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2020年08月31日

2020年 注目すべきホイール その2

ロードバイク機材ネタばかり続きますw
最近ハマってるのがチャリなのでしょうがない。

ホイールの種類に触れるのを忘れてました。
今回はソレをメインに説明しようと思います。

※素材の違い
特殊なホイールを除き、大きく3種類に分かれます。
・アルミホイール
アルミ製のリムを使い、一般的なホイールはスチールスポークを使用しています。
大抵は廉価ホイール(5~6万円台)のモノが多いですけれど、安いからと言って軽視はできません。
カンパニョーロのゾンダの様に、中級者~上級者レベルになっても練習用に優れた性能と耐久性を誇る製品もあり、名作・傑作ホイールもあるのが特徴です。
また、よっぽど尖った性能や何かしら拘りでも無い限りは手組ホイールの価格帯でもあります。
のむラボさんという関西屈指の名店であるお店で組んでいただいたら、4~6万円で購入可能です。
下手なホイールを買うより軽くて(体重にもよりますが、のむラボさんで組んでいただけるのむラボ1号ホイールなどは1240g~です!!)強いホイールが望めるのが手組の凄さ。
相談に行くと、自分の体型や体格を見た上で乗り方を聞いてくださり、スポーク本数から組み方まで融通していただけるのが名人の技。
しかし、のむラボさん本人のブログにもあるように、30万円を超える完組の性能を満遍なく負かすような物凄いホイールがその価格で組めるワケではありません。
同価格帯の完組ホイール相手に「何を欲しているか」をはっきり伝えると、それに見合ったホイールを組んでいただけます。
それが最大のメリット。

前回の記事でも書きましたが、リムブレーキモデルならこの価格帯のホイールを買う意義は大きいと思います。
リムそのものが消耗品だからです。(ブレーキによって摩耗する)
ディスクブレーキモデルでも、リムは消耗品ですが消耗劣化具合の進行速度が段違いなので、安いと言っても6万円近い出費になるので、ディスクブレーキモデルにお乗りなら最初から少し良いホイールを狙う方が個人的にコスパが良いのではと思います。
どうしても予算が許さなければ、ゾンダや手組ホイールが視野に入ります。

※アルミホイールその2
アルミリムにアルミスポークというホイールは、非常に限られた品物しかないのですが、定番中の定番名作ホイールなので別枠として紹介したいと思います。
有名なところでは、カンパニョーロのシャマル、フルクラムのレーシングゼロです。
このホイールのアルミリムは切削加工で強度と剛性と軽さを実現。
軽いと言ってもリム重量は単体で450g前後あります。
並外れた剛性と強度を実現した上で、この重量が凄いんです。
アルミスポークの特性は、とにかく堅いという事です。
漕ぎ出しのレスポンスや加速性は、この手のホイールならではの味です。
これが好きな人は、なかなかこの乗り味から抜けれない程です。
私もレーシングゼロを所有しております。
素晴らしいホイールですが、やはり上位モデルのカーボンホイールには総合性能で負けると思います。
使用するカテゴリー次第では、レーゼロやシャマルの方が有利な側面もあるかもです…が、やっぱりコレより上位ホイールはさすが上位に君臨するだけあって、やはり様々な面で感じるフィーリングも性能も違います。
乗り味と言った面で、この手のホイールは独自の楽しみがあり、できれば一度は経験しておく方が良いとは思います。
シャマル→体重軽い方向け。また、レーゼロより若干脚当たりが優しい。
レーゼロ→剛性の権化。体重ある方向け。豪脚向け。

