すて☆るび夫のブログ一覧

クラッチ＝切る
これは構造的な話です。クラッチペダルを踏むと、クラッチカバーが押され、クラッチ板とフライホイールが離れて、エンジンからの駆動力が「切れる」

ブレーキ＝踏む
これはフツーに操作の話ですね。ペダルを踏むとキャリパーにオイルが注ぎ込まれディスクローターを挟むからといって「ブレーキを挟む」とはいいませんなｗ

アクセル＝開ける
まぁ、「踏む」ともいうかな。　「ふかす」って人もいるかもしれない。「開ける」のはスロットルですね。アクセルペダルを踏むと、ワイヤーが引かれ（今は電スロなので、信号が送られ）、スロットルが「開き」、混合気がより多く送り込まれる。
今どきのエンジンの中にはスロットルレスもあるので、開ける＝スロットルを開ける、とは直結しないけど、この場合はインテークバルブのリフトを変えるので、これもある意味「開ける」か（笑）
「ふかす」っていうのは、エンジンの回転が上がったことにより排気ガスがたくさん出ることを言ったのでしょうかね？

ハンドル＝切る
これは船の舵（かじ）から来てるんでしょうね～。船に舵が付いてから2000年くらいの歴史があるようです。車の場合は250年くらいでしょう。舵を「切る」という操作が、ハンドルを「切る」という表現になったと思われます。
ま、フツーにハンドルを「まわす」ともいいますけどね。

ウィンカー＝上げる（もしくは出す）
これは、もうどうしようもなくややこしいですね。操作としてはウィンカーレバーを「上げる」「下げる」、ですが、作動としては「点滅」させるですし、構造としては「通電」する、ですからね。
大昔、Aピラーあたりに仕込まれた腕木式の”方向指示器”を、「上げる」「出す」ってのが語源でしょう。


車の操作って面白いですよねｗ


以上、いまだに「歯磨き粉」って言っちゃう るび夫 でした。

ついに！

NV350キャラバンに「エマージェンシーブレーキ（自動ブレーキ）」が設定されました。

NV350キャラバンは、プライベートに使っている方も多いと思うのですが、やはり圧倒的に仕事ユースの方が多く（共用って人もいいですが）、僕は今までも何度か書いている通り、仕事車にこそ先進安全装備を！というスタンスなのでとっても嬉しいです。

ちなみに、ライダー専用になっているバンパーグリルの部分とレーダーとがかち合っちゃったので、エマブレ付はバンパー内の光輝モールがなしになります。ごめんなさい。



■詳しくは・・・
http://www.autech.co.jp/sv/nv350caravan_rider/index.html


あらためてキャラバンライダーのカッコよさを動画でじっくりドゾ！

（撮影車はちょいといじってますｗ）

クリッカーさん。

http://clicccar.com/2016/01/25/350412/

文中の『A30』というのは、社内での暫定呼称です v（^-^）

見た目もプロトタイプなので、ご心配なくｗ

ポートは、磨きすぎちゃうと霧化しにくくなるらしいです。

なので、いい塩梅に磨く。

あと大切なのは気筒間のバラツキをなくすこと。

職人の手技の世界ですね～。



ご存知のとおり、オーテックには歴代の日産のレーシングエンジンを手掛けてきた職人がいて、蓄積された技術がある。　ルマンでポールをとった時のまさにそのエンジンを組んだ当本人が、今でも普通に仕事してて、その人が今回のエンジンもポート磨きます。　

でも、今回の車がまるっきりレーシングエンジンと同じかというと、もちろんそうではないです。

高度にチューンナップされたエンジンを扱えるドライバーが、それを手掛けたエンジニアの見守る中で走らせる、さらには、コースを混走している他のドライバーも技術とマナーを備え、何かあればマーシャルが駆けつけてくれるサーキットを走らせるのがレーシングカー。

今回の車はそうじゃなく、レーシングエンジンを開発したノウハウをもりこみつつ、通常のオーテックバージョンと同じく、普通に保証が付いて普通に乗れる（≒ズボラに乗れる？）、そんな車になります。　

これは、シャシーもボディも、いろいろ同じです。

ただ、たくさんは作れないので、限定車です。

これまでの記念製作車と違って、今回はお客様から対価をいただきますので、フツーのファクトリーカスタムとして作るのです（なので、超大変なんですｗ）。

普通の量産エンジンをベースに高回転化を図るので、回転系のブレ振動は徹底的に排除したい。　なので、いろいろやってます。

とはいえ、9000回転とか回すわけじゃないので、そこまでせんでも（ーー；　・・・って感じらしいですが、でもやるそうです。

コンロッドのビッグエンドは、メタルクリアランスをセットしたあとに、一旦ばらして再度クランクに組み付けられることになりますが、その際に、狙いのクリアランスを確実に再現するため、コンロッドボルトの締結力はクリアランスセット時の長さ（ボルトというのは締結すると伸びますので）と同じになるところまで締めるのです。トルクレンチで締結トルクを見るのではなく、マイクロメーターでボルトの伸びを見る d(^-^)