乗りたい、乗りたいと思いつつ
思ったようにスケジュール調整ができずw
休日の度にロードバイクに乗っちゃって、乗れてないMTB。
TREKのProcaliber 9.5です。
実は、ROSCOE 8発注したんですよね。
コロナ禍真っ只中で、世界的に在庫ない状況のタイミングだったんで半年~一年待ちと言われて呑気に貯金しながら待ってればいっか。
なんて思っていたら、発注した数日後に店長より「キャンセル物件が出てきました!注文されたROSCOE 8ではないんですけど、同じハードテイルで軽量なカーボンモデルなので十分に魅力的ですよ」という連絡が入ったのが縁で、ROSCOE 8の方がタイヤキャパもあってフロントショックのストローク量も160㎜あってダウンヒル時の余裕はROSCOE 8の方が上なんですが、本格的にフィールド走りに行かずに街乗り(ロードやグラベルロード)の延長で乗る機会が多い可能性も考えて「お願いします!」と決断したのです。
結果、軽快に走りますし
はっきりとした場所は明記できませんが奈良県某所の走っても良いMTBのフィールドを走ってみて存外に限界が高く(本当に厳しいコースに行くとまた違いますけれど)て、乗っていて楽しいモデルで、個人的には買ってよかったなぁと思える結果となりました。

※奈良県の某所です。
ここは道も穏やかな場所ですけど、シングルトラックな場所もあって片側は崖、片側は岩壁というシチュエーションでのシングルトラックは緊張しましたw
そして、崖側に落ちかけた事もありましたw
フルノーマルで走りに行って、十分に楽しめたのですが
その様子を飲み会でしゃべっていたら、MTBのパーツを譲ってあげるよ!
とありがたいお話しが!!
FOXのUltralight 32 XC用のフロントフォークと、BontragerのMTB用前輪です。
最も影響のあったカスタムのひとつとなりました。
フォークだけでなんと1283gもの軽量化になったんですよ!?
持った瞬間に驚きしかなかったです。
フロントセクションがまるで存在しないかのような(大げさ)軽さ。
そりゃそうですよね、フォークだけで1.3kg近く軽くなってるんですから。
そしてホイール。
ホイール(前輪)だけで175gもの軽量化。
パーツ点数が少ない前輪でこの違いがとてつもなく大きいんです。
これでちょっと欲が出てきました。
店長に手組の後輪を依頼し、組んでいただきました。
ちょっと写真が出てこないので文字だけで説明すると、DT SWISSのXR391というワイドリムを使って、左右異径組み(駆動側:CX-SPRINT、反駆動側:CX-RAY)で組んでいただいて左右差を減らしながら、32本配置で組んでいただきました。
後輪側もざっくり計算で約200gもの軽量化。
そして、同じタイヤ組んでもらったんですけど純正アッセンブルのいわゆる鉄下駄と比較して、鉄下駄も純然たるロードの廉価版ホイールと違ってMTBだからかちょっとマシだったんですよね。
意外と進む。進むんですよ。この価格帯の純正ホイールなのにw
でも、やっぱり明らかに違ってました。
トラクションがまるで違うんですよね。
前が軽くなったのも相まって、フロントがウィリーしてしまう錯覚に陥るほどフィールドに行くと路面を蹴り上げて車体を前に進める力がグッ!と増しました。
そうやって楽しんでいたんですが、次に欲が出てしまいまして…w
電動無線ディレイラーは高価だが、機械式のSRAMなら安い…(安くないけどw)
また、何故そういう欲が出たのかというと店長がまたミスったんですよねw
12速化されたDEOREなのに、シマノHGフリーを使ったハブで組んでしまったんですよね、手組の後輪。
MTBのハブはややこしくて、フリーだけマイクロスプラインへ入れ替えたりができないそうで…思い切ってDTのハブつかっときゃよかったですがw
HGフリー対応スプロケがSRAMから出ているとわかって、そういうNXグレードの12速スプロケ(11-50T)に組み替えたんですよ。
それがシマノディレイラーやチェーンと、ちょっと相性がイマイチ。
変速はするけれど、癖が強いwというか、なんというか。
舗装路を快走する時や、淀川河川敷の走っても良いところの簡易なグラベル路面くらいだと全く問題ないんですけど、奈良県某所のフィールドなどに行くとちょっとシビア。
それなら、変速機もチェーンも全部SRAMにしたら変速良くなるやん?
という観点もありました。
それがきっかけで、店長に相談するとちょうどブラックフライデー。
珍しくSRAM製品もブラックフライデーで、なんと35%オフ!?
マジで!?
普通は二割引きとかじゃないんですか?
それで金額も確かめずに、発注したんですよ。
ダイレクトマウントされてない頃の最終12速、機械式Eagle GXを。
(ちなみに、Eagleの箱デザインかっこいいですw記念に持って帰っちゃった)
嬉しい誤算は、この時のGXは上位モデルと同様のカーボンクランクセットを売ってたんですよ。
それをお願いします!
というのを忘れていたんですが、店長はどうせならこっちだろうとカーボンクランクで発注してくれていたんですね。
で、それを知らずに店長から「組めました!」と連絡が来た時にお支払いするお金を用意しないといけないので金額を確認したら、確か…「9万なんちゃら」っておっしゃったんですよね。
工賃込みで6万円くらいで済むはずだと算段していた私はこの時驚きました。
お世話になってるし、まぁいっかw
と割り切りつつも、35%オフ!って聞いてたのに実際は2割引きくらいか。
まぁしょうがないよね。
なんて思いつつ、納車受け取りに行って嬉しい誤算だった!