※カーボンホイール
カーボン製のリムにスチールスポークという組合せがポピュラーです。
一部の商品などでカーボンスポークを用いる商品も出てきています。
軽さと性能ではカーボンスポークホイールの方が上なんだろうとは思いますが、データが少なくてなんとも言えません。
カーボンホイールの最大のメリットは重量剛性比です。
アルミリムだと重くなりすぎて到底踏めなくなるようなリム高さでも、アルミリムの最高峰ホイールであるレーゼロやシャマルのリム重量と匹敵する商品が多数リリースされています。
具体的にはリムハイト50mmまでの商品の多くはリム重量が460g前後で、非常に軽いです。
カーボンホイールのもう一つのメリットが、アルミスポークのホイールよりも優れた脚当たりの良さです。
また、上位モデルとなるので使用するスポークも良い品物を使っている場合が多く、ホイール全体の剛性バランスも優れた商品が多いです。
カーボンホイールのもう一つの最大のメリットして挙げられるのが、空力の良さも挙げられるでしょう。
アルミリムでは実現が難しい空力特性を備えたエアロホイールこそ、カーボンホイールを選ぶ最大のメリットとも言えます。
個人の相性もあるでしょうけれど、私の現在のフォームとクランクの回し方と、回す時のチカラの入力の仕方がカーボンホイールやリム高さがあるホイールと相性が良い為に、現在所有しているROVAL rapide CL50 discは実際に乗った際のストラバ上の記録でもレーシングゼロを超えますし、速い上に楽です。
ミドルグレードのカーボンホイールでこの性能なので、ハイエンドと言われるホイールはもうひとつ別次元の性能とフィーリングを持っていると思います。

ただし、基本的には脚力がモノをいうのは間違いないので、ホイール変えたから劇的に何もかもが良くなる…のは幻想だというのも、今ならわかりますw
あくまでタイムに拘れば…ですけれども。
タイムだけでは図れない良さもあるので、興味ある方は一度使ってみるべきだと思います。

次にホイールの重量なども決定づけるタイヤの種類について。

※クリンチャータイヤ/チューブレス
最近の傾向として、専用ホイールというのは随分減りまして、通常のチューブを入れてタイヤを被せるというクリンチャー構造と、チューブを用いないチューブレスの使用を両方見据えたホイールが多いです。
両仕様共に、ホイールフックにしっかりとタイヤを引っかける構造の為に、ホイールそのものの重量が重くなる傾向が強いです。

個人的には、クリンチャー仕様で使用するのが長い目で見てコスパとメンテ性の両面で優れていると考えています。
バランス取りが可能なのもクリンチャー仕様のメリット。
チューブレスは、耐パンク信頼性を高める為にシーラントを約40ccほど入れる関係上、タイヤ内でシーラントが膜を作り、余ったシーラントがタイヤ内でゴロゴロ転がる関係上、乗り味(フィーリングやバランスの面で)で不安がある為に個人的に採用した事がありません。
また出先でパンクした際の修理方法も非常に難易度が高く(スペアタイヤが嵩むw)ロングライドに出るならクリンチャー…だと未だに考えています。

※チューブラー
タイヤとチューブが一体式になった構造を持つタイヤを使います。
チューブラーは専用セメントなどを用いてホイールに貼りつける為に、ホイールのリム形状が単純になる為、専用ホイールは同銘柄ホイール同士を比較しても100gは言い過ぎかな…w
非常に軽くなるのが特徴です。
チューブラータイヤ自身はクリンチャーと比較して同等かちょい重くなる製品が多いです。
なので、優れた乗り心地とグリップ性能以外は、現在は研究の進んだクリンチャータイヤの方が上です。(軽量チューブもどれだけ軽いチューブを使うのかで、割り切る性能や耐久性問題が出てきますが、軽量チューブなどの飛び道具を使えばクリンチャー仕様は一輪あたり40~80gも軽くなったりします)
レースシーンではチューブラータイヤがまだ席捲してますが、2020年にリリースされた新作ホイールや、ホビーライダー界隈では選べるチューブラータイヤが非常に減ってきた事から、オワコンの流れが濃厚になりつつあります。
レースの世界でも、クリンチャータイヤを使用する選手が多くなっていくのではないでしょうか。
チューブラータイヤは専用セメントで貼りつける仕様上、出先でパンクすると交換が非常に困難です。
専用のリムーバーやスペアタイヤをサドルバック他で常備して…
と考えると、やはり非常にコンパクトに収納できてさほど空力の邪魔にもならないし、重量も嵩まないクリンチャー仕様が鉄板じゃないかと…
私の楽しみ方だとそういう考えになっちゃいます。

一般的なレースに出ない人目線で書きましたw
私の場合、レースに出る場合でもクリンチャーで走ってそうですけれど…
これは実際に経験してみないとわかりませんね。
一度、クリンチャーで鈴鹿とかレース出てみようかなとは思いますが、いつになるやら…
とりあえずソレは単身赴任を終えてからですね。
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Posted at 2020/08/31 14:31:13

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