妻のドグマへ私が使っていたRSL37を移植しました。
単に、ドグマにこの軽量ミドルハイトなホイールを装着するとどのように走りが変化するのか…また、カスタムしたROVAL Rapide CL50 discとどう違うのか。
妻は延々とカスタムしたROVALを使っていたので、その使用感の違いが私よりもより一層明確にわかりやすいかな?と考えて興味を抑えきれずに行動しましたw

前輪。
このシマノの手裏剣ディスク馴染めないわ~w
以前まで販売していたロード用ディスクローターの方が見た目好きですわ。
なんかね、ツイッターなどで話題になっていましたがロード用ディスクローターは横風に弱いとか、見た目の開口部の大きさから手裏剣ディスク(元はMTB用らしい)の方がロード用ディスクより軽くなる!(実測値は不明w見た目通り軽くなるのかどうかも不明w)という一部の方たち発信でたちまち業界のスタンダードになっちゃって、ロード用ディスクローターがコロナ禍で入手困難になったのという時世も手伝って…
じゃあ、シマノ本体も「MTB用一本に商品を絞りマス(`・ω・´)ゞ」とロード用ローター生産を公式で辞めちゃったw
という流れで今はもう売れ残っている在庫以外はこの手裏剣ディスクになっちゃうんですよね。
見た目馴染めないわーw(棒
あ、チャリルームで撮影しているので汚れ防止に敷いてる古いヨガマットなどが見苦しい点はご容赦ください。

後輪もセット。
前輪で手順などを学習しつつ移植したので後輪はスムーズ。
心配していた変速も問題なさそうなのでホッと胸をなでおろす。
以前のロード用ディスクローターは熱に弱いという弱点がありました。
長いダウンヒル時などでブレーキをかけていると反ってしまって「シャンシャン」音が鳴ったりしたのですね。
特にわたしのような重量級の人間が乗っているとその傾向は顕著。
空力とわたしの重量wにより前を走る先輩ローディの方より下りでは加速するので、追いつき・追い抜きそうになるとブレーキを普通に走るよりは頻繁にかけている…という状況も手伝っていますが、シマノのローターはそういう風になりやすい(個人的な感想です。ホイール剛性とフォーク剛性が高まるとその傾向もマシになるのは経験済みなのでローター単体での評価は難しいですが…)
それがこのMTB界隈からやってきた手裏剣ディスクでは改善されている事を祈ります。
冷却性能はロード用ディスクに迫っているのか?
どうなんでしょうね。
使用するのは今回初めてなので、こちらも手探りです。
使ってみてイマイチだった場合、こういうムーブメントを作りだした人たちには一言言いたくなるかもしれませんw
でもまぁ問題あったらシマノも公式でこちらへ統一しないでしょうから、恐らく手裏剣ディスクの方が総合的にも性能高いんでしょうね。きっと。
それにしてもシマノローター高けぇぞw
便乗して値上げすなw
そして、スラムのロード用ディスクですが。
こちらは優秀。
熱による反りなどが原因の音鳴りなど皆無。
私の体重で下り加速しても皆無。
なんなら、RSLホイールとMadoneのフレームがもたらす空力から以前乗ってたロードバイクより盛大に前を走る人に追いつき・追い越そうとするのでブレーキを掛ける頻度はより半端ないんですが、そういう音鳴り要素皆無。
ディスクローターの性能はスラム製が一歩有利なんじゃないでしょうか。

↑スラム製ディスクローターは一枚約一万円と高いですが、今となってはシマノ製手裏剣ディスクのデュラエースグレードは約8000円くらいしてるんで…
それならスラム製ディスク買うのはアリちゃうん?w
と考える私がいます。
アレスプもスラム製ディスクに変更しよかな。寿命が来たら。
それはさておき、室内で撮影しているのでイマイチな写真ですが…

ドグマにセミディープなRSL37をセットしましたが、マドンほど見た目に悪くない。
ドグマはエアロロードであると同時にオールラウンダーな印象も強いので、こういう見た目に細身のリムでも違和感が小さいですね。
やっぱりロバール(リムハイト50㎜)をセットした時のマッチョな印象が見慣れているので、RSL37だと少し軽快すぎる感じは拭えないですが。
組んで持ちあげてみた印象は「当たり前だけどさらに軽いw」
妻が乗ってみてどう感じるかですね~。
ちなみに、ロバールにはベースがCL50なのでハブにはDT SWISSの350sベースのインターナルメカが装着されています。
RSL37はラチェットEXPという新型ハブのインターナルメカ(240EXP)がセットされていますが、基本は両方共DT SWISSのハブなのでディスクローターとかも調整要らずにホイールセットできると思うでしょう?
おもくそパッドとローターが干渉してシャンシャンどころかズリズリ擦って空転すらままならない状態になりますw
パッドとローターとのクリアランスが0.2㎜前後という超絶狭い基本設定がなせる悩みどころでもあるんですけどね。
一人で交換作業するには後輪側が特にメンドクサイですw
やれない事はないですが、失敗した時の手順が本当にメンドクサイ。

なのでネットで調べてこういうツールをAmazonでポチって使いました。
このツール便利ですわw
一発でキャリパーのセンター出しが完了。
私でもできるw
今週末はRSL37組んだドグマで問題がないか様子見しながらテストライドです。
楽しみですね。
新しい現場への通勤ルート確かめながら走ってみようかなと思います。