USA フロリダ州で開催された スーパークロスを家族で見に行きました。
当ブログシリーズは
単に すごかった。
楽しかった。。。。
を書き綴るブログではありません。
○旅の中で、アメリカの異文化を感じたところ。
○アメリカを車で旅する上で、準備したこと。旅のTipsなど
○女性の「出したもんがち!」の 美の感覚。(ksjetの主観です)
を 独りよがりの価値観の上から、つれづれ 書き綴っていきます。
スーパークロスへの道-15:
レース関係者よ、聞け!
レースはレースでは無い。
ショーなのだ。
スーパークロスは土曜に開催されます。
日本なら メインイベントは日曜ですが、
車社会のアメリカは、メインイベントは 土曜の夜、遅くにメインレースです。
会場は昼の12時にオープンで、レースは19時スタート、メインレースは21時スタートです。
会場オープンから、レース開始まで7時間もあるのですが、
この7時間が、また楽しいんです。
↓9時です。会場近くなると、キャンピングカーが続々とスタジアムの駐車場に入っていきます。
キャンピングカーの人たちは、朝、早めに入って、ガンガンバーベキューをしていました。
スタジアムの開場は昼の12時ですが、練習走行なので、観客はあまり入りません。
と、いうよりパドックが楽しいので、みんな(家族連れで)パドックで遊んでます。
夕方ぐらいからスタジアムの観客席に入り始めます。
このスタジアム、夜はこうなっちゃうんですよね!
それにしても、でかい! 巨大なトレーラーですが、
ヘッド車だけでも、カメラに入りません!
↑ 後ろに牽引する前のヘッド車だけでも、キャンピング車の機能があります!え、こんなの有りなの!?? でっか~~!
トレーラーじゃなくて、これなら、電車です!!
後ろの牽引部分が ウイング車になっていて、ガバっと開いて、そのまま、レースグッズのお店になっていました。
一般イベントに使われる カワサキのバイクを押して搬入するスタッフ。
実は このバイクに 後で娘が乗れることになりました。
さて、駐車場に隣接する区画が、カワサキによって、新車発表と、スラローム試乗会が行われていました。
スラローム試乗会は 娘も参加しました。
試乗会は アメリカのバイクの免許が必要ですが、
娘はバイクのインターナショナル・ライセンスを持っているので、
それを見せて試乗会OKとなりました。
アルコールチェックがなされ、
説明を受けて、i-Pad上で署名し、 ↓

ジャケットとヘルメットを借りて着替えます。
娘が着替えている内に、先に試乗会を終えたライダーが帰ってきました。
↑ヘルメットから出ているカーリーヘアーで、もしかして女性!??ヘルメットを脱ぐと、なんと、「モアナ」そっくりのキュートな女性でした。
娘も着替え終わり、
スラロームのスタートラインにつき、
大きな四角いブロックの障害を交わしながらスラロームをして
「(R1と比べると)軽い車体で 楽ちん楽ちん」と 楽しめたようです。結構娘がひらひらと ミッション・バイクを操るので、女性インタビュアーからインタビューされていました。
そういった放送も、またお客を呼ぶのですね!
こういう、気軽なイベントがたくさんあるのはいいですね!
遠くのスタジアムまで、延々とチームテントが続きます。
まだ、開場前なので お客はまばらですが、
チーム自体(チームテント自体)が 一つのショーなんですよね。
センス良し、雰囲気良し!
メカニックも 見せるメンテナンスです。
↑ 上のテントは ただのテントに見えますが、↓反対から見ると、こうなってます。
↑要は 巨大なトラックが、スタジアムまで延々とつながっていることになります。
↓次はモンスター・エナジーのトラック
↑ テントの中では、これから皆さん 朝ごはん。
まさに、生活そのものが レースなのです。
そして、その生活が 「見せる商品」なんですね!
左の建物にテントが右に張り出している様に見えますが、この左の建物も、トレーラです。
↑左側は 固定された家にしかみえませんが、トレーラーです。
Red Bullの張り出したテントの中 ↓
↑ 広いね~! 手前のメカニックと、奥のカフェテリアで 家族が朝ごはんです。 単にレース会場ではなく、レース生活の一つなのですね。
ksjetの言いたいことが 皆様に伝わるでしょうか?
日本のレースは、見せる商品が「レーストラック(レースコース)」の上にしか無いんですよね!
アメリカは 「参加している巨大な団体と
チーム、家族、その生活,そして、駐車場までが
すべてが見せる(有料イベントとしての)商品」なのです。
なので、レースを見に来る価値のあるものが、
レースコースだけではなく、 開場周辺のすべてが
「お金を払って 見る価値、来る価値がある」モノなのです。
だから、いろんな価値観の人が受け入れられるんですね。
後で出しますが、子供や おじいちゃん、おばあちゃんの 観客の多いこと!!
これこそが、「レースというビジネスが 存続・拡大し、お金が回り続けられる」ということです。
日本のモータースポーツの「レース」は レースの選手しか 観客にいません。
(というと 大袈裟ですが、ちょっとマイナーなカテゴリーのレースはそんなモノです)
なので、日本ではレース関係者のためのレースであって、
ファミリーのためのレースではないのです。
アメリカは 「レースでは無い! ショーなのです」
そして、
「ショーはレーストラックの上だけではない。 パドックを含めたすべてがショーなのだ!」
女性だけの観客も多い! \(^o^)/
出したもん勝ちのねーちゃんです。
そーなんですよね。日本のモーターサイクルのイベントでは、女性だけのカップルは皆無ですが、
アメリアの開場ではよく見ます。
↓出したモン勝ち!
↓ママもベイビーちゃんも、出したモン勝ち!
