
7月24日はこの旅の7日目。
もうここに来ないと北海道に来た気がしない?
『礼文島/利尻島』へ向かいました。
利尻は4回目、礼文は3回目の渡航になります。
礼文島では去年のリベンジと新たな挑戦を目的とし。
利尻島でも同じく昨年のウップンを晴らすつもりです。
右の青ラインが8時間コース、赤ラインが子機収容コース
フェリーの出港時刻を今回は遅めの午前10時30分の便にしているので、まずは貯まったゴミ処理に向かいます。

毎回急坂を登って向かっていたので、今回はEZ-9号でゴミ処理に向かいました。
一番大きなリュックをパンパンにして背負います。

『稚内森林公園キャンプ場』まで軽快に駆け上がって到着。
これまでで一番キャンプライダーが多かった気がします。
ココ無料で便利ですからね。

きちんと分別して廃棄させてもらいます。
この辺りは鹿が多いのでしっかりと蓋をしないと!

身軽になったら少し登った所にある『稚内市開基百年記念塔』にて記念撮影。
鹿がうようよ居ましたが、近寄るとパッと散っていきます。

『氷雪の門』でもパチリ。
こんな早朝でも? 観光バスがやって来て見る見る人だかりに。

少し肌寒い位の陽気の中、爽快な気分で朝のお散歩が終了です。
では車載して出発準備をせねば。

8.6Kmの走行でした。

サイプリア宗谷が接岸直前です。
今回は二番手乗船になりそうなので、バック乗船も長くなりそうです。

午前12時25分に上陸。 お約束のパチリ。

ターミナルビル2Fで昼食を取ります。
『あつもりセット』は去年も食べたナ。 ¥1500

さて、お腹が満たされたら去年のリベンジへと向かいました。
AからCまで歩いたらそこで通行止め。 やむなく引き返した悔しさを払拭します。 今年は逆方向にDからCへと歩きラインを繋げる訳です。

歩き出すとその道は全行程が上り坂、汗をかきながらでも吹いてくる風の冷たさに癒されます。
ココ、昨年の引き返した場所到着すればリベンジ成功でしょう。

約30分で元治灯台に到着して小休止。
桃岩方向からやって来たハイカーさんとお話する事に。
御年75歳で鹿児島からやって来たそうでした。
なんとまあお元気な事!
途中に車を置いた僕と違ってターミナルまで歩くそうです。
そのほか旅での数々の武勇伝を聞かされたら僕もまだまだ頑張れそうな気がして来ました。
お互いの旅の無事を祈ってお別れしました。

戻りは下り坂だけなので25分程でキャリー号の元へ到着しています。
かなり急ぎ足だったけれど、先ほどの先輩には追いつけませんでした。
5歳先輩に負けたナ。

かいた汗を流そうと一箇所だけ有る日帰り温泉へ到着すると!?
ナント、今日明日と臨時休業ですと!! 設備故障との事。
今日はまだしも明日は大汗予報の日、試しに観光案内に問い合せしても他に日帰り入浴施設は無しです。
依って2日間は汗拭きシートのお世話になりそうです…。

せめて夕食くらいはちゃんとしたいと入店。

ノンアルビールにお刺身定食とつぶ貝焼きで夕食です。
初めて食べたつぶ貝のわた?が美味しくて! あん肝に似た食感/味でした。

食後は明日の予定に都合が良い『スカイ岬』で子機を下ろして車中泊となりました。
本日のキャリー号の走行距離は39.4Km。
翌7月25日はこの旅の裏メイン? 礼文島トレッキング8時間コースに挑戦します。 果たして僕の脚力がどれほど残っているのだろうか?
ココ澄海岬はコースの終点場所の近くになり、スタート場所の香深井までEZ-9号で向かって行ってそこに駐車。
コースを完走したらキャリー号に乗って子機を回収すると言う、トランポ旅ならではの作戦を立てました。

朝6時すぎに身支度を整えてEZ-9号でスタート、物凄い突風が吹く海岸線を南下して8時間コーススタート地点に近い駐車場に到着。
風避けを意識した場所に子機を止め、歩き出しました。

ここから海岸線を離れると道はいよいよ登り坂になります。

所要時間をチェック。 昼食予定地『ウスユキソウ群生地』まで2時間と40分か。

別なコースとの分岐点まで上がってくると!
ここにも駐車場所があるではないかっ!!
ここまでの40分が無駄に・・・。

まずは『宇遠内』までの3キロを目指しました。
どうやら一山越えるようです。

途中に難所あり? 表示に脅かされています。

こんな道でグングンと標高を上げていきます。
礼文/利尻には熊が居ないのでその点は気楽です。

半分位の場所で頂点かな? この先は下りが続きそうです。

これまで森の中を進んで景観は無しだったので、やっと開けて来た景色に気分が上がります。
しかしこの後の急勾配の下り坂で尻餅3回ついちゃいました。

やっと人工物が見えてくると少しホッとしました。

こんなへんぴな場所に? 人が住んでいる?

