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2020年09月15日

超チラシの裏

DTSWISS ARC1100 DICUT
注目すべき新スペックのホイール。
DTSWISSが長年信頼と実績で愛用されてきたエアロスポークである「エアロライト」と一番手上のより高い引っ張り強度でテンションを張れる「エアロコンプ」を新シェイプで進化し、それぞれ「エアロライトⅡ」「エアロコンプⅡ」に進化。
それを惜しげもなく投入した恐らく完組ホイールでは最初のホイール。
ハブも2.0EXPラチェット機構を盛り込んだ現時点で最高峰の180sハブを搭載。
さらに180sハブ専用のSINC ceramicベアリングを搭載。
ばら売りでそれぞれ買うと、それだけでこのホイールの金額に近しい金額までいっちゃう高額かつ高性能部品のみで構成されたスペック厨にはたまらない逸品となっております。
実際に使ってみないと現実のところはわかりませんけれどねw
でも、内容を見る限り最も夢のある商品。使ってみてぇw
※購入の際は非常に注意してください。
2020年夏に日本へ輸入開始。
この新商品を扱っているのはDTSWISS公式の取り扱い代理店くらいなものです。
巷に出回っているのは正規品でも2020年モデルまでが未だに多いです。
日本ではマイナーな完組ホイールなので、扱っているお店自体もまだ「わかってない」可能性があります。
なので古い方を掴まされないようにご注意ください。
特にネット通販は激ヤバ。
2020年モデルのARC1100 DICUTなのに、まだ最新ホイールと謳って販売しているサイトもw
HPの更新が間に合ってないだけなのか、どうなのか。微妙w

こんな事しているからロードの門戸がどんどん狭くなっていくんだよ…w

そんな事はさておき、この新型ホイールが旧作よりもあまり軽くなっていない事実について素人なりに考察すると、新型のエアロスポークが思い切ったシェイプでデビューしております。
SUS(とは言え、求められる性能からかなり鉄に近い特性を持ち、良いスポークは磁石がつきます。SUS430に近しい特性と言えば良いでしょうか。正確な合金としての番号は各社共に公表されていませんので、かなりの企業秘密が含まれているんでしょうね。安さと性能で定評のある○スポークさんの…これは言わないでそのまま伏せておくか。○スポーク信者みたいなお店もあり、たけぇSapimやDTSWISSのスポーク使うヤツはまるでアホみたいな記事を書いてる人もいらっしゃいますし、某動画で有名な整備士さんも露骨にバカにはしてませんでしたが俺らみたいなホビーライダーにはDTとかSapimより質実剛健な○スポーク使う方が良いんじゃないのw的な発言をされてましたが…
○スポーク、おもくそSUS使っちゃってる品物があって首折れ祭りがあったんだがw
DTやSapimはそんな程度で首折れしないよ。
安物買いの銭失いちゃうの?と俺は言いたい。
Sapimなんて首が折損してもどこが製造したかわかるように、わざわざ首付近の折れて飛ばない位置に「Sapim」て刻印してあるじゃない。
それがメーカーの良心だし、自信の表れだし実際に首折れするケースは非常に少ないし(経年と使用歴により金属疲労が溜まって折れるにしても、相当な耐久性を誇ります)
それがホンモノじゃないの!?と個人的に思います。SUSの説明で長くなったw
現に、○スポークの首折れしたホイールをメンテしますという記事はネットでも割と見つかる。
Sapimのスポークが、ペダルから脚が外れてホイールが回転しているところに靴突っ込んじゃって巻き込んで変形・折れたとか、そういうトラブル事例以外で首が折れたという記事は非常に見つからない。
検索の仕方が甘いだけかもしれないが、○スポークほど簡単には見つからない。
その時点で気付いて欲しい…とは思うけど、実際には○スポークさんは安いからみんな拘りなければ普通にそっち使うだろうなぁとは思います。

