
Allez sprint comp discにTarmac Stem を用いてAeroflyⅡを装着していただきました。
Tarmac Stem とは、現行のS-Wroks Tarmac SL7用に開発された専用ステムです。
「専用ステムです」←ここ重要w

Tarmac Stem はAllez sprint comp discのフレーム形状と合いませんw
写真のピントが少しボケていて申し訳ありませんが、通常の丸スペーサーとTarmac Stem とで段差が生じてしまいました。

とりあえず汎用ライトを丸スペーサーのところに巻き付けて、段差を目立たなくして雨が降る前に軽くライドに行ってきました。
時間の都合で清滝峠に登る時間が取れず、市内から清滝峠ふもとのファミマまでの往復だけ乗りました。

この画像からわかる通り、ROVAL Rapide CL50 discのホイールカスタムは間に合わなかったので、お店のご厚意でノーマルのBontrager Aeolus comp5 discホイールを貸与していただいての試走となりました。

Aeolus comp5と言えば、エモンダSL5で使っているカスタムホイールの原型となるホイールです。
まずはカスタムホイールで慣れちゃっているので、久しぶりのノーマルの重さに驚きましたw
リム重量変わんないのに(リム流用しているのでw)こんなに乗り味違うんですね。
リムブレーキ用モデルとディスクブレーキ用モデルの差…というのは極小なので無視して良いと思います。
スポークとハブの違いでここまで走りに差が生まれるとは…。
また、もうひとつ驚いたのがこのComp5はMadone SLR購入を決めたきっかけとなったMadone SLR6試乗車に装着されているホイールそのものなんです。
Madone SLR6試乗の記事でも書きましたけれど、「え?これComp5だよな」と足元を確認した程、Madoneで乗ると非常に軽快に無駄なく走るんですよ。
フレーム性能の差がこんなに顕著に表れるとは…。
そんなところも含めて、様々な新しい発見や再認識が出来て非常に濃い試走となりました。
面白いですよね~。こういうフィーリング違いを体験できるって。
スペーサー形状が合致せず、段差ついている件については心配していたよりも普通に走れるし問題なさそうです。
ただ、見た目がアレなんでスペーサーを加工して段差解消はしてみようかな?
と思います。
肝心のエアロフライ2の使用感ですが…想像以上に良かったです。
ハンドル形状で○○と比較して10Wのパワーをセーブ…など、売り文句や検証記事などで良く目にするのですが、それらを読んで「ふ~ん、そんなに違うんだ」と認識はしていましたが、実際に体験すると目からウロコでした。
ちょっと重いなw
と、再認識したノーマルComp5で走っているのに明らかに上の速度で楽なんです。
下りで加速が伸びないのも(主にハブ性能の差だと思います)体験した上で、踏むとスッと車速が伸びるので感動。
シフトワイヤーなどは完全に内装化できてないので、そちらの抵抗自体は変わっていないのですが、ハンドル形状違いだけでここまで体感できるものなの?と驚きました。
丸断面形状って、知識として「空気抵抗でかい」と知っていても実際に体験すると「やべぇなw」と思えるくらいに違いますね。
また、私の腕力程度では全く問題にならないくらい剛性もばっちりなハンドルでした。
そして、上の方に取り付く部品の軽量化って効果絶大ですね。
立ち漕ぎの際など、バイクの振りが明らかに軽くなり慣性も減っており、ハンドリングも含めて良くなって乗りやすい上に速い。
予算さえ許せばおススメなカスタムですね。
また、Tarmac Stem を使っているのでサイコンなどのマウントが非常にスマートに取り付くのでそちら方面の軽量化にも貢献しています。
スペーサー取合い部の段差だけはいかんともしがたいですけれどw
この辺は使う人の考え方によるので、ステムは普通の丸スペーサーと形状が合致する別のステムを使った方が良いかも知れませんね。
ただ、レックマウントは汎用性高く頑丈なんですけれど、少し重いんですよね。
スペーサーの方はなんか考えて重くならないように工夫してみようと思います。
久しぶりにノーマルComp5を経験した事で、スポーク変更した時の効果を再認識できたのは非常に大きいです。
ROVAL Rapide CL50 discのスポークカスタムが出来上がるのが、今から非常に楽しみです。
また、このテストライドの際に走行距離は少なかったし、鋭利なモノを踏んだわけでもないのにフロントがスローパンクしました。
試乗車兼展示車として、割と長い間展示されっぱなしだったMadone SLR6に装着されていたのでインナーチューブが経年で劣化していたんでしょう。
パンク修理の際にタイヤ側もチューブ側も念入りに調べたんですが外傷とパンクに直結しそうな破片などは一切ありませんでしたw
(これ、よく確認してからパンク修理しないと、すぐにまたパンクしますからねw)
距離乗っても、乗らなくても。
クリンチャー仕様の場合は、チューブを一年か二年の範囲でパンクしなくても入れ替えていかないといけませんね。
ものごっつタイムロスして、清滝峠登れませんでしたw
タイムロスいうても15分くらいでしたけれど。