2023年08月11日
ロードバイク始めたい人の参考になれば…始めたいその2
さて、盆休みだってのに変更対応などで罰ゲームみたいに5連勤確定っぽい社畜な私が仕事の途中なのにお届けしますw(一日は絶対に休むぞw)
昨日の記事では、ざっくり大まかにロードバイクと一言で言っても存在するジャンルと、フレームを構成する素材について説明しました。
そんな中で初めて乗るならどれを選べばいいのか!?
というところを私なりに説明いたします。
※マジで今は選びにくくなった。
まず、初めてロードバイク買うなら続けられるか微妙な人は大きな出費を抑える為に、そんなに大きな出費は避けた上で後々ハマったとしても後悔しない、ハマらずに手放すことになってもリセールがまだ期待しやすい落としどころとして、搭載コンポーネントがシマノ105メインで組まれているミドルグレードの入門車を買うと(だいたい29万円前後)後悔しないですよ!
というのが今までのおススメグレードでした。
が、たった3年ほどでロードバイク界隈を取り巻く環境が変わっちゃって、そういうおススメができなくなりました。
まず、つい最近追加された機械式コンポーネント105のリニューアルでまたどう変わるか次第ですけれど一時期は高級化路線の為に機械式コンポーネントは105未満のグレードしかなかったというタイミングが存在したんです。
そして、105も電動化+12速化されて一気に高級品路線に。
105なのに単品でグループセットを買うと26万円もするんですよw
元から安くないロードバイクなのに、もっと安くなくなってユーザー側からすると「どうしたいんだこの業界は?」という疑問しかわきません。
そこで!!
おススメな買い方は複雑になりますw
まず、しょーもない価値観と儲け主義から廃盤になった機械式コンポーネントでも良いヤツを組んである中古車の値段が跳ね上がってますが、中には年式なりに値ごろ感をちゃんと出している良心的な薄利多売姿勢を貫いている店舗もあります。
そういう店舗と出品を探して(ヤフオクやメルカリを通さないあたりがポイント)まずは良品を探す…というのがまずひとつ。
例え、R8000という型式の一世代前の11速機械式コンポーネントで組みなおされたミドルグレードのドマーネやエモンダでも、ちゃんとお手入れされていて雨天時はほぼ走行してない(走行中に突然降られたというアクシデントを除いてという意味です)個体でも、きっちりと車体の相場なりに12万円前後で売られている実例を目撃した事があります。
そういうところをしっかりと探して買うというのがまずひとつ。
この方法の欠点は「望んだ仕様が見つかるとは限らない」「出会いこそ運」というのが欠点ですが、しっかりとした性能を発揮するようにモディファイされた上で完成車で購入したとしても後から買うだろうメーカー純正品か、サードパーティ製品かはその個体次第ですけど、高性能なホイールまでついてくる可能性があるという点でメリットもあります。
同じような手段として、新車の在庫処分品を狙うというのもひとつ。
型遅れとなってしまった、R7000やR8000機械式グループセットを搭載した現在の最新版モデルではグレード整理で存在しないパッケージングの新車を探して狙って買うという方法です。
私はTREKしか詳しくないので申し訳ないですが、とてもわかりやすい例として挙げやすいのは、TREKで言えばEmonda SL6というグレードです。
現在のグレードでは、SL6はDi2(電動)の105が搭載されて529000円もします!
以前までの…というか、私がロードバイクを始めた2018年から連綿と続くEmonda SL6と言えば機械式アルテグラを搭載する、初めて乗るのもおススメだし(売り抜けやすい。非常に売り抜けやすい。つまり、みんな狙っている)乗り慣れてきてもアップグレードするところが実質的にホイールやタイヤくらいしかない。
というモデルなんです。上見たらキリないですけれどねw
でも、そんな上見るならSLR(ハイエンドモデル)買ったらええやん。
というくらいミドルグレードでは価格と構成として非常にバランスの取れたモデルでした。
それでも444000円とコロナ禍の影響などで値上がりしていましたけれど。
値上げ前は36万円で買えていたんですよね~w
それはさておき、元値自体も約8万円も差があるうえで、魅力的なフルアルテで組まれたこのSL6が在庫処分という事でピー!(伏せずに書くと店舗ごとに割引率は違いますけど、ざっくり28~29万円で売られてました)という鼻血出るお値段で売られていたりします。
それが今は、ピナレロのプリンスやプリンスFXでもおきています。
モデル整理でプリンスも今やドグマを名乗るようになったからですねw
型遅れや構成パーツの廃盤(か、廃盤が近い)という事情からグレード整理されるって言ったって、今買って乗っても乗って感じる楽しさや速さという意味では遜色ないどころか、下手すると機械式のフルアルテの方が良いくらいです。
軽さという意味では電動105では逆立ちしてもかないませんw
まずは、中古車を探すという方法と、新車で気持ちよく乗りたい!という人向けに出費を抑えつつ、出費を抑えるだけでなく現行より確実に安いのに搭載製品は下手するとワンランク上!という買い方が運も絡みますけどできますよ!
