2023年05月08日
最新のテクノロジーは凄いですね~w
妻がドグマに乗って結構いい走りをすると
・さすが奥さん、強いですね~!
とか言ってみなさん褒めてくださる。
私が仕事の都合などがついて、結構毎週乗れていた時
積み重ねたライドが効いてきて、少し体重も落ちて結構速かった場合
・さすがマドン!さすが最新のテクノロジーですね~!
俺じゃないんか~いwwwwwwwwwwwwwww
というエピソードが我々夫婦の中でレジェンドとして語り継がれていますw
ちょっとした呑みの時とかの酒の肴として、時々話題がでます。
それを最近痛感しました。
ダホンを妻の実家へ持ち込んで、しまなみ海道を走ったじゃないですか。
その時に、今よりももっと弱い時。
ロードバイクを初めてまだ一年か二年か?
ってタイミングでエモンダを持ち込んだ時があったんですよね。
そんでエモンダで亀老山とかしまなみ海道で有名な十三峠くらいしんどいヒルクライムエリアも、しんどいながらも登れたんですよ。
それも今の時期よりも過酷な真夏に。
当時は、巡航で26km/hも出せたら当時の我々は「にわかの素人にしては、成長したんじゃないだろうか!?」というくらい喜んでいたんですよ。
今は、走り込んだあとで疲れた帰路で「しんどいから巡航落とそうよ」で26km/h巡航なんですよ。
それくらいは、貧脚サンデーライダーとして二年か三年前よりは成長していたんですよ。
それは当時乗っていたエモンダで走っていてもそうです。
マドンならもっと楽にそれを実行できます。
んで、なんでそれを再認識したかって話しなんですけど、ダホンなんです。
ダホンは完成車重量で7.8kg(これは掛値なしで7.8kgでした)
わずか…という割には高価ですが、それくらい軽いロードバイクなどを買おうとするとそこそこ出費が必要となるのでそれとの相対論として「安い」と言える定価で9.9万円くらいの小径折り畳み自転車で、その軽さは異常。
変速が三速しかないとは言え、逆に言うと走れるレンジが拡がる三速も実装した上で7.8kgという車重がもたらす走りは想像以上に軽快で、小径車特有の注意点はありますが、それでも小径車としては異常に走りやすい。
路面の凸凹に対しては小径ゆえに700cの外径を持つタイヤを装備するロードバイクには物理的に敵わないですけれど、小径なのに割と安定してそこそこ無関心でも走れちゃいます。
ダホンの基本設計が優秀だからなんでしょうね、きっと。
それほど良い性能を持つダホンですが、それでもダホンでの登りはキツカッタw
ある程度の勾配を超えると(体感で10%を超えると)ロードバイクで登るよりキッツイw
ギア比がどうこう…ではなく、思い切り身体にきます。
恐らく、どこかで乗り手が加えた「力」が逃げちゃってる…
そんな理由もあるかも知れません。
トルクで登るよりは脚をクルクル回して乗ると進むので、安い価格の自転車の割に、なおかつ折り畳みなのにカッチリとして軽快に走る…とは言え、どっかで力逃げてんでしょうね~…たぶん。
素人なので理論的に説明できません。
あくまで体感での話しですw
亀老山より緩い開山の登りで、あまりのきつさに最後の一本の登り(コーナーからの直線)を残して、背筋と臀筋が割れそうになって脚をついちゃいましたw
こんなの、初めて。
自分でも驚きました。
そして、悔しかったw
そういう体験をしてから、帰阪してマドンに乗りました。
しまなみ海道で妻に遅れる走りをしていた私が、巡航40km/hほど出しながら時々チギれちゃう後続を気にして脚を停めて待つ。
などしながら、向かい風もなんのそので突き進む。
土手を登らないといけないところも、トルクを掛けると力を掛けたら掛けた分だけ淀みなく推進力に変わってグイッ!グイッ!!と車体は前に進む。
そう、私の体重が機材の「余力」をまず削っちゃうんですよね。
ダホンは妻くらいの体重(48kg)だと、カッチリしていて力の逃げが少ないんですよ。おそらくですけど。
んで、恥ずかしながら労災レベルで睡眠削って仕事をしている現在の私は、睡眠不足になると覿面にリバウンドしちゃう体質で現在は98kgも体重があります。
これが単身赴任していた時のように現場が始まっておらず規則正しく毎日定時くらいであがれている生活を続けられる「準備期間」だと、わずか数か月で84kgまで体重が落ちた実績があるんで、運動量ほかは問題なくて私の場合は適正なリズム感がある生活をできるか否かだけなんですけど…
って話しが逸れましたが、体重のある私がダホンに乗ると私の荷重で自転車の持ってる強度をある程度使っちゃっていて、漕いでも力が逃げる量が増えちゃってんでしょうね、きっと。
そこに私自身の体重をカバーするべく、登る為に体重の軽い妻より倍以上のパワーを掛ける(物理的にそうしないと妻と同じ速度で登れませんw)と、力が逃げちゃってより効率が落ちちゃう…という。
素人なんで、わからないッス!w
あくまで体感からくる個人の感想ッスw
それを痛感しましたねー。
そして、久しぶりにマドンに乗って感動しましたね~!
