2023年12月25日
キングジデコに11-42Tスプロケ
昨日は久しぶりにライドにいけました。
まともなライドは一か月ちょいぶり…?
その為、私の身体は非常に鈍ってましたw
巡航30km/hなんて楽勝だったのに、それすらも辛かったという。
まぁ、それはぼちぼち取り戻していきます。
走り納めという事で、五人で奈良県の大宮通にある台湾まぜそばのお店までライドにいきました。
奈良県に行くのに、いったいどれだけ登らずに到達・帰着できるのか?
という意味不明なライドw
毛馬閘門に集まり、淀川河川敷で八幡までいき、木津川からJR木津駅のそばまで走って南下して、大宮通に出るというとっても遠回りなライド。
平坦基調なので楽かと思いきや、年末の風にヤラれて素直に清滝峠とか登って近道した方が楽だったかもなw
というライドになりました。
ご丁寧に常に向かい風でした。
まぜそばを食べた後は、ならやま大通りまで出て168号線に向かっていき
168号線を下って枚方市街までいって淀川河川敷を通って帰着するというルートで、約116kmの道程で、獲得標高はわずか460m!!
という、奈良県に行ってんのにほぼ平坦という
コースレイアウト的には面白いコースレイアウトでした。
それをキングジデコに11-42Tスプロケを組んだ状態で走りました。
キングジデコには、今までは11-32Tというスプロケをメインで運用してまして、低い方のギア比が1.3125と、登りが苦手な私には割とハードな組み合わせで乗ってましたw
それでも、毎週のようにライドに行けてた頃はこのギア比でも大坂峠などの短い峠なら勾配16%とかあっても登れていたんですけれど、やっぱりちょっとキツイ。
次に11-34Tを組んでいた時期もあったんですけど、それで随分楽になったとは言え最も低いギア比で1.23529…だったので、2018年頃にロードを始めた人が最もポピュラーなギアとして、前50/34T、後11-28Tという組み合わせで乗った時、最も低いギアとして34/28=1.21428…に近しいギア比となって割とオールマイティさを発揮していたんですけど、軽いロード用ホイールとタイヤと比して、重いグラベル用タイヤとホイールの為に、それでもちょっとしんどいなw
と思うところもあったので、今回の11-42Tスプロケでどう変わるのか楽しみだったのです。
走ってみた感想としては、最も低いギア比で1:1を実現する組み合わせなのですが、1:1はやはり低すぎw
でも、向かい風でヤラれて疲れ切った時に10%近い勾配を登る時は、とても助かりました。
1:1なので進まないんですけど、疲れてきた身体に登り勾配はやっぱりキツイんですよ。
そんな時に、脚を休めながら低いギアでケイデンスを高めて心肺の方で稼ぎながらなるべく車速を落とさずに走ったりできるんで、走りの選択肢が拡がって結果的には良かったです。
脚が強い人は、正直もうちょっと小さいスプロケの方が高い方のギアでギアのステップ比が細かくなるんでより有利に走れるでしょう。
※心肺を使って稼ぐという考え方
人間は生まれた時から心臓が脈動しています。
脚の筋肉の内、最も瞬発力があるのは前腿です。
それで爆発的に加速ができますが、1分持つかどうかです。
そこで、ハムストリングスや腰など体幹含めて使う筋肉を分配して、疲れにくいようにクランクを回すのも技術のひとつなんですが、それでも長時間に渡るライドの時は脚を使っていると、やっぱり脚が終わります。
その時に回復する速度を考えると、心臓の方が脚より早いワケです。
そこで、脚は慣性と重さを利用してクルクル回せる低いギアで、ケイデンスを高める事で心肺の方へ負担が行くのですけれど、それで登り切れたら下りなどで休めるんです。
その下っているときのわずかな時間でも回復するのは、脚よりも心肺の方が早いという特性を利用した登り方を指しています。
個人的には、このままライドに行ける機会を確保して乗り続けられたら11-42Tというスプロケは、やっぱり低すぎる状況になる可能性はありますが
粘り強く地形を選ばずに走れるという意味では、やっぱり最近の流行として流行っているだけの事はあるなぁって感心するほどに、実際に乗ってみるとエマージェンシー的に使えるローギアがあるというのは、走れるエリアが拡がるので大いにアリだと思いました。
普通に走る分で、細かく刻まれない分もうちょっと細かいギアが欲しくなるかな?
と思ったんですけど、それは意外と不便さを感じませんでした。
MTBでも乗っていて感じるんですけど
ロードバイクも近いうちにフロントシングルが流行るんじゃないですかね~。
MTBなんて前32Tで後ろ10-52Tとかですけど、意外と舗装路走るのもいけるんですよね。
ロードで巡航50km/hとか出せる人なら別でしょうけれど、MTBでもそれで巡航40km/hまでなら出せるのを確認したんで、並みの人ならちょっと上が足りないな…くらいで、全然いけるんですよね。
MTBくらい高速側を捨てているとアレですけど、軽いロードバイクで舗装路限定なら割り切ったギア比で走行できる範囲も確保できるんじゃないかなって思わなくもないです。
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Posted at
2023/12/25 11:45:45
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