2023年05月29日
変速性能
よく、変速性能うんぬん…と話題が出ます。
正直、R5800(105)くらい性能があったら良いやん。
それ以上は誤差の世界やん。
それが私の経験上の結論でした。
R5800でいいやん。
と一言で言っても、RDのプーリーを両方とも互換性のあるデュラエースグレードのベアリング軸受けタイプのプーリーに変えてやるとさらに満足いく変速性能とフィーリングをもたらします。
ぶっちゃけ、とっても良い世界ではないにしても悪くない世界に突入できるんですよね。
チェーンがデュラエースあるいは、アルテグラグレードを使っていてチェーン側の方でも助けてくれている…という要因もあるかと思います。
これはロードバイクに限った話題なんですね。
クロスバイクとかマウンテンバイクとかは、あまり知らない世界なんであくまでロードバイクの世界なんです。
先日、ダホンK3という小径折り畳み自転車を買いました。
折り畳み自転車なのに車重が7.8kgと軽量で、三速の変速ギアを持つ。
しかも価格は10万円を切ってる!
という設定だったので、変速もまぁこんなモンか。
と納得して納車を受けまして、実際にちょっと乗ってみて驚く。
変速がまごつく。
まぁこれは丁寧に変速すりゃあいっか。と割り切るも、変速に不具合があった。
それは、こういう小径車取り扱い自体が不慣れな店長がセッティング台の上で動作確認しても見つけられないだろう原因でそうなっていたので、それは攻めるんはお門違いだなぁ、と思って相談に行くと店長は真摯に対応してくださって、全ての問題をクリアしてくださった。
納車前点検が足りなかったという理由で、ベアリング軸受けタイプのプーリーへと無償交換+チェーンをシマノ純正の11速だったかな?の105グレードのチェーンへと交換してくださいました。
それ以降の変速は小気味良いの一言で、今までは変速操作してRDが動いて、ペダルを踏む脚へと足応えがかえってくるまでギアがどう変わったのかわからんフィーリングだったのが、変速操作を加えた瞬間にもうどういう変速がなされたのかが確信を持って操作できるほどに豹変。
そう、この変速フィーリングはアルテグラかデュラエースか?
というくらいに変貌したんですよ。
ダホンK3。
んで、しばらくはマウンテンバイクに乗る機会が持てなかったんですよね。
妻の実家へ帰省した時はダホンK3でサイクリングなどを楽しんでました。
それ以外の時間は、キングジデコやマドンに乗ってライド。
キングジデコはGRXというグラベルロード用のコンポーネント。
それの800シリーズという事でアルテグラ相当。
マドンはSRAMのハイエンドモデルである、RED eTAP AXS。
そりゃあ、もう不満なんて微塵も感じない程のフィーリングですよ。両方とも。
そして、今回は久しぶりにマウンテンバイクに乗りました。
先日、譲っていただいたフォークを交換する為にお店に預けに行ったんですよ。
自宅からお店までの短い、普通に路面がそう悪くない舗装路走っていて驚きましたよ。
変速が良くない。
はっきりと良くない。
なんで?と思わず疑問を抱いたほど良くなかった。
ダホンK3の納車された状態よりかは確実に良い。
ただ、変速自体がまごつく。
試しに機械的にはあまりよろしくないですが、トルク掛けながら変速すると変速するけど苦し気に変わる。
アカン。
これは、アカン。
ロードバイクでライドしているくらいなら、変速時にトルク抜いて正しい操作を心がける…だけの話しですが、マウンテンバイクはこれじゃあアカン。
私自身が本格的なトレイルコースは、一度だけしか経験ありません。
あとは淀川河川敷などで自転車で走れる範囲のグラベルしか経験ありません。
いわゆるロードで走れる道の未舗装路版みたいなもの。
ダホンK3での変速(カスタムはしてますけど)を経験するまでは、マウンテンバイクに乗って何度も走ってますけど「こんなモンなんだろうな」という認識の方が優ってました。
いざ、これからロードバイクほど頻繁に乗れないとは言ってもトレイル走行も経験していこうと考えています。
ダホンK3でさえ、あんなに変速が頼もしくバッチバチに変わるようになってんのを体験した今では、Procaliber 9.5に搭載されている12速対応のDEOREのRD動作に不満しか感じませんw(贅沢な話しですけどね)
そこで、ダホンK3やR5800の105での成功体験から、まずはプーリー交換を依頼して様子見しようかな…なんて思って、プーリー交換も頼んでお店を後にしました。(昨日の夕方18時頃です)
ひと晩経って冷静になってきました。
そういや、マウンテンバイクのコンポーネント体系など全く知らないなw
と気付きました。
私のMTBに搭載されているDEOREってどんなグレードなんだろう。
そこにまず気付きました。
ググってみると、DEOREは新しいシリーズのようです。
Procaliber 9.5に搭載されているM6100というモデルは、DEOREでは最上位のグレードですけれど、MTB用コンポーネントの中では上から四つ目のグレードでした。
つまり、ロードバイクに置き換えて考えると「ティアグラ」
なるほど…
これは、プーリーを交換しても根本的な解決に至らない可能性がある。
それと、トレイル走行自体の経験が非常に浅い私だけに、変速時に一瞬トルクを抜くなんて芸当がオフロードコースで実践できる自信がない。
機械に負担掛けながらの動作になった場合、その機械自身の耐久性にも疑問が出てくる。
そもそも、いったいお値段どれくらいなんだろう?