マドンも、私自身が体重落とした方がさきほどの理由と同じでさらに良さが際立って鋭さが増すんじゃないだろうかと思います。
でも、現状でもマドンは踏めば踏んだだけ応えてくれます。
ペダルの動きとシンクロしたかのような動きに感動。
体重などを使って重心移動させた時のレスポンスに感動。
私の重い体重を受けているのに下りでのコーナリングのフィーリングと実際に発揮されている速度に感動。
ブレーキ掛けた瞬間のフィーリングから、レバーを握りこんでいった先のフィーリングでも感動。
Madone SLR(OCLV800)のフレーム性能が突出して凄いのではなく、装着しているAeolus RSL62というホイールも良いんでしょう。
のむラボさん的には、このホイールでもまだ左右差を埋めるスポークカスタムなどの余地が残されているようですけど、私のような素人レベルでは今のままでも十分な気がします。
某ホイールより全然走りますしねw
しまなみ海道では妻に時々待ってもらっていた私が、帰阪後マドンとドグマで走った時は私についてくる為に走っていた妻がハンガーノック気味になっちゃって、立場が逆転したというのが申し訳なかったなと思うと同時に自転車の剛性の違いでここまで違いが出るとは…と、機材マニアとしてちょっと発見もありました。
妻がハンガーノック気味になった以降は、巡航を21km/hまで落として帰りました。
帰り道の向かい風ヤバかったのもあって、後ろについていてある程度そういう抵抗が削減されるとは言え、巡航30オーバーを延々と続けていたのがキツかったんだろうと思います。
行きは風向きが変わる手前の時間帯だったのか、医科大からさくらであい館までの間は軽い向かい風だったんで40km/hオーバーで巡航してましたw
自転車は、最終的には乗り手。
乗り手の体力・筋力・能力次第…というのは間違いがないですけれど、やっぱり機材スポーツ。
乗り手との相性問題はあるにせよ、やっぱり機材差って割と無視できないレベルであるよなぁ…って思いました。
だってね、プロの世界でママチャリとかクロスバイクに毛が生えた程度の改造自転車で優勝した実績ってないじゃないですか。
ハイエンドモデルでもピンキリで、糞みたいな性能の製品も実際にはあったりしますが、それらを使って勝つのもプロの世界。
プロは機材選べないから(スポンサードの関係とか?)と言われてますけど、そこはやっぱりハイエンドモデルなんですよ。
ハイエンド同士で比べた時にクソだとしても、そこはそこら辺のひとやまなんぼの既製品とは違うんですよね、たぶん。
んで、後は能力差も体調の差も何もかもが比較対象としてどうなん?
って状況で強い人が弱い機材を使ってハイエンド機材使ってる人に対して勝っちゃったりして、話がややこしくなってんだと思います。
もしくは、そういうのを信じたい人が居るんだと思います。
それと、先ほども書きましたけれど自分の身体を使って走るスポーツでもあるが故に「機材との相性の問題」がモータースポーツ系よりも、もっと大きく高い割合で実際に発生する為、より現実が見えにくくなってんだろうと思います。
話しが逸れましたが、自転車ってなんの電子制御も加わってない何のごまかしも施されていない純粋な機械として楽しめる最後のカテゴリーかも知れないなぁ…って思ったのも確かで、それらを含めて楽しいなぁ!って思えたGWでした。
ダホンで登り切れずに最後に足つきしちゃったのは悔しかったですけれどw
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ロードバイク機材 | 日記
Posted at
2023/05/08 07:05:16
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