2020年03月27日
体重別おすすめランキング
今日は北九州は凄い雨です。
他の地方の方もみなさんお気を付けください。
開発許可はおりて、いよいよ敷地の造成からスタートです。
私は土木要員じゃないので確認申請がおりるまでは、変更になるかも知れないw
という設計図で検討・作図を行っています。(要するに暇w)
いやー、それにしても。
27年この仕事をやってますが、こんなノンビリさせていただいているのは初めて。
こんな勢いで痩せられているのは毎日規則正しく早い時間に夕食が食べれて、早寝早起きできているのが一番の理由じゃないですかね…。
次に、地元に居る時に毎週一回あたり最低でも80km↑、もしくは100km↑
獲得標高も800m↑走ってた運動で筋力と体力が増えていた下地もあると思います。
この調子で毎日できる運動しながら、できる限り無理せず体重を落としてヒルクライムの速さを稼ぐ事ができたら良いなと思います。
次に一時帰宅できれば…ですが、一時帰宅したら170km↑のロングライドに行ってみないかと有り難いお誘いが。
この人たち、ブルべ練で速くなってるのでついていけるか微妙ですけど、楽しみです。
コース的には大阪市内を走り→清滝峠→伊賀方面に抜けて→そこから滋賀県→琵琶湖のほとりを走り→京都市内へ抜ける→鴨川沿い→桂川沿いの土手上→さくらであい館→淀川河川敷というコースです。
獲得標高は少ないですが、滋賀県以降の帰路は終始向かい風という練習にはもってこいのありがたいコースw
向かい風でもソコソコ飛ばすんすよたぶん。
淀川の河川敷は野球のグランドなどがある辺りは少年野球とか草野球の練習されていて父兄の方もたくさんいらっしゃって、飛ばすのは危険なのでそのエリアのみ休憩できそうw=巡航速度が落ちる。
それ以外は多分…巡航32~36km/hで走られると思います。
これでも彼らにとっては私たち初心者組みに配慮して抑え気味の走り。
ゲロ吐かない様に頑張ろうと思います。
でも、この人たちの「ちょっとキツイ」けどついていけなくない、心が折れない程度の絶妙なサジ加減のおかげで、この半年で一気に強くなる事ができました。
まだまだ…とは言え、半年前と比較したら本当に自分でもびっくりするくらい。
ヒルクライムでもみなさんをさほど待たせずに走れる様になってきました。
今後も精進します。
前置きが長くなりましたが、体重別におススメホイールの考え方を書こうと思いました。
体重が軽い人(主に女性)45~65kg台
ホイールに剛性がありすぎると、タイヤがグリップした瞬間の反力などで膝がやられてしまったりするので、軽量なホイールが一番のおススメです。
強くなればBora one 50などのディープリムを履いても問題ないと思いますけど、そうでないならリムハイト24~28あたりの軽量ホイールと言われるホイールが一番無難な選択肢です。
「いや、それでも気持ちが上がるからカッコいいホイールが欲しい!」
という想いが強ければ、それはそっちを優先するのが良いと思いますw
実際に乗って最初は「合わない」「しんどい」と感じるかも知れませんが、続ける事で乗り手も強くなるので決して無駄にはなりませんし、究極は趣味なので本人が一番欲しいのが良いと思います。
…となると、おススメもクソもないんですけどw
目安として書いてます。
具体的な商品は、カンパのゾンダ、フルクラムならレーシング5
シマノだったらアルテやデュラのC24など。
TNiの評判の良い軽量アルミリムで組まれた手組ホイールなども超おススメです。
TNiの手組ホイールはお店によってお値段違うでしょうけれど、CX22だったかAL22だったか品番はまた調べておきますが、そのリムを使いSapimのスポーク(丸スポーク)で軽量かつコストも抑えて強度も女性などの筋力が控えめな方向けに剛性もバランスさせ、TNiのハブ(割と良いですマジで)に予算が許せばTNiのセラミックベアリングへアップグレードして組むと、なんと前後合わせて1200g台!という軽量ホイールが出来上がります。
セラミックベアリング組み込みモデルでざっくり前後6万円。
セラミックベアリングを組まなければ前後で約3万円ちょい。
このお値段で相当な年数使えます。
基本的に頑丈なので。
筋力のある男性や体重のある方には完全にチカラ負けする割り切った組合せとなりますが、このホイールは妻もまだ使ってなんともないですし、お値段の割にすっごい良いホイールです。
体力や筋力が付いてきて、ヒルクライムもソツなくこなせるようになると印象が変わり「ただ軽いだけのホイール」になっちゃうのはしょうがないところ。
でも、初めてロード始めてとにかく続けるかも微妙だから予算も抑えたい。
膝も痛めたくないって人には超おススメです。
メンテ性も抜群。
振れ取りもテンション調整もしやすい手組ホイールの鑑みたいなホイールです。
強くなってきてディープリムが欲しい。
となると、その人のパワー次第なんですけど
パワーがあるならカンパのWTO45、それでも剛性足りないならFulcrum Racing Speed40(これ最強)
私も購入しようとしていたRoval CLX50(モデルチェンジ控えているらしいので現在は入手困難)など選択肢が拡がります。
アルミならカンパのシャマルウルトラや、もっとパワーがあって剛性が欲しいなら私も使うRacing ZEROあたりになっていきます。
が、体重が軽いのでそこまでホイールに堅さや剛性は要らぬ。
という方にはSACRA kyle5というリムハイト50mmのホイールがおススメ。
ホイール重量が前後合わせて1355g!!という超軽量なホイール。
安心の国産メーカーです。
リムの空力はROVALのCLX50を超えたと言われるホイールです。
スポークはグレードにもよるんですけどKyle5というグレードなら最初からCX RAYを使うという親切使用。
ハブはSACRAオリジナルでベアリングはCMでお馴染のNTNの非接触式シールベアリング。回転感はカンパ・フルクラムのUSBやROVAL(DT SWiss)などに一歩譲りますが誤解を恐れずに言えばシマノに近い密度感のある回転感だそうです。
気に入らなければTNiのセラミックベアリングを使えば費用を抑えながら滑らかな回転を実現するでしょう。
これだけの内容で、カラーオーダーも受け付けながら約19万円で買えるという…
大手有名メーカーの30~40万円コースのホイール相手に価格的にもアドバンテージが強いホイールです。
…え?