えーと、話しを戻して…
エアロスポークとしての性能を追求するがあまり、カンパ・フルクラムのアルミスポーク(通称きしめんスポーク)に近しいほど扁平率の高い断面比率まで攻めてきました。
その結果、普通に考えて横剛性は従来の製品より落ちていると思われます。
だがしかし、それを新しい鍛造法でより靭性と強度を高める加工を施して性能を維持しているそうです。
そこから連想できるのが要求張力が前作のエアロライトやエアロコンプよりも、より高い数値に設定されているだろうという予想です。
その為に、リム側に要求される強度と剛性が高まった結果、簡単に軽量化したリムではこれら新作スポークが張れない可能性が高い。
なので、2021年モデルのARC1100 DICUTは前作ほど軽くなっていないという事実。
つまり、スポークとハブは軽くなっているが重さがさほど変わらない=リムが重くなっている。
リムハイト62㎜の製品に至っては、前作よりも新作の方が僅かに重たくなっているという事実。
空力と剛性や回転性能では前作を上回るだろう新作ですが、実際に乗るとなると回転する外周部が重くなっているので、乗り手には相当な脚力を要求するホイールかも知れません。
ヒルクライムを考えると不利ですが、リムはある程度の重さが要ると個人的に思うので、多少この予想が的中していてリムが重くなっていても総合的に見ればこのホイールは「良く走る」ホイールである可能性が非常に高いと思います。
BontragerのAeolus comp5を経験してそれを思いますw
乗り手との相性もあるとは言え、スペック大事!
ですが、スペックだけではわからない世界もあるのが難しいところなんですよね…。

ITLAB45
なんと!
イチ、ロード乗りである(という表現はもう合わないか)IT技術者さんが、自身が納得いく製品を求めて新しいホイールを作っちゃいました!

スゲーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

驚きのスペックは、リムハイト45.5㎜かつワイドリム21c(外幅は30㎜)であるにも関わらず、この完組ホイール業界で驚きの1248gを達成。
それも各個体差を計測して平均を割り出した上で不利側に+8%重量を増して表記していて1248g
恐らく、最も軽量なセミディープホイールとなります。
拘りのカーボンスポークはチタンと併用でご自身の求める性能を叩き出すように設計されるという拘りよう。
また、DTSWISSの2.0EXPハブを惜しげもなく最高峰である180sをブチ込み、なおかつSINC ceramicベアリングも奢るという拘りよう。
それでいてお値段はなんと!!
まだはっきりとしてませんが26~27万円で販売されるような流れ。
しかし、個人で販売目的で作ったワケじゃないので、一般市販化されても流通する数はごく僅かなようです。

ヒルクライムメインで走るコースで、ある程度以上の空力も発揮して欲しい。
そんなわがままを実現するだろうとても夢の詰まったホイールです。
欲しい!
…まだだ。
…とりあえず、俺は先にマドンを買ってからだw

しかし、軽すぎるホイールも考え物で巡航性能はやはり定番であるホイールたちの方が上みたいです。
でもこの軽さはヒルクライムでは敵なしに近いほどの性能を発揮するでしょうね。
使ってみたいなぁ!

IT技術者さんは、経験から基づく見識をお持ちで絶対的な性能指標として、重量/剛性比ではライトウェイトのホイールには敵わないと謙遜されています。
確かに、絶対的な性能だけで物事を推し量ればそうでしょう。
しかしライトウェイトが誇る未だに破られていないそのホイールが持つ絶対性能は格別として、いちホビーユーザーが使うには様々な問題点と言いますか、「割り切り」を要求してきます。
それは
・ホイールの構造上、スポークテンションの張りなおしなどができない。
・上記の事から、振れ取りもできない。
・メンテ性はほぼ皆無。
・以上の結果から、ホイールセット価格50万円を超える競技機材なのに使い捨て。
…そういう意味では正に真の競技機材と言えるのかも知れない。

そして致命的なのが「空力」
ライトウェイトが誇る超性能ホイールがデビューした当時は、さほど問題にもならなかった「空力性能」ですが、一定以上の性能は発揮していますが現時点では中の中かヘタすると中の下…は言い過ぎかも知れませんが、空力性能はさほどアドバンテージを持ちません。
こればっかりは時代の進歩の速度が恐ろしいほど進んで、ライトウェイト以外のメーカーも追いつけ追い越せで、ある一定以上の性能に関してはまだ他メーカーはライトウェイトに追いついていないものの、総合的に判断するとちょいちょい超えてるだろうな…もしくは、超えて無くてもこちらの方が使いやすいし…
って事で良い製品が生まれてきているというのが実情です。

それを踏まえて考えると、ITLAB45ホイールというのはいち個人が設計・製造まで到達したホイールとしては画期的な内容だと思います。

これも実際に使ってみないとわからない…というところが悲しい現実ですけれど。
実際に乗り手との相性もありますからね。
でも、それを踏まえて考えてもかなり破格のホイールじゃないでしょうか。
特にお値段は破壊的な価格。
これだけ高価な部品をガンガンに投入してこの価格は本当に儲けが無いと思われます。

スゴイ人が居るものです…本当に。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2020/09/15 14:51:18

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