐる頃からは新しく撒かれた砂利の深さにハンドルも取られ気味です。
 先日の雨の名残りで水たまりも各所に有るけれど、そのおかげでバックミラーに砂煙は写りません。
 いつも点在するゴルフコースや野球/サッカーグラウンドの横を通過する時には気を使うのです。


 関宿まで来たら宝珠花橋を渡って対岸へ。
 関宿城博物館の所でトイレ休憩します。 
 たったの30分位でもう我慢の限界でした。歳だなー・・・。(笑)
 見えている天守閣は『つくりもの』です。


 今度は利根川右岸を進むのですが、所々舗装路を走行しないとならない箇所が有り仕方なく県道を進みました。
 新三国橋を渡って渡良瀬川左岸へ到着。
 ココまでかなりの距離の舗装路走行しちゃったのでリヤタイヤがすり減った事でしょう。
 堤防上はサイクリングロードなのでその脇を走行します。
 この頃になると少し寒風も納まって来ました。


 道の駅“きたかわべ”でトイレ/コーヒータイム。
 殆ど1時間で僕の『袋』は満タンになる気温です。(笑)
 遠くに日光連山が見えています。


 すぐに渡良瀬遊水池北エントランスに到着しました。
 CRF150Fで3回、AX-1で2回、GSX-R750Rとスピスタで1回ずつ訪れているのでCRF230Fでも来ておかないと。
 今日はバードウォッチングの行楽客が沢山来ていました。


 入って一番奥まで進むと延々と続くフラットダートが現れます。
 周囲に迷惑がかからない事を確認してちょっと頑張ってみました。
 

 少し脇道にそれるとこんな感じのラフロード、たまに行き止まりだったりするので右往左往しながら楽しみました。
 画像では見え難いけど真後ろに雪化粧した赤城山が見えていました。
 ブラインドコーナー抜けた途端にある水溜まりを回避できずに突入しちゃったので車体はドロドロになっています。


 また広いフラットダートに出て来たので休憩がてらに各部の点検をします。
 リヤディスク/キャリパーやマスターシリンダー/ペダルには異常は有りません。
 心配だったリザーブタンクに排気熱の悪影響も無い様です。
 さて時刻は2時半過ぎ、余り寒くなる前に戻れる様にここから引き返しましょう。
 

 復路は県道で埼玉大橋を渡り利根川まで来たら左岸を南下します。
 ここからの河川敷は途中数か所工事中の箇所が有り舗装路へ迂回しながら到着しました行きに通った関宿博物館の対岸。
 ここまで来れば後1時間弱の行程なのでラストスパートに備えて小休止。
 バックには筑波山が見えています。
 もうココからは僕にとって庭みたいなもの、風も追い風になるのでペースが上がります。


 午後4時前、無事に工場へ戻りました。
 本日の走行148Km、給油すると5L入ったのでおよそ30Km/Lの燃費となりました。
 かなり高回転をキープした割には好燃費と言えるでしょう。
 今日のMAX回転数は8700回転、油音MAXは92度、アベレージ速度は58Km/hと表示されました。
 最高速度はナイショです。 (笑)
 肝心のリヤディスクのフィーリングは?
 舗装路では少し甘めな効きもオフロードではちょっと強めな感じ、これはもう慣れるしか無いでしょうネ。


 勿論、その日の汚れはその日のウチに。
 結構ドロドロになっていましたが、懸念していたリヤのリザーブタンクはエキパイ/サイレンサーに守られて殆ど汚れていませんでした。
 でも夏場での熱害に心配を残すのでやはりガードプロテクターは製作しましょう。

※ とCRF230Fリヤディスク化後の初のオフロード走行が終わりました。
 殆どがフラットな路面だったのに身体のアチコチが筋肉痛に見舞われています。
 これは決して歳のせいでは無く、単に身体がなまったからだと信じたい! 【^_^】
Posted at 2015/01/19 01:59:13 | コメント(5) | トラックバック(0) | CRF230F | クルマ
2014年12月05日 イイね!

NO.909 完成!ラストオフバイク CRF230Fリヤディスク化-終

NO.909 完成!ラストオフバイク CRF230Fリヤディスク化-終 10月23日からスタートしたCRF230F号のリヤディスク化作業もいよいよ最終段階となりました。 結局6週間もかかってしまったけれど手間ひま掛けだけあって満足の行く仕上がりまで到達出来ました。
 では画像20枚使った当ブログで締めとします。

 外注さんから塗装したスイングアームが戻って来るのが金曜日なので木曜日に前段階の作業を終わらせました。

 マスターシリンダー固定ステー部の溶接が気に入らなかったので溶接し直して仕上げる事に。
 ところが綺麗な溶接ビードで出来なかったので研磨してしまいました。
 余り綺麗にし過ぎるとアートの世界に入ってしまうのでソコソコで終了。

