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イイね!
2024年03月06日

ONI ベアリング

サイクルモードに行っていい体験になったのはまだあります。

ジェイテクトさんの鬼ベアリング。
正に鬼。
回転の様子を実際に体験してみてください。
と案内を受けて、前輪が三つ並んでいる試験機の間に立ちます。

一番左は通常の鉄ベアリング。
二番目は名称が伏せられていましたが、セラミックス…げふんげふんのベアリング。
三番目が鬼ベアリング。

一番左は良く知っているフィーリングでスぃ~…っと回ります。
二番目は、あまり経験はありませんがあぁセラミックベアリングっすねぇ!
という感じでスィ~~…っと回ります。
三番目で衝撃が全身を駆け抜けました(大げさ)
まず、手でリムを持って回そうと力を込める時のフィーリングから違います。
それも明確に、はっきりと。
回そうとする手が吸い込まれるようにスッといきます。
そして、いつまでも回っている。
リムやスポークが回転する時の空気抵抗もあるだろうに、いつまでも回っています。
完全に空気抵抗がメインで回転が緩まっていき、とうとう停止します。
つまり…
ベアリングの回転抵抗はゼロではないでしょうけれど、ほとんど無視して良いレベルでベアリングの抵抗が小さい。とても小さい。
その抵抗の小ささが、回す時に勝手知ったるフィーリングではなく
非常にしっとりと、スィ~っと吸い込まれるような感触なんですよね。

ちょっと体験でホイールを回転させる。
それだけの行為なのに、ちょっとリムを掴んで回す際に発生する振動すら皆無です。
剛性が高いとか、そんな話しではないです。
あまりにも滑らかに回るので、非常に繊細な微振動と表現するのもはばかれるほどの振動ですけれど、それすらも敏感な人間の手が感知できないんです。

※注
私が敏感w
と言ってるのではなくて、人間ってご自身含めてみなさんが思ってるよりも鈍感じゃないんですよ。
なので、この差は「認識できるかどうか」という差だけでこのテストブースで実際に触れた事のある方はみなさんそれを感じているはずです。

ちょっと感動。
いや、だいぶ感動。
すこぶる感動。

鬼ベアリングがますます欲しくなりました。
ただ、価格がねぇ…。

ついでにCeramicspee…げふんげふん。
こちらのベアリングも悪くないです。
鉄ベアリングよりは、鬼ベアリングと同じ理屈で回す時に指で感じるその微振動と表現するのもはばかれるほどの非常に微細なアレが、より滑らかで少なかったです。
そして、回転性能も悪くない。
鬼ベアリングが異常に素晴らしいだけで、それがなければCeramicspe…げふんげふんで良いじゃないか。
と思えるフィーリングでした。
ただ、モノによりますがひとつ1万円は高いと思うのw
比較したら微々たる差でしかないので、セラミックベアリング(一般に流通している製品)を買うなら、お求めやすいTNiのセラミックベアリングで良いんじゃないかなー!?って思ったのは正直な感想です。
ちなみに、自転車専用サイズのベアリングになると通常の鉄ベアリングでも自転車用品として自転車屋で買わないといけません。
そうなると、メーカー次第ですけれど大抵1000~2500円もします。
ひとつの値段ですよw
ハブ一本分の一式のお値段じゃないですよw

汎用サイズのベアリングを採用しているハブ製品の場合は、我らの味方「モノタロウ」でひとつ500円前後で買えます(送料込み換算でひとつあたりのお値段)
そういう背景があるので、余計に光るのがTNiのセラミックベアリングなんですよね。
今は値上がりしちゃって、お求めやすいTNi製品でもひとつ3000~3500円だったでしょうか。
ちょっと高いですけど、普通の鉄ベアリングを買う事を思えばTNiのセラミックベアリングいっちゃってもいいんじゃないか?
と思える相場があるので、そういう意味も含めてTNiのセラミックベアリングは汎用性に優れています(コスパ含めて)

話しが逸れましたが、セラミックベアリングのサンプルを回した時にそういうところまで頭の中をよぎりましたw

そして、ここから本題なんですけど。
汎用サイズならジェイテクトさんの鉄ベアリングが買えます。
試験機の一番目のホイールに装着されているベアリングが正にソレですね。

私が感心したのは、実はジェイテクトさんの鉄ベアリング。
モノタロウで買えるお値段を考えると、普通のベアリングでもここまで回ったらもうコレで良いんじゃない!?
って感心しましたねー。
マジでこれは感心しましたねー。

そりゃ、絶対的に比較すると①<②<<<<<<<③です。
②と③の間の記号はもっと多いかもしれません。
①と②の間の記号もひとつではなく、<<ふたつくらい入れても良いかもしれません。
ただ、ライド中ににわか雨などと遭遇する確率もあると考えると、濡れたら終わりなベアリングでコストまで考えた場合、①が断然輝きを増してくるんですよねw

たぶん、ホイールにセットして走った場合
①よりも②
②よりも断然③って感心するでしょうけれど、価格差も考えると
①でも十分に良いじゃない。

そんな事を試験機の前で刻まれる回転グラフ(リアルタイム表示)を見ながら思っていました。

鬼ベアリングは予算が許せば、一度導入して体験してみたいですね~。
これも正直な気持ちです。
私がメインで使っているホイールは、自転車専用サイズのベアリングを採用する規格のハブを採用している為、Aeolus RSL37とRSL62はTNiのセラミックベアリングがメインで維持していく方針です。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2024/03/06 11:26:22

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この記事へのコメント

2024年3月6日 16:48
鬼ベアリング、ジュミョーが超短いという話をどこかでみましたが、どうなんでしょう?
コメントへの返答
2024年3月6日 17:25
トモ@b3さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

鬼ベアリングが…ではなくて、最近の高性能なホイールに使われているハブ自体が軽量化の為にシール性能が弱いんですよ。
その為、雨に降られるとその雨水がハブ内に浸水しまして、ベアリングのグリスを乳化させたりして性能が劣化…という流れになるケースがありまして、その際に約22万円もする鬼ベアリングが逝くと我々ホビーユーザーはもう無理w
という話題です。
雨もどれくらい降られるか次第なので、雨がちょっとでも降ったら終わりというほどハブの方のシール性能がないワケでもないので、一概に言えず
ベアリングの寿命を「こう」というのは難しいのが現状です。

通常の寿命をはかる場合
年1万km以上走るアスリート系の人の場合は、毎年交換が望ましい(しかし、完全にダメというわけではなくまだ使えます)

年5000km程度の人なら、どれくらい雨天に晒されたか次第になりますが、二年ちょいは余裕で使えます

私のように年3000km前後の人間の場合、五年楽しんでまだ現役のベアリングがありますので…
という感じで、ベアリングの弱点を突くような現象がない限りは、時々回転が渋くなってないかの確認は必要ですけれど、そんなに神経質にならなくて良いくらいには、ベアリング自体が優秀なので性能を維持してくれます。

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