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イイね!
2024年10月11日

意外なお話し(ロードバイク)

ロードバイクネタばかりですみませんw
ちょっとした個人的に気付いた事をいくつか書きます。

・シフトレバーのカバー
シマノのカバーは薄くて破れにくくて優れています。
ただし、その一方で使用状況にもよりますが2~3年でカバーが伸びて(?)ちょっとブカブカになっていきます。
気になる人は、そこで新品と交換。
いつまでもあると思うなアフターパーツ()
という諺もある通り、売ってるうちにより健康体にしておく。
そういう方が多いです。
たぶん、純正パーツが欠品になった後はTNi(サードパーティ)あたりから売られている互換性のあるカバーで維持していくという流れになるのはいつも通りでしょうけれど、そういう特徴があります。
続いて、SRAMのシフトレバーカバー。
これ、意外とゴツイんですよ。
私が使っているのは、eTAP AXSなので電動無線。
シフトレバー各1台ごとにボタン電池が必要です(無線信号を飛ばす為)
そのボタン電池が1年~1年半くらいで交換になるんですけど、雨水対策もあるんでしょうけれど、このゴツイカバーを「いぃ~…っw」とめくらないと辿り着けませんw
私のMadoneに装着しているeTAP AXSは、早いもので納車から3年半が経過していますが、ありがたい事に電池交換の際に「いぃ~っ…w」となるのが全く変わらないくらい、まるで新品のようにビタッとマッチして、張りと弾性を感じます。
つまり、シフトレバーカバーの耐久性においてはSRAMの方に軍配があがる。
人によってはどうでもいい話題ですがw
まぁ気付いた点という話題なので悪しからず。

・フレームのジオメトリーについて
サイズの小さいフレームに関しては、特にシートポスト形状に縛りを受けるISO SPEEDを採用するMadone SLR(Gen6)などは、フレームサイズが小さくなると(47サイズ)そのサイズが不変なISO SPEED機構に押し下げられていって、ロードバイクなのにまるでMTBのようだ…という悲惨な見た目になっちゃう。
特に一時期のMadoneは酷かった(目立っていた)
しかし、他メーカーのフレームも女性が乗るような小さなサイズは、大抵酷いデザインに成り下がっているモデルがちらほらと散見できます。
そこへ行くと、Pinarelloに代表されるヨーロッパメーカーのモデルは小さいサイズでも立派にDOGMAしている!と感心できるフレームデザインをされています。

しかし、Pinarelloに関しては日本の公式HPではフロントフォークのオフセット量は掲載されているものの、トレイル量が記載されていません。
そして意外な事に、私は後の世代や前の世代まで調べていませんがw
妻が乗るF12 DISKに限って言えば、フレームサイズを細かく13種類も用意しているのに、フォークは1種類しか作ってないんですよね!
フレームのサイズ毎に細かくヘッドアングルなどが設定されているので、そこで帳尻合わせしているようなのですが、これだと適正なトレイル量が確保されてんのかどうなのかがわからんスね~。
今更ですけどねw
当時はこういうの、あまりわかってなくて「DOGMAなら良いだろう!」とブランド盲目になっていました。

TREKに関して言えば、私が乗るGen6世代のMadone SLRと、2018年に発売されていた一つ前の世代のEmonda SL(SLRも同様)もそうなのですが、最も小さいフレームサイズ47になると、このトレイル量が理想的な数値ではない67㎜というちょっとレスポンスに優れない数値となっているのが特徴です。
でも、実際に乗ると(私の場合は妻が乗るEmonda SLRの2018)トレイル67㎜で出るだろうデメリットをさほど感じさせずに、TREKらしいアジリティを感じるんですけど…これは私が音痴なだけか?w
DOGMA F12 DISK(妻が乗るサイズなので、Emonda SLRの47サイズと同等の455)の方が、コーナリング含めてはっきり書くともっさり感を感じます。
良く言えば安定している。
悪く言えば大回りする。
ですが、ジオメトリー数値だけを見て素直に判断するなら、トレイル量が67㎜はちょっと大きすぎる数値。
なんですよね。

その代わり、私が乗るTREKでいうところのフレームサイズ56になると、あらゆるジオメトリーが理想的になって、目立つ数値でいうとトレイルも58㎜となって適正値になっています。

そして、TREKはフォークを2種類作ってサイズ毎にアッセンブルしているのがジオメトリー表によって読み取れます。

私が「欲しい!」と思いつつ、買う為の準備している間にモデルチェンジしちゃった最後のエアロエアロしていたGen7世代のMadone SLR。
これもGen6と同様に、Gen6よりは少し改善されていますが小さいフレームサイズに関して言えば、Gen6までのTREK文法に則ってトレイル量などでちょっと妥協が見える数値になってしまっています。
フレームサイズ56に関して言えば、完璧です!
(私が乗れるサイズ)

そういう意味では、身長178~182cmの日本人体型だとジオメトリー難民になり辛いのは朗報です。

それはさておき、そこで新型のGen8 Madone SLR(SL)のフレームサイズ毎のジオメトリー表を見ると!!!!!!
まさに驚きです!!
マジに驚き!

サイズ表記がXS、S、M、ML、L、XLといままでのサイズ表記では馴染めない表記に変わっちゃいましたが、XSが47相当。
MLが56相当なんです。
妻が乗るサイズと私が乗るサイズしか興味なくてすみませんw

Gen8 Madone SLRで驚いたのは、概ね今まで通り2種類のフォークで適正値狙ってアッセンブルされているんですけど、XS(最小サイズ)専用にフォークの種類をもう1種類増やして製作されているんですよ!
そのおかげで、今まで最小フレームサイズのトレイル量が67㎜とかあって数値だけ見ると「うわぉ!」だったんですが、それが適正値に近い61㎜に改善されています。
素晴らしい取り組み。

私はTREKに親しみをもって接していて、TREKをメインに例として挙げました。
TREKは現行世代をもって、全サイズでジオメトリーの適正化を図っています。
そういう動きが見えて、個人的に喜んでいます。

ジオメトリーだけを見て、そういう評価をするなら
別メーカーで何年も前からそういう取り組みをしているメーカーやブランドがあります。
一方で、割となメーカーやブランドで小さなサイズは悲惨な数値になっているのも傾向があります。
全部見て確かめたわけではないですが、ちょっと調べるとそういう傾向が確かにあります。

そして、実際に乗ってみないとなんとも言えませんが。
(妻が乗るEmonda SLR 2018の47サイズがトレイル量67㎜でエグいのに、乗るとそんなにもっさりに感じない。これは私が音痴なだけの可能性は否めませんがw)
ここで例を挙げたTREKの場合じゃなくて、某メーカーのフレームは全サイズにおいて(´・ω`・)エッ?と驚くジオメトリーが並ぶフレームも存在します。
結構有名メーカーのフレームですが、ここではっきりと明言するのはやめておきます。

これだけ素晴らしいスポーツ用の自転車、もしくは競技用の自転車なのに
こういう事が現実でおこっている。
という事実を我々ユーザーも知っておく必要があるんだなぁというのを認識した次第です。

車のチューニングの世界もそうですけれど、こういうのちゃんとユーザーも少しは知っておいた方が良いという事例として、フレームの話しは書きました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2024/10/11 10:18:25

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