
先日、新しく開港した富士山静岡空港に行ってきました。
なにやら、事前にネットで見ていると、「混雑の場合は、搭乗者以外は入場をお断りする場合もあります」といったことが書いてありました。僕のような野次馬は、断られるかもしれないなと思いつつ、どこで検問があるのだろう??せめて滑走路は見せてほしい。とか何とか考えながら行ってきました。(実際は平日の夕方に行ったので、何事もなく中に入れました。)
滑走路は、全長2.5キロとの事で、富士のストレートが1.5キロだから、まあ富士の2倍は無いぐらいだなと思いつつ、駐車場に車を停めて、外から滑走路を見てみると、ご覧のとおりのだだっ広さ。地平線が霞んで見えます(驚)。

行くまでは、富士の2倍はないということは、逆に言えば、富士のストレートでも、小型機なら着陸できちゃうんじゃない?とか思っていましたが、空港は、周囲に高さのあるものが何もないので、開放感は桁違いでした。ただ単にストレートがあっても、引っかかるものがあったら、着陸できないわけで、周囲に本当に何もない滑走路の開放感は、まさに別格ですね。これを見ちゃうと、伊丹空港とか良くあんな狭苦しいところに着陸しているなあと思いました。
空港の建物の中は、さすがに見に来ただけでは入れないかな?とも思いましたが、いたるところに見学者を歓迎するかのような看板が。

手招きされたら、中を見ないわけには行きませんね(笑)。
中には、最初の写真のような、航空会社のカウンターや、レンタカー会社のカウンターなど、小さいながらも、一通りの空港としての機能は揃っているようです。
空港建物内にも「見学者順路」の矢印がいっぱいあって、一通り見て回れるようになっていて、なんだか博物館か美術館のようで、面白かったです(笑)。
空港内には、回転寿司などの飲食店も入っていて、迷子になりそうな巨大空港に比べればチョイスは少ないですが、それなりに時間をつぶせそうな感じでした。見学用の展望台で飛行機の離発着を見たかったのですが、残念ながら開業したてで便数が少なく、見ることはできませんでした。
さて、そろそろ帰ります。お土産は何にしましょうか?

お約束ですが、職場の同僚にはこれでどうでしょうか?(笑)。
総じて見て、家から近いところに、こんな風に空港があれば、確かに間違いなく便利だと思います。家から1時間かからない空港の駐車場に車をパッと停めて、飛行機に飛び乗ってどこにでも飛べるというのは、とても魅力的だと思います。ただし、現状では便数が少なく、行きたい所にすぐに行ける状況ではないと感じました。
この空港は直下に東海道新幹線が通っていて、将来的には真下のトンネル内に新駅を作り、フリーに新幹線と乗り換えられるようにしたいという野心的な計画もあるようですが、新幹線に乗って、他県からやってきた人が、静岡空港で飛行機に乗り換えてくれるかというと、現状では難しい気がしました。
どうしても、便数が少ないから不便で使われない→余計に利用者が減ると言う悪循環になってしまいますね。神戸空港も静岡空港もこれからが大変だと思いますが、不況の波に打ち勝って、何とかがんばってほしいですね。
それでもダメなときは、イギリスのレースみたいに、サートラ用に滑走路を時間貸ししてください(笑)。
Posted at 2009/06/15 21:00:19 | |
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