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イイね!
2024年03月25日

残念…

2ちゃんねると同様に、Twitter界隈もよく荒れますw

今回も「ロードバイクあるある」で、リムブレーキとディスクブレーキの論争的な展開が見受けられました。
発端は、ディスクロードが売れてないからリムブレーキを悪者みたいに書いたおっさんが居まして、それが原因で燃え上がってましたw

ディスクブレーキモデルというよりも、最近のロードバイクがここ日本で売れない理由の多くは「高すぎるから」だと思います。
既にロード沼にハマって多少高価でも欲しくなったら特攻しちゃう癖がついちゃった私ですら、最近の価格高騰には辟易していますw
性能の確かさや、乗って楽しいフィーリングは知ってるんですけど
だからといってホイホイ買うほどの価格じゃないんですよね。
せめて3~4年前、コロナ禍以前の相場ならば多少高くても「いっちゃえ!GO!GO!」と買っちゃうかも知れないんですけど(タラレバ)

今の価格帯だと「うーん、今はまだ寿命来てないし…もうちょっと使うか(健全)」
となっているのが現状です。

それはさておき、ディスクロード推しのおじさんが変な方向でリムブレーキモデルをディスっちゃったというよりは、難癖つけちゃったのが原因で面白がって盛り上がっている外野が居るという状況です。

リムブレーキモデルだった時に構造的にかなわなかったリム幅をワイドにする方向に現在のディスクブレーキモデルは進化していってるんですけど、それを理由にどこかで燃料が投下されたみたいで

リムブレーキ派「そんなに太いタイヤが良いならファットバイク(雪路面でも走れる超太いタイヤ履いてる自転車)にでも乗れば良いんだよ」

と、超馬鹿げた極論を言ってる人も出てくる始末。
しかし、そのポストへのリプライに

「競輪やトラック競技で用いられるタイヤも細いですよね…
 それってつまりそういう事ですよね。
 日本の道は石畳ではない」

と、これまた極論言ってる人も。
言いたい事はわかりますが、競輪もトラック競技もチューブラータイヤでは…
クリンチャーや、チューブレスとまた違うんですよ構造がw
チューブラーに乗った事がある人ならわかると思うんですけれど…
それと、競輪やトラック競技路面は一般道とは比にならないほど路面が整っていますw

逆に、競輪やトラック競技で使うタイヤで公道走ってみた事があんのかお前はw

と小一時間聞いてみたい。

いくら世界的に見て舗装が綺麗な日本においても、路面状況は様々です。
中にはちゃんと補修してよw
といいたくなるくらい荒れた路面も多く見受けられます。

そんなところをフルリジットな乗り物(ロードバイク/ロードレーサー)で走る場合、やはりタイヤ(およびチューブ)でどれだけインピーダンスロスを減じる事ができるのかは大事な要素だと個人的に思います。
ただ、タイヤが太くなる=重量が嵩むという事実も無視はできません。

なので現在のロードバイクは25cがメインで活躍という時代も過ぎて、26cおよび28cがメインでも十分に通用するレベルで進化してまして、極端に細いタイヤと比較すれば重いですけれど、リムブレーキ派の多くの人が愛用する25c幅のタイヤと28c幅のタイヤを比較すれば重量的なデメリットが目立つほどの重量差は、現在はありません。
30cにもなると、さすがに重量は増えますけれど28cと比較すればそんなに気にするほどの重量差では既にありません(モデルによりますが)

でも、ここでは極端な例を避けてメインどころである26cや28cに的を絞って書きます。

リム内幅17cよりも、4年前くらいから主流になりつつあったリム内幅21cの方が実際にタイヤを装着した時にタイヤ幅は拡がります。
現在は純然たるロード用ホイールでも、リム内幅23cが主流です。
フックレスタイプならリム内幅はもう少し太いです。

そして、ややこしい事にタイヤプロフィール(ASTM規格)が見直された事で、現在流行のワイドリム(19c以上、21cおよび23cが望ましい)に合わせてタイヤ断面形状が見直された事により、ワイドリムに装着した場合に理想的な断面形状になるようにブラッシュアップされていってます。

つまり!

