2017年05月27日
思い出深い車たち-4
引き続き同じルールでチョイ乗りさせていただいた車や、同乗させていただいた車などの所有した事ないけど非常に印象深かった車たちの思い出を書きたいと思います。
※Y31シーマ(だったと思いますw)
Y31シーマだったかY32シーマだったかが思い出せないんですが…
たぶんY31だったような気がするんですよね。
今度、私がチューニング道に入ったキッカケとなった70スープラ先輩に確認しておきますw
確か…
あ、これは書かない方がいいのかな。
ここは割愛するか。
シーマなんですけど、普通のシーマじゃないんですよ。
シングルカムのVG30DETを搭載するのが普通なんですけれど、Z32のツインカムVG30DETTに換装され、タービンは…なんだったかなー…。
ビッグシングル仕様に改造されてます。
排気量はVG30改3.1だったでしょうか。
そしてRB26では望めない(2次共振点での振動がどうしても問題になって、できない)んですが、VG30は可能だそうでレブリミット10000rpm!という、だったらボディはシーマじゃなくていいんじゃ…
という不可思議な車でしたw
馬力は…確か、当時で800馬力だったか850馬力だったか。
ただ、シーマってセンターピラーレスじゃないですか。
あと、ホイールも大径を許容できないホイールハウスなんでトラクション面でも不利です。
車重も当時としては非常に重たい…ってwikiで調べたら今や軽いwと言っても差し支えない?
ああいう大型セダンなのに車重はY31が1640kg!Y32でも1740kgなんですね。
そんなこんなでRH9の仲間入りにはなってないんですがゼロヨン10秒台は出してたような記憶がありますw
そんな奇天烈シーマに同乗させていただいた事があります。
エンジン始動から何から何までもうお下劣。
そして何故かフロアから生えてるマニュアルのスティック。
シーマなのに派手にバーンナウトかましますw
その際、相変わらずこういうお化け車特有なんですが
ウォォォォォーウゲゲゲゲゲッ!バシュン(過給圧抜ける音)ウゲゲゲゲゲー!バシュン!
てな感じで派手にウェストゲートの音まき散らしながらバーンナウト。
はっきり言って排気音も近所迷惑を通り越してテロレベル。
なのにそんな排気音をかき消すほどのウェストゲート音。
さて…
緊張の一瞬です。
ロケットスタート!!
フオォォォー・ウゲゲエェェェェェェェェエエエエェェェッェェェェェッ!ウゲェェェェェェェェェェェー!
シフトチェンジで一瞬ブースト抜けるも、ミスファイアリングシステム積んでないのに一瞬でまたゲートが開くほどのレスポンス!
そしてセンターピラーレスなのとボディ剛性がそれでちょっと足りないんでしょうね。
サイドウィンドウがちょっとバタバタいって隙間風が頬をなでるwwwwwこええええぇぇぇぇ!
真っすぐ走ってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?(切実
そしてレブの10000rpmまで回さず8000rpmシフト!
それでも十分速いッス!(怖い
手に汗握るとは正にこの事。
ほんの10秒ちょいの出来事でしたが、車降りたら手の平が汗でぐっしょり。
ビッグセダンとは思えない加速力。
そしてエンジン。
これ、フェアレディZに積んだら面白かったろうに…w
チューニングカーってこういうのもあるから面白いんですよね。
オプションが純正なのか後付けなのかまでは失念しましたが、ワインクーラーが車内に鎮座されてたのがちょっともの悲しさ(おいらこういう為に生まれたんじゃないんよ的なw)が哀愁漂わせていてステキでしたw
※アルファ75
私の友人に相当な車マニアが居るのですが…
その友人に「ウチの車買わないか(ヤラないか…ではありませんw)」とオファーがあり、それを友人と見に行く事に。
京都付近まで行って見せてもらったアルファ75は、ハチロクレースみたいにロールゲージも張ってある本格仕様。
詳しい仕様はちょっとうろ覚えなんですが、排気量は2.1L?2.0Lだったっけな…
なんせ純正よりボアアップ。
クランクとかまで手が入ってるのかは定かじゃないですが、ヘッドもやってあるというサーキット仕様。
ただし、その当時でも10年かもうちょいオチ?くらいに歳は取ってる最後のFRアルファ。
これ、リアブレーキがドディオンアクスルでブレーキがインボードタイプなんですよね。
友人と試乗させていただきます。
心配していたドディオンアクスルによるバネ下の重さから起因するネガはあまり感じられない。
そんな事より下からトルクあって面白い!
結構小気味よく走ります。
ただホンダVTECで慣れた高回転NA特有のああいう「伸び」を期待すると期待外れなのかも。
実直なエンジンを実直なまま実戦向きにエンジンの持ってるチカラを太らせた。
そんな感じ。
レスポンスはそんな悪くなかったですが、フルチューンエンジンを連想するとちょっとアレなのかも。
ロールゲージ入ってるんですが、やっぱり元のボディがちょっとアレなのか少しだけユルイ。
でも、たのしー!
音もいいぞー!
面白い!
