日曜日からの使者 のむラボ日記
のむラボさんという大阪の本町にお店を構える、私が勝手に勉強させていただいているとても技術力のあるショップさんのブログです。
興味深い記事を書かれていたので引用させていただきました。
中国で生産されているから…とか、台湾で生産されているから…
などの理由でその製品を嫌う人はもはや少数だと思います。
メーカーの依頼で生産しているような拠点で生産された製品は、そのメーカーの品質規格だったり製品検査などが徹底されていて、メーカーがその性能を保証しているからです。
でも、純然たる中華生産品で、なおかつパクリだったら…
それはヤバいですw
のむラボさんの日記で書かれているような「メーカーの生産設備を無断で使用してカタチだけはメーカー品と同等」なパチモンも同じようにヤバいです。
ヤバい理由はのむラボさんの記事で紹介されているので、興味のある方はそちらを読んでください。
正規品でも、各メーカーのミドルグレードとハイエンド商品との差として無視できない性能差はもちろんあります。
ミドルグレード製品でも、普通の人が想像できる自転車の速度とかスタビリティを超えた速さで走る事ができるので話しがややこしくなるんですけどw
のむラボさんの記事で紹介されている中華製パチモンフレームだと、のむラボさんの言を引用させていただくと「普通にゆっくり走る分には問題ないだろうけど、ソレで十三峠を本気下りしたら名前が変わるぞw」
とおっしゃっています。
ミドルグレードとハイエンドグレードを比較した場合、まんまこういう結果にはならないんですが「あらゆる場面で少しずつ違う」事が蓄積されて、走行距離が100km…200km…と増えていくにしたがって、その差が無視できなくなります。
それでもミドルグレードで長距離走るのができないか…?
と言われると「できてしまう」から話しがややこしくなるんですけどねw
私自身の経験でわかりやすい例を挙げると、私が十万辻峠をMadone SLRで登っている時(それもヒルクライム向きではないAeolus RSL62装着時)に、ミドルグレードに乗っている方が私の後を付き添って走ってくれた人が居るのですが、その人いわく「Radiさんがクランクを回す度に、クン!クン!と私のロードよりも車体半身分くらい伸びる!これがホイールの差なんですかね」とおっしゃった事があります。
しかし、その方のロードにはのむラボさんで組んでもらった手組のSPLホイールが装着されているので(しかもヒルクライム向き)ホイールの性能差ではないでしょう…と思うところもあったので「それって恐らくフレーム性能の差です」と伝えた事があります。
実際、Madone SLRって試乗させてもらった時の興奮気味な私の記事を読んでもらった事がある人ならご理解いただけると思うんですが、不思議と伸びるんですよね。
それも、本来ならエアロロードが苦手とする登りでも。
下りや平坦はさらにヤバいです。
地味にコーナリングもヤバいですw
…話を戻しまして…
もうひと伸び伸びるから…と言って、じゃあそれがタイムに直結するほどの性能差なのか?というと、それは違うんですよね…。
それがそのままタイムに直結するくらい性能差を発揮できる「人」が乗れば、もっと印象は違うんでしょうけれど、大事なのは「私のような素人が乗っても、それくらい変わる!」という事実なんです。
お値段の差は、お値段の差なりにわかりやすい指標として「タイム差」としては見えにくいのですが、「乗り味」は確実に違います。
それがもたらす結果として、TREKの製品に関して特に感じるのですが「疲労度も変わってくる」のが凄いと思います。
Madone SLRで先日やったさくらであい館~毛馬閘門までのタイムアタックした場合、(*´Д`)ハァハァ…いいながら全力でこいでるのは変わらないんですけど、走り終えた時に身体に刻まれる疲れ方は随分と軽いのです。
同じアタックをアレスプでやると、脚パンパンで次の日にもかなりの筋肉痛が残っていると思います。(通勤でも久しぶりにほぼ毎日乗ってソレを体感)
何がどう作用して、そういう結果をもたらしているのか…
それを説明できなくてすみません。
ただ、言いたい事は以下の点です。
・安いからと言って、粗悪品には手を出さない
→いくら安くても、のむラボさんがおっしゃるようにゴミにお金払うのは無駄w
・一度でいいので、興味を持った方はロードバイクに試乗していただきたい
→そして、もっと興味を持っていただけたらハイエンドモデルの試乗車がある場合もあるので、そんなチャンスがあったら勢いよく試乗してください!
面白いですよ!
自転車なのに、まるで自転車じゃないみたいに走りますよ!
そして健康にとても良いです。
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Posted at
2022/01/07 09:11:18