
4月14日は鳴門の渦潮を見てから“淡路島”へと渡り、空撮をしながら島を一周しました。
本来の予定では本業の打ち合わせが17日に有るために観光はこの日までで、15日は帰路を一目散に走るつもりだったのです。
しかしこの日の朝の電話で日時に余裕が出来ました。
顧客担当者さんから「打ち合わせの日にちが一週間延びたから、そんなに急いで帰ってこなくても良いよ」と、嬉しい連絡が!
そうとなれば旅を数日延ばしてしまいましょう。
兎に角本日は決められた予定通りに周遊して、その後の予定は夜にでも考察する事にしました。
タイトル画像の赤丸印は空撮場所を示しています。
4月14日の旅が始まります

習慣になっている早朝5時に起床するとすぐにお湯を沸かして朝珈琲しちゃいます。
天気予報は微妙な感じだけれど、この時点ではまだ青空だったのでウキウキ気分は保っています。
和朝食

パンが続いていたのでこの朝はおにぎりとミニサラダにカップ味噌汁にしています。 でこの食後に当日のルートをナビ設定している時に先ほどの電話が鳴りました。
“道の駅・いたの”

一晩お世話になった“道の駅・いたの”はまだ2年位しか経っていない新しい施設です。 本当にここ2〜3年で開業した道の駅は綺麗で驚きますね。
ここのトイレなんてそこで食事が出来そうな程です。
『道の駅チェックインランキング四国地方No1』もうなづけます。
足湯はまだ営業前で使えなかったのが残念です。
さて午前8時にはスタートしましょう。
“道の駅・第九の里”

“道の駅・第九の里”までは10分も掛かりませんでした。
ここと“いたの”のどちらで車中泊するか迷ったけれど、僕は正解だった感じです。
開業が2005年だと古い方? 規模も小さめな施設で、見たところ車中泊車は4台しか居ませんでした。
何故に第九?と思って調べてみたら、奥に見えている“鳴門市ドイツ館”が併設されているからでしょう。
ドイツ兵捕虜(第一次大戦時)に関する資料館だとの事。
“第九の里”とは、その捕虜が『ベートーヴェン交響曲第九番』を演奏したのが由来だそうです。
“鳴門公園第一駐車場”

遠回りになるけれど、一旦瀬戸内海沿岸に出て30Km走行して“鳴門公園第一駐車場”に到着です。
¥500支払ってまだガラガラなスペースにcw号を駐車しました。
結構歩くな

案内表示を見るとこれから向かう“大鳴門橋遊歩道 渦の道”までは結構歩く様です。 グーグルさんに尋ねると400mで約6分と教えてくれました。
歩道橋から

まず歩道橋を渡らないとなりません。
“神戸淡路鳴門自動車道”をパチリ。
「後でよろしくネ」
団体さん到着

そこからcw号を眺めたら、大きな観光バスが到着しています。
降車した大勢の観光客がこちらへ向かってくるので急いで先行しましょう。
ロングショットでも目立つcw号の赤色はこんな時も有効で正解でした。
時刻表

途中に本日の渦潮の見頃時間が表示されていました。
この時午前9時過ぎだったので思いっきり外してますね。
エントランス

結局歩道橋からはずうっと下り坂で、 グーグルさんに2分位勝ちました。
でも帰りは上りなので通算で引き分けになるか・・・。(笑)
長い通路

料金¥510を支払ってこの長い通路を進みます。
僕の前に見える先客はほぼ無し状態なので撮影条件良し。
ココ、上の自動車道を大型車両が通過すると結構揺れました。
ガラスの床

遊歩道の所々にこの様なガラス張りの箇所が有って、下の海面を覗ける様になっています。
うず一つ無い穏やかな海面が見えていますネ。 (笑)
渦潮

次の除き場所では渦潮らしきものが見られました。
じっくり覗いていると? 後ろの方からC国語が遊歩道に反響して聞こえてきました! あのバスは・・・そうだったのか!
最終地点

遊歩道の最終地点までやって来ました。
C国のヒトは歩くの速い? 僕が遅いのでしょう、どんどんと追いつかれました。 そして見る見る内にココは外国になって行きます。
一団の先頭で折り返した僕は足早にcw号へと向かいました。
やはり帰りは2分遅れでした。(笑)
そしてcw号は海岸沿いの道へと降り、空撮に条件の良い場所を探します。
空撮1回目

本日の空撮1回目は鳴門海峡です。
橋のたもとから500m位離れた場所が離陸地点で、灯台が見える“飛島”経由で“大鳴門橋”ヘドロ君を向かわせました。
どこまで行けるか?

