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2019年09月06日 イイね!

マツダ e-TPV、EVプロトタイプに思うあれこれ


マツダEVのプロトタイプ、しばらく前から噂があったけど記事がエンバーゴされた様子なんで眺めつつ思う事。
https://response.jp/article/2019/09/06/326189.html

https://www.webcg.net/articles/-/41445

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1205153.html

http://driver-box.yaesu-net.co.jp/new-article/20865/

e-TPV<次世代EV試作車両>
単に発表じゃなくていきなり記者向け試乗会というあたりも含めどう捉えるか。
(ホントは今頃FRの6気筒の新型プロトを発表したかったのが本音なんじゃないかな、でもエミッション規制でそれどころじゃなくて突貫でEVに傾注しなきゃならない欧州事情、2018年欧州CO2排出量レポート
マツダのメーカー排出量の危ない状況、削減の切り札だったはずのskyactic-xがあまり役に立たないのが明白になってしまったし。米国では少し前まで1位でだけどこの地域落差の理由とEV突貫の理由はなに?
の事情はこの辺に
https://carbuzz.com/news/mazda-scrambles-to-build-electrified-cars-to-avoid-huge-fines

https://europe.autonews.com/article/20181108/ANE/181109788/mazda-plans-electric-push-to-avoid-eu-emissions-penalties



とりあえず35.5kWhというバッテリー容量をどう考えるか、
とりえあえずe-ゴルフ7同等、現状で考え見れば私見としては最低ラインは抑えた、実態航続距離はeゴルフがEPAの数字で125マイルなんで200kmは走れないと見て良し。
でもこれが発売される頃には50kwh級は普通になる(VWのID.3 PSA e208 ≒ コルサe
セグメントの違いはあるけどバッテリー少ない分考えると確実にそれら下回る程度の価格でないとEVとしての存在感は低下する気が、
まメーカーとしての言い分はともかくそれをどう考えるか最終的には市場が判断する。
ライフサイクル云々よりホントの所はバッテリー価格と車両価格と利益率とエミッション対策の台数の天秤だと思うけど。(あとはシャシーの都合、後述)
バッテリー寿命を16万kmとしたのはしばらく前の試算やらWell to Wheelやら言ってたのに沿う形、https://www.webcg.net/articles/-/40636
だが私的にはこの試算はイマイチ、何故なら既に8年16万キロがEVのバッテリー保障範囲だったりする、
試算だと廃車が20万キロまでだが16万キロ補償なら20万キロまで変えない可能性の方が高いんじゃねえかなと。ついでに製造過程のエミッションは主なメーカーは製造ライン段階から削減するって方向になってくし。
私的にはエミッションは走行距離当たりの消費量で比べる方が妥当。

シャシーはEV用と言っても基本的には新マツダ3のskyactivシャシーのEVコンバーションという位置づけに近いのかな、ハの字に後ろへ開いてくフレームの内側にバッテリーが収まる、、バッテリー位置は前席下~後部フロアー後席シート下まで、後ろ脚はTBAだからピボットより後ろにはバッテリーは置けない。元々ホイールベース長いマツダ3系の車体デザインだけどその割にバッテリースペースは取れて無さそう。35.5kwhのもう一つの理由、それぐらいしか入らないの可能性。
記事から思う点、センタートンネルの背骨が無くなる分の剛性低下を代わりにバッテリーパックを構造材にして補強した感じなのかな?

気になる点として、
バッテリークーリングに関する記述見当たらず、自然空冷か??これから出すなら液冷にしといてくれ。

ロータリレンジエクステンドは、まあまり期待しない方が無難でしょう。
何年か前だとロータリーでHCCIがとか噂話が花咲いてたけど
SKY-Xですら燃焼制御苦慮した雰囲気思うと、ましてロータリーではね・・・
ついでに言えば、何時ものマツダのパターンからしてレンジエクステンダーとPHVのロータリーでそんなに利得が得られる算段あるなら大々的に喧伝してる気がする、多分。
まホンダのクラリティーPHEVが17kWhで普段はエンジン極力使わないよ、なそれなんで同じような使い方になるのかと想像。
ロータリー発電機が動いた時の実態は、USで売ればEPA値で一目瞭然になるんだけど売らないかもな。
https://response.jp/article/2019/01/11/317893.html

https://blog.evsmart.net/ev-news/honda-clarity-phev/

ロータリーに関して追記
デミオEVのレンジエクステンドではロータリー発電機はリアラゲッジ下にあった
(コンパクトで配置の自由度が的なのが利点だったような気がしたが)
新EVではフロントモーター同軸にある、
駆動はしない発電専用、でも記事には駆動力を取れない事もないが的な話、
これ元々はロータリー+モーターのハイブリット駆動を念頭にレイアウトして計画してたんでないだろうか、でも利得や開発コストやその他で断念した結果がこれなんじゃないのかなと妄想。

シャシーの出来栄え云々はあまり気にしてもしょうがない。
マツダ3 < Cx-30 < e-TPV な後から出た方が持ち上げられる毎度のパターン。

デザインに関しての云々からふと思う事
EV専用でフロントモーター回いがコンパクトならこれまでの長っ鼻
(って言うと個人的にはlong nose doraの意味だが、個人的にはfw190はD型よりAの方が好きだがね。)
を止めてi-pace的なショートノーズデザインにだったら良いんだけどね。

追記、いわゆるeペダル的な制御はまだ組み込まれていない、普通にブレーキ踏むほうがフィールがどうこう?eペダル制御系はさっさと組み込んで熟成進めるべき。

余談、マツダは自前EVでトヨタはスバルとETNGAで「EV C.A. Spirit」って結局何だったのかね??https://style.nikkei.com/article/DGXMZO24578510T11C17A2000000/

追記、そう皮肉られても致し方ないか・・・
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1007261/a5dea5da5c0/243/979
Posted at 2019/09/07 22:50:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | EV | クルマ
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