昨日はこなさないといけない用事がたくさんあった為、せっかくの晴天に恵まれたんですけれど近場を走って新しく買ったTREKのエアロヘルメット、バリスタの具合を確かめてきました。
近場と言っても、大阪市内から清滝峠登って~反対側へ降りて…って感じなので、普通の人の感覚で言えば「普通に走ってるやん」という距離には達してしますけれどねw
いつもより30分早めの7:30から走り出し、10時には帰宅しておりました。

日頃の激務がたたって体力が落ちていたので清滝峠のヒルクライムは、まったく良い結果ではなかったですがそんなに疲れずに登れたのでこのまま週に一度は走り続けられたら少しずつ取り戻していけるんじゃないかな?とか、そんな話題はさておきw

興味ない人からすれば、エアロヘルメット(ツールドフランスなヤツ)に見えないステルス性が気に入っておりますw
普通のロード用のヘルメットでも、普通の人からすればちょっと違うヘルメット被ってんな~って印象を持たれると思うので、それに近しい状態で走れるってのは周りから気張ってんね~って思われない気楽さに繋がりますw
バリスタの印象
①走っていると、とても頭が冷えます。冬場はコレ使うの厳しいんじゃないだろうか?と思う程に冷えます。
→それだけ効率よく空気が抜けてるんですね。
②ヒルクライム時や休憩時など、速度が出せてない状況では普通のヘルメットより明らかに暑い。
→ヒルクライム時は頭がぼ~っとするくらいには暑くなりました。
それだけ、私が清滝峠遅かったwって事ですけどね。
ちょっと頑張って以前の走行ペースを取り戻さなければ。
③ダウンヒル時に、初めてカーボンディープリムを履いて走った時のように予想を超えて車体が加速する為に「おっ!?」と驚く場面が多々あった。
→この感覚、久しぶりですw
ちょっとワクワクしましたね~!まじでちょっとの差なんですけど、体感では結構な差に繋がります。
④向かい風がちょっと楽だった。
→字面にするとそのまんまですが、これって結構凄い事です。
①~④を要約すると、ヘルメットひとつで劇的には速さは変わらないものの、体感としては同じ速度を出して維持する(巡航)事に関しては、普通のヘルメット被って走っている時よりかは楽でした。
徹夜~徹夜…で体力も落ちて身体が鈍っているにも関わらず、普通に巡航33km/hくらいで走るのが全く苦じゃなかったという事実に驚いております。
妻や他にも一緒に走ってくださる方が、私が調子乗って巡航上げていくと辛くなるだろうから(体重軽い人は平坦不利なんです)それくらいで抑えて走っていた。
この体力不足だろう私が「抑えて走っていた」という事実が凄いです。
もうちょっと具体的に体感を書くと…
・向かい風強い時
足元はMadone SLRとAeolus RSL62のおかげで、スカーッと空気が抜けていくのを体感しますが乗り手の上体には割とな抵抗を感じます。
風の強さによっては壁に感じるほど。
それが、明らかに首が楽なんですよね。
頭は持ってかれない。
これって、今までは「当たり前」だったんですね。
なので何ら疑問すらも感じなかったんですよ。
バリスタを被って走ってみて「こんなに違うんだ」と体感。
こんなに違うんだと感じるからむちゃくちゃ速いかと言えば、そうではないので誤解しないでくださいね…
このあたりの表現って難しい…。
公式HPの「10W削減」というのは、あながち間違ってないなぁって思いました。
ちょっとの差なんですけれど、されど10Wの差なんですね。
額面通り10Wもの差が出ていないにしても、体感は結構楽です。
しかし、人間ってアレなもので。
これが慣れて普通になっていくから困ったモンです。
つまり、普通のヘルメット被れなくなっていくと思うんですよね。
あまりにバリスタ被って走っていたら…ですけれど。
なので、バリスタは優れたヘルメットであるだけに被って走るのは二回に一回か、三回に一回くらいの割合で「常に恩恵に授かれる体感」を残しながら使っていこうかなと考えるほど、地味ながら気づくと「おぉ…」と感心するくらいの効果がありました。
生身を使って走るスポーツだけに、こういうパーツで誇大広告打つと使った瞬間にバレます。
それだけに、こういうのが安くはないですけれどまだ手頃な価格で体験できるギリギリの自転車業界。
久しぶりに「買って良かった!」と思える素晴らしい装備品と出会えてよかったです。
それにしても、ヘルメットの中を効率よく抜けていく風を頭で感じるってのは新鮮な感覚でしたw
車だったら、アンダーフロアにこういうパーツを付けて整流効果を得ていても体感できても直接は体感できないじゃないですか。
自転車は直接体感できますw
いやぁ、それにしても。
凄い体感でした。
きっちりと空力を生身で感じれましたよ。
初めてエアロロードを体験。
次に、初めてエアロホイールを体験。
そんなのに続く良い体験でした。

午前中の走行を終えた後、入浴してお出かけしまして用事を片付けた後、ショップからMTBの部品交換終わりましたよ~!と連絡があったんで、受け取りにも行ってました。
フォーク(フロントサスペンション)の交換と、前輪の交換。
前輪の仕様に合わせてディスクローターの交換。
リアディレイラーをティアグラ相当からアルテグラ相当へ交換。
まず、前が恐ろしく軽くなりました。
前が軽くなるって本当に素晴らしいですね。
様々な体感が素人ながらでもわかるほどに変わってより楽しい乗り物になりました。
ブレーキもまだ初期ならしが必要ですけど、きっちりと効く感触は既に得ています。
あと100km…も要らんかな。
一回くらいはちょっと遠出して、焼きというか慣らしが必要ですけれど。
期待していたリアディレイラーの変速ですが…
うーん。
悪くはない。
良くなってます。
良くなってますけれど、期待しすぎていたのかも知れない。
この辺は、セッティングでも化ける可能性があるのでちょっと走りこんでから店長に再び相談に行こうと思います。
微調整でもうちょっと良くなると思うんですよね。
本日、三つ目の話題ですがSRAM AXS Appというアプリをとうとう導入しました。
今までは、使っていて問題ないんだったらアップデートせんでええやんw
という信念の元、敢えて使わなかったんですよねw
それが、最近のアップデートで良くなったよ!という噂を聞いて(主にTwitter)
これは、やっておかないといけないな。
と腹をくくったんですよw
妻のドグマにFORCE eTAP AXSを組む予定で、FORCEは明らかに今回のファームウェアアップデートで化けた!というと言いすぎかもですけれど、良くなったらしいんですよね。
それならば、Di2からeTAP AXSに組み替えた時にファームウェアアップデートは必須じゃないか!?と考えていたこともあり、予行練習兼ねて実行しました。
最悪な場合、アップデート失敗するとただの置物になっちゃうリスクがあるんですけど、上手く一発で成功。
部屋でいろいろ試している時は「何が変わったん?w」というくらい何ら変わらなかったんですけれど、冒頭の記事のバリスタの具合を確かめに行った時に体感。
なんか微妙に、しかし確実に変速が良くなっている。
今まででも特に不満を覚えるような変速はしなかったんですけれど、なんかより確実にちょっとだけ良くなっています。
この「ちょっとだけ」が割と良い違いを生んでるんですけど、ずっと使っている人にしかわからん程度の違いでも真面目につめてくるSRAMの姿勢は好きです。
なんかSRAMがどんどん好きになっていきます。
価格以外w
これでお値段を私がMadone SLR買った時と同じ水準まで抑えて販売したら、確実に今の日本のシェアを随分と獲る事ができると思うんですけどねー。
個人的には、マジでそう思います。