2024年10月03日
TLR(チューブレスレディ)をもうちょっと調べてみました
X(Twitter)の方では、激論…とか荒れてる!とかはなく、穏やかにTLR(チューブレスレディ)の話題がTL(タイムライン)上に表示されております。
そこでTL読んでいてギョッ!としたんですけど、リムとタイヤの相性によってはTLRはタイヤが暴発(もしくは爆発)する事があるらしいんですよね!?
それは、リムにタイヤを嵌める時にビートを持ち上げる為に空気圧を充填している際に「バン!」と暴発するケースもあれば、ビートが持ち上がって装着ができて走行中の負荷によりリムからタイヤが脱落するように「バン!」と暴発する事もあるそうです…(恐
特に走行中に暴発するのは恐怖しかありませんね。
そういうシチュエーションを経験された方に大怪我などの被害がありませんように…
気持ちを切り替えて
TLRはなぜ暴発する事もあるのか?
を調べていきたいと思います。
ググってみると、次の事がわかりました。
TLRが流行りだして、普及しだした頃合いだとこの手の情報は入手が難しかった可能性は大いにあり得ます。
なのでタイヤ暴発という事象に繋がっちゃったんでしょうね。
・タイヤとリムの規格が違う。
2019年頃でしょうか。
その頃くらいに「タイヤ規格統一すっぞ!」と誰が声掛けしたのかは失念しましたがw
新ETRTO規格を発足して、その規格に則ってリムのフック形状やTLRタイヤのビート形状を合わせようぜ!
ってなる前に販売されていたリムやTLRタイヤは、それぞれのメーカーがそれぞれ独自の規格で製作とテストを行って、そのテスト結果が「問題なかった」という結果になれば、それぞれTLRタイヤです! TLR対応リムです!
って感じで売られていたらしいんですよ。
それがETRTO規格に重きを置いて開発するのか
それとも、ISO規格に重きを置いて開発するのか
主に大きくふた通りの違いがあったそうです。
タイヤはISO規格なのに、リムはETRTO規格で相性がダメ!
とかある上に、それぞれの個体差も微妙にあったりして非常にややこしかったみたいです。
それらが明確にひとつの規格に集約されていくのが2021年頃だそうです。
新ETRTO規格で統一しようぜ!
ってなったらしいです。
詳しくなくてすみませんw
ググってみた結果、簡単にまとめるとそうなるようです。
そこで、私は幸いな事にタイヤ暴発事故の経験がゼロです。
なんでだろ?と思ってちょっと調べてみると…
まずは大いに安心する材料となるのが、TREKのレーシングチームです。
実際に世界選手権で戦っているエモンダやマドンに装着されているホイールが、私も愛用しているAeolus RSL系のホイール。
そして、装着されているタイヤはPirelli Pzero RACE TLRか、それのもうひとつレース仕様のタイヤ。
どちらにせよ、つまりはPirelliのTLRタイヤ。
そりゃ、相性悪いワケがないねぇw
と、レースシーンや入賞して受賞しているシーンなどの画像を見て安堵w
で、それぞれで調べて見ると、PirelliのTLRタイヤは正規輸入代理店であるカワシマサプライさんの公式HPの記事で「新ETRTO規格で…」と明記されていました。
という事は、Bontrager Aelus RSL系ホイールもリムのフック形状などは新ETRTO規格で設計・生産されているという事ですね。
そして、細かい話しは割愛しますが…
偶然にもグラベルロードに使っているホイール(手組のリムも含む)も、新ETRTO規格で作られているようでして、また使っているグラベル用の35cタイヤもPirelliのタイヤなので同じく新ETRTO規格で生産されています。
つまり、グラベルロードで使っている2組のホイールは全て、Pirelliのタイヤと相性が良かった→暴発も何もトラブルが皆無で快適に使えている証明にもなりましたw
MTBの方は割愛しますw
同じ理由で規格がリムもタイヤも統一されていました。
MTBに関してはタイヤ幅も2.1インチと幅広でエアボリュームもロードやグラベルロードと比じゃないボリュームがあるので、最初からまるでクリンチャーかよ!?と驚くほど安定運用できていたのも納得です。
流行り出した当初はこういう情報がネットでも拾えなかったか、むちゃくちゃ注意深く調べない限りはわからなかったんじゃないだろうかと思いました。
こういうのがもっと広く知られて、みんなの選択肢が拡がるようになれば良いのになって思いました。
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Posted at
2024/10/03 11:21:49
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