私が何故SACRAを選ばなかったのかって?
体重が重い人間にはちょっと横剛性が足りないそうなんですよね。
そこは残念でした。
価格のアップチャージは必要になりますが、スポーク本数を増やすオーダーにも応えてくれるそうなんですよね。
そこは悩んだんですが、スポーク本数がCX Rayでも増やさないと耐えられないんじゃ元々の設計が結構狭いところを狙って組んでるのかな?と思ったので、とりあえず無難にCL50を発注した…という流れです。
CL50も実際に所有してロングライドなどして純正で採用されているコンペティションレースというスポークじゃちょっと強度足り無さそう…となれば、スポーク変更は考えています。
が、ちょい乗りの印象ではたぶん大丈夫じゃないかな?と。
体重軽い人向けの説明でだいたいこの上の体重の方やパワーのある人向けの説明もカバーできちゃってるような気がする。
・体重65~75kg
このあたりの方は非常に平均的。
よほど拘ったRolfなどのホイールとかじゃない限り、ご自身のパワーに合わせて選べば大丈夫な範囲です。
女性の場合は、体重45~65で説明した内容にほぼ合致します。
体重重くてもパワーの無い方が多いので、とくに運動をされてなかった人は。
なのでTNiの軽量ホイールとかもおススメです。
ただし、使うスポークと掛けるテンションはキツメなのがより良いと思います。
男性の場合は、完組ロードに付属してくるホイールからアップグレードするならば、予算の都合もありますが…
シャマルウルトラあたりがベスト。
あのアルミスポークの維持費がね…と懸念されるならシャマルウルトラと同等の性能を持つSUSスポークを採用されているミドルグレード以上のホイールを選べば間違いないかと思います。
マヴィックなどの9万円くらいまでのモデルだったかな?
あの辺は非常に割り切って組まれているので、デザインはカッコ良いんですけど剛性低いモデルもあるのでご注意。
立ち漕ぎとかして積極的にパワー掛けていくとリムブレーキにリムが擦ったりしますw
この辺は他メーカーでも一緒ですけどね。
目安としては16万円前後~くらいの価格で売られているホイールが良いと思います。
Bontragerのホイールは体重制限が他メーカーよりも高く、130kgまでOK
など、非常に強度と品質に拘って製造されており、安心感が高い。
ですが、何故かハブはDT SWiss製のケースが多いのに回りません。
純正で採用されているベアリングが耐久性重視すぎるからです。
ここをTNiなどのセラミックベアリングに変更すると見違える様に良くなります。
お店にもよりますけど、ベアリング交換に必要な工賃は約3万円くらいです。
ベアリングひとつあたり2900円とかなんですけどねw
合計6つ必要で、残りは交換工賃=技術料という事です。
自分でやるのも手ですが、圧入する工具とか抜く工具を揃える必要があります。
一度、プロの見事な調整を経験して「本来の姿」を知っておくのは良いのではと個人的に思います。
以降、自分でやってみると。
そうすればメンテ費用も抑えられます。
TNiのベアリング、そんなに簡単に逝かないですけどねw
グリスアップは精神安定上、定期的にやれば素晴らしいですけどTNiのは本当に不思議と神経質になる必要がありません。
我々が雨降りしきる中でも強引にライドに出る。
という行為をしてないから…という理由はありますけれど。
でも山の天気って変わりやすいんで時々は雨くらってます。
それでも大丈夫なんですよね。一概に言い切れないのですが。
回転がおかしいな?と感じた頃合いで、感覚で覚えていくと良いと思います。
前回おかしいな?と思った距離だとか期間を覚えておいて、次からはその手前でグリスアップしていけばより安心だと思います。
・体重75~85kg
この辺の方になると、そこそこの性能が本来必要です。
完組ロードに付属してくる通称「鉄下駄」って言われる超廉価ホイール。
これ、案外馬鹿にできません。
クソ重たくて、クソ回らない(のもありますが、最初から回転マシな純正ホイールもあります。例はSpecialized)とは言え、メーカーも誰が乗るかわからんという想定で販売しているので、クソ安く作れる様にクソ廉価版パーツの寄せ集めですが(失礼)
スポーク本数が多い。
という美点があります。
一本一本弱くても、スポーク本数が多いとバランスもとりやすくなりますし、強度も出ます。
ただ、やっぱり安いスポークなので頻繁に振れ取りとかテンション見直しは必須です。(この辺の体重になるとw)
ホイール変更するならば、レーシング3以上をおススメ。
後は予算とにらめっこしながら欲しいホイールをゲットしましょう!