この頃、送受信が怪しい場合が多いのでどこまで行けるか判らないけれど、行ける所まで頑張ってもらいましょう。
自動車道の真上は勿論飛行させません。
画像は結果的に“淡路島”まで到達しちゃった場面です。
モニターでは距離3000mを超えていました。
電波状態はとても良い様です。
渦潮はどこ?

戻りは渦潮を探して見ます。
事前に調べておいた“大鳴門橋”の主塔の高さは144mなので、ドローンの制限高度と一緒で危険です。
勿論近づけない様に操縦しますが、カメラを真下にして渦潮を探していると視界に入らないので要注意です。
目印

目印としては観光船でしょう。
降下させて近づいてみましたが、大渦には程遠い小渦が群れている感じでした。
時刻表で見頃は午後1時30分となってましたからね、当然です。
帰還したドロ君を収納したら次へ向けてスタート、“鳴門北IC”までの経路にはSSが無かったので鳴門市街地まで遠回りして給油しました。
437Km走行して29.9Lの給油は14.6Km/Lの標準的燃費でした。
“道の駅・うずしお”

“神戸淡路鳴門自動車道”で先ほどの歩道橋をくぐり、“淡路島”最初の“淡路島南IC”を経てドロ君が到達した近辺までやって来ましたが!
もうちょっとの所で工事通行止めになっていました。
“道の駅・うずしお”はリニューアル工事中です。
この先の淡路島の先っちょまで行きたかった!
“うずまちテラス”

途中で見た“うずまちテラス”が道の駅を代行しているみたいです。
で、戻って来ました。
まだ新しいとても綺麗な施設です。
逆向き

先ほどとは逆向きの“大鳴門橋”が見えます。
僕はあの途中までだけど、ドロ君は今居るここの手前まで来たのだな。
反対側

反対側にはこれから向かう空撮場所あたりが見えました。
この“うずまちテラス”、ロケーションが良く施設もオシャレなので大勢の観光客で賑わっていました。
淡路島バーガー

“淡路島”で有名なのはタマネギですよね。
ここではそれを使った“淡路島バーガー”が販売されていました。
「お昼ご飯に丁度良いかも?」と早速購入しました。
¥850は“佐世保バーガー”と同額ですね。
一緒に販売されていた“玉ねぎソフトクリーム”は遠慮しときました。(笑)
お昼は展望広場で

2箇所目の空撮場所まで移動してからの昼食としました。
バーガー1つでは物足りないのでカップ麺も頂きましょう。
IHヒーターと電子レンジ

カップ麺のお湯はIHヒーターを使い、すこし冷めたバーガーは電子レンジで温め直しました。
このバーガーは『2013年ご当地バーガーグランプリ1位』を受賞しているそうで、確かにフライしたタマネギが新鮮で甘く、タマネギ/トマトのソースも初めての味わいで美味しかったです。
ただ、タマネギが新鮮だから? 中々食いちぎれなくて糸を引いちゃいました。 (笑)
車窓からの海の眺めも調味料となるので、いつものカップ麺も一層美味しく感じました。
離陸

食後間も無くドロ君に離陸してもらいました。
ここは海に面した公園で、階段状になった場所からコントロールしました。
高高度から

高度を上げて綺麗に整備されている公園と橋で繋がっている島をパチリ。
ここの他には漁港の上は飛ばせないし、一体何を撮せば良いのか?
“丸山海釣り公園”

やはりこの“丸山海釣り公園”を撮影しろって事でしょ?代行さん。
ん?外周路の様なものが途中から無くなっている!
島の真ん中

島の真ん中には施設らしき建物が見えています。
トイレ?売店?
通行禁止?

