
9月11日はもう旅の11日目、北海道に来て一週間が過ぎました。
スケジュールを消化して行き、残りが少なくなると段々と寂しくなって来る頃になりました。 いよいよcw号の向きが函館方向に変針しだします。
と言ってもまだ500Km以上有りますが。
今回は“道の駅・なかさつない”から“道の駅・ウトナイ湖”までの記録です。

午前6時の“道の駅・なかさつない”で目覚めたcw号。
この日も施設が営業開始するまで待機時間が有ります。
ココ、時間帯/風向きによっては牛さんの匂いが漂います。
夜はかなり・・・だったけれど朝は無臭でした。

夜中に寒さで目が覚めてしまったので、電気敷き毛布が登場しました。
その時のシェル内温度は10°cを下回っていました。
特に標高が高い場所ではないけれど、さすが北海道ですね。

施設と別に地域の特産物などの販売所が並んでいます。
この日は営業開始まで滞在するので何かお土産を物色しましょう。

指定のゴミ袋を購入すればゴミの回収をしてくれるのが有難い。
昨日の士幌/帯広周辺も同様だったから、この辺の道の駅は長期旅行者にやさしいですね。
道南/道北はまったくゴミ捨て不可でしたから。(稚内キャンプ場除く)

午前9時営業開始するとすぐに指定ゴミ袋¥80/枚を購入しました。
4日分のゴミ処理が出来るとルーフキャリアバッグが軽くなります。
ここで処理しておかないと以後がいつになるか不明です。

お土産購入して道の駅に貢献したら「お世話になりました」とスタートしました。

ものの10Kmで本日の第一目的地に着いてしまいます。

とてもベタですが、旧国鉄広尾線の幸福駅の跡地です。(笑)
「行った事あるヨ」の為にも。

綺麗に整理された敷地の中にディーゼル気動車が置かれています。
行ってみましょう。

有名ですね。

『国鉄キハ20系気動車』

運転席が見えます。

客席に座ってみました。 とても硬かったです。

後方に除雪車も置かれていました。

気ままに旅が出来る僕はもう充分に幸福なので、花ナメでパチリしたら次へ向かいました。

15分程で次のセット駅?(笑) “愛国交通記念館”にも立ち寄りました。

こちらには蒸気機関車が置かれています。

案内板も年季が入っていますネ。
大正7年製か。

駅前広場の向かい側には放置?されたこれも。
客車の最後尾? 車掌車? 手入れなしのボロボロでした。

展示館になっている駅舎内を見て回ったら次へ向かいます。

畑の中の一本道を15分走行して到着しました。

“ジンギスカン白樺 帯広本店”です。
午前11時開店に対して40分前でも既に行列が! さすがの人気店ですナ。
この日は日曜日だから? 僕は10番目に並びました。

開店すると続々と入店しました。
その頃に並んでいたのは40人位だったか、一巡目で全て入店出来た様です。

マトンとラム各1人前を注文。 すぐに配膳されました。
希少部位『ラムサーロイン』はこの日は入荷が無く注文できず・・・残念!

ひつじ年の僕は共食いですヨ。(笑)
ラムは元よりマトンだって臭みは一切無し。
今までの概念が覆る食感と味でした。
特製味付けも美味しくご飯が進み、最初に頼んだごはん(小)では足りずにもう一度お替りオーダーしちゃいました。
さすが「味付ジンギスカングランプリ」に輝くお店でした。
有名人も多数訪れるとか。
出発時間を遅らせて、半日無駄にしても価値ある昼食でした。
もしまた北海道へ来れるのなら、ココも外せないポイントに加えておこう。

さて、満腹になったので次へ向かいましょう。
午前中まだ30Kmしか走行していません。
日勝峠へ向かう途中の農道で思わずパチリ。
日高山脈が綺麗に見えていました。

2日ぶりに峠道を頑張って登ったcw号は“道の駅・樹海ロード日高”で休憩しました。 前後を乗用車に挟まれて緊張した登坂でお疲れでしょう。

“日勝峠”からずうっと登って来た先に有るので休憩にはジャスト!
まだまだ峠道は続くので気を引き締めて行きます。

それから約1時間で“道の駅・あびらD51ステーション”に到着しています。
名前の通りに鉄道資料館が併設されています。

この中には

D51 320号機が展示されています。
日によっては野外まで出て来るそうですが、この日は午後2時までだったので30分間に合わずに残念でした。

メカニカル好きには堪らない造形です。

さすが、動態保存されているだけあってピッカピカです。
黒い車体は油まみれで状態を保っているそうです。

後方には貨車移動機が居て、これでD51を野外展示時に動かしているそうです。
な〜んだ動態保存では無いのか! 流石に蒸気では無理が有りますね。

それ以外にも表には

キハ183(クラウドファンディングで保存)や

車掌車と連結された貨車も展示されていました。

朝方は電気毛布を使っていたのに、日中は汗ばむ位のこの日でした。
シェル内でイチゴソフトが乗ったかき氷にたこ焼きでおやつタイムしています。
ここまで来れば次の目的地までは30Km余り、でも次第に市街地に入っていくので安全運転を心がけねば。

本日のお風呂へ向かう途中に宿泊地を通過するので一旦立ち寄っています。

“道の駅 ウトナイ湖”は施設自体は工事中で、トイレも仮設を使用の様です。

すぐ裏には“ウトナイ湖”

白鳥の湖ですか!

本当に居ました。
群れは対岸の遠くに居るのに、この一羽だけがここに。

人馴れしているのでしょう、こんなに近づいても平然としています。
野生の白鳥にこんなに接近したのは初めてでした。

第二駐車場は公園の様な佇まい。
静かそうなので夜はこの辺に泊まる事にしました。

15分走って苫小牧の市街地に有るココが今夜のお風呂。
“なごみの湯”です。
少々古めだけど、種類豊富な浴槽(源泉かけ流し)とサウナ/ジャグジーと揃っていて食事も出来る。¥870 脱衣ロッカーが小さ過ぎなので評価は3だな。

入浴後の食事は施設内では無く、隣に見えていた“回転寿し旬楽”にするつもりが・・・。
ラストオーダーに間に合わず残念!
もうお口がお寿司になっていたので近くの“スシロー苫小牧店”にしています。
折角だから地元店が良かったナ。
それでもネタはこちらの物でしょうから美味しかったですヨ。
先ほどの宿泊地に戻ったらもう午後10時過ぎ、翌朝はいつもより早起きする予定なのでそそくさと就寝準備してバタンキューしました。
○立ち寄り道の駅
日高
あびら
ウトナイ湖
○お風呂
なごみの湯 ¥870 評価3 古い/高い/ロッカー狭い
○ハイタッチ 1回
※ 走行距離252Km 計3048.7Km
出発時間を遅らせてでも食べたジンギスカンは正解!
日勝峠から追分までのワインディグも爽快走行出来た、そんな1日でした。
【^_^】