cwr3072 (シーダブ)のブログ一覧

　2006年6月15日から始めたこのブログも今日で8周年を迎えました。
　僕の人生の7分の1にも及ぶ期間になります。
　800を越える記事数と130万を越えるアクセスには自分でも驚いています。
　ここまで続けられているのは頂けるコメントやイイネに後押しされている事に間違い有りません。
　皆さん、ありがとうございます。
　
　納車待ちのハイエースのカスタムをメインとして始めた当ブログですが、やがてバイク記事の比率も上がりだし、それにつれて“お友達”の幅も広がりつつ有ります。
　乗るクルマやバイクは違っても相変わらずにお付き合い頂けるお友達の皆さんに感謝すると共に、それが何年後になるかは判りませんが『最後』をキッチリと締めくくれるまで続ける努力をするつもりでいます。
　その時に一人でもここを見ていてくれるヒトが居るのなら嬉しい限りです。

※　さあ、取り敢えず次の目標はNO.900かな？　【^_^】

　昨日の続きEZ-9号の分解です。
　どこまでバラすかが思案のしどころで、目標を立てておかないとやがてはフルレストアなんて事になるやもしれず。
　まさかネ、RR号の時の様に3ヶ月も掛けてやるつもりは無いし、フルカバードなので見えない所は手を抜きましょう。　(笑)
　
　作業に先立ってお友達の“HARLEY”さんとお仲間さんが来箱、かねてから予定していたハーレーの車検用作業をしました。

　オーナーさんは女性で、去年の秋RR号でご一緒した方です。
　決して体格が良い方ではないのにこの重量級を軽々と乗りこなしています。
　ちなみにサイドスタンド状態から起こそうとしてみたら・・・僕にはとても乗れません！
　慣れなのでしょうかね？　　作業は約3時間で終了、豪快な排気音で走り去る後ろ姿を見送ったら今度は僕の作業にはいります。


　昨日の外装に続いて今度はメカパーツを外して行き、しばらく出番が無さそうなアトラス号の荷台に並べます。
　サービスマニュアルが無いので慎重にボルトを外していったつもりがやはり順番が有るのは当然の事、隠れた所が固定されていたりして結構時間が掛かりました。

　フレームに足回りとエンジンが残った状態まで漕ぎ着けました。

　左側はVマチック機構の点検も兼ねてクランクケースカバーまで外してみます。
　2次側プーリー側面がフィン形状になっていて右上のゴムホースからエアーを吸って冷却する構造になっています。　ゴムホースはフレームと接続しているのでメインフレーム内をエアー通路にしています。
　冷却後のエアーは1次プーリー下から排出する様です。
　カバーされて見えないからか、シリンダーは無塗装？でサビサビです。　(どうしよう？)


　右側もケースを外し、メインの冷却用ファンも取った状態に。
　フラマグがこれまたサビサビです。
　外したボルトは出来る限り元の場所にねじ込んでおけば後で混乱しないで済むでしょう。
　インレットマニホールドや分離給油オイルホースとかバキューム系のホースは径の合うボルトやネジを嵌めて外気と遮断しておきます。
　うーん、ここまで来るといっその事エンジンまで降ろしてしまおうか・・・？
　いやいや、そうしてしまうとフレーム塗装まで欲が出て結局フルレストアの方向に行ってしまうのは目に見えています。　　組み上がったら見えないのだから我慢我慢。(笑)


　車体から取り外した電装系の全てを並べます。
　懸念していた通りに後付けの保安装備関係は心もとない出来具合でした。
　オリジナルのメイン系は清掃のみにして追加分の方は作り直す事にしましょう。


　こんな小さなバイクでもここまで分解すると部品の数はバカに出来ないですネ。
　アトラス号の荷台がとても賑やかになりました。
　出動する本業が来ない内に早く片付けねば！

※　梅雨だからって始めたのに・・・週末は晴れの予報。　サボっちゃおうかな？
　【^_^;】

　

　梅雨に入っちゃいましたね。
　バイクもスピスタ号も乗れないのでストレスがたまります。
　そんな時は仕事に集中してモヤモヤ気分を紛らわす訳で・・・。　(笑)
　しかしその仕事も今日で一段落してしまった。

