2022年03月30日
ケイマンGT4RS
仕事が忙しすぎて、この辺ぜんぜん知りませんでしたw
ケイマンGT4の上にGT4RSが出る!
というのはみんカラのなうなどで時々みん友さんのつぶやきを見て「ほっほ~!」と興味を持っていましたが、本当に出たのは知りませんでしたw
最近、本屋にも行けてないものなー…
そして、GT4RSにはGT3のエンジンが積まれるや否や…という話題があったのも記憶しております。
まぁでも。
モデルヒエラルキー的に911のシャシーに対して一歩譲ってるボクスター・ケイマンですが、ミッドシップのバランスの良さと水平対向6気筒がもたらす重心の低さなどがあいまって、ポテンシャルを抑えても素性の良さの差からGT3のエンジンなんか積んじゃったらあっさりとGT3やGT3RSの立場が危うくなるから(乗った時のフィーリングは別として絶対性能として)GT4RSにはGT3のエンジン積まんじゃろ。
ってハナクソほじりながら予想していたのですが、私のアホみたいな予想はあっさりと覆されました。
GT4RSにGT3のエンジン積まれたんですね!!!!!!!
凄い!!!!!!!!
8000~9000rpmの最後のひと伸びまでクリソツじゃないか!
オーナーちゃうからわからんけど!!
ハタから見た目には一緒に見えるぞ!
ホンダのVTECやソレのフルチューンエンジン(それも超有名どころの)をオーナーさんのご厚意で横乗りとかさせてもらって少し体感した事があるワタシ。
そんな経験から、排気量とスペックシートから予想できる加速をするのは、GT3エンジンのまだ本気と言えない8000rpmまで。
そこまでなら、GT3のエンジン(だけでなく、そのパッケージングの素晴らしさとセッティングの妙も手伝って)が発揮する速さはそれでも想像よりちょっと速くて「おおっ!!」と驚きつつもそういう言葉を発せます。
8000rpmから上は、ソレを知らなかった+初体験+かつ私の場合は、想像の上を行く加速を体験して、言葉も出ませんでした。
1000馬力にチューンされたBNR32やY31シーマとかのクソほど泣けるほど怖くて速いのも経験していますが、それとはまた違う迫力なんですよ。
むちゃくちゃ速い。
絶対的には1000馬力までチューンされたクルマの方が速いでしょうけれど、実質的に速い。馬力がロスすくなく確実に速度に上乗せされていっている世代がまるで違う感も手伝って…
語彙力がないので上手く言えてませんが、何を言わんとするか伝わりますか?w
(読み手に丸投げスタイル)
8000回転まででも凄いのに、そっからレブまでの1000回転がもっと凄い。
はっきり言って、乗り慣れてサーキットでアタックしまくっているオーナーさんなら、それでもレブまで回すよりちょい手前でシフトした方が速いんだよ。
的な冷静な分析もできるかも知れませんけど、ポッと体験させてもらった人間にはそんなのさっぱりわからんくらいブラボー。
まさにブラボー。
私がちょこっと体験含めて経験させてもらったエンジンの中では、最高のひとつです。
そんなエンジン積んでしまったら、いくら911GT3の足回りや様々な要因でハイテクも機械の本質的な良さ含めてそちらが上でも、GT4RSが勝っちゃうだろう…
…と思ったら、なんとGT4「RS」と名乗りながらも、本拠地はワインディングだそうです…動画の有名司会者さんがそう言ってますね。
それでもニュルブルクリンクを7分9秒でラップするそうです。
はっきりとパフォーマンスは頭を抑えられながらも、ニュルブルクリンクを7分9秒台で走る能力を身につけちゃったGT4RS
ポルシェ的にはこう考えたんでしょうね。
もう内燃機関は終わり。
クソみたいな政治的理由でもう売れない。作れない。
じゃあ、まぁウチの商売的にイメージリーダーを覆す恐れあるけどケイマンにGT3のエンジン積んじゃお。
市販モデル(ノーマル)の記録をGT3やGT3RSを超えない範疇でセッティングしたらええやん。
その違いに分かる人はほんの一握りよ。
市販後、オーナーが勝手にチューンしてチューンドカーがGT3やGT3RSの記録を超えても、まぁソレはソレでええやん。
内燃機関売れるうちに、記念として販売しとこか。
ていう私の妄想が合ってるかどうかは別として。
そういう感じで売ったんでしょうか。
そして、動画の司会者さんも最後の評価でこう言ってます「正直いうとちょっとクソなんですけどね」
恐らく、ポルシェが本気出したらもっと凄いGT4RSになっただろうに、モデルヒエラルキー的にちょっと遠慮しているところがGT4RSにあるんでしょうか。
それで、そんな事を発言されたんかなー…と邪推しております。
モデルヒエラルキー的にそういうところがあっても、どうにか解決する方法はあるでしょうから
このパッケージングを手に入れる為に欲しい!と思う人はたくさんおられるでしょうね。
なんなら素の981とか買って来て箱だけ使ってフルに理想を叶えるボディをイチから構築しなおして、GT3のエンジン(正確にはGT4RS)を積むのが以前よりハードル下がってるんで、そういう改造車を作るハードルが下がった。
とも言えますよね。
フロントの足回りとか、そのまんま992GT3のWウィッシュボーンを移植するのは非常に難しいのかも知れないし、ケイマンのジオメトリー的に合わない可能性もありますけれど、そんなのごっそりやる人もそのうち出てくるでしょう。きっと。
なんだかとりとめのない話しになりましたが、GT4RSは良いんじゃないでしょうか!
でも、個人的にこういうモデルが出ると「いいなぁ、欲しいなぁ」とは思うものの、以前ほど強く恋い焦がれる気持ちが薄くなってきました。
身の丈にあったマカンを所有しているからでしょうかw
水平対向とV型でエンジン型式も全然違うんですけど、なんか良いんですよね。
乗った感触が。
比べるのもおかしい話しですけど、最後のポルシェ製V6になっちゃったモデルですが、乗ったフィーリングとか含めて満足しているので、こういうモデルが出ても焦燥感とか感じなくなったのは、自分の中でも不思議です。
また、本当に凄いGT3のエンジンですけど、そこまでの炸裂感とか伸びとか体験できないにしても、ポルシェが作るフツーのエンジン(フツーじゃないですけどねw)でも、その素晴らしさは体験できます。
その体験の種類がちょっと違うにしてもですよw
それにしても、最後のチャンスにぶっこんできましたねー。
このクソみたいなEV化推進時代がもうすぐそこまで来ているこの時期じゃなければ、GT3のエンジン積んだケイマンGT4なんて生まれなかったでしょうから、複雑な心境でもありますw
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Posted at
2022/03/30 08:54:32
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