三河っこのブログ一覧

ノアが完成しました。

コンポーネントはほぼ、スピードスターから移しまして、
基本5800系105、リアディレイラーだけヒルクライム用ギアに合わせて7000系105、ブレーキは6700ULTEGRA、ホイールはFulcrum Racing5といった構成です。ギアはフロントが50－34T、リアが30－12Tというヒルクライム仕様です。（エアロ形状なのに笑）



スコットも、たくさんの楽しい思い出ありがとう。

コペン用にドアスタビライザーを買ってみました。
コペンはフロアだけで支えているので、やはり剛性不足。

ドアスタビライザーにはこれまで一切興味がなかったわけですが、仮にドアビームが突っ張り棒として機能するなら、理屈上はオープンカーには効果が大きいはず！と思いやってみました。

TRD製は大変お高いので、メルカリで6700円のお安いパチモンを購入。
作りは結構よさそうです。
まずはドア側をやります。



このボルトを外して、ブラケットを装着。M6の皿ボルト20㎜が６本必要です。



で、ブラケットにプラスチックのパーツを装着。よく摩擦で脱落するらしいので、表面にグリスを塗っておきます。場所的にグリスは何でもいいので、高級なシマノのデュラエースを使用しました。



車体側。
注意するのは、適切な工具を用意することです。
必要なのは５５６、＋３先端をしっかりトルクをかけて回せる工具、そしてスラハン。
この通り、キャッチが純正に比べて5㎜程短いため、キャッチがつくボルトを穴を外側に動かしてやらないとドアが閉まらなくなります。純正キャッチを緩めた状態で、スライディングハンマーをひっかけ、外に２回ほどがガツン！で大体3㎜くらい動き、閉まるようになります。



スラハン使わなくてもプーリーとかでもいけるかも。でもスラハンが圧倒的に楽だと思いますがね。

工具さえそろっていれば簡単です。所要時間は両方で15分というところでしょう。




で、走ってみました。

うーん・・・これは剛性が上がっているというのかね？

確かに、コペン特有の異音はかなり抑えられて静かになりますが、これはどちらかというと、共振・振動が減ったことによる効果だと思われます。
ハンドリングは、もともとコペンはかなりクイックな設定なので、ちょっとわかりませんね。
そもそもハンドリングがクイックになったから剛性が上がった！ってのはかなり暴論ですが。
段差を乗り越えた際に、板バネが戻る反動のようなショックが来るようになりましたね。
でもこれも、ボデーが堅牢になったという感じではない。
強めのブレーキングでは、バイブレーションみたいなのは出なくなった・・・かな？
でもこれもしっかり試していないのでわかりません。

ま、結論を言うと、たぶん、ドアスタビライザーは剛性アップという意味では相当地味です。
ただ、多少変化はあるのと、車内が静かになるので、６０００円の部品としては結構いいかも。

やっぱ、真面目に剛性考えるなら、６点式ロールバーか、サイドシル補強かな。
追突とかのリスクを考えると、６点式ロールバーはいつかほしいですね。
ただ、ドアスタビつけてみて挙動変化を感じてみて思ったのですが、コペンの純正状態って、結構考えられているかも。

「頑張ったけど、結果的に柔いんです・・・」ではなく、
意図をもってあの剛性、あの乗り心地、あの異音に妥結している感じがします。