久しぶりに思うところがあって、クルマの話題を書こうかなと思いましたが私に語彙力がなくて上手くまとまらなかったのでしばらくこのネタは眠らせます。
なんのネタかというと市販車である以上はミッドシップだとか軽量化だとか重心が低いだとかは、それぞれないよりはあった方が絶対に良いけどやりすぎは良くない。
みたいな話題です。
むっちゃおおまかに言うとですけど。
なんか上手く書けなかったんですよね~。
今日は相変わらず自転車ネタをちょっとだけ書きます。
昨夜の「なう」でつぶやきましたが、手組ホイールを発注しました。
Bontrager Aeolus comp5のリムを使った手組ホイールが感触良くて、スペアホイールとしてディスクブレーキモデル用に手組を一本、欲しくなったんですよ。
今回使用するリムは
DT SWISS RR421というリムです。
こちらのページに飛んでいただいて、下方にスクロールさせると穴の数というところがあり、そこで適当に24なり28なり選ぶとリムプロファイルを見れますので、興味ある方はクリックしてみてください。
左右非対称なリム形状をしております。
ディスクブレーキ化されたことで、前輪もスポークを張れる角度に「左右差」が生まれています。
クルマのサスペンションで言えばネガティブキャンバー的な、スポーク角度のことです。
その左右差を偏心リムが形状的に、物理的に減らす。
そういう製品です。
後輪に至っては、リア変速が10速化された以降その分厚くなったスプロケットがハブフランジをホイールの中心側へ押しやるかっこうとなり、左右差が生まれました。
それをスポーク本数を左右で配置数を変えて左右差を減らしたり、スポークの強度(主に太さ)を左右で変えて左右差を減らす努力などが行われていましたが、一部の製品ではリムをこのように左右非対称形状とすることで「左右差」を物理的に減らす製品を出しています。(今も左右非対称は完組みホイールでもあります)
他にはハブフランジを左右で大きさ変えて、スポークを張る角度の左右差を減らす工夫をされたり…様々な方法で対策を講じられています。
今回は手組ホイールで左右非対称リムを使って組んでもらったらどうなるんだろう!?
という興味を抑えきれずに発注しました。
スポークは相変わらずSapim信者なので、CX-RAYです。
実は、そのうちMadone SLRに装備しているAeolus RSL62のスポークもCX-RAYに変えたろうかなぁ…なんて考えています。
乗って走っているだけで、年々徐々にですけどスポークは伸びていくのですよ…。
リフレッシュ時にやってみようかなと。
今回はDT SWISS RR421リムを使います。
アルミリムですが、リム一本あたり430gとそんなに重くないです。
軽くもないですけどw
本当は価格を抑える為にR460あたりのリムを使いたかったんですが、在庫が一切なくて海外通販で買うとかしない限りはすぐに手に入らなかったんですよね。
同じ理由で、R460ないならR470でいいです。→これも無い。
納期未定。
じゃあ、RR411(こちらの方が軽い。同じ左右非対称リム)→これも無い。
納期未定。
すぐに入るリムは?→RR421という流れです。
それにしても、このリム一本13000円ですよ。
ちょっと前まで6800円だったか7800円だったんですよ?
先ほど挙げたR460なんて、3200円くらいだったと記憶しています。
今は6000円ですよ…。
高くなったなぁ…なんて思いつつ、それを選びましたw
CX-RAYは相変わらずあまりお値段変わらないみたいで、一本だいたい600円です。
前輪だけで24本配置なのでスポークだけで14400円…うっひょ~w
そして曲者なのが、ニップル。
DTのリムは「R」だと通常のアルミニップルが使えるんですよ。
それだとひとつ100円するかしないかだと思います。
それが「RR」と名前がついたリムになると、専用のプロロックニップル、スクオルクスプロヘッドニップルを使わないと適合しないんですよね。
私、今回初めて知りました。
そんなニップルあんねやwって。
そこでどんな形状してるんだろう?と興味を持ってググりました。
のむラボさんの日記に記事がありました!
スクオルクスプロヘッドニップル 形状でググってほぼ先頭にのむラボさんの記事が来るなんて、さすがのむラボさんですよ!
なんか見覚えのある形状していますわ。
うちのRSL37やRSL62のニップルやんか。たぶん。
知らんけどw
なるほど、リム形状が特殊な左右非対称形状をとることで、専用ワッシャーが要るくらいにスポークを納めるところの断面形状が狭いのが原因か。
普通のニップルだと、そのワッシャーと干渉して走行中の振動や変位などによって繰り返し接触する事で削られるんだ。
やべぇじゃんw
そんで、のむラボさんでもこういう失敗をすることもあるんだ…。
やっぱり「仕事していたら」失敗もありますよね。
私が尊敬する所長が「失敗しても気にすんな!失敗しない人間は仕事してないだけやねん!」とおっしゃってくださった事があります。
なんかそれを思い出しました。
今回は店長にスクオルクスプロヘッドニップルが要ります!と伝えてあるので大丈夫です。
実は、お世話になっている店長もスクオルクスプロヘッドニップルを知りませんでした。
まぁ偏心リムで組んで!という発注自体が初めてだそうで、そりゃこんなん普通は知らんわなwなんて思いました。
それと同時に私のネットサーフィンも無駄ではなかったなw
と思った次第であります。
CX-RAYを使い、スポーク本数をいたずらに減らさずにきっちり組み上げるとマジで気持ちいいホイールになるんですよね~。
エモンダに使っているAeolus comp5リムを使った手組ホイール、スペア欲しいなって時々考えてしまう定期。ってツイートできるくらい気に入ってますもの。
特別速いホイールでもないんですけどね。
乗っていて非常に楽しく、気持ちいいホイールなんですよ。本当に。
同じような理由で、使っているスポークはCX-SPRINTというCX-RAYより一番手太いスポークで物理特性がCX-RAYとまた違うんですけど、不思議とCX-SPRINTを使ったキングジデコに装着しているSCOPEのホイールも気持ちいいんですよ。
Spaimのスポークが私と相性が良いのか?って思っちゃいますね。
RSL37もRSL62も楽しいし、速く安全に走れる非常に優れたホイールなんですよ。
でも、スポークを純正のDT SWISS AeroliteからCX-RAYに変えたら化けるんじゃないだろうか?なんて考えちゃうことがあります。
でも、完組みホイールの完成度が高い製品は純正からバランス崩す可能性のあるモディファイは勇気要るのは確かです。
元に戻せますけど、費用かかりますからねw
まぁでも、リフレッシュ時に一度冒険してみようかななんて考えています。
手組ホイールの完成が待ち遠しいです。
早くても12月中旬頃だと思います。