　それでは宿題にとりかかりましょう。
　と、EZ-9号をバラし始めました。　cw仕様にする為に。

　最優先事項

　自転車用スピードメーターがちょこんと付いています。
　夜間は視認できないし、精度的にも怪しいシロモノです。
　NEWメーターは12V電源が必要なので電装ハーネスにアクセスできる様にと分解です。

　右側面

　うーん、見た事の無い構造です。
　シリンダー/ヘッド共にカバーされていてファンで冷却し、チャンバー部分にも風を送っています。
　肝心なハーネスは左側を這っている様です。
　
　左側面

　ゴチャゴチャです。
　2サイクルってシンプルな筈が・・・。
　どういう役目をしているのか判らない配管がウネウネとのたくっています。
　この整備性の悪さです、キャブレターまわりなんぞは油汚れにまみれているのは仕方が無いか。
　そしてまだハーネスは隠れていて見えるのはカプラー部だけ。　まだバラさないとならないのか。

　電源を確保すれば良いと思って始めたのにコレみちゃったらもう我慢ができません！
　本格的に分解清掃始める事にしました。
　構造も良く理解しておきたいってのも有るし。
　でもこのEZ-9号、どんなに頑張っても僕の他のオモチャ達のクォリティーには近づけそうに有りません。
　なのでそこそこで満足しないとネ。　　梅雨が明けても乗れなかったりして。　(笑)

※　明日からもっと分解して楽しんで見よう。　
　はてさて、一体何本のボルト/ネジが余る事でしょう。　【^_^】

　さて土曜日深夜までかかって準備したEZ-9号がオフロードデビューしました。
　3時間は仮眠と言うのかな？　朝5時に沢山のアイテムを積んだアトラス号は秩父の山を目指してスタートしました。
　某SNS企画で午前中はEZ-9でオフ走行、午後はバーベキューと欲張った一日にする予定です。

　またまた“道の駅・あしがくぽ”

　梅雨入り前に焦っている訳でもないのでしょうが、スピスタ号で来た3週間前よりかなりバイクの量が多い。
　アトラス号の駐車場所までは不案内なのでここでタブレットのナビを設定してから走り出しました。

　埼玉県青少年野外活動センター駐車場

　途中まではCRF号で数回走行した事があるルート、しかし今回は荷物を積んだトラックなので「こんなに勾配が有ったっけ？」と多少苦労しながら駆け上りました。　殆どが登りです。
　午前7時前に到着したら早速EZ-9を降車して暖気運転しながら僕も身なりを整えます。
　そうしていると下の方から4STバイクの排気音が上がって来ます。
　今回午前中のオフロードを先導してくれる“teru”さんのTLR250Rでした。
　EZ-9号を見て笑っています。　(笑)　
　そりゃーそーでしょー　(笑)(笑)
　「結構難所ですけど行きますか？」「何とかなるでしょ！」(笑)(笑)(笑)
　と、スタートしました。

　林道柏木線(下り)

　一般的な路面状況の林道から分岐するとそこに待ち構えていました、急斜面/段差/V溝が続出する難所が！
　今回下りだから突入しちゃいましたが、それでも初めてで一人だったら絶対に入り込みませんネ。
　数回アンダーガードを倒木や岩にヒットしたり、V溝の箇所で両ステップが着地して亀になったりしながら奮闘します。
　垂直段差50センチ？を降りる時なんかはホイールベースが短いEZ-9では逆竿立ち状態で、あわや前転の危機も有りました。　ものの数分で僕の腕が限界に達します。
　それでも何とか難所を下りきると先行した“teru”さんが上がって来たセローさんとお話ししています。
　「ここ上がれますかね？」「その新車ではやめた方が・・・特に登りは」　とアドバイスする“teru”さん。
　きっとセローさんは内心「あんなオモチャが降りて来たのだから」と思っていたのに違い有りません。
　あはははは。　小休止して乱れた呼吸を整えたら先へ進みましょう。
　はてさて、あの後彼はどうしたのでしょう？　

　西吾野駅前にて　悪路走破性能の違いが歴然の2台

　もう一人の参加者“ito”さんとの待ち合わせ場所です。
　ここでバックパックから取り出したスポーツドリンクで水分補給をします。
　かなり下がって来ていてもまだこのあたりは標高も高いので涼しいけれど重労働したので喉がカラカラです。
　予定時刻になっても合流出来ないので先へ進んでみる事に。