たどり着いた『宇遠内』の集落はこんな感じ。

どう見ても廃屋しか見当たりませんでした。
しかし生活感のある民家も在り、電線も生きているようなので誰かいるのかな。

1時間半歩いた所で小休止して流木に座って水分補給。
案内図によるとここからが難所という事だ。

このどこを歩けと言うのだ! ルート間違いに不安がつのります。

やがて岩場しか歩けるコースが無くなります。
場所によっては打ち寄せた波が引くタイミングでしか渡れない所とか、岩に打ち込まれた手掛けを使う段差3mとかが待ち構えていました。
僕は丁度引き潮時だったので良かったけれど、もっと潮が満ちて来たらズブ濡れ必至の場所でした。

そんなこんなで約1時間もアドベンチャーしてやっと『アナマ岩』までやって来ました。
ここからルートは海岸を離れるようですが、もうgoogleマップは機能しません。

仕方無く当てずっぽうでウロウロして見つけたのがこの急勾配の上り。
ロープに捕まらなければ登る事が出来ない!

やっと登り切った頂上にはこの標識が。
僕は上りだったけれど、多くの人が辿る逆コースだったらここからの下りは別の意味で難所でしょう〜。 ロープ掴んで後退りになるので。

あの一番先の岬からの海岸線とここへの上りがこのコースの一番の難所でしょう。 一気に200m位は上がったか。
その苦労もあって吹き付ける風の心地よさヨ! ちょっと休憩。

しかしそこから先が又大変。
道は森の中を進み出し、次第に草木が覆いかぶさって来ます。
やがて藪漕ぎ状態になり、まったく景観は望めません!
ここので脱いできたウインドブレーカーを着ないと枝や草が邪魔で進めません。

やっと現れた表示を見ると? まだ三分の一しか進んでいません。
一体いつになったら見晴が良い場所に着くのやら。

途中には踏み外したら谷底までまっしぐらの箇所もあり、またこの辺りは海からの強風が噴き上がって来て危険でした。

この辺りでやっと半分位か?
ここまで4時間は歩いていますが、まだ脚力には余裕が有ります。

予定していた昼食/空撮場所はものすごい強風が吹いていて、とても座って落ち着ける場所では有りませんでした。
仕方が無く水分補給のみで進みます。

その後も藪漕ぎ状態を1時間以上して進み、この日初めてのすれ違いがあり、お互いの情報交換をしています。
僕の方向はあと30分位で景観が開けて“いかにも”のルートになるらしい。
しかし彼の方は! 「この後2時間程は藪漕ぎで、急勾配の後の海岸線はアトラクション続きですヨ」と悲しいお知らせでスミマセン・・・。
そのあと10分位で次のすれ違いがあったれれど、その人は外人さんでしかも半袖/半ズボンの軽装です。 あの後平気だったのだろうか?
もう一人のすれ違いさんは30代の若者で、僕の伝える難所情報に目を輝かせていました。 人によって楽しさは様々ですね。(笑)

この日四人目のすれ違いさんも軽装で着ていて、この方は僕の情報にて“勇気ある撤退”を決意しています。 札幌からの一人旅だとか。
彼の情報によれば僕のゴール地点まではあと1時間位との事。
ならばもう昼食は取らずに完走してしまおう。
途中でこれまた軽装な外人さん6人グループと遭遇。
身振り手振りを交えて『アドベンチャー』を伝えました。
このあと3時間もかけて歩いたらあの海辺ではずぶ濡れは避けられないでしょう。

やっとキャリー号が待つ岬らしき景色が見えて来ました。
しかし思った程に花は咲き乱れていない! の期待はずれでした。

ついに終点に到着。 えっ、たったの14.4Kmしか歩いてないの?

札幌さんとお互いにパチリしてお別れしました。

午後1時前にキャリー号の元に帰りつきました。
歩き出してから6時間半のトレッキングの終了です。

結局背負って歩いたドローン/食料は只の重し3Kgとなりました。
着替えてシェル内にて昼食とし、子機を回収に向かいます。

EZ-9号の待つ場所に到着したら少し仮眠をとりましょう。
この頃になると少し足に筋肉痛が。
しかしそれすらも心地よく感じる達成感でぐっすり2時間も寝ています。

そろそろ子機を収容しようとしていると、ニセコのイベントで一緒したお友達がやって来ました。
僕の1時間程後ろを同じ向きに8時間コースを歩いたそうです。
お互いの苦労話に花を咲かせ、この後予定を話し合ってのお別れとなりました。
このあと夕方の便で稚内へ戻るそうです。

僕もターミナルまで戻り、降車させたEZ-9号に給油しています。
そのまま乗船待機場所へ向かうと先のお友達が丁度乗り込む所です。

バック乗船しながら手を振ってお別れしました。
この後は知床方面へ向かうとの事。 ご安全に〜。

『サイプリア宗谷』を見送って、この日の走行が終わりました。
本日のキャリー号の走行は24.3Km、EZ-9は17Kmでした。
※ こうして去年のウップンを晴らし、新たな挑戦を完遂した礼文の2日間が終わりました。 明日は午後から利尻に渡り、これまた無謀な挑戦をする予定です。
あー、お風呂入りたいっ! 【^_^;】