お茶こぼして旧PCは自宅で使用
この記事書いているPCは新PCの為、画像ファイルをコピーし忘れている為
写真はできる限り探して添付しますが、基本は割愛させていただきながらMadoneの変わり様を書いていきたいと思います。
1.Madone SLR納車直後
2021年11月末だったか、12月にproject oneにて発注。
構成するカーボンレイアウトがOCLV800に改められたGen6世代のマドンです。
塗装はオプションのツールドフランスをTREKのレースチームが走る際に使用するレーシングカラーを選択しました。
この時、Bontrager Aeolus RSL37を選択(まだRSL51~がリリースされてなかった為)しました。
通常、エアロロードに装着するホイールではない軽量系セミディープホイールとなりますが「試してみたかった」のです。
走行感覚はエアロロードなのにまるでオールラウンダーモデルのような軽快感溢れる乗り味でした。
最も「脚が残る」身体に優しい組み合わせでしたw
ただ、体重のある私にはこのホイールは「軽すぎた」のです。
非常に速く、楽に走れるんですけどパワーかけて踏んでいった時にちょっと物足りなかった(と、このホイールでそう感じる時点でMadone SLRのフレームが凄いのかも知れません)
リムハイト37㎜と、そんなにリムハイトが高くないのに平坦巡航も楽だったのは意外でした。
2.Bontrager Aeolus RSL62装着
2022年四月末に納車されて以降、待ちわびたTREKの新型ホイールAeolus RSL51、62、75がリリースされました。
エアロロードなのにオールラウンド気味に走れるフレーム特性をより伸ばすなら「RSL51」がベターなんでしょうけれど、OCLV800版のMadone SLRを開発している時にそのモデルへと焦点を合わせて開発された…という話を小耳に挟んだのもあって「RSL62」を選択しました。
私のような貧脚にはゴツすぎるホイールではないだろうか…と懸念しましたが、それは半分的中で半分的外れでした。
RSL37よりは「脚が喰われます」
確かに同じ距離、同じ獲得標高で、同じような平均時速で走り切るとこちらの組み合わせの方が疲れます。
ただ、Gen6世代のMadone SLRに合わせこんで製作された。
という事実は確かにそうだろうなと納得の乗り味と操縦性です。
リムハイトが62㎜と高いにも関わらず、ダウンヒル時のコーナリングなどディープリム特有の癖(主にジャイロ効果などから発生する癖)がほとんどなく、RSL37で走っていた時と同じか、ひょっとしてそれより速くない?
と思えるほど安定して走れるのです。
リム内幅が23㎜になっている(RSL37は21㎜)ワイドリム化された効果も副次的に効果を相乗しているとは思いますが、走りやすさに舌を巻きます。
横風耐性もリムハイトを考えると驚異的に高く、横風強い日でも走りやすいです。
また、リムハイトが高くなって「ホイールの剛性とフレーム剛性の妙によって脚が喰われる」にも関わらず、本来ならこの組み合わせで向いていないだろうヒルクライムエリアのPrivate Recordもどんどん更新していってます。
私のストラバで記録に残っているPRのほとんどがこのRSL62を装着したマドンで達成している事実に乗っている本人である私が驚いています。
この時、タイヤは納車当時と同じくピレリのP zeroクリンチャー仕様です。
3.Ceramicspeed ビッグプーリー装着
カーボンホイールを買うよりも、勇気要りましたw
私がロードバイクを始めた2018年頃にお世話になっていたショップのお客さん(ライド仲間)の方たちから、ビッグプーリー入れたら「良いんだけどデメリットもあるよ」というアドバイスを多数いただいていたので、個人的にはそのイメージが強くて「否定派」だったんです。
IT技術者さんがYoutubeにインプレ動画を上げてくださって、その動画を視て衝撃を受けます。
聞いていた「デメリット」部分がほぼ払拭されるほどの動作状況を動画で確認できたんです。
そこで、このビッグプーリー購入に踏み切る事ができたのです。
・変速はほぼ純正と変わりません。
・チェーン落ちなども聞きますが、ちょっと路面荒れたところも走りましたがチェーン落ちする雰囲気すら皆無(ここはスラムの良いところなのかも知れません)
・言葉で表現するのは難しいですが、確かに「楽できている」
使い古された言葉で、わかったようなわからんような例えとして良くネットなどでも見かける「ギア2枚分楽になった(意訳:気づいたらいつものところを二段ギア高いのに普通には知れちゃったという意味)」というのが最も適当な表現かな…と、語彙力のない私がそう思います。