という紹介でした。
次に昨日の話題にも戻るんですけど、一体何を(ジャンル)買えば良いのか。
という話題に戻しますw
※まずはご自身がなにをしたいのか
①わかりやすく、サイクリングやポタリング
ロードバイク、というジャンルで言えばオールラウンダー系モデルを買うと後々後悔しないと思います。
どこでも快適に走れます。
乗り心地を考えてエンデュランス系…という考え方になりがちですけれど今どきのロードバイクはちょっと前のモデル達と違って21cや23cみたいなカミソリみたいな細いタイヤを履いていませんw
細いタイヤでも25c、今や普通で28c。
中には最初から30c履いてるモデルもちらほらと…。
乗り心地はそんなに心配するほど悪くはないです。
慣れてないと(´・ω`・)エッ!?とびっくりされるかもですけれど
心配ありません。
楽しみながら乗ってるうちに慣れますw
2000年代前半~2010年代前半のような、モロに踏み負けて乗ってると辛い…
というほどクソほど堅いモデルはなりを潜めています。
そういう要素がないことはないんですけれど、乗ってすぐに酷い目にあうほどガッチガチなモデルってのはなくなりました。
しかし、「ないことはない」んですよね。
なのでご自身がどこまで踏めるのか、続けられるのか、楽しめるのか。
って思い悩まなくとも、オールラウンダー系を買っておくと後悔せずに長い期間楽しめます。
実はパワー型で、俺はエアロロードの方が合っていたわ!
って方でも、時々最初に買ったこういうオールラウンダー系に乗ると「やっぱヒラヒラ感もあってこちらはこちらで楽しいなぁ!」となる事うけあいです(実例=私w)
例えると、誤解を恐れずに個人的感想をクルマで例えると、エモンダはロードスター系なんですよ。
マドンはGT3でしょうか。
同じように見えて、乗り味は実は違うんですよね。
マドンはごりごりのエアロロードなんですけど、ダウンヒルが鬼速いという特徴もあってエアロロードなのにヒラヒラ感もあったりしてややこしいですがw
40km/h以上の速度域までの加速力など、やっぱりごりごりのエアロロードでそういうところでの力強さを感じてGT-Rっぽさも持ってたりします。
でも、コーナリングがヘタすると軽量系オールラウンダーより速い場面もある。
というあたりでGT3かなwって感じです。
ちょっと話が逸れましたが、とりあえずやりたい事がぼんやりとしていて
サイクリングやポタリングメインでスポーツ自転車を楽しみたい。
という方には、普通のロードバイク。
ロードバイクと言ったらコレ!と知らない人でも連想する、オールラウンダー系をお勧めします。
実は、これが結論なんですw
エアロロードやグラベルロードなどは、普通のモデルで乗ってるうちにご自身の中で気付くと思うんですよ。
ご自身の指向や好み。
その衝動に従って欲しいモデルを買えば良いと思います。
ただ、普通のロードバイクが最近の異常な値上げでとてもじゃないですけどまともなお値段ついてないっていう事実から、初めて乗るにはどうなんだろう?
と私が思わなくもないところがあるんですけれど、グラベルロードはとっつきやすいです。
できればフロント変速ついてない1xと言われるモデルを買うと、長い間楽しめます。
ギアの守備範囲は狭くなりますが、その代わりワイドレンジなスプロケットがアッセンブルされてますんで、変速する度に細やかかつ滑らかな足当たりになる前後合わせて22段および24段になる通常のモデルよりは荒っぽくなりますが、それでもロー側からトップ側まで幅広くカバーされたギアリングで、悪くないアッセンブルされた乗り物が(しっかりと105相当およびアルテグラ相当で構成されています)モノによりますが、30~38万円くらいで買えたりします。
幅の太いタイヤはパンクリスクを抑えますし、少々の段差も許容して気楽に乗れる乗り物としては割とアリです。
ただ、乗り慣れてくると距離が伸びだし…
余程の変態さんじゃない限りは「普通のロードバイクに乗りたい!」となるんです。
でも、そういう場合でも最初に買ったグラベルロードはよほどのことがない限りは手放さないでください。
きっといつか戻ってきて乗るとやっぱり楽しいな!ってなるタイミングがあります。
後は、ランドナーとかそういうのに最初から行く人は目的がしっかりしているのと、強い人wなのでそういう方はこういう記事すら読まないと思いますw
昨日の記事では紹介してませんが、大穴として紹介したいのはマウンテンバイクです。
ハンドル幅が600㎜を超えているので自転車ではなく、完全なる「軽車両」扱いとなって歩道走れない、自転車道を走れないなどのデメリットがありますが、牧歌的な楽しさと踏むと反応する競技車両らしい楽しさの両面を持っていまして、太いタイヤとサスペンションがもたらす「段差も関係ないし路面選ばない」という頼もしさも良い意味で楽しいです。
そして、太く重いタイヤは良いトレーニング機材であったりしますw
リアにサスペンションを持たないハードテイルと言われるモデルの場合、高くなったロードバイクより随分と安く求めやすい価格で売られています。
そして、長期在庫になっちゃってダブついている個体は問題ないのに大幅に割引されてさらにお買い求めやすいお値段になっちゃってる事も多々見かけますw
前後スルーアクスル構成に拘るか…などの問題はありますが、とりあえずで乗ってみるなら大いにアリです。
という事で参考になったんでしょうか…w
書いていて不安にはなりましたが、自分なりの意見は書けたかな?と思います。
参考になれば幸いです。
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Posted at
2023/08/11 15:54:12
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