ただ、背中を押す何かが足りない…
という事で友人も、あわよくば私もチャンスあったら買おうかなと密かに狙ってたんですが、私の食指も動かなかった。
何がもうひと押し足りなかったんだろう…。
乗ってると非常に楽しいんですよ。間違いなく。
何が引っ掛かったんだろう。
帰りの車内でも、友人とずっと「不思議だ…不思議ですよね…」って会話ばかりだったのを思い出すw
※勇タービンキット
なんで車名じゃないねんw
ってツッコミはさておき、車は70スープラです。
それも前期型。
それのツインターボだから…1Gじゃなくて2Gになるんですかね?エンジン型式は。
この2G仕様は結構有名な車で、歴代オーナーのうち数人の方を仲良いワケじゃないんですが存じ上げてますw
その何人目かのオーナーさんが、誰か買いません?と売りに出されてたので、私が興味持って実際に買う気マンマンで試乗させてもらいました。
2G改2.4L(ベースは2000cc)
それにRX-6という排気量の割に非常に大きなタービンを搭載している仕様です。
RX-6と言えば当時は通称「ペケ6」と関西では呼ばれていた「勇タービンキット」です。
確か、この車はホンモノのF1タービンじゃなかったはずです。
勇タービンキットだった希ガス。
排気量が排気量なのでペケ6積んでますが500馬力?もっと出てたかなぁ…
それくらいの車です。(それくらい…っていう言い方が失礼なほど凄い車ですw)
さて試乗です。
トリプルプレートなのかツインプレートなのか、シャラン!シャラララララララララーーーーーー!
といつもの音。
いいわー、やっぱこの音好きだわーw
(私のBCNR33もおもっくそこの音鳴ってました。OSのツインプレート組んでましたんで)
オーナーからちょっと低速トルクがあれなんで少し回し気味で発進してください。
との事なので2500rpmミートで様子みる。
十分トルクあるっすよwwwww
加速が始まる。
ゲェェェェェェエエエエエェェェェェェェェ!(例によってウェストゲートの音w)
はえぇええええええええええええ!
本当にこれ、500馬力?
車重が重たい70スープラ?
1Jとか2Jじゃない、回り方や音は素晴らしいんだけど、あの線の細い2Gなのか!?これが!?
というほどにトルクフル&馬力フルw(
そしてシフトチェンジ!
俺の電光石火のシフト見せてやるぜ!と叩き込むんですがそんなスピードすら上回るエンジンのレスポンスのおかげで一気にアイドリング付近まで「一瞬で落ちる」
なんじゃいこれ!
RB26かよ!?w
バイク並のレスポンスじゃないの!?
ちょっと吹かす(ここまで一瞬)
あっちゃーーーーーーーーーーーーーー!そこまで回転上げたいんじゃないんよwwwwww
(ここ、刹那w)
ものすげーレスポンシブ。
ものすげー楽しい。
ものすげー速い。
ものすげー安定してる。
欲しい…
こんなトヨタエンジン初めて(頬を染める
私…わたしで良ければください…(頬が真っ赤w
って感じでベタ惚れしたんですが、いろんな方から止められる。
2G改の割に、超有名ショップさんが手掛けた車だから物凄い長期間、ノンOHで今も性能一級品で発揮しているけれど、ノンOHなのが心配。
そろそろクルんじゃない?
来たら元々の仕様がかなりバブリーな仕様だから現状復帰だけでも相当コスト要るよ。
だから見送った方がいいんじゃない?
と、非常に冷静かつ車の事を良く知ってるご意見ごもっとも。
三日悩みました。たぶん。
ものっすごく買おうか悩みました。
どちらかと言えば諦める方に勇気使いました。
このペケ6搭載していた70スープラの前期型は、結局買わなかったです。
買ってたら人生変わってたかもですねー。
今も70スープラに乗ってたりしてw
それにしても、今でも峻烈に思い出しますね。
あのレスポンス。
6連スロットルじゃなかったと思うんですが、きちんとイチからショップが全てを当時の理想的なパーツばかりをきっちりバランス取りまでして、面研とかもやって組んだエンジンって素晴らしい。
そしてエンジンだけじゃなく補機類も適切な品物を使う。
適切なパーツなだけじゃなく、完全確実、パイピングも最新の注意を払って性能を100%発揮できるようにひとつひとつの作業をテキトーにしたりしない。
そんなビス一本締めるに至るまでパーフェクトな車は、あまりお目にかかった事がありません。
この70スープラはそんな一台でした。
あれから2オーナーほどは噂で聞いたんですが、その噂で流れた先でエンジン飛んだ!
とか聞かなかった(3~4年くらい?)ので、買っときゃヨカッタな~…
って思わなくはなかったです。
ただ、こういうのってわからないんですよね。
私が買ったら壊れてたかもですしねー。
難しいですねー。
こういうパーペキチューニングな車は、死ぬまでにもう一度乗ってみたい気がします。
妻が許さないでしょうけれどw
長くなったんで今日はこの辺でw
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Posted at
2017/05/27 16:55:06
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