2022年01月08日
面白い事をしている人がいましたw
ママチャリって実用性が高く、安定性も高く誰でも安心して乗れる優れた実用車。
問題なのは道ゆくひとびとが無意識で乗っていて交通ルールやマナーを守ってない無謀な運転してる人が多い事くらいで、ママチャリ自体は優れた乗り物です。
安いのに頑丈ですしね。
そこで、ふとスポーツタイプの自転車とママチャリを「スポーツ走行して」比較してみたらどうだろう?
と思いついて試した人がネット上に居ました。
スペーサーかましてベアリングも工夫して、シマノの105クランクをママチャリに取付けw
クランクさえついてしまえば、ペダルにパワー計測機能が付いたビンディングペダルが市販品であるので、そのパワーメーター付きペダルを付けて計測。
平坦巡航30km/hで数km走行した結果。
表示された数値はなんと240W
そりゃあ、ママチャリきっついわw
速く走ろうとしなければ、楽な乗り物ですけれどね。
ロードバイクで240Wのパワーで踏み続けると、ざっくりですけど巡航35km/hを軽く超えるあたりで巡航できるパワー値です。
ちなみに、平均的なロードバイクで巡航30km/hを維持する場合は(Not エアロ)だいたい115W~125W(風除け役なしで単独走行の場合。風向きによっても結果は変わりますので本当にざっくりとした目安。参考として、向かい風 風速5m/sの中、巡航30km/hを実行しようとすると必要となるパワーは約280Wと言われていますwとてつもない差ですね。)
↑ちなみに、下ハン握って前傾を強めるとざっくり10~15W程度のパワーを抑えられるらしいです。
ロードバイクにとって、乗っている人間が空気抵抗の大部分を占める事を実証する良い結果ですね。
ちなみに、下ハン握らずとも頭を下げて前傾を強めつつ、上ブラケットに手を乗せて人差し指から小指を隙間開けずに綺麗に揃えてブレーキレバーの外側に壁を作る様に添える事でブレーキレバーとハンドルの空間で渦巻く空気の乱流を抑える事で、素直に下ハン握るよりもより効果の高いエアロポジションを取る事ができます。
緩い下りや緩い登り、そして平坦ではこちらのポジションの方が実際に試してみても高い速度での巡航を維持するのがちょっと楽になります。
おきなわ市民レースで最も過酷なコースを20kmほど独走して優勝された選手の方がこのポジションで疾走して話題になっていましたね。
平均的なロードバイクに、ディープリム(リムハイト50㎜)を装着して巡航30km/hの場合はざっくり105~115W程度。
↑必要なパワーがあまり減ってないやん!と思われるかも知れませんが、体感の差は割とあるのと、ここから5km/h速度を上げるだけで効率良くなる数値は跳ね上がっていきます。
40km/h巡航なんて素人だと厳しいですが(学生など若い子を除くw)私みたいなアラフィフのサンデーライダーでも35km/h巡航くらいはできるようになってきたのですが、その辺で走る時に随分と本当に身体が楽なんですよ。
向かい風ない淀川河川敷なら、巡航40km/hはメタルクワガタ~メタルクワガタの間くらいなら実行できます。
特に最も間隔の長い医科大~さくらであい館の間のセグメントは、距離有りますが巡航高めやすいです。風次第ですけどw
そこにエアロハンドルまで取付けた場合は、102~110~112Wくらい。
乗り手がエアロポジションを取った場合は、95~102Wくらいです。
私が乗るMadone SLRの場合、巡航30km/hで向かい風などが無い場合は85~90Wくらいです。(RSL62も効いていると思います。そして、とってるポジションは上で例に挙げた増田選手の上ブラケットを持つエアロポジション。スグにブレーキ掛けれるのと上体おこしやすい(すぐに周囲を視認しやすい)ので安全性高いのがお気に入りです。)
90Wというと、私の場合は体重もあるので正に「脚の重みとクランクを回す時の脚の惰性」くらいで走ってる…という感じです。
ちなみに正確に30km/hを出し続ける乗り方は私は苦手です。
それくらいの気持ちで軽く踏んでいても、ざっくりですけど実際に出ている速度は32~35km/hくらいの間をいったりきたりしています。
35km/h巡航を維持しようとすると、ざっくりですけど32~38km/hの間をいったりきたりする感じです。
何度もいうようですが、風向きにもよりますけどw
それくらい空力性能があるので、サンデーライダーな私程度の人間でも年末の向かい風チョーきつい淀川河川敷をさくらであい館~毛馬閘門(約28km)まで1時間4分で走れたんですね。
改めて調べながら書いていて納得できたような気がしますw
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2022/01/08 08:49:58
今、あなたにおすすめ