↓出したモン勝ち!
しかし、声を大にして言いいた~~い!
日本人、なぜ 谷間を隠す!
ブラの宣伝では、あれほど、
「女は谷間、谷間 た・に・ま!!」
と言いながら、
なぜ 日本人は谷間を隠すんだ~~! (# ゚Д゚)
我がワイフも、出したモン勝ち!です。
↑日本人の誇りを見せてくれ!
【子供の心を鷲掴みにする トヨタの アトラクション:自転車クロスコース】
このコース、バイクとは関係ない、トヨタが作りました。
最初にこのコースを走ったのは、キッズのBMXチーム。
コイツら、小さくとも、BMXの選手で 、全員、無限ウイリーも楽々!
ksも無限ウイリーは出来る(出来た)のですが、
最近歳なので、怪我が怖くて恐怖心が先立って出来ません。。^^;
コイツラが さっきの 自転車クロスのコースを走り出すと、
たくさん来ている一般の子供さんが、目の色変わるんですよね。
だから、呼び水は このキッズチームで、
それからは ずっと 一般の子供がレンタルで 年齢に合わしたサイズのBMXや、
自転車に乗れない子供は、キックスケーターに乗って
この自転車クロスのコースを回り始めます。
↑一度、一般の子供にはずみがつくと、子供が子供を呼び、プロのキッズ達は もうこのコースを走る必要はないんですよね。
だから、プロのキッズたちは、もう、コースを走らないで、
駐車場や パドックの周りをウイリーで走り回ります。
そうなんです。
彼ら(プロのキッズ達)は、子供を コース走行に参加させる呼び水なんですよ。
レースは見るだけでなく、
子供が参加すれば、
親は幸せ!
じいちゃん、ばあちゃんは幸せ!
なんですよ!
↓↓
さて、スーパークロスの冠スポンサーはMonster Energyですが、
モンスターエナジーが偉いところは
○レーストラック(スタジアム内)だけが有料の楽しいエリアではなく、
○ 駐車場まで、モンスター・エナジーガールを派遣して、無駄に駐車場内を歩かすことです。
みなさん、思いませんか!!??
東京モーターショー、 東京オートサロン。
車好きなら、車で行きたいですよね。
自分の車が 駐車場の中で見られることを期待して。。。
でも、ちっとも駐車場が楽しく無いんですよね。
なので、駐車場に車を置いて、すぐ開場(ビッグサイトや幕張メッセの建物)に入って、
駐車場で時間を潰したり、楽しむことはありません。
だって、駐車場が楽しく無いんだもん。
しかし、スーパークロスは違います。
駐車場まで、Monster Energyはモンスターガールを派遣して、無駄にモデルを歩かせます。
無駄にパドックや駐車場をモンスター・ガールが歩いてます。でも、これには意味がある!
TOYOTAは 、車には関係無いレースですが、キッズチームを 駐車場の中まで 走り回らせます。
そして、TOYOTAも、キャンギャルを駐車場まで 歩かせます。
日本のキャンギャルは、
雇われたブースまで 私服で行ってブースの小部屋で着替えるか、
会場内の更衣室で着替えて、ガウンを着て雇われたブースの前だけでガウンを脱ぎます。
アメリカは 違います。
会場外(駐車場)まで、積極的に 女を流出させます。
レース関係なく、駐車場自体が楽しいのです。
女性も多い! それも 「出したモンがち!」の一般女性がたくさん歩いている。
観客が、来ている観客を見るのが楽しいのだ!
キャンピングカーを持っているひとは、
キャンプやバーベキューをしているのを 他の観客に見せつけるのが楽しいのだ。
キャンプだから、家族や子供連れ。 だから子供が多くなる!!
今日、夜更かししても、子供と一緒に泊まっても、子供は明日は学校休みなんですよ!
↑だから、キャンピングカーを持っているひとは キャンピングカーで来るし、
モトクロスをしたことは無くても、自分のキャンピングカーを孫と一緒に楽しめるから、
キャンピングカーで来るんです。
キャンピングカー自慢もあるから、どんどん キャンピングカーは大型になり、
キャンピングカー業界も潤うんですね。
それに、チームトレーラーの 全天候型テントを見れば、憧れがでますよね。
さて、同じ様な考えをマレーシアのF1を見た時に感じました。
マレーシアにF1を見て気がついたのは、
「金持ちには 金持ちを見せつける機会を与えてあげる」ということです。
マレーシアのセパン・サーキットには 金持ち達は ヘリコプターで会場に乗り付けます。
ヘリコプターは サーキットの開場横(一般の観客から見えるところ)にたくさんあります。
金持ち達はヘリコプターから、クリスタル・ルームへ のてのて歩いたりしません。
お迎えのベンツに乗り換え、ベンツは白バイが先導し、一般の歩いている客をかき分けて
(サイレンで一般の歩いている客を どかせて)、クリスタル・ルームへ横付けします。
クリスタル・ルームは モデル級の女性を同伴です。
そして多数あるクリスタル・ルーム それぞれに コックが5名付いて
できたての料理と涼しい室内で、 ワインを飲みながらモデル級の女性と同伴で 上からレースを見ます。
日本では、なるべく貧富の差なく、公平に!!ですが
海外は 貧富があるほど、金が動く。。。し
上を目指すんですよね。
金があるやつは、 ヘリコプターで来たくなるんです。
そうやって、大きなお金が回るんですね。
だから モータースポーツが発展するんです。
お金が動かないと、モータースポーツは 衰退するばかりです。
さて、おまけですが、
モンスターガールの主役モデルさんの写真も最後に並べますね!
ksの くだらない理論より、
やっぱり、こっちですよね。。