またいきなりの訳わからないタイトルですが、ワタクシはっきりいって一本橋が苦手です(苦笑)
そう、バイクに乗る方なら誰もが経験したあの一本橋ですよ。
何故こんなハナシをするかというと、私の仕事はいわゆる赤いバイクに乗る仕事ってことは以前お話ししました。
でね、この仕事、毎日一本橋やるんです。
毎朝出発前にね、訓練という名目で敷地内でスラロームと一本橋をやって身体を慣らす訳ですが、まぁこれが日によって落差が激しい、、(笑)
すんなり出来る日もあれば、もうズタズタで乗ったとたんに橋から落ちたりで、安定して出来た試しがない。
おまけにバイクはカブですから、バイクのせいにはしたくないけど、あれはニーグリップが出来ないからバランス取るのが尚更難しいのです。
まぁ単なる出発前のウォーミングアップで、別に試験みたいに採点がある訳じゃないんで落ちてもなんてコトないんですが、やっぱり普段バイク乗ってる人間としては悔しい訳ですよ(笑)

考えてみれば三年前、一念発起して大型二輪の免許取りに通った教習所でも一番苦労したのが一本橋でした。
幅約30cm、長さ15m(くらい?)、高さ10cm程の板の上を大型だと規定時間10秒以上で渡る訳ですが、これが中々の難関だった!
まだ10代の頃、中免(今の普通二輪免許でこっちは8秒以上です)所得の時には全く苦手意識はなかったんですが、これも歳のせいか?まぁ落ちること落ちること!(苦笑)
何とか渡りきっても9秒とかで、10秒以上なんて出来て数回のひどい有り様(汗)
だからそれでも合格出来たのは、きっと教官のお情けのおかげだと今でも思っております(笑)
で、この苦手意識は何処からくるのかちょっと考えてみた訳です。
歳のせい?
まぁ確かに筋力も落ちてるし、バランス感覚も鈍ってるのもあるでしょう。
ただね、ちょっと心当たりが無いこともない、、
遡ること20うん年前、私にはこういう時代がありました。

ハイ、大工さんの見習いやってました。
(ちなみに宮大工です…笑)
当時はね、もうこの職人の世界に憧れてこれぞ一生の仕事だと希望に燃えていたんですが、ある時フト絶望したんです。
やっぱりこの仕事はムリだって、、
つまりどういうコトか?
大工さんって、ただ鉋かけたり釘打ったりだけじゃないんです。
重い材木持って狭い梁の上を歩いたりする訳ですよ。
命綱なんて付けませんからね、足踏み外して落ちたら骨折くらいじゃすまない現実があるんですね。
他の若い衆が狭い足場を平気でポンポン歩く中、私、はっきりいって足すくみましたから…(苦笑)
結局そういうこともあってこの仕事は辞めた訳ですが、これって一本橋の苦手意識と同じ?って思ったんです。
あのね、別に高所恐怖症でも何でもないんです。
高い所でも一歩踏み外したら終わりって状況じゃなければなんてコトないんですよ。
つまり橋の上とか、限定されたエリアを進むってのがダメなんですね。
だからただ路上に白線引いてその上を進むってのは全く平気な訳です(多分?)
まぁ普段バイク乗る上で一本橋ってのは何の役に立つのか?って疑問はあるけど、少なくともバランス感覚を養うって意味では大事なんでしょうね。
多分この苦手意識はこれからも続きます。
でもやらなきゃならないんです。

結局、、
人生そのものが綱渡りだからね(爆)
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2021/02/09 23:04:38