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「晴れた日には幌を開けて・・・。」などと、いかにもしょっちゅうオープンにしているかのようなタイトルにしましたが、実はもう1年以上も幌を開けて走った覚えがありませんでした。

みんカラの投稿や過去の写真を見返してみても、幌を開けて走った記録は2年前しか無く、「いったい何のためにオープンカーに乗っているのか？」と言われても何の言い訳もできません。（汗・・）

だからという訳ではないのですが、昨日は天気が良かったこともあり、久しぶりに幌を開けて走ってきました。

初年度登録から26年程も経過した私の古いくたびれたボクスターですが、各種消耗部品やサスペンション一式、及びエンジンマウント等も交換してきたこともあって今はそれなりに調子が良く、幌を開けて走るとメカニカルノイズが室内にこもらずに乾いた排気音と「ヒューン！」というエンジン音だけが耳に届くようになるので、非常に心地よく走ることが出来ます。
そして何よりも、オープンで走ると運転席から見える景色が窓を通したものではなくまるで直にさわれるかのような景色に見え、やはりオープン走行にはクローズドの車にはない特別なものがあると感じさせられます。



ただ不安点がないわけでもなく、特にヘッドランプユニットの内部配線に亀裂が多数入っているのを昨年の車検で指摘されています（この年代のポルシェはどれも同じような状態であることが多いらしい）ので、ヘッドランプが点かなくなるリスクを抱えながらの走りでもあります。
そのうちまたこれも直さなくては・・・。

スマートのタイヤ交換は4輪とも外して別の車でGSまで持って行ったので、ジャッキを4つ準備するためボクスターのジャッキも出してみたところ（結局はジャッキスタンドを使用したので使わなかったのですが）、出てきたのはちょっと凝った作りのアルミ製ジャッキでした。





こんな車載ジャッキは初めて見ました。

さらにボクスター用のスペースセイバータイヤのホイールも、塗装されているので一見スチールに見えますが、よく見るとこれもどうやらアルミホイール。







フルサイズのスペアタイヤならともかく、スペースセイバータイヤのホイールがアルミホイールだなんて、ちょっとびっくりです。

そういえば以前、純正ホイール裏面がしっかりと肉抜きされているを見つけた時、その軽量化に配慮した設計に感心させられたものでした。


同時期のボクスターとBMW Z4の車両重量を比較すると、必ずボクスターの方が重量が軽いですが、それはこのような見えない部分での軽量化に配慮した設計の積み重ねなのではないかと推測しています。

ボクスターにメジャートラブル発生。

朝通勤で駅まで行き駐車場に車を止めようとしたところ、突然エンジンストール。
ちょうどその時半クラッチ状態だったので、半クラッチをミスっただけかなと淡い期待を抱きつつ再始動を試みたものの・・・・・エンジンは始動せず。


その後少し時間をおいてスターターを回してみること数回。
たまにエンジンがかかりそうな気配はあるものの、再始動は出来ずじまいでした。

うーむ。しばし考えましたが、このまま放置しておくわけにもいきません。

勤務先に遅くなることを伝え、やはりこんな時こそ普段全くお世話にはなっていないJAFに、ということでロードサービスを頼んで、積載車で鈴鹿のオートマイスターさんまで運んでもらいました。



JAFの会員でも積載車での輸送が無料なのは15kmまで。
今回は距離が15kmを4kmほど超過したので、支払いを済ませているうちに店の人がスターターを回して様子を見ておいてくれたのですが、点火はしていそうな感じなので燃料系かもしれないとのことでした。

古い車なのでいつ何が起きても不思議ではないのですが、先日の車検に加えてさらに痛い出費になりそうです。

<追伸>
夕方オートマイスターさんより電話があり、やはり燃料ポンプが作動していなかったとのことでした。
出費は痛いですが、重大なトラブルでは無さそうだと分かって少しはホッとしました。