2021年06月18日
Madone SLRのISO speedについて続報
Madone ISO speedの対策について、前回は私自身も打合せだなんだで話しが中途半端に終わってしまって詳細が聞けなかったので、本日出勤されたタイミングで電話で聞きました。
TREKから公式に「改良型を出す計画です」というカタチでは関係各者にはアナウンスしているみたいです。
リコールというカタチはとらないようです。
対策品は店員さん(この方もMadone SLR乗りです)の予想からすると、現状のフレームとISO speedの形状からして「何かを足すか、構成部品を少し形状を変える(現状の部品を抜いて差し替える…など。)」という対策では恐らく根本的解決には至らないでしょう。
なので、フレーム形状から変更してくる可能性の方が高いです。
現状の形状で買った我々は、このままISO speedと付き合うしかありません。
というお話しでした。
現状のISO speedの場合、多くの方が既にお店を通じて聞いている「ネジロック剤塗って増し締めして」とTREKから連絡がいっている通り、その方法しか改善策はないのが現状のようです。
改善というか延命策ですね。
そして、乗ってるうちに緩んでくるので増し締めをする。
これを繰り返していると、先日のDMでも書きましたけれどシートポストが左右方向にも揺れる動きが発生するほど、ベアリングが潰れだす。という症状に繋がるそうです。
軸受部のベアリングはボールベアリングではなく小さなアルミのメタルベアリング納まりとなっていて、カーボンのシートポストを守る為に敢えて柔く作ってアルミベアリングが逝く事で他の高価な部品を守っている=そのベアリングは消耗品。
という設計みたいです。
そのベアリングは300円くらいで買えるそうです。
元実業団だった店員さんは、物凄く距離走られますしペダリングも身体全体の筋肉を使うペダリングなので腰からうねるような回転でペダリングされる為、シートポストの左右方向に負荷のかかる乗り方をされています(それだけ正しいペダリングという証でもあります。)
その為、年間1万km以上乗られる店員さんのマドンは、ISO speedのベアリングを差し替えて少し具合がおかしくなりだすのに約二か月。
そこから増し締めなどを繰り返してだましだまし使って約三カ月。
五カ月~半年ほどで、そのアルミでできたベアリングを新品に差し替えて(メンテの一環だと本人は考えておられます)Madone SLRに二年ほど乗っておられます。
なので合計4回ほど、ISO speedの問題の箇所のベアリングを交換しながら乗っておられます。
元実業団選手だった店員さんは、とっかえひっかえハイエンドフレームやホイールを買い替えながら楽しんで乗っておられたそうなんですが、Madoneだけは不思議と飽きずに今も乗っておられます。
こんだけ面倒くさい思いしてるのに、まぁちょっと自分でも不思議ですw
とおっしゃってました。
ただ、二年乗ったのでそろそろS-WorksかPinarelloか。
今度はこういう可動部品を持たないモデルを買おうかなとは考えだしていますが、Madoneを嫌いになったワケじゃないので焦らずのんびり探していますとおっしゃってました。
私はまだ二回しか乗れてませんが、その片鱗を感じます。
個人的にはMadoneを大事に長く乗っていきたいですね~。今のところ。
なので、私はそのお話しをおうかがいしているその電話での会話の中でアルミベアリングを2セット発注しましたw
スペアパーツとして置いておこうと思います。
Madoneが廃版になるか改良型がデビューして現行の部品供給が不安になりそうなのであれば、20セットくらい買っておこうかなw
現状の私が現実乗れる「一台あたり乗れても年間2000km」という走行距離だと、実業団選手だった店員さんの交換サイクルで言えば…ちょっとおかしくなりだすのが一年後。
だましだまし増し締めしながら乗るのがそれから約一年間。
交換に踏み切るのが3年目…になりますね。
1セットで約二年も乗れるのかw
20セットあったら…何年乗れるねん…。…40年かw
40年後なんて約90歳。
その頃にまず生きているかどうかという問題と、ロードバイクに乗れるほど身体が元気かどうかですな~w
部品供給があやしくなる頃に発注するのは10セットくらいでいいか…。
問題が出だしたら自分で交換できるように、その店員さんに手順などを教えていただいて自分でメンテできるようになろうかなと思いました。
まずは定期的な増し締めが必要なのは確定なようです(`・ω・´)ゞ
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Posted at
2021/06/18 13:29:34
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