ここのところ、マドンの後輪調子良かったんですよ。
タイヤ幅を28cにした事で確実に安定した空気圧で走れていたんですよ。
それが、ここ二週間ほど
マウンテンバイクに乗りこんでいた事で、乗れてなかったんです。
タイヤは時々空転させて、シーラントの馴染が偏ったりしないように留意して管理していたんですよ。
空気圧も常にパンパンで、「クリンチャータイヤか?」と思っちゃうほど安定していたんですよね。
適正な空気圧で走れるって快適!
そんな印象だったんですよ。
しかし、なんかちょっと重いよな?
とは思わなくなかったんですけど、それは時々乗れなかったり加齢から体力の衰えを感じて私の身体能力の問題かな…って思っていたんですよね。
マウンテンバイクでフィールドまで自走できるか試した時、妻はドグマで参加。

マウンテンバイク相手にドグマは大人げないてw
なんて思いながらも、ダルイ巡航になったら申し訳ないな。
って気持ちで踏んで、清滝峠ふもとのファミマまで画像のマウンテンバイクで巡航30km/hで走れたんですよね。
片道約20kmほど。
それを踏まえて以降の文章を読んでくださいw
昨日は久しぶりにマドンでのライド。
何故かというと数日前から急に後輪の空気圧が抜けるようになっちゃった。
やっぱ走らないといけないな~…って事で、空気圧を上げ過ぎないように4.0Barあたりで様子見ながら空気を補充して空転させて維持していたんですよ。
4.0Barだと安定していた。
しかし、地味に空気抜けるんですよね。
悪い予感w
またか…
なんて思いながらも、空転させる回数増やして4.0Barで様子見ていると前日までで空気が抜けにくくなりました。
回復の兆し!!走れそう。
ライドの朝を迎えます。
空気圧を恐る恐る、6.0Barまであげる。
…安定している…
ホッとしたのも束の間。
シュー…
ってなんか小さい音聞こえるぞ!?
シーラントの膜に穴開いてしもたんか。
やっちまったなぁ…
再び、空気圧3.0Barあたりまで落として空転。
空転、空転、また空転。
安定した。
今度は5.5Barあたりで止める。
安定。
これで走りに行く事に。
(はしょってますけど、この間、小一時間こういう行為を汗だくになりながら繰り返したと読んでください。)
待ち合わせ場所のセブンイレブンに到着するまでに、走っていて頼んないなw
と思える程度に空気が抜ける。
携帯ポンプで空気をしゅこしゅこ入れるけれど、ダメ。
日曜日の朝はショップ走行会の関係で、店長がお店に居るんですよ。
先輩と相談して、ショップに向かう。
店長に相談すると「追いシーラントで様子見しましょう」
私「結構な回数、追いシーラント入れてます。20ccが数回、今回まともにしようとしたら60ccくらいですよね?」
店長「この抜け方だと、60ccくらい入れないと不安ですね~」
私「どうもバルブ周りからシュー!って音がしているのでバルブ臭いんですけど」
店長「ちょうどこの規格に合うバルブ在庫がないので、とりあえずは追いシーラントして様子見してみましょう」
店長いわく、まぁ毎回そうなのですがチューブレスは走行して結構な回転数(まわった数の方)回さないとこういう空気抜けが解決しない。
まぁ確かにそう。
私もそれまで、そういう方法で解決してきたので、そう思わない事もなかった。
しかし、いつも不安定になる。
何度かのライドは快適に走れても、ちょっと乗れない時期などがあるとそうなる。
これはもう、私が所有する後輪ホイールが完全にハズレなのか。
それとも、バルブ本体がハズレなんじゃないのか。
タイヤは問題ないようにしか思えない。
ホイールがハズレじゃなかったら、バルブがもうアカンようになってるとしか思えない。
