2021年01月20日
意外と知られてなかった事実(特にホビーユーザー)
私のような、年間走っても総走行距離が2500~3500km、獲得標高25000~35000mあたりのライトユーザーの場合、この二年間の経験でメンテも適切に行っていれば神経質になるほど各パーツの寿命が短いという事がないのがわかりました。
ただし、チェーンだけはこまめに清掃&注油を行いつつ2000kmほど走ったら点検。その点検内容によってもうちょっと走行した際に再度点検してチェーンが伸び出していたら交換した方がいいです。
105グレードのチェーンで1500~2000km…2000kmはもつかなぁ…微妙。
アルテグレードのチェーンで約2000km
デュラエースグレードのチェーンで約2500km
(全て11速用)
12速用は納車されてない為、未経験です。
ホイールのベアリングですが、これもまだわたし程度の走行距離だと交換までいってません。
そこそこ、高寿命だと思います。
Fulcrum Racing ZEROのカップ&コーン式のハブベアリングは一度分解して洗浄、専用のグリスで再度充填(充填と書くほどタップタプには入れませんw)
玉あたり調整と振れ取りはしていただいています。
その際に、設計寿命が3000kmらしいスポークの点検もしてもらっています。
それ以外の、Bontrager Aeolus comp5リムを流用した手組ホイールは、まだメンテらしいメンテはしていません。(フロントハブはそろそろ見てもらった方が良いかも知れない)
DTSWISSの350sハブを後輪に用いている為、カセット式ベアリングの外径が大きい為、構造的に余裕があり良い回転性能を保っています。
乗っていて気持ち良いです(*^_^*)
さて、本題です。
Roval rapide CL50 disc
このホイールですが、とても優れた設計で今まで経験させていただいたホイールの中で、価格も考えると最高のホイールなんじゃないだろうか…
と思えるほど乗りやすくて楽ですし、速いです。
ハイエンドモデルのCLX50になると、さらに良いホイールなんでしょうね。
ミドルグレードのCL50でも、とても良いホイールです。
この良さの元になっているのが、CLX50と全く同じリムを採用しているのが最も性能とフィーリングに対して影響が大きいと思います。
その優れたリムを用いながらも、スポークとハブで価格を抑えたモデルです。
スポークはバデッドタイプのスポークにする事でコストダウン。
(バデッド=丸スポーク)
ハブはDTSWISSの最高級ハブであった240sを350sに変更する事でコストダウン。
コストダウンと言っても350sベースのハブなので、とても良い回転性能を発揮しています。
ここからが本題です。
DTSWISSの350sハブのインナーメカは流用しているのですが、ハブボディはRoval専用設計ボディを使用しています。
その為、実は350sのカセット式ベアリングよりも一回り外径が小さいベアリングを用いて「軽量化しています」
とても小さい鉄球とは言え、鉄の塊。
そこをさらに小さくする事で「g単位」で軽量化を競うロードバイクの世界では、大きなアドバンテージとなるのです。
ホイールの中心にあるハブベアリングなので、そこを軽量化する事で得られる恩恵は小さいんですけれど…。
なので、ベースとなったDTSWISSの350sは良心のあるベアリング外径となっているので、後から知ったのですがかなり高寿命。
スターラチェットの定期的な洗浄とグリスアップは必要ですけれど、カセット式ベアリングはよほどの事がない限りは交換せずに結構な距離を性能保ったまま走れるみたいです。
RovalのこれらDTSWISSのハブを流用した専用ハブは、本家のハブよりもカセット式ベアリングの交換間隔が短いようなのです。
ここらへんは、既にお持ちの方も気を付けてお乗りください。
なんか乗っていてちょっと回転落ちたな~…とか、手で回してみていつもの滑らかさと違って若干ザラつきみたいなのを感じる…とかあると、それはベアリングの寿命かも知れません。
私のはまだ買って距離をそんなに走ってないので(約2000kmちょいくらい?)
今のところは全く問題ありません。
またスターラチェットの洗浄とグリスアップしとこうかなwくらいです。
ここでもうひとつ気になる事が。
新しくデビューしたDTSWISSのハブ。
今までの350sと240sから進化したラチェットEXP機構を搭載した、新たな240sと180s。
この新型ハブがなんとRovalオリジナルハブボディと同様に、従来の350sや240sで採用していたカセット式ベアリング外径をワンサイズ落としたのです…。
Roval製ハブと同様に少しだけメンテ間隔が短くなっちゃうのかどうなのか。
これを心配しております。
…と言っても、私が所有するRovalも今のところはまだまだきちんと走れそうなので、そんなに神経質になる必要がないのかも知れませんけれど。
私のようなホビーユーザーならば、二年に一回くらいの間隔でしょうか?
二年目を迎えた時か、それの少し前くらいに念入りに点検しようかなと考えています。
Bontrager Aeolus xxx4などのハイエンドホイールはDTSWISSの350sハブを用いています。
Bontragerのホイールがとりあえずタフw
という事実にはこういう秘密があったんですね。
私がProject Oneで発注したMadone SLRに装着するAeolus RSL37ですが、こちらのハブはDTSWISSの新型のラチェットEXPを搭載した240sハブとなっております。
こちらのホイールでバンバン距離乗ってみて、ベアリング寿命がどんなものなのかを確かめてみようと思います。
…と言っても、最低二年近くは掛かる話題なんですけれどねw
今年も忙しいから、距離走ってもトータル2500kmを少し超える程度でしょう。
しかも、トータルそれだけ乗ったとしても単身赴任先のエモンダ、マドンが納車されるまでは一時帰宅すればアレスプ、そして納車されたらマドンの三車に分かれて走るので、寿命確認はもうひとつ年月が掛かりますなw
とりあえず、乗って楽しい機材に囲まれて私は幸せです(*´ω`)
今週末もコロナで帰れないのと仕事があるから短時間しか乗れないだろうけれど、少しだけでもロードに乗りたいなと思います。
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Posted at
2021/01/20 18:41:22
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