Gen6 Madone SLRは、開発年次から言ってちょっと古いモデルです。
その当時から割と太いタイヤまで対応している先見性には舌を巻きます。
うまく写真撮れてませんが、リム内幅23cのRSL62にPirelli P zero Race TLR 28cを嵌めた後輪側の写真で、最もクリアランスが狭くなるBB後部のチェーンステーとの取り合い部の写真です。
公式ではGen6 Madone SLRには「28cまで」とされています。
ワイドリムを採用したホイールが出だしの頃で、登場したてのワイドリムホイールに25c規格のタイヤを装着すると…約28㎜までタイヤ幅が膨らむんですよね。
妻のドグマに廃版になったP zero Velo 25cのデッドストック品を最近装着してその差に気付いて驚くと共に再認識しました。
現在は、ワイドリムに合わせてタイヤプロフィールが最適化されるようにASTM規格が見直され、21cや23cのリム内幅を持つホイールにタイヤを装着してもたこ焼きのようなタイヤ形状にならず、理想的なカタチを保つようになっています。
その為、写真の角度は悪いですけどw(申し訳ないです)
リム内幅23cを持つRSL62に、28cの今どきのTLRタイヤを装着しても
空力的にも有利であろうスマートな形状を保ち、タイヤ外幅はしっかりとしたノギスなどで測らないと明確な事は言えませんが、目視でタイヤ銘柄通り28㎜か、あっても29㎜程度だろう幅で納まっています。
その状態で私の人差し指の先がタイヤとチェーンステーの最も狭い部分にすぽっとはまります。
関節が太いので関節まではさせませんが、指先は無理しなくてもすぽっと入ります。
そこで、きっちり測らないと明確な事は言えないにしてもw
目安として現状で私が乗る個体は、片側約5㎜のクリアランスがあります。
恐らく、TREK推奨外にはなりますが30cは問題なく使えるでしょう。
ただし、現在のASTM規格を採用しているモデルに限ります。
そして、自己責任になりますがきっと32cも使えそうな…それは干渉する恐れがあるのかな…。
片側の純粋なクリアランスは「4㎜」あると安心と聞きます。
クッソぬるいホイールでも、そこまで撓んだり変形したりしないからです。
28cを装着して、ざっくりですけど5㎜近くクリアがあったんで、30cのタイヤは恐らく問題ない。
32cくらいから、様子見しながら運用しなくてはならないギリギリのクリアランスになっちゃう。
そんな感じですね。
Gen7 Madone SLRも、実はTREKが公式で推奨するタイヤ幅は「28c」まで
らしいんですよね!
今どきのタイヤ幅がどんどん太くなっていっているトレンドから遅れています。
なぜじゃw
ひとつ前の世代のGen6で28cまで対応していて、現実には30cも余裕。
そんな先見性があったのに、Gen7でもGen6と同じってどういう事w
空力を優先したのかなぁ…。
Gen7は所有してないんでわかりませんが、きっとGen6と同じく30cまで問題なく装着できるだろう、そして32cは自己責任。
って感じのクリアランスじゃないでしょうか。
EmondaとMadoneが現在、受注停止。
在庫ある分は販売します。
というスタイルです。
様々な憶測が飛び交う現状ですが、Emondaは新型が出るんじゃないでしょうか。
EmondaとMadoneが統合されるという噂ですが、それはきっと次のモデルじゃないでしょうか。
いま、Emondaがなくなって統合されたモデル一本になり「価格があがっちゃうと」販売面で苦戦するだろうからです。
TREKもそこは慎重なんじゃないだろうかと思います。
で、Madoneですが…。
これは個人的な予想でしかないんですが販売継続されたとしたら
・UDH規格対応によるエンド形状の変更
・タイヤクリアランスを見直して、公式推奨サイズを32cまで上げるのではないか
この2点の変更が加えられるビッグマイナーチェンジが施されるんじゃないだろうかと予想しています。
UDH規格対応に関しては、マイナーチェンジの範疇に納まる変更で済みそうだと素人ながらに思うのですが、タイヤクリアランス拡げる変更が成されるのであれば…
それはもう、ビッグマイナー(ほぼモデルチェンジ)の範疇ですよ。
TREKがどこまで梃入れしてくれるのか。
Madoneファンとしては、続報を期待して待ちます。
買うなら、継続販売されるなら…
望ましい変更が加えられた以降のMadoneですね。
Gen7の形状を残して、ブラッシュアップしてくれたら最高です。
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Posted at
2024/06/01 15:03:22