パーツ投稿のところに簡単にまとめて書いていますが、もうちょい細かい部分も含めて書こうと思います。
妻のDOGMA F12にセットしている同じRapide CL50 discは、純正状態です。
ただ、スルーアクスル締めすぎ→ハブベアリングが逝くのを防ぐワンオフ加工と、ホイールバランスは取ってあります。
端的にわかりやすい結果として
・私は体重があるので、カスタム以前は立ち漕ぎとかするとディスクローターがパッドに触れてシャンシャン音鳴りがしたりしていました。
→全く鳴らなくなった。100km中、一回少し擦るようになってシュッシュッいっただけ。
これだけでも横剛性含めて、ホイール全体の剛性が高まっているのがわかります。
次に、私の体重がデメリットとなりにくい(体力を消費するという意味で)平坦と下りでは、とても速い。そして、登りも速い。
北摂の木器に向かう道中は、大阪市内からだとほぼ登りばかりです。
緩斜面含めて、平坦に感じても少しずつ登っています。
この日は向かい風が酷かった。
さらに、ブルぺ大好き先輩含めて妙に巡航速度が速かった。
木器亭で食事を摂るまでの行きは、大抵26km/h~28km/hで様子見ながら抑えて走ってくださることが多いのに、この日は容赦なく30km/h巡航くらいで走られます…。
3mほど離れてしまうと後ろについていても風の影響を強く受けます。
完全にちぎれるほどではないにしても、走行中多くの場面で3m以上離れてしまった事が多かったw
しかし、ある意味良い練習にはなっているwと前向きに考えて頑張ってついていきました。
正確には「ついて行けた」と言うべきでしょうか。
恐るべしCX-RAY(とCX-SPRINT)
リムとハブ変わってないんですよ。
ほとんど同じホイールですよ。
乗っていてしんどかったですが、「あれ?なんでこんなについてイケてるん?」と気付いた時は嬉しかったです。
一番無風状態を感じたのは淀川河川敷横の一般道を走っている時ですね。
巡航35km/hくらいだと、脚の重さだけで巡航速度を維持できます。
この辺はエアロハンドル化も効いていると思います。
また、多くのローディがレックマウントなどを使ってハンドルの前方にサイコンとライトを上下に搭載しているじゃないですか。
実際に自分のロードバイクでそれをやって実感しつつ理解できました。
物凄くハンドリングに対して効果的です。
自転車用ライトが軽いと言っても、1300ルーメンの明るさを発揮でき、長時間照射できるだけの容量を持つバッテリー搭載していたらそこそこ重量あるじゃないですか。100数十グラムとは言えです。
それがハンドルの上部に取付けるよりも、より低い位置にマウントすれば…
そりゃあ運動性能上がりますよね。
だいたい、ステムとハンドルで汎用品からハイエンドな品物へ軽量化すると言っても、それぞれ軽くできるのって100数十グラム程度です。
そう考えたら、ライトをできるだけ低い位置にマウントするという事は、重心高い位置での軽量化と近しい効果があるという事ですね。
これはできるならサッサとやった方が良いカスタムですね。
話しが逸れましたが、下りでの安定感とグリップ力の違いにも驚きました。
スポークでこんなに変わるのかよ…という良い例として二例目です。
そういや、BontragerのAeolus comp5リムを使ったカスタムホイールも同様に下りでの安定感とハンドリングが素晴らしく、Racing ZEROより安心して速く走れるという感想を以前書いてましたが、正にソレと同じ効果ですね。
ただ、今回はAeolus comp5リムを使ったカスタムホイールよりもワイドリムです。
リム幅が17cではなく21c
それの効果も相まって、今まで乗ったどのホイールよりも下りが怖くなかったのです。
むちゃくちゃ速いです。それも安全に速い。
これだけ効果の高いカスタムだから、店長にこれをキット化して売れば儲かるんじゃないでしょうか?と聞いたところ
店長「かなり手間が掛かるので、ラディさんのようなお客さんからの依頼じゃない限り、今後は断りますw」
とおっしゃってました。
世界で一本になる可能性の高いホイールとなってしまいました。
妻のも同じカスタム依頼しようと画策していたんですが、わたしので終了の可能性が濃厚ですね。
CLX50を試乗させていただいた事があるのですが、CLX50はここまで剛性感高い乗り味だったかな…と思ったんですが、記憶が薄すぎて参考になりません。
ただ、駆動輪に関して言えば今回のカスタムホイールはCX-RAYとCX-SPRINTを用いて逆異径組みして左右のスポークテンション差を埋めながら「リムが許容する範囲でより強く張っている」状態なので、あながち今回感じた感触は勘違いでもなさそう…かな?と思うところがあります。
そういう意味では、ホイールには「合う・合わない」がはっきりと個人差をもって存在しているので万人におススメできるかというと「わかりません」という世界ですけれど、私個人の中ではある意味「CLX50を超えているかも知れない…」と思えちゃうほど、素晴らしいホイールでした。
なんせ、Allez sprint comp discというロードバイクですが「同じアレーやんな?w」なんてライド中に考えちゃうほど、今回のはホイールが突出して効果を発揮し、元々剛性が割と高いアルミフレームの良さを相乗効果でホイールが引き出してくれた感じが強いのです。
エアロハンドルの効果は、偶然にも前回のライドでソレを感じているので分けて考えられますが、こちらもシステム全体として貢献してくれています。
重心位置が高い位置での軽量化に繋がっていて、カーボンハンドルの振動を減衰しつつも剛性もある乗り味。
これも相乗効果を生んでいると思います。
非常に満足のいくカスタムでした。
スペアのAllez sprint comp discフレーム買って置いておこうかなw
なんて考えちゃったくらいです。
今回のカスタムホイール。
Madone SLRにも使おうっとw
絶対、しっくりくると思います。
Project oneで選んだAeolus RSL37より良いかも知れませんね。
比較してみたいですね。
早く納車されないかなw
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Posted at
2021/04/12 14:01:22