しかし、今回追いシーラントしてライドしてみないと私の懸念が正しいと実証できないような気がする。(店長を説得できない気がするw)
んで、シーラント足してみると安定するんですよねw
空気圧6.0Barで留めて、走りに行ってみる(私の適正空気圧は6.8Bar)
空気圧が足りてないんですが6.0Barも入っていればまともに走れます。
その辺はチューブレス強い。
クリンチャーだと腰砕けなフィーリングになります。
それはさておき、走っていると重たくなってくる(理由は後述)
調子よく走れるけど、まぁ重いよね。
これは2週連続でマウンテンバイクで負荷の高い走りをしたのと、徹夜まがいの仕事が連日続いていたので私の疲労が取れてない可能性まである。
しかし、マドンが重いよね。
巡航30km/hがやっとやで。
向かい風強いにしても。
マウンテンバイクで巡航30km/h保って20kmを先頭(風避けなし)で走れる私が、マドンに乗って巡航30km/hがやっとっておかしくないかw
なんて自虐的に考えつつも、とりあえずいつもの中橋ローソンまで到着。
トイレと補給を済ます。
万善目指して走る。
緩やかな登りも川沿いの道も普段通り走れるけど、ちょっと重い。
アウターのまま、巡航26km/hくらいで登りが苦手な私でもついていく。
この辺はマドンらしい走り。
ちょっと重いけどw
まぁ私が疲れているだけなのかもしれない。
この時まではそう思っていました。
川沿い過ぎていよいよ猪名川道の駅に向かう道中で、私の脚が売り切れた。
もうマドンを登りで進めるのがしんどい。
正直しんどい。
なんでだ?
後輪を指で押す。
さんざん空気圧で苦労したので私の指圧センサーは割と正確ですw
空気抜けてんでwwwww
またかよwwwwww
空気圧4.0Barあるかないか。
これ以上下がったらリム打ちのリスクも高まる。
携帯ポンプで空気入れても、空気入れてんのか抜けてんのかわからんくらいスコスコやらんと空気入っていかないパターン。
これはもうギブアップ。
先輩にお詫びを入れて、私はここでリタイヤしてお店にいきます。
と伝えると、久しぶりのライドで楽しみにされていたのに優しい先輩は
「何かあったら一人だと立ち往生する可能性が高まるので、私もついていきますよ!」
と、ありがたいお言葉。
ショップまで帰る時も、登りがとにかくきつい。
下りと平坦はそこそこ。
しかし、相変わらず巡航30km/h以上に速度を上げると途端に足にクルw
(理由は後述ww)
ショップに帰着する直前の、国道を走る時。
弱虫ペダルの最初の方で鳴子クンが坂道クンに
「スピード出さないと、ここは逆に遅い方が危険やで」
というシーンがありますが、まさにそういうところで最後踏み込んでみます。
42km/hまで出る。
35km/h以上はさすがマドン。
空力の恩恵を受けて、エモンダに乗っている先輩より速度の伸びは凄い。
…しかし!
いつもの私の踏み込み量で、ここまで踏んだら完調のマドンだったら50km/hを超えていたのでは…というくらいには踏んでたんですよ。
42km/h止まりかよ…
足りてない空気圧によるタイヤと路面の抵抗。
それだけじゃないな、ここまで効率落ちるのは…。
という事で、お店に着くなり店長に
私「店長、チューブ入れてくださいw」
店長「えっ!?」
私「もう空気圧で苦労するの、嫌ですw」
店長「もったいないので、もうちょっと様子みてみましょう」
という事で、いったんタイヤをバラしてみることに。
びっくりするぐらいの量のシーラントが入っていました。
何度か追いシーラント(20ccずつ)していたけれど、こんなに入れてたの!?
