2020年03月23日
凄い人が多いですよね。
クルマだけでなく、パーツって奥が深いですよね。
私が最近楽しんでいるロードバイクもそうですし、自動二輪の方も闇は深いでしょうw
良く、ブレーキパーツの代名詞的な話題として「ブレンボ」が出るじゃないですか。
これ、キャリパーだけ良くしても制動力も何も変わらないだろう。
なのにブレンボを有り難がって付けるのは滑稽。
と、まるで自分は全てを知ってるかの如く謎の上から目線でこういう残念な事を書く人も居ます。
自分が実際に使ってみてから言えば良いのに、屁理屈こねて実体験は無しでそういう謎の上から目線で書いてる人が居るのが非常に残念です。
ごく少数派の方しかいらっしゃいませんけど。
本気で走ってたら体感を持って知る事になるんですけど、随分前の記事で私書いたかも知れませんが(他のSNSと記憶がごっちゃになってこちらでは書いてないかもですが、当然過ぎて、かつ何度かそういうハナシをしているので…)
ブレーキって制動力「だけ」が大事なんでしょうか。
コントロール性も大事ですよね。
でも、それよりももっと大事なのが「毎回変わらないフィーリングをどれだけ保てるのか」という性能です。
刻一刻とタイヤグリップは周回による負担で、同じ性能は発揮できてません。
要するに不確定要素です。
それならば、他の要素で出来る限り不確定要素を減らすという目的で各種パーツをアップグレードしたり、きっちりデータ取って自分の操作の不確実性を減らす努力をするのが趣味で楽しむにしても、変に頭でっかちになっていつまでも正解に近づいたり遠のいたりして日によってタイム短縮できたり、以前タイム短縮できたのに「今日は調子悪いッスわw」って感じでコンマ○秒くらいの落ち具合ならいざ知らず、秒単位で変わるとかね…
それはあまり良くないですよね。
話しが逸れましたが、ブレンボキャリパーでもライセンス生産している国内生産品でキャリパー本体の剛性がちょっとアレな商品は、掛けるお値段の割にあまり良くないと思います。
私自身がGDBやBCNR33などで実際に使ってみてそう思います。
ただ、使えるウチは使って
消耗品なのでヘタったら他のキャリパーへ交換し、上記の性能を狙うというのはアリだと思います。
これもね、こういう記事書いたら揚げ足取ってくるんすよね~。
多分。
まぁ別に良いんですけどね。
実際にやってない人に何を言っても通じませんので。
ブレンボだけでなく、パッドの方もそういう性能は非常に大事です。
ブレーキパッドも、摩材の性質や性能だけが大事なんじゃなく、パッド本体の剛性も非常に大事です。
物凄いチカラで押し付けられるパッドなので、背板の厚みや強度、性質も大事です。
その様な理由で私は制動屋さんのパッドが好きです。
耐久性も品質もコントロール性も、絶対的な許容温度内での信頼性も高いですし。
キャリパー「だけ」交換しても、制動力が上がったりそういう性能アップは無いんじゃないか。
という仮説を某ネット記事で見かけたので書いちゃいました。
キャリパーの剛性が上がる事で制動コントロール性(確実性)が上がる事で体感上の制動力というか制動感は高まります。
自信を持ってコントロールできる事で、摩材の方のグレードアップをしなくても結果的に制動距離が縮まる例もあるでしょう。
しかし、一番の目的はそういう「確実性」や変わらぬ操作感などがもたらす「信頼性」などの向上が主たる目的です。
そもそも、チューニングなんて本人が楽しければいいので、もっと言えば「ドレスアップ目的」でブレンボキャリパー入れたって良いじゃない。
個人的には、クロカン走るからって街中もずっとシャベル背負ったまま走ってるランクルとかジムニーの方が怖いし意味ないと思いますわw
あれに万が一原付とか突っ込んだら普通のテールゲートに当たるより凶器状態ですよw
意味の無いドレスアップのブレンボキャリパー装着車両の方が可愛いですよw
あれは誰も傷つけません。
こうやって不毛な言い合いは続きますw
なので、こういう踏み込んだ記事書くのは嫌なんですよね。
でもとりあえず。
やった事も無いのに、やってる人を指して「何の意味があるんでしょうw」
とか言ってる人(たち)はあまり好きじゃありません。
ちなみにマメですけど、シマノのキャリパーブレーキ。
ロードバイク用のブレーキシステムです。
105→アルテグラ→デュラエース
と、グレードが上がっていきます。
105が前後で17000円くらい?実売価格知らんけど、ざっくりそんな相場
アルテグラで前後で24000円くらい?
デュラエースで前後で40000円↑です。
あ、これはフレームに取付けるリムキャリパーの部品代です。
んで、実際に使ってみると105→アルテグラ→デュラエース
と、価格グレードなりに頼もしさや実際の制動フィーリング、停止距離も若干ですが短くなっていきます。
ヒルクライム後の長い下りになると、その差は顕著で最高速度60km/h近くで下っていて105でも絶対的に性能が足りないという感触はないですけど、やっぱりアルテグラやデュラエースの方が余裕を持って走れます。
じゃあ、ホイールのリム挟んでいるパッド(摩材)の性能も違うのか?
というと実は105以上は標準でついてくるパッドは全て同じです。
キャリパー本体の強度と剛性が違うだけなんです。
(上位グレードほど、強度も剛性も高い上に軽くなっています)
操作する、動作する部位の強度や剛性が上がる事でこの様な結果が出るのも
クルマよりもっと単純な機械であるロードバイクでも実証されていますw
パッドが変わらないなら現実問題としての制動力も変わらないだろうし、高価なキャリパーに変えなくて良い?
って発想が「本当に正しいのならば」
世の中のレーシングカーは製造コストを抑えられる鋳鉄片押しキャリパーで統一されてるでしょう。
そもそも論ですけど。
必要があるから、そういう部品があるんですよね。本当に。
んで、話題はまた戻りますがドレスアップ目的で別にブレンボキャリパーを買って取付けても良いじゃない。って個人的には思います。
私個人は、そういう事はしないと思いますけど。
でも、見た目に良くなるしむっちゃ安い出物があればやっちゃいますけどねw
だって人間だもの(みつを
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Posted at
2020/03/23 10:03:38
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