お値段がモノの良し悪しを決めるワケではないですが、こういう機械に関しては大きな目安になります。
ググってみる…
DEORE M6100 RDって7700円なん…w
安すぎじゃないか!?
昔のシマノさんは、こういう価格設定とモノの良さでユーザーを引き付けてきたんですけど、正にそれをそのまま描いたかのような価格設定。
一万円以下で12速対応のRDを買えるなら、マジで「一度12速体験してみたい!」と思える良いお値段設定です。
そして、実勢販売価格でそのお値段ならあの動作でも納得しちゃう、できちゃうから良い意味で恐ろしい。
そこで閃くんですよね。
ロードバイクに置き換えて考えた場合、コスパが最も優れているアルテグラ相当のグレード、モデルのRDなら一体お値段いくらなんだと。
GRX800はそういう意味で非常に優れた商品です。
電動じゃなく機械式で、あの動作フィーリングで20万円をおおきく切る価格で一式揃いますからね。(今の価格でそれが可能なのかはリサーチ不足で知りません。すみません。私が発注した二年前近い場合の話しです)
価格吊り上がっている今でも、DEORE M6100のRDは安い。
ひょっとしてワンチャン、あるんじゃないか。
店長に早速連絡して相談する。
店長も、あそこは(ティアグラ相当の場合)ショートパーツを上位互換に置き換えてもそんなに変わらないだろうから、相談受けたとは言えちょっと困ってたんですよねwと正直なコメントから始まって、私の方からXT(アルテグラ相当)グレードのRDに交換するとなると、どれくらいコスト必要ですか?と質問。
店長が電話口で調べてくださる…。
店長「16000円ですね」
私「こんなん言ったら怒られるかもですが、やっす!w」
店長「調べた私も驚いてます。MTBはあまり扱わないんで、良心的な価格設定が生き残っているとは驚きましたねー。
このお値段なら、いろいろ試すより正直安いですよ。一気に正解に行くわけですから。」
私「Procaliber 9.5に搭載されているシフトレバーのステップ比はXT(M8100)のRDと合致しているんでしょうか。」
店長「それは調べてみないとわかりませんが、同じく最大スプロケット51T対応型なので、そのままで使えるはずです。」
私「ダメな場合は、素直にXTのシフトレバーも買います。いくらでしょうか?」
店長「…7000円ですねw」
私・店長「やっすw ロードのコンポもこれくらいだったらなぁw」
シフトレバーは、純正搭載されているレバーを使ってみる事にしてRDのみ発注しました。
アカンかった場合でも、速やかにシフトレバー発注して搭載する事にします。
MTBのシフトフィーリングがどう変わるのか、今から楽しみです。
そして、こういう相談している時に店長から
店長「Radiusさん、スプロケ上の五枚しか使ってないですね」
私「忙しくてトレイルコースにいけなかったんで…」
店長「なるほどw」
私「今年こそは走りにいきますよ!」
店長「それならRD交換しておいた方が良いと思います。発注しておきますね」
外したDEOREは予備パーツとして持っておく事にします。
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Posted at
2023/05/29 14:13:13
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