ワイドリムが出たての頃でも体感できましたけれど
タイヤが太くなって「抵抗が増えている」んではないんですよ。
実際には転がり抵抗が下がっているんです。
グラベル用タイヤとホイールで走るとわかりやすいですね。
また、良く出来た(ちゃんとした)マウンテンバイクでタイヤ幅2.1インチ以上の太いタイヤを装着して走ってみても理解できると思います。

こぎ出しの「ごろん」と転がる時に感じる軽さは驚きます。
実際にはそのあと、延々と回し続けないといけないのでタイヤ重量が脚に身体に響きますけれどねw

そこで勘違いされがちなんですけど、確かにタイヤ幅が広い方が転がり抵抗は少ないようなんです。

その転がり抵抗の少なさと重量面でアドバンテージがあるのが、現在の技術では最もバランスが良くなっているだろうサイズがタイヤ幅26c~28cあたりで、場合によっては30cも大いにアリ(走るコースや路面による)
というのが今のディスクロードが装着できるホイール各種とタイヤのマッチングなんですよね。

なので、タイヤは太いほど良いわけじゃなく
適切な太さ(サイズ)で、それを活かしやすい構成が現行のディスクロードであるという事実は構造的にしょうがないんです。
ただし、だからと言ってリムブレーキモデルがダメなワケじゃないんです。

リムブレーキモデルにはディスクブレーキモデルにない先天的な左右差のないバランスの良さ(主に前輪)があって、コントロールしやすくすっきりとした乗り味を持っています。
ディスクブレーキモデルも開発が進んで、現在のモデルでそういう面で遅れを取る事もなくなりつつありますが、絶対的な構造の持ち味としてそういう差は確かにあります。

そういうところはお互いに認めて、ディスったり何かしたりする必要はないと個人的に思うんですよねw
良い趣味なのに、なんだかもったいないなぁ…っていつも思うんですよね~。

※追記
機材の進歩に頭が追いつかないって人は必ず一定数居るんだなと再認識。
特に最近のロードバイクの進化の仕方がこれまで非常識にあたるか、それに近しい方向で進化していって新しい常識を更新していってるので、昔からやってる人からすれば余計にそういう風についていけてないんだと思います。
また、それぞれのパーツが高価なので次々にフレーム変更も含めて機材更新していって、ひとつひとつの現象が本当にそうなのかを試せる人って限られてくるんで、さらにそういう傾向に拍車をかけているんだろうと思います。
私がロードバイクを始めた2018年頃はまだディスクロードが出たての頃で、ディスクロードに対して懐疑的で発展途上という印象が確かにありました。
そして、リムブレーキモデルの集大成とも言える各メーカーの最終モデルが続々とデビューしていて、リムブレーキで良いだろという風潮は今よりも更に強かったです。
しかし、このディスクブレーキに懐疑的な状況だった2018年ですら後に主流となるリム内幅21cを採用したワイドリム形状を持つホイールや、それを装着できるフレーム(タイヤ幅キャパも拡がった)が既に続々と投入されていたんですよね。
2020年頃には、もはやディスクロード全盛の時代を迎え様々な問題を抱えていたディスクロード自体も細かい機材のブラッシュアップも経てより盤石に変わっていき、先見の明があるメーカーのエアロロードなどはそんな2020年頃でも32cまでのタイヤ幅を許容するキャパシティを既に持っているフレームを市場に投入していたりしています。
メーカー側はユーザー側がそこまで理解できてなくても、今から四年前には既に現行の流行を抑えたスペックでリリースされていたりしているんですよね。
それを知らずに買ったユーザーは後々それを知った時は、やはり嬉しいもんです。
話しが逸れましたが、ロードバイク界隈はMTB界隈より進化の波が早くないとは言え、2018年~現在に至るまでの約六年間での機材の進化はそれまでの時代よりも変わり様が大きかったんじゃないかなと思います。
そのため、ついていけてない人が多い印象です。
競輪やトラック競技がタイヤが細いという事はそういう事です。
これがネタやギャグじゃなければ、ちょっと笑えないですw
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2024/03/25 23:30:04

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