2023年10月18日
今回の件で気付けなかった(気付きにくかった)要因を考える
原因が判明したら書こうとは思いますが、まだ中を開けて観察できてないので断定はしないでおきます。
ただ、開けてない段階でわかる範囲で言うと(直接触った店長曰く)
①錆びが原因でゴリっている感触ではない
②ホイールをフレームにセットした状態で外周を掴んで回すと回る事は回る
③ホイールを外してハブの軸を直接摘まんで回そうとすると回り始めが重い
④回り出すと、回らなくもない
①は数々の症例をお客さんや自身の乗るバイクで体験してきた店長の言う事なので、信頼できます。
また、そうなるだろう原因のひとつが考えられる状況だったので余計に信憑性が高まります。
ベアリングを外してシールをめくって中を確認した時にはっきりとするでしょう。
②これ、前輪のハブベアリングが逝った時もそうだったんですよねw
前輪のベアリングはわかりやすくゴリってました。
③この現象が「錆で抵抗が増しているワケではなさそう」という推察に繋がります。
正確には、③+④でそう推察しています。
④錆でゴリっている場合、③のように最初から固着気味だったりするとまず回りません。
回らないこともないらしいですが、回り出してもわかりやすいくらい異常な重さらしいです。
なので、③+④の状況を合わせて「ひょっとすると…アレが原因か?」というところまで、あくまで推察ですけれど絞り込んでいます。
そして、私がなかなか気付けなかった要因を整理しつつ再認識したいと思います。
今後のためにもw
・回り出すと正常な状態よりは抵抗があるものの、それなりに回るという特性
→こういう特性だったので、余計に気付きにくかった。
→ビッグプーリーによる駆動効率UPも、その気付きにくさを助長していたと思われます。
・チェーン自体の潤滑性能がLubによって向上しているので、そういう部分での駆動抵抗が減っていた状況も気付きにくかった要因のひとつと思われます。
ビッグプーリーとチェーンの抵抗減は関係ない要素ですけれど、時々とある坂を下る時に完全にペダルを回す脚を停めて、空走状態でどこまで車速が伸びるか試す事があります。
前輪ハブで異変に気付けなかった教訓として、それを時々やってます。
それの比較対象は近々に乗ったエモンダであったり、キングジデコであったりします。
完調なマドンは、それら二台より確実に高い車速まで速度が伸びます。
その坂で、下り始めのポイントあたりで速度をだいたい合わせて
・キングジデコで28km/hまで高まった。
・エモンダでも同様に29km/hまで高まった。
↑このあたりは、風向きや下り始めの速度の若干の差(アバウトな計測方法なのでw)などで生じる誤差の範囲ですw
・マドンは同じ箇所で、開始地点での速度は若干わざと遅めの速度でスタートしたが、32km/hまで高まっていた。
この結果から、ちょっと重い気はするけれどマドンの車輪のハブはまぁ健康かな?
って思っていたんですよね。
忙しいのもあって、そう思い込みたかったんでしょうか。
今となっては…ですけれど。
こういう事があって店長とお話ししていて思い出したんですけど、初めてマドンでTOJ京田辺のコースを走っている時に、急な下りの後、左へ曲がるヘアピン状のコーナーがあるんですけど、そこへのアプローチで今までの経験から大丈夫な速度まできっちりと速度を落とした。
クリッピングに向かう途中にも下り勾配があるんですけど、その短い区間で想像を超えて車速が伸び、あわや外側のガードレールに…!!!
という体験を思い出しました。
そうだ。
マドンが完調だったら、こんな程度の差ではなかったわw
徐々に劣化していくので、自分の中でのモノサシが徐々に更新されていきます。
高性能故に多少性能が落ちていても、ぶっちゃけ気にならないと言えば気にならないくらい速く走れちゃいますw
なので、余計に気付きにくい。
だって、劣化した状態で走っていてもミドルグレードのロードバイクより速いですから…。
エモンダに関してはセラミックベアリングまで組んでる手組ホイールです。
それでも下りでこれだけ差が出るんです。
空力性能の差もあるでしょうけれど、フレーム特性の違いによるタイヤを路面に押し付ける性能の差も若干の差ではあるでしょうけれど、その小さな積み重ねで無視できない差を結果的に生むんでしょう。
それらを再認識できたのは、大きな収穫です。
それでもまた、忘れた頃に繰り返すんでしょうけれども…w
解決する為に大事な事は
・初めて乗った頃のフィーリングを時々鮮明に思い出すようにする。
・時々、定期的に前輪や後輪を外してハブ軸を直接摘まんで回転させてみる。
・洗車の際に、洗剤を駆動部分に掛からないように重々注意する。
・チェーンオイルなどを差す時に、余計な油分を注入しないようにするのが肝要
・また、チェーンオイルを注油した後はきっちりと馴染ませた後、拭き取りを今まで以上に念入りにすること。
注油の仕方も、よりトラブルがおきないようにする為の方法も改めて復習しました。
日々、勉強であります(`・ω・´)ゞ
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Posted at
2023/10/18 08:00:00
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