太鼓橋の真ん中には柵の様なものが有って通行止めになっているみたい。
橋くぐり

ウチのドロ君が今までくぐった橋としては最小の橋です。
それだけに海面から近いので緊張しました。
後で調べたら、この島は有料の釣り場になっていて、料金を払うと橋を渡れる様です。
まだ“淡路島”に上陸したばかり、先が長いのでこの辺で先へ進みましょう。
“道の駅・あわじ”

“淡路島”の西岸をずうっと走行しておよそ55Kmで島の北端にある“道の駅・あわじ”までやって来ました。
その間、左車窓には明石あたり?がすぐ近くに見えていました。
それも延々と。 やっぱり“淡路島”って大きいですね!
でも一枚も撮影は無し、と。

4月2日の往路ではこの“明石海峡大橋”の向こう側のたもとでパチリしたナ。
それから12日かかって反対側に来た訳だ。
なんか、ずうっと過去の話の様な気がします。
橋下で撮影

ここは車が回せそうだったので移動させ、過去の橋では出来なかったショットが撮れました。
それにしても橋上を走行する車の走行音が思いの外大きかったです。
写真撮影とトイレ休憩をしたら再スタートしましょう。
島が予想以上に大きかったので時間が押しています。
空撮3箇所目

途中に立ち寄った“道の駅・東浦ターミナルパーク”の先に有った筈の珍所“世界平和大観音像”は跡形もなく解体されていました。
一度見て見たかったナ。
3箇所目の空撮地になる“洲本城跡”に到着する頃にはもう時刻は午後4時過ぎ。
次の4箇所目の飛行申請時刻は午後5時までなので急がないとっ!
周辺確認

離陸指定場所はお城よりかなり低い地点なので、一度制限高度までドロ君を上げて周囲を観察しました。
見えているのは“小路谷”の町と港です。
危険物無し

高度145mの制限高度で確認して安全確認したらお城より高い物は無しでした。
こんな急斜面の上に築城したんだ。 これなら敵も攻めにくいですね。
接近撮影

数人の観光客が居たので少し待機し、無人を確認して降下接近しました。
ここでも飛行許可申請を通していますが、第三者に余計な心配は掛けたくないのです。
この天守台は築城当時のものとは違った模擬天守で昭和3年築造の鉄筋コンクリート製というもの。 この種としては日本最古だそうです。
道理で綺麗だ。
平面ショット

真上から見下ろして見える敷地内に残っている石垣・石段・池は築城当時の物だとか。
じ、時間が無いっ! 急いで次へ向かわないと。
猶予15分

次の空撮地“成ヶ島”へ到着したのが午後4時45分。
時間の猶予はあと15分しか有りません。 (厳密には時間にそれ程厳しくないとは思うけど)
地形確認

いくら急いだって地形の確認はしておかないと。
地形はこの様に自然の防波堤の様になっています。
特に高さ的に危険なものは無いですね。
では赤丸印から離陸させます。
いっといで

離陸直前になって霧雨模様となってしまったけど、これ位なら大丈夫と判断して「いっといで〜」とな。
最初のオキマリ

最初に高度を上げて全景を撮影するのはもうお約束になっています。
ではあの端っこまで行けるかな?
なるほど、他では見ない珍しい地形です。
名所保存

途中の砂洲が狭い所には無数のテトラポットが埋設されていました。
ここが途切れたら『観光名所』が消失の危機ですからね。

後少しで突端という時になって雨が強くなってきました。
ここは登山家の言う『勇気ある撤退』とします。
2Km以上も先はもっと本降りかもしれないし、電気ショートで墜落なんてシャレになりませんから。
狭い水道

最高速度で帰還寸前に南端の灯台を横っ飛びしながら撮影しました。
その向こうの狭い水道を漁船が通るのでしょう?
幅100m有るか無いかで、浅瀬もあるのだから結構危険ですね。
本降りの雨になる寸前で無事にドロ君が帰還しました。
トラブルの元に成らない様によ〜くフキフキして上げないとネ。
「今日は4箇所お疲れ様」
さて、今夜のお風呂/宿泊地へと向かいましょう。
想定外の難所?