仕事が忙しくて、寝不足からくる記憶力が薄くなってるってのも理由かもですけど、本日の朝に入れた追いシーラント60ccと合わせて…
そういや、最初80ccぶち込んでましたわ。28c組む時に。
80+60+20が何回か…で、200ccを超えてるだろうシーラントがどばっとw
比重が0.94くらいで水よりは若干軽いとは言っても、200c超もシーラント入っていたら、チューブレスタイヤはクリンチャータイヤより40g程度重いのも手伝って、軽量チューブでクリンチャー運用していた時よりも+300gは優に超える重量増で乗っていた事に。
うーん、わし
強くなってるかもなw
なんて自虐的な冗談はさておき、ものごっつ高い負荷でみなさんの巡航とかについていってたんかw
そりゃ、疲れるわ。
鉄下駄の重量超えてるやんけ。
いくらAeolus RSL62がリムハイトの割に軽いったって、限度があるでw
それと、空気圧が適正空気圧まで足りてない分だけ路面に喰われる抵抗。
そりゃ、マジで疲れますわ。
この日、70kmほどの走行でしたけれど丹波篠山(往復150km超)走った後くらい疲れてますもんw
んで、タイヤ外す時にもわかりましたけど、タイヤとリムの問題じゃない。
それがはっきりとわかるくらい、シーラントは仕事してました。
だってバルブのOリングが非常に頼りない状態になっちまっていたのに、その隙間を埋めるようにシーラントがOリング形成してましたw
そのシーラント製Oリングの一部が決壊していて、そこから空気漏れていたようです。
Pirelli Pzero RACE TLRのタイヤとしての性能は確かなモンですぜw
じゃあ、前回リムとの相性が悪いんだ…と思い込んで外した26cの同じPzero RACE TLRも問題なかったって事だな。きっと。
バルブ本体が品薄で、私のリムハイトに使えるロングバルブの在庫がない為にとりあえずチューブを入れてクリンチャー運用で帰りました。
むっちゃ…とても…ベリー軽い。
そうだよ。
リム内幅23cをロード用ホイールとしては初採用したAeolus RSL62特有の転がり抵抗の少なさも手伝って、ホイール重量とは関係ないみたいに軽く速度が上乗せされていくこのフィーリング。
久しく忘れていたわw
それを引き出すOCLV800のフレーム。
お店から自宅までの距離が今まで以上に短く感じましたわw
これなら楽勝で篠山までいける(言いすぎ)
マドンの走りが重かった理由は300ccに迫るアホみたいな量のシーラント。
足りてない空気圧の相乗効果でした。
私も店長も忙しすぎてちょっとボケてたのも悪かったですね~マジでw
しかし、この経験が活きて今後は同じような事があった場合
追いシーラントせずに解決できますなw
と、前向きに考えて勉強代としておきます。
続いて、長期在庫品になっちまっているAeolus RSL62後輪がありまして…
店長のご厚意で先輩のエモンダに試乗というカタチで貸し出しに。
ただ、シマノ11速用フリーボディだったので、私の手持ちのラチェットEXP用XRDボディ(SRAM 12速用)をお貸しして、先輩のエモンダにRSL62をインストール!
その時に、先ほどの話題でもちらっと出たホイールとの相性が悪くて…と思い込んで外した700kmほどしか走ってないPzero RACE TLR 26cを装着。

私はいったん、帰宅後にタイヤとフリーボディ持って行くのにマウンテンバイクで行ったので、マウンテンバイクとの撮影になっていますw
後輪だけリムハイトでかい…のは、そんなにデメリットじゃないんですよ。
先輩はAeolus pro37というホイールを使っていまして、Aeolus RSL系とは
・リムを形成するカーボンレイアウトが違う
・ハブが違う(デメリットばかりではないのです)
・スポークは同じ
・ニップルは…アルミ?
という違いしかないんですけど、リムが違うのが結構大きな差なのかな。
カタログ重量以上にリムの剛性や靭性?のようなバネ感が違うみたいで、私が立ちこぎで休みながら登っている時に時々先輩が横について、試すように登られる事があるんですけど(悪い意図ではなくて)
その時に私のマドンの方がシーラントてんこ盛りで登らん状態なのにw
ひと踏みする度にグンッ!と半車身くらい前に出るんですよ。
それに先輩は驚いて「ホイールの差なのかなぁ…」って、ずっと気にされていたんですよね。
フレームはお互いにOCLV800のSLR同士なので。
そこで、ライドが中途半端になったお詫び兼ねて私の手持ちパーツをお貸しする事で、先輩がこのホイールを借りれるのでひと肌脱ぎました。
先輩むっちゃ喜んでました。
来週以降のライドが今から楽しみです!