確かに、これは効果があります。
メンテ頻度はあがりますけどw
純正プーリーも本来ならそれくらいメンテした方が良いのかも知れないなと思うところがありました。
とにかく滑らかに走れるようになります。
走行中の振動も明らかに減りました。
・Bontrager RSL saddle
画像が見つからないので割愛しますw
見た目は発注時に装着していたAeolus pro 145というサドルとほぼ変わりません。
サドル後部の左右を繋ぐ部材が、Aeolus pro 145ではサドル直下に取り付けられていたのが、RSLサドルではカーボンレール部に移設されています。
この結果、Madone SLRにジャストフィットするボントレのリアライトにこの横繋ぎ材ががっつり噛みこむので取り外しできなくなりましたw
また、そういう構造の為ライトを純正位置につけたままだとサドルの前後位置に制限が発生しますのでご注意を。
私は偶然、その限定されたサドル位置でもOKだったのでそのまま乗っています。
サドルを繋ぐ位置がレールまで降りた事で、二股に分かれているお尻が乗るところが左右独立する事で、想像以上にちょっとペダリングしやすくなったんですよ。
軽さだけでない、良い改良だったと思います。
また、軽量サドルなのに乗り心地も〇なのがグッドだと思います。
お値段を除けば…(私が買った時点で5万円…今は値上がりしていると思います)
4.SWISS STOPのブレーキパッドとブレーキディスク導入
SRAM centerline XR 2peace rotorを愛用していたのですけれど、これが一枚15800円まで値上がり。
前後交換したら3万円超えますよ!?
やめてくれw
死んでしまう。
そこで、維持費を抑える為に他社のローターで良い製品がないか調べていて浮上したのがSWISS STOPのcatalyst proというディスクローターです。
ブレーキパッドも同じくSWISS STOPのRS 35というSRAM AXS用のパッドを選択。
ブレーキに当たりを付けるまでの間、驚くような異音が発生する可能性があります。
以前の私の記事でその様子をあげているので割愛します。
その異音祭りが過ぎると、シ……ン……と静寂が訪れます。
それ以降は異音一切ありません。
利きやコントロール性で明らかなアドバンテージはありません。
それだけ純正品の性能が向上している証だと思います。
ただ、乗りやすい。
非常に乗りやすいです。
これでメーカーの謳い文句通り、シマノやスラム純正の組み合わせよりも数倍の耐摩耗性能…までいかずとも、2倍…も無理にしても、1.5倍とかもてば
それだけでSWISS STOPのコストパフォーマンスが抜群!となります。
まだそれを論じれるだけの距離を走れてないので、経過観察中です。
個人的には、耐久性が純正と同等だったとしてもSWISS STOPのディスクローターとパッドで運用していこうかな?
と思うくらいには「ちょっと良いです」
むちゃくちゃ良い程ではないにしても、ちょっと良いです。
5.チューブレスタイヤ導入
タイヤのアップ画像を撮影してなかったw
Pirelli P zero RACE TLR 26cを導入しました。
純然たるロードバイクでチューブレスを運用するのは初めてです。
先にマウンテンバイクやグラベルロードでチューブレスタイヤを体験して、結構どころかかなり良いやん!と開眼するに至りました。
よっぽど酷い目に合わない限りは、もうクリンチャーに戻れません。
それくらい走行性能が違います。
絶対的な性能の差は僅かである可能性はありますが、乗っていて感じる安心感とグリップ感は結構差があります。
そして回転バランスがクリンチャー仕様の時より何故か謎に改善されるw
という偶然の重なりも関係しているだろう、そんな体験をしている真っ只中です。
その「回転バランスが改善された(僅かだろうですけど)」という事実が、ダウンヒル時の安心感にも繋がっていて、乗っていて感じるフィーリングでは結構な差が生まれています。
元々限界が高いマドンですけど、他の方が「下りであまり飛ばさない方が良いよ」とアドバイスしてくださるほど「限界性能までマージン残っているから、これくらいなら安全だろう」と思える速度で下れていた(クリンチャー時)のですが、チューブレスを組んでその「安全だと思える速度」がさらに底上げされました。
おおざっぱにまとめると、見た目そんなに変わってないですけど
私のMadone SLRで納車時より変更していった内容をまとめました。
これ迷っているけど、どうしようかなぁ…買うか買わないか…
と迷っている人の参考になれば幸いです。