基本的にカッコいいホイールになりますw
その分お値段も張りますが、長く使える製品を選べばイニシャルコストが掛かっても問題ないと個人的に思います。
シマノのデュラエースグレードなどは非常におススメ。
長く使うならアルミリムモデルがおススメ。
ディスクブレーキモデルなら最初からフルカーボンホイールもアリ。
その際、SUSスポークでDT SWissあたりのスポークが使われているところが多いですけど、最初はソレでOK
長く乗ってメンテ時期来た時に、Sapimあたりに変更すれば末永く使えるホイールになるでしょう。
もっと割り切ればHosiスポークでも良いと思います。
長く乗る・乗れるというのが大事だと思います。
・体重90kg~110kg
110kgで止めているのは、重量制限がそこまでのホイールが非常に多いからです。
割り切った性能で軽快感などを出している製品は、重量制限が90kgというホイールもあります。
ロード本体と附属品、乗り手の重量を表示しています。=110kgの場合。
そこがリミットぎりぎり…なんですね。
私の場合、始めた当初は本当にこのリミットギリギリでしたねw
自分だけなら95kg前後だったので110kgには至ってないですが、ロードと水筒など合わせると…ってやつです。
この辺になると選択肢はもっと狭い。
完組で組まれている通称鉄下駄が使えるウチは使って、その間に予算貯めてホイール交換するならフルクラムのレーシングゼロなどがマスト。
もしくは別メーカーのでも似た様な剛性バリバリの堅いホイールがおススメ。
私が年末に発注して作ってもらった手組のホイールの様に、市販リムでも孔数が多い製品を選ぶ。
Sapim信者みたいになっちゃってすみませんが、CX Rayなどの強度が出せるスポークできっちりと組む。
というのもアリだと思います。
この方法だと、私がお願いした手組ホイールの場合
・BontragerのAeolus comp5リム=前49000円 後49000円
・Sapim CX ray=前20本…だったかなw 後ろ24本か26本だったか…
545×50(ざっくり計算)=27250円
・フロントハブ TNi=12000円…しないと思います。でもざっくり計算
・リアハブ DT SWiss350=28000円
・TNi セラミックベアリング×6=部品代だけだと2900×6=17400
だが、工賃込みで約3万円
・ニップル Sapim 80円だったかな?×50=4000円
ざっくり合計:199250円
結構いきますなw
私の場合、お店にあった前用リムがご厚意で無料だったので割安感が強かったです。
見た目が好きなので私の場合、Aeolus comp5リム使いましたけど
ここをもっと軽量でリムハイト抑えた製品にすれば価格も抑えて重量も軽くて強い手組ホイールが作れると思います。
価格を抑えて性能出すひとつの目安として参考にしてください。
お店によって最終のお値段が変わる事もあると思います。
あとは完組ホイールで「強い!」と言われている製品を買うしかありません。
ざっとこんな感じのイメージです。
あとは信頼できるお店を見つけて、自分の乗り方も見ていただいて相談しながら買うのが一番の近道です。
参考になれば幸いです。
※スポークテンションは、半年か一年に一度点検するのをおススメです。
走ってるウチにじわじわと緩んでくるので気付かずに乗ってる場合があります。
テンション張りなおす事でホイールがまるで新品の様に「バリっ!」と復活。
緩んだ状態で長く乗ると戻らない可能性があります=リムへ物凄い負担がいく
この点はご注意ください。
これを言わないショップもあります。
今となってはそんなショップはごく少数だとは思いますが、お気を付けください。
※ディレイラーのワイヤーも同様です。
※ブレーキも油圧じゃなければブレーキワイヤも同様です。
※油圧ブレーキの場合、一年に一回くらいフルード交換した方が安全です。
※ブレーキ面の脱脂・洗浄はこまめに行いましょう。
リムブレーキ・ディスクブレーキ共に。
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Posted at
2020/03/27 09:13:02
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