　通称スパヒルのふもと

　ここですか！　動画で良く見るあの場所か！
　あら、上の方に人影が・・・“ito”さん、先回りしてたのネ。
　でもここからは障害物が多くて上がれません。　　斜面途中まで迂回します。

　ここが安全にバイクを止められる最終地点

　ここに上がるにも数メーターとはいえかなりの斜面を駆け上ります。
　この先にある本来のスパヒルはまだ見渡せませんが“teru”さん“ito” さんは数回チャレンジしているのでおもむろに。

　“ito”さんがWR250で


　“teru”さんがTLR250で

　登頂チャレンジです。　ガンバレッ！

　僕からは見えない上の方から楽しそうな話し声と排気音が聞こえて来ます。
　ひとりポツンと立ち尽くす僕は居ても立っても居られなくなって

　ビイィィィーンとチャレンジしちゃいました。
　が、途中で休憩。　(笑)　
　もうここではバイクを手放しで止める事は出来ません。
　ステップを切り株に引っ掛けてどうにか撮影に成功です。
　この斜度ですが、実際はもっともっと急で先を見上げると壁の様です。

　そこからじゃ助走が足りないでしょ


　どうせ上がれっこ無いのだからと途中までノロノロと行ってしまったのだから当然のスタック。　

　先に見えているピークまでまだ半分？のところで止まってしまいました。
　エンジンパワー的にはまだまだ余裕が有っても初速が足りないのでリヤタイヤが空転始めたらもうお終いです。
　そおっと横倒しにしてパチリ。　この状態でもズルズルと下がりだしちゃいます。
　フロントブレーキが甘く、逆にリヤブレーキは即ロックすると言う今のEZ-9では下りの方が怖い！
　殆どリヤはロックさせたままで“teru”さん“ito”さんの居る場所まで転げ落ちました。(笑)
　聞いてみたら見えているのはまだ頂上ではなく、その先にも難所が待ち構えているとか。
　うーん、後日の為にも歩いて行って見ておけば良かった・・・。
　おいおい、また来るきかよ！　こんどはCRF号かな？
　そして最後に“ito”さんは見事に登頂に成功しました。　パチパチパチ。　テクもマシンも流石ですネ。

　そろそろ時間です。

　途中BBQには参加出来ない“ito”さんとお別れして戻って来ましたアトラス号の所。
　間もなく他のBBQメンバーも到着、群馬から“taka”さん夫妻、埼玉から“ひふみよ”さん、東京から“フォックス”さんが合流です。　
　ご挨拶の後しばしお喋りを。
「また変わったバイクを持って来たねー」とか「これで走れたの？」とか話題を提供しました。(笑)
　ここからは荷物を積んだ車以外のメンバーは徒歩で向かう事10分位だったか。

　あー、おなかがすいた

　涼しい木陰の場所でBBQのスタートです。
　すぐ近くに炊事場/トイレが有って便利なこの場所の使用料は一人50円と格安です。
　機材も無料で貸し出してくれるそうですが、今回は全てメンバーが持ち寄って来ています。
　ウチのツーバーナーも半年ぶりに着火しました。

　今回メニューの大半は“taka”さん家にお任せしちゃいました。

　でっかいサザエ。　あ、この前にこれまたでっかいホタテも有ったのに撮影忘れた！

　エビ/ハマグリも美味しさにかまけて撮影忘れ　(笑)

　イカ焼きの頃になって思い出しパチリ。　僕はこの辺で満腹一歩手前です。

　が、

　それで許してくれる程にこの日のBBQ番長はやさしく有りませんでした。
　牛肉三種は各々がコンロ前でDIYしてお好みの焼き加減で頂きます。
　お料理のプロ“taka”さんの見立ては流石です。　とっっっても美味しいお肉だったので別腹状態に切り替えてほおばりました。

　ウチからは

　もつ煮込みを持参。
　この画像を見せたら調理担当者は「今回は失敗だった」とか・・・。
　確かにお汁が少なく、最後の僕の番に成ったらカラカラです。　(笑)
　とても悔しそうで「次回はもっと頑張る」そうです。　

　最後の定番？“ひふみよ”さん製ヤキソバはキャンセルに。　きっと一家の夕食はヤキソバだった事でしょう。
　さて、時刻も午後4時に近づきました。

　皆で手分けして後始末。
　楽しい時間はあっという間に過ぎちゃいますネ。
　ここからアトラス号の待つ駐車場までは殆ど上り坂なので腹ごなしにはちょうど良い？
　一見荷物は減ったと思っても総重量(お腹増量)は変わらないのだから大変です。
　到着する頃には全員息切れで会話無し状態に。　(笑)

