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イイね!
2018年06月20日

素人なりに考えてみたw

スポーツシャシーが想像以上にヨカッタ件について、素人なりに考えてみました。
あくまで素人なので間違った認識もあるかもですが、その辺はご容赦ください。m(__)m

一般的に、「車高を下げる」メリットってなんだろう?
・カッコいい
・重心が下がる
・2ch的に言うならば、「知能指数の高さと同等w」orz(ほっといてくれw)

では、「車高を下げる」デメリットはなんだろう?
・ロードクリアランスの減少による、物理的に走れる場所を選ぶようになる。
・サスペンションリンクの類が、理想的なアングルやジオメトリーを築けなくなる可能性がある。
・乗降性が損なわれる。

簡単にまとめると、というか乱暴にまとめるとこうでしょうかw

一般的に車高をただ単に下げるという行為は、重心が下がるというメリットがある一方で、それ以上にデメリットの方を多く受ける事になります。
そのデメリットを「ごまかす」じゃないですけれど、相殺する為にバネレートも上げなくてはなりませんし、上がったバネレートに相応しい減衰力の高さもショックアブソーバーに求められる様になります。

なぜそうしなければならないか?
純正車高でちゃんと機能している、機能するように設計されているサスペンションリンク類が、車高が下がる事によって良い角度が保てなくなり、最悪のケースとしては昨今の記事で有名なサスペンションリンクがバンザイ状態になり、図式があるとわかりやすいんですが車体のロールが始まると元からサスペンションリンクが上を向いてる状態からロールが始まる為、コーナーの横Gによるサスペンションに横方向の入力があると、サスペンションリンク先端がさらに上方向へ動く様に力が加わります。
要するにさらなるロール方向へ車体は導かれます。
これをセルフジャッキ現象といいます。
この動きを抑制する為に、最近ではガッチガチwwwwの車高調は減ったとは言え、基本セッティングは変わってません。

そういう動きのデメリットを打ち消す為に、調整式リンクやサスペンションリンクを受けてるブラケットそのものを移設したり(これはかなりハードなショップデモカークラスのモディファイ例)して、ジオメトリーの適正化を狙っていったりします。

そういうところまで考えると、981用のスポーツシャシーキットに含まれてる内容は
・専用ショックアブソーバー
・専用スプリング
・専用スタビライザー
・専用アッパーマウント

大きく分けてこの4つが含まれます。
専用アッパーマウントは、純正車高に合わせた標準足用のアッパーマウント調整幅だと、下がった車高によって推奨ジオメトリへ調整しにくくなる事を想定してでしょうね、専用アッパーマウントが用意されている様です。
ロアアームまでは含まれず、下がった車高なりにロアアームの角度は水平に近くなります。
(見た目ほぼ水平w)
セルフジャッキ現象がおこる一歩手前の状態で、路面のギャップなどにちょっと弱くなってるのは確実にソレと感じられにくい領域までしっかりとセッティングされてますが、物理的には少し、ほんの少しあると思います。
ですが、先ほど書いたデメリットをほぼ感じられない、安心して踏める状態まで昇華しているのは素晴らしいの一言で、ブログ記事のタイトルに繋がるのですがそれを素人なりに考えてみました。

なんでここまで気持ち良く走れるんだろう?
名阪国道の一部荒れた路面だと、堅くなった足なりにきつい乗り心地と(個人差によっては)感じられる音や振動は出てしまうにしろ、それでも凄いと思えるレベルに達していると思います。
ライン装着25万円(当時)のオプションとしては、破格だと思います。

なぜだろう?
素人なりに思い出したのが、重心が下がるというメリットが導く内容です。
普通の車なら、重心の高さも相まって堅くなったアシと理想的ではなくなったサスペンションリンク類がもたらすデメリットの動きが顔を出して、良い所では確かに速くなってるが低μ路や路面が荒れてる場所では純正とかそれに毛の生えたアシを組んだ、オールマイティな仕様の方が乗りやすいし速いという事もすべてがそうだという事はないですが、ままあります。
ただ、981の場合はそういうデメリットが顔を出す「ストローク量」に至る以前に、重心の低さからそれほどロールしなくても、それほどバネレートを上げなくても、それなりにヨーイングが発生して車体は安定を保ちつつ曲がろうとする。

その安定を保ちつつというのがミソで、ここが元から重心の低さを持ったシャシーがさらに車高もさげて重心が下がる事によって、普通ならコーナー内側のタイヤってあまり仕事させるのが難しいんですけど、重心の低さを上手く活かして、それほどロールさせずともそういう動きを十分に発生させることができるセッティングによって、4輪の接地を活かしたコーナリングがうまく出来てるんじゃないだろうか。
それも今まで乗ったどの車よりも、そうなんじゃないだろうか?

と、上手く説明できませんが素人なりに考えてそう思いましたw
徹夜明けで眠気覚まし兼ねて記事書いてて乱文失礼しましたw
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2018/06/20 07:27:07

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この記事へのコメント

2018年6月20日 18:10
徹夜明け、お疲れ様です。
楽しそうなネタなので、わたしも(・_・D フムフムと考えてみましたが、ざっくり言って以下の因果関係なのかなと思います。

実重心が下がったが、それ以上にジオメトリ上ロールセンターも下がって、シャシーのロールモーメントは大きくなったものの、タイヤと車体のロール剛性はそれ以上にバネ、と合わせて大きくなっている。
そのため、1Gからコーナリング最大Gまでの間で、当然ブレーキングも含めて車体のピッチ、ロール共に減っている。
従って、4つのタイヤのトータルグリップは増加し、ポテンシャルアップしている。ドライブ上のマイナス要素と言えば、限界時のゲインが上がってそれなりに溜めの無いクイックな限界特性に傾いたこと。。。かな(;^_^A
コメントへの返答
2018年6月20日 19:50
FLAT6さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

朝から乱文失礼しましたw
綺麗にまとめてくださってありがとうございますw

私自身の表現力が足りない部分を補ってくださってありがとうございますw

ズルっ!と滑るほどは攻めてないんで、実際にやってみるまでは断定できないんですけど、乗って得られる感触として、どうもその懸念される「速くなってるけど、シビアになる」という側面が、過去の経験から照らし合わせて、限界までの動きじゃあもちろんないんですが「ヌルってしてる」っていう動きするんじゃないかなぁ?と思う動きしているんですよね。

つまり、乗りやすい方向。
サーキット行って試してみるのを今から楽しみにしています。

それにしても、いつもFLAT6さんのブログ記事もそうですけど、難しい内容を上手くまとめてらっしゃるなぁと感心致します。
(;^_^A アセアセ・・・勉強しなくては。

プロフィール

「@Tetsu@ さん、ありがとうございます。電動ですよね?チェーンが見えなかったんで、電動かなとは思いましたがそんな前のお話しだったんですね。」
何シテル?   07/29 08:25
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