 養生

 塗装に備えて車体を養生します。
 
 下地処理

 サフェーサーを吹き付けて乾燥後に中研ぎ、これを数回繰り返します。

 焼付塗装

 今日、金曜日に焼付塗装したスイングアームを引き取って来ました。
 ブレーキペダルは黒艶消しです。

  ウレタン塗料

  スイングアームに使った塗料をフレームに塗ります。
 硬化剤を10:1の割合で混合、シンナーで濃度を定めます。


 エアー圧を下げ気味にして塗料も少なめに調整したエアガンでスプレーしました。
 ランしない様に用心しながら三回重ね塗り、塗装しない部分との境目はウヤムヤに誤摩化します。

 簡易焼付

 硬化剤を混ぜたとは言え、本来焼付しないとならないウレタン塗料なのでヒートガンで熱を与えます。
 この状態で1時間程熱し続けました。
 その間に他の作業を始めたけど、熱伝播でプラスチックパーツが溶けてしまわない様に時々フレームの温度を確かめます。

 エポキシ接着剤

 スイングアームにキャリパーステー固定パーツを取り付けます。
 二液性のエポキシ接着剤を塗ったらビスで固定します。
 塗装の厚み分少しきつめになっていました。

 マフラー塗装

 各所に錆が出て来ているマフラーを耐熱塗料で塗装しなおします。
 こちらもヒートガンで焼き付けちゃいました。

 フレーム/マフラーと塗装パーツが触れる様になったらいよいよ組立作業に移ります。



 錆だらけだったエキパイとスリ傷が有ったサイレンサーが黒々としました。
 マフラーはいずれ交換予定だけど、それまではこれで間に合わせておきましょう。

 ビレットパーツ

 ドレスアップ用にビレットパーツも入手済みです。

 マスターシリンダー/ブレーキペダル組立

 フレームにリヤショック/スイングアームと順番に取り付けたらマスターシリンダーを固定します。
 次にブレーキペダルを取付けてビレットパーツのクレビスを使ってリンク。
 本来XR250用が適合品だけど、何処もかしこも在庫無し状態だったのでこれもレーサー系を入手。
 M6タップをM8タップに拡大してつじつま合わせしました。
 艶消しブラックとレッドアルマイトの対比が綺麗でお気に入りです。
 やはりフレームは仕上げ過ぎか・・・スムージングしすぎ!

 Rキャリパー

 キャリパーをセットしてブレーキホースもクランプします。
 ホースの被覆が擦れないように予め通してあるゴムのスペーサーを使います。

 リザーブタンク

 リザーブホースに耐熱ガラスチューブを被せてタンクも固定します。
 途中の二箇所をタイラップでフレームと結束してエキパイからの距離を確保します。
 悪路試乗後に泥除け兼ヒートガードを作るかも?

 リターンスプリング

 マスターシリンダー裏に突き出した固定ボルトにスプリングフックを捩じ込んでリターンスプリングを引っ掛けます。
 ブレーキホースの曲がり具合も丁度良い感じです。
 この角度から見るとマスターシリンダーがフレームより出っ張っていないスマートさが判ると思います。
 この点で僕が確認出来た数台のRディスク化済み230Fよりキマッタと自己満足の極みです。(笑)
 これでブレーキ関係は終了。 ふう・・・。

 ついでにドレスアップ
 既に車体各所に使っている物と同じメーカー“ZETA”製のレッドアルマイトで揃えました。
 適応表にCRF230Fなんて載っていないのでネットで情報収集しないとなりません。

 Fマスタータンクカバー

 XR230やFTR用ではサイズが違うのでレーサー系をチョイスしたらドンピシャでした。
 固定はM4のサラキャップビスを使ってオシャレに。

 ブレーキホースクランプ

 こちらはフロントフォークにブレーキホースを固定するパーツ。
 取付はM6フラットヘッドキャップボルトを使いました。

 インナーチューブ固定ボルト

 最後にインナーチューブをクランプしているM8ボルト8本をフランジ付キャップボルトM8-40に交換。
 見た目がメカニカルになりました。

 これで8月に納車後チマチマと続けて来たCRF230F号の作業も一段落となりました。
 って、気がついたらもうお山には行けない季節になってしまっている・・・。 (笑)
 ま、焦る事も無いか! 
 我人生最後のオフロードバイクになるだろうから満足した状態で乗りたかったのでネ。

 最後にドラムブレーキ仕様の画像を比較用に。


※ 明日からRR号の復活後初の車検準備に入るので急ぎ足で駆け抜けました。
 早くスピスタもイジリたいゾッ!! 【^_^;】
Posted at 2014/12/06 02:30:15 | コメント(4) | トラックバック(0) | CRF230F | クルマ
2014年11月24日 イイね!

