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イイね!
2021年11月11日

贅沢…ですが…

DT SWISSがリリースした新型ホイール、ARC1100 DICUT
以前から気になっていましたが(これに採用された新型スポークの記事を以前書きました。)リリースされてから時間が経過した事で、様々な方が実際に触れて、使用してみていろんな評価をなされています。

DT SWISS ARC1100 DICUT

上記リンクは正規のHPです。

極めつけは私が最も信頼している方の評価記事です。

IT技術者 DT SWISS ARC1100 DICUTインプレッション

これ読んで感動しましたね。
そして、ちょっと残念だったのが私が愛用しているBONTRAGER Aeolus RSLシリーズが空力性能などでARC1100 DICUTに一歩及んでなかったという事実です。
しかし、残念だと思うと同時にあれだけ凄まじい性能を誇る、実際に乗って感動と感銘を受けたRSLシリーズの上を行く製品が、この短期間で存在するという事実にも感動しております。
人の飽くなき探求心が成せる技。
競技の世界で戦う機材だからこそ、あっという間に性能の上限はアップデートされます。

ARC1100 DICUTのインプレッション記事を読んで(いつも大変貴重な記事をありがとうございます>IT技術者さま)単に新型スポークが凄い、リムが凄い、ハブが凄い…というだけなら、ここまで感動しませんでした。
DT SWISSの技術者達は、真面目にホイールという機材を正統進化させる為に奇をてらう事無く手間暇を惜しまずに技術を押し込むだけでなく全てを調和して完成度を高めてきたというのがIT技術者さんの評価記事を読んで垣間見えてきたからです。

新型スポークは、今回のARC1100 DICUTの完成度をより高める為に開発された。
その新型スポークを活かしきる為に、ハブも専用ボディを与えて(インターナルメカは汎用品の180EXP←現時点で最も最高に近い性能を使っています。)スポークの配置も適正化。
回転性能に妥協しない為に、定評のあるSUSボールベアリングを使わずにセラミックベアリングを搭載する。
※DT SWISSのSUSボールベアリングは割と良く回ります。
多段化されて久しいロードバイクが根源的に抱える問題として、駆動側のスポーク角度が理想的ではない(=ナロー化してしまっている)
この左右で生まれる左右差を是正するべく、スポークを固定するリム側のスポークホールを偏芯させて少しでもスポークが構造的に有利な角度で張れるように留意されている。
繰り返される空力試験から、スポークをリムに固定するニップルを通常は「発生する空力的損失はあるが、微々たるものだからメンテ性と生産性を向上する為に」アウターニップルを採用するホイールが多い中で、インナーニップルを採用する。

※訂正します!
先ほど述べたホイールの左右差を埋めるべく、2:1で組むスポークの「1」側に1番手強度の高いスポークを配置する。(=Aero compⅡ)
※訂正します!
このモデル(ARC1100 DICUT2021)は、今流行りの2:1組みではありませんでした。
両側共に2クロス組みで(細かい仕様(組み方)は詳しくないので割愛しますw)ドライブ側にAero compⅡを組み、非ドライブ側にAero lightⅡを組む純然たる左右異径組みで組まれていました。
お詫びと共に訂正いたします。

また、スポークが交差する箇所は触れるか触れないかギリギリのクリアランスで非接触配置で張られている。
(Aeolus RSLはあえて編んでるように交差組みされています。ここは、Bontragerならではのノウハウであえてそれを選んだのだと思います。
素人なんでこのあたりの難しい理屈はわからないのですけれどw
以前までのBontragerのホイールも交差する箇所はありますが、RSL程きっちりと編んでいるような組み方じゃなかったような気がします。)

考えられる限りの手が尽くされているのがIT技術者さんが自腹を切って購入し、実際に乗り込んで試した上で紹介記事を書かれているのでとても勉強になりました。

うちにはAeolus RSLだけでも2組あります。
ROVAL Rapide CL50 discもノーマルとカスタムしたモノと2組ありますw
レースに出ないホビーライダーの私にとって、十分以上に贅沢な話しです。

ですが、興味が抑えられないw

現時点で最高峰と言われる製品を実際にこの手に取って見て、乗ってみたい。

RSLは37㎜と62㎜を持っているので、ARC1100 DICUTを買うなら50㎜を買って乗ってみたいです。
そうすると、使用用途から言っても無駄にならないので。
しかしRSL62とMadoneのマッシブな組合せも捨て難いんですよね~。
ARC1100 DICUTを使ってみて非常に気に入った場合、RSL62が現実的にもったいない事になるのが精神的な壁になっておりますw

ここはグッと我慢か…。

RSL62でもMadoneは割と俊敏に走ります。
特にダウンヒル時のアジリティとスタビリティは目を見張るものがあります。

これをARC1100 DICUTは超えてくるのか…。

単純にそんな走りを経験してみたい(;゚д゚)ゴクリ…

完全に病気ですw

ボーナスで買っちゃうか…!?
Princeton carbon worksのWAKE6560も興味あるんですよね~。
両方買ったら70万↑かw

それにしても機材にハマると本当にキリがないですね。
通勤で久しぶりに使っているROVAL改も乗っていて素敵です。
これはこれで、一時代を築いた(CLをある意味CLX化しているので)ホイールとして今使っても全然速いです。
速く走れるホイールです。
スポークを左右逆異径組み(のむラボさんのありがたい記事を参考にカスタムさせてもらいました。)して、ホイール全体の剛性とバランスも良くなっているのでなおさら楽しい。
しかし、それを素のままで上を行くのがRSLシリーズ。
RSL37はRSL37で新境地を開いていました。
これはこれで、これに変わるホイールはなかなか無いと思います。
RSL62は正にロマン。ロマンの塊。
OCLV800に刷新された新しいフレームの特性に合わせて、さらにMadone SLRに合わせ込んで設計・製造されたというだけあって、登りはさすがに私の脚力だとシステム剛性にちょっと踏み負けて良さを引き出せませんが、加速も巡航もコーナリングも…ありとあらゆる場面で「こんなにリムハイト高いのに!」と驚くばかりです。
リムハイトが高い事によるというのが言い訳にしなくても良いくらいに、驚くべきアジリティも兼ね備えています。
(もちろんスタビリティも)

これをARC1100 DICUTは超えているというのが素晴らしいと共に凄まじい。

経験してみたいですね~。
ホイール1組みに38万円↑は、なかなか思い切りが要りますがw

しかし、相性の問題でMadone SLRにARC1100 DICUTを組んだとしても、巡航や加速や登りで現実速いかも知れないが、それ以外の様々な場面で「ここはRSL62の方が良かったな~」となる可能性はあります。
試してみないとわからないですけれど。
ブログ一覧 | ロードバイク機材 | 日記
Posted at 2021/11/11 15:13:36

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