　それでは解散です。　“taka”さん夫妻はクラウンで、“ひふみよ”さんはフィットで

　“フォックス”さんがランツァでスタート、“teru”さんがTLRで後に続きます。
　「皆さん気をつけて」　と見送った僕はこの後どうしましょう？
　いつもなら温泉で時間を潰して渋滞を回避するのですが、今回はまだ渋滞を避けられそうな情報を入手したのでこのまま帰る事にしました。

　秩父のお山よサヨウナラ

　軽快に下ってあしがくぼからは国道299号で圏央道狭山IC、川越付近の止まらない渋滞6キロはラッキーで約2時間かかった午後6時半に工場に無事帰り着きました。
　本日のアトラス号走行距離268Kmでした。　EZ-9はメーターのタイヤ径変更が未設定だったので不明。
　EZ-9の要改善点も浮き彫りになったので今後の頑張りに期待しましょう。
　(やるのはお前だろ？　(笑)　　)

※　オフロード走行にバーベキューと盛りだくさんの楽しい一日を楽しむ事が出来ました。　当日参加のメンバー様、お疲れ様でした。　また是非やりましょう！
　　ん？　考えてみたらこのところ毎週遊んでばかりいるゾッ。
　大丈夫か？　我社・・・。　【^_^;】

　5/31土曜日本業終了後にEZ-9の作業に着手したのは良いけれど、開始時刻が遅かったので終了は日付変更線越えとなってしまいました。
　何故そんなタイミングで？　どうしてもその日の内にやっておきたかったのです。
　まあ、深夜作業はお手の物ですから。　(笑)

　まずフロント/リヤタイヤを取り外し

　車体バランス的にフロントを浮かせるのが一苦労。
　スチール製のアンダーガードが思ったよりも全然強度が足りない事が発覚。
　いずれ手を打たないと。
　リヤは楽々です。

　まずノーマルリヤショック

　ストロークさせると「シュコッ、シュコッ」と抜けています。
　いやー、初めてバラしたけど可成り汚れていますネ。
　今回は時間に余裕が無いので見てみない振り。　(笑)

　ワンオフリヤショック

　前オーナーさんが同時出品していたものを入手済み。
　NITRON製でワンオフ物です。
　スプリングプリロード可変に減衰調整12段と車体にそぐわない？ハイスペックです。


　製作時にメーカーにてセッティング済みなのでデフォルトとして記述しておきます。
　スプリング長88ミリ、減衰6段戻し。
　ちなみにフロントサスはこれに合わせて強化して有ります。

　交換作業は思っていたよりずうっと大変。

　ショック取り付けスイングアーム側は簡単だけど、上フレーム側が奥まっていて苦労しました。
　左サイドカウルは全て取り外し、エアクリーナーBOXもキャブインシュレーターごとどかします。
　この時に現状スイングアーム締め付けがかなり下に降りた位置で締め付けられていました。
　1Gで本締めする事にして外したパーツを戻して行きます。
　うーん、半分以上隠れてしまうのが惜しい位に見た目抜群です。

　タイヤも交換

　入手済みの前後タイヤも交換しました。
　本来オフロードバイクとして設計されたのだもの、それらしく乗ってあげないとネ。
　純正は既に廃番なので現在入手可能なものを探しまわって見たけれど、どうしてもフロント用適合品が有りません。
　仕方が無いので幅/径共に減少してしまうのを我慢する事に。
　リヤ側にしても本来のブロックパターンより大人しめの物しか有りません。
　これすら他に選択の余地無し・・・。
　チラッと見えるショックスプリングがノンオリジナルな事に気がつくヒトは皆無でしょう。
　と言うか、その前に「何、このバイク？」でした。　(笑)

　作業終了後、早速走らせてみるとこれが中々の出来映えで、特にリヤはシャキッとしていてとても骨太な感じとなりました。
　抜けたノーマルショックでは沈み込む事で逃げてしまっていたフロントUPモーメントが復活してウィリーが一層楽に出来る様になっています。
　やっとフロントとのバランスが取れた感じで思わず僕はニッコリです。
　
※　さあ今日の日曜日、この作業の真価が問われる事になったのですが、疲れたので明日に持ち越します。
　【^_^;】