2019年08月26日
ヒステリシスロスとインピーダンスロス
最近、ショップのトレーニングライドの平均巡航速度が上がっているんですよ。
昨日は女性の方に引っ張ってもらったんですが、この人がまた速いw
ショップから清滝峠ふもとのコンビニまで、15kmくらいあるんですけど、その間をずっと36~40km/h↑くらいで引っ張るんですよ。
こうなってくると、リムハイトが高いホイールが欲しくなっちゃうw
なんて冗談はさておき、キツイかキツくないかで言えばキツイんですけど、思ったよりしんどくはなかった。
体力が付いてきたんでしょうか?w
コンビニに到着して休憩&トイレ&水分補給時に、タイヤを触ってみるとほんのり熱い。
やっぱり飛ばすとそれなりに各部へ負担はいくんですなぁ…
なんて考えながら、私は相当汗をかくので水分と塩タブレットで塩分補給。
今回の夏は、熱中症対策としてボトルゲージを二本増やしています。
通常だと、ダウンチューブとシートチューブに一本ずつボトルゲージをさしているのが普通ですが、私の場合はサドル後部にもボトルゲージを二本増設しています。
これのおかげで、修理工具一式1セット+ボトル3本という盤石の体制でロードに乗れています。
これで30kmくらいまでの距離なら、一切コンビニや自販機での補給ができなくても水分が枯渇する事はない(笑)
それはさておき、100gでも軽くしたいヒルクライムの時は不利になるんじゃ?
と思われた方、正解。
でも、あえてそうしているんです。
修行を兼ねて。
なので涼しい時期になってボトルゲージがいつもの二本でいける頃になったら、これだけ重量を増して坂登っていたおかげで、少しはマシ(速く)走れるようになってんじゃないだろうか?なんて楽観的に考えております。
話しが少し逸れましたが、ふもとのコンビニで敢えて飲んだ水分だけボトルに補充して重量満タン状態で清滝峠を登ります。
清滝峠を登ったあと、登ってきた道を戻って帰るんじゃなく、反対側へ降りていき168経由で第二京阪下に戻って帰っています。
そうすると少しでも距離稼げるのと、第二京阪下にも登り下りの勾配がある場所を通る事が出来るようになるんで、少しでも練習に…と思ってそっちルートで。
その日はいつも7気圧タイヤに空気入れているんですけど、試しに6.5気圧で乗ってました。
いつも以上に荒れた路面でラク。
ただし、清滝峠ウラの下りでは少しだけコーナリング時に横方向の剛性が足りない様な気持ちになりました。
この荒れた路面でも楽ってのがミソで、ふもとの休憩所であるコンビニ到着時にタイヤに触れたら少し熱かったと感じた原因のひとつとして、ヒステリシスロスというのがあると思います。
タイヤ空気圧が少し低い事でタイヤ自体が変形しやすく、空気をバネとして使える代わりに、タイヤやチューブが伸び縮みする事で発生する「熱」によってエネルギーを損失している…というアレです。
その代わり、タイヤがバネとしてある程度昨日しているので、ホイールやフレームやライダーの身体自体に発生するインピーダンスという損失は抑えられているという事です。
リム幅17cのFulcrum Racing Zeroというアルミクリンチャーホイールを私は使用しています。
それにBontrager R3という25cと言われる規格の幅のタイヤを使用しています。
私の体格(体重)でこれらの組合せの場合、昨日乗ってみた印象として空気圧は6.5と7.0の間がヒステリシスロスとインピーダンスロスのバランスは良いのかも知れないなぁと感じました。
6.7か6.8くらいでしょうか。
でも、もっと掘り下げて考えると、28cという規格のタイヤの方が良いかも知れないと思う様になりました。
Bontrager R3というタイヤ銘柄で考えると、25cで210g
28cで245gでタイヤだけの差で35g
この高速で回転するホイール外周部に取り付くタイヤの重量差で35gの差を大きく見るか小さく見るか。
サーキットを走るクルマで例えると、そういう部分の軽量化って非常に大事ですけど得られるメリットとデメリットを天秤にかけた場合、多くのケースでタイヤ幅UP(重量増)を選びますよね。
ぶっちゃけ、軽快感とかそういうフィーリングを大事にするなら軽ければ軽いほどOKなんですけど、絶対的な性能という面で見ればまた違ってくるというワケです。
ロードバイクの場合は、もっと繊細なグラム単位で軽量化とかするんですけど、私が大雑把すぎるのか何なのか。
タイヤの差35gくらい、もーええんちゃうの?w
なんて考えてしまっている私が居ます。
それよりも28cに変える事で稼げるエアボリュームが良い作用を促して、必要な空気圧を少し上げてもタイヤ自体が撓む性能を持ち合わせ、かつ少し高い空気圧によって転がり抵抗を抑える=ロスを減らせる。
ヒステリシスロスは少し発生するけど、転がり抵抗とインピーダンス損失を抑える事ができれば、結果的にタイヤ35gの重量差なんてあって無い様な感じで楽に速く走れるんじゃないだろうか?
と考える様になりました。
17cというリム幅に対して28cというタイヤをハメたらどういうプロフィールになるのかを調べてから、実行してみたいと思います。
それにしても、最近の練習会は巡航速度が速くてこの先ついていけるか少し不安ですw
昨日から涼しくなりだして、昨日は45kmくらいの軽い距離でしたけれど、今後は大正池まで行って100kmを超える距離で練習ライドしましょうか?
というハナシがあり、鍛えておかないとなぁwなんて思いました。
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Posted at
2019/08/26 10:04:23
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