NO.906 これでもプロの端くれ(笑) CRF230Fリヤディスク化-8

NO.906 これでもプロの端くれ(笑) CRF230Fリヤディスク化-8 連休中にCRF230Fリヤディスク化作業を少しずつ進めました。
 色々と障害にぶち当たってしまって、ちょっと手間取ってますネ。
 早く終わらせないといけません、年越しなんてもってのほか!
 では思い出しながら。

 ブレーキホース

 ブレーキホースを仮組してみるとR部分がエキパイにニアミスしています。
 排気熱で溶けたりしたらシャレに成らないので対処しないと。
 ホンダ純正パーツを色々と調べてみても丁度良い物が見当たりません。
 みんなバンジョーアダプターに角度が付いていてエキパイに向かって上昇してしまいます。

 スウェッジライン・ブレーキホース

 仕方が無いので純正流用は諦めて社外品を調達してきました。
 こちらは同封されているバンジョーアダプターがストレートと角度20°付で長さが575ミリの製品。
 バンジョーボルトはレッドアルマイトを購入。

 フィッティング

 取り付けてみると角度20°品はマスター/キャリパー両側どちらにも使えません。
 ストレートをキャリパー側にセット(画像)するとスイングアームから離れ気味になってしまう。

 角度10°品

 仕方が無いので角度10°の物を買い出しに走りました。
 今度は良い感じです。
 マスターシリンダー側はストレートで問題無し。

 スタイリッシュに

 のっぺらぼうでそっけないマスタシリンダーステー部をスタイリッシュに整形します。
 まず穴あけの位置決め。 

 19φホルソー

 19φのホルソーで穴をあけます。
 3ミリ厚が有ってもスチールなのでサクサクッと。

 補強
 
 穴をあけただけだと見た目が寂しいので19ミリの丸パイプを入れ込んで溶接します。
 これで強度が飛躍的に上がるでしょう。

 研磨仕上げ

 溶接部を研磨仕上げしてフチの部分を面取りするとメカニカルに変貌します。
 結局これでは軽量化にはならないけど見た目と強度を優先しましょう。

 スプリングフック

 次にブレーキペダルのリターンスプリングを引っ掛けるフックを製作しました。
 途中までタップが切れている長ナットを加工します。
 スプリングがかかる部分に切り込みを入れ、残りの部分を丸く研磨します。
 頭はナット形状のまま。
 これを長めにして裏側に突き出したマスタシリンダー固定ボルトに捩じ込んで使用します。

 ホース固定

 用意してあったブレーキホース固定パーツが旨く納まりません。
 XR250用だとスイングアームの幅が違うので230Fに使うと外側にはみ出してしまいます。
 それにホースラインにも無駄な曲げも付いてしまう。

 ワンオフ製作

 もう既に純正チックからは逸脱してしまっているので新たに作ってしまいましょう。
 ステンレス板5ミリと3ミリを整形、穴あけします。
 固定場所とホースの向きを考慮して2パターン用意。

 とても小さなパーツなので意外と仕上げに時間がかかります。
 一応この辺はプロの端くれなので手は抜けませんから。
 固定にはM4のサラキャップビスを使ってオシャレに。


 スイグアームに穴をあけたらタップを切ります。
 結構肉厚が有りました。
 これで加工が終りです。

 耐熱ガラスチューブ

 製品の倍の送料がかかった(笑)内径18ミリの耐熱ガラスチューブです。
 白い物が多く、黒いのが中々見つからなくて苦労しました。
 エンジンを始動して試しにリザーブホースのみをエキパイに接触させてみましたが、熱で溶ける様子は無かったけど用心の為に使います。

 リザーブホース取り回し

 リザーブホースの取り回しを変更しました。
 ガラスチューブを被せるとフレーム/エアクリBOX間を通過させるのが苦しくなったから。
 しかし今度はホースの曲げ角度がきつくなってしまったのでサイドカバー固定ステー部にRの切り込みを入れて対処します。
 耐摩耗性を考えてガラスチューブをここまで伸ばします。
 タンク固定はフランジベースを嵌めてキャップボルトに変更。

 再確認

 全てのパーツを組込んでクリアランスを確認してみます。
 ブレーキホースはエキパイから安全圏まで逃がす事ができました。
 リザーブホースは耐熱ガラスチューブに守られるでしょう。
 裏に飛び出ているマスターシリンダー固定ボルトにスプリングフックを捩じ込んでいます。
 スプリングはスイングアームとフレームの中間を通過しています。
 ホースフック(前側)はこの状態だとドリルが使えないのでスイングアームを取り外してから固定します。

 
 マスターシリンダーの固定はフラットヘッドキャップボルトを使います。
 赤いバンジョーボルトはワンポイントアクセントに。
 フレーム塗装する前に溶接部分はもう少し仕上げようかな?
 見るヒトには見られちゃうから。 (笑)

 最後にテストランしてどこにも異常が無い事が確認できたのでまたバラして塗装と最終仕上げを待つだけとなりました。 ふう・・・。

※ 一応プロの端くれだからってこんな風に作ってしまうものだから純正チックからは遠くかけ離れちゃうんだナー。 【^_^;】
Posted at 2014/11/25 00:49:57 | コメント(8) | トラックバック(0) | CRF230F | クルマ

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「NO.1332 旅の終りは終りでは無い!? 2025年春旅-17 http://cvw.jp/b/207897/48409525/
何シテル?   05/04 14:44
埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...

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