いやいや、そこからのルートは想定外の急坂とタイトコーナーの連続でした。
特に最後の海岸へと下る区間は肝を冷やしました。
狭い上に雨に濡れた急勾配を下がりながら、ステアリングはフルロック手前まで切りながらブレーキングするものだから、内側後輪がロックしちゃいます。
そしてそんな時に限って対向車が来ると言う始末。
それでも降りてからは海岸沿いの緩く走りやすい道となって一安心です。
今までの“淡路島”の外周路はずっと走りやすかっただけに、ここだけは想定外でした。
途中に在る“淡路島UFO神社”や“なぞのパラダイス”(秘宝館)なんて何処に在ったのやらです。 (笑)
“イオン南淡路店”

海岸線にでれば30分で“イオン南淡路店”に到着出来ました。
今晩のお風呂に食事処が有るか無いか判らなかったので、安全策をとって食材調達です。
ここにこんな?と言う位に場違いに大きい店舗でした。
これなら買い物もよりどりみどりでしょう。
味を占めた?

2晩連続でお刺身購入です。 味を占めたナ・・・。(笑)
マグロ・鯛・イカ・タコ・鰹のタタキ、〆て¥997とお安く上がりました。
(昨日は¥3400)
ギブ&テイク

食材をシェルに仕舞っていると、隣にKカーでやって来た地元主婦さんが覗いて来ました。
車中泊にとっても興味が有るそうで、矢継ぎ早に色々な質問をされました。
僕の方はこれから向かうお風呂の評判や、宿泊予定の道の駅についても聞く事が出来たのでギブ&テイクですね。 (食事は出来ると聞いてももう遅いです)
お互いに「色々ありがとうございました」とお別れです。
お風呂

なんだかんだと午後7時半に当夜のお風呂に到着しました。
“南あわじリフレッシュ交流ハウスゆーぷる” 長いっ! (笑)
山の上のオシャレ

小高い山の上に有るシャレた造りの施設でした。
綺麗にライトアップされた建物全体が曲線で出来ていて、真っ直ぐな所が一つも有りません。
施設のご案内

この日は偶数日なので男子はA浴室の方です。
こんな感じで、この図より実物はもっと広い施設でした。
それに各所がライトアップされていて、一種幻想的な雰囲気がします。
交流スペースと飲食コーナーが狭目だった事を加味しても、この旅で一番オシャレなお風呂だったと思います。
あ、そう。 食事処も有ったし、しかもどの料理も美味しそうでした。
さっきの主婦さんが薦めるだけの事は有りましたネ。
しかもオマケに料金が65歳以上¥520(マイナス¥110)がトドメですヨ。(笑)
そして3Kmで宿泊地の“道の駅・福良”に到着しました。
つまみで一杯

早速お刺身をつまみに一杯行っちゃいましょう。
この時はノンアルですが。(笑)
高知じゃないけど、カツオのタタキが美味しかったですね〜。
常備食切れ

常備食として積み込んでいたレンチンご飯も在庫切れになったので購入しています。
湿気でムシムシした夜だったのでお蕎麦は冷やしのぶっかけにしました。
¥1400定食

全部コミコミで¥1400の蕎麦付き刺身定食となりました。
安くて旨い、これ最高。
デザート

デザートも忘れていません。
ところてんにティラミス・・・これじゃ〜太る訳だ。(笑)
ここでは全く地上波映らず、ネット映画みてから日付が変わる頃に就寝となりました。 “淡路島”は思っていたより大きかった! (一周150Km)
○ 立ち寄り道の駅
第九の里
うずまちテラス
あわじ
東浦
福良
○ 空撮
大鳴門橋
丸山海釣り公園
洲本城跡
成ヶ島
○ お風呂
南あわじ ゆーぷる ◎ どこもかしこもオシャレ ¥520(65歳以上)
○ ハイタッチ
0回
※ 走行距離235Km 計3961Km
1日で“淡路島”をほぼ一周したので63枚の画像とこの長文、2回に分けろよ! (笑)
それ程盛り沢山の日だったと言う事です。
【^_^】