というヤツですね。
ちなみに、35%割引が凄すぎてカーボンクランクセットにちょっとだけプラスα料金を支払った感覚で、リアディレイラーとチェーン、変速レバーが付いてきたw
という安さ爆発案件でした。
ブラックフライデーが常に35%引きだとは限りませんが、狙い目ではあります。
ただ、書いていて思ったのがホイールのハブ悪いことしたなぁと思ってくれた店長が「ブラックフライデー!」と言って、私に気を使わせずに割引した。
というありがたいお気遣いかもしれないなと今更になって思いました。
またおみやげ持っていこw
話しが逸れましたが、純正アッセンブルのシマノMT511というクランクセットは、863g。
Eagle GXのカーボンクランクセットは、上位セカンドグレードと等しい555g!
という凄まじい軽さ。
クランクセットだけで308gもの軽量化。
これは凄まじいw
調べて再認識して喜んでいます。
リアディレイラーもM6100からの換算だと454g→299gで155gもの軽量化。
スプロケはお互いにティアグラ相当グレードなので、僅かにNXスプロケの方が重く25g重くなってます。
ただ、チェーンはGXの方が軽い。ちょっとだけですけど。
それら、大きい効果の軽量化と積み重ねによる軽量化で公表値による計算でしかありませんが、2096gもの軽量化に繋がりました。
Procaliber 9.5のTREKが公表する重量は12.35kgです。
え!?
10254g!
もうちょっとで10kg切れるところまで軽くなってんですね。
驚きました…。
手組のハブを交換などのえぐい手間がかかっちゃいますけどw
本来ならSRAMのXDドライバー対応のスプロケを導入できれば、スプロケ単体でGXグレードでも200数十グラムもの軽量化。
費用惜しまず掛けて、トップグレードのスプロケ組んだ日には嘘みたいに軽くなって300g以上軽くなったはずです。
スプロケ替えるだけで10kg切るんかw
あとはアルミハンドルとステムを、より上位の軽量モデルに組み替えたら…
間違いなく誤差を不利側に見込んでも10kgを下回りますね。
もはやクロスバイクやん。
マウンテンバイクなのに軽い。
※注:モノホンのハイエンドモデルになるとフルサスでも9kgを切るんじゃないか。
という恐ろしいモデルも存在します。
ただ、MTBは特にそうなんですけど重いよりは軽い方がもちろん良いのですが、軽さよりも大事な要素があるので、今回の記事はミドルグレードでもハードテイルモデルなら意外と軽く作れる!
という参考になれば幸いです。
そして、Procaliber 9.5を買った時に感想を書いていますが
マウンテンバイクも競技車両なんですよね。
当たり前っちゃ当たり前なんですが、なんとなく幼少期にとても良く見かけたこういう自転車が流行った時に、大型スーパーなどの片隅で「オフロード走行はしないでください」って注意シールが貼られたマウンテンバイクのような何か。
という自転車のイメージがあったんですよねw
見た目ユニークで、サスペンションも実際に動いて面白い!
けれど鈍重…ってイメージがあったんですよ。
しかし、ちゃんとしたお店で、ちゃんとしたモデルを買えば。
そりゃ当然なんですが、目的が競技に参加する。
競技で走るという目的のスポーツ自転車なので、クランク踏んだ瞬間の反応が競技車両そのものなんですよね。
そして、舗装路でも想像以上に速いんですが本領を発揮するのはグラベルへ踏み込んだ時。
まるで水を得た魚のように、舗装路を走っている時よりもさらに軽快に走ります。
回りくどい事を書きましたが、新車は確かに高くてちょっと…。
でも、MTBに関しては。
特にハードテイルに関しては。
街乗りメインで程度が良い中古品が出回る事もあります。
そんな価格がグッと抑えられた出会いがあった場合。
興味があったらおススメです。
ただし、ロードバイクよりも動く部品がMTBは多いので自身で行うメンテ手間も、ロードバイクと比較して多いです。
優れた機械だけに、ちゃんとメンテして乗っていると楽しいですよ!
ちなみに、Procaliber自体がモデル末期。
モデルチェンジが控えているのか、そのままモデル抹消を迎えるのか。
TREKから正式発表があるまでは、わかりませんが…。
現在、大幅値引きで売られています。
在庫は小さいサイズなどは売り切れの様ですが、真ん中のサイズは売ってるようです。
身体が大きい人で乗れる人の場合、33万円するこのモデルがなんと8万円引き!
259512円でセール開催中です!
私は既にこれの楽しさ知ってるから余計ですけど、激安ですw
25万円で万が一買えるMTBモデルがあったとしても、全て中途半端だったりします。
えぐいモデルになると、ディスクブレーキなのにクイックリリースだったり。
それ単体で街乗りメインで乗ったりするなら十分楽しめますが、ちょっとグラベル走って楽しみ方に欲が出てきた場合に困った事になります。
カスタムしていく先が全くないワケではないんですけど、物凄く先細りなんですよね。
また、そんなモデルにお金掛けてカスタムするくらいなら…買い替えた方が…ってなります。
そういうの考えた場合。
このProcaliberが安くなってるから余計なんですけど、現行の流行の規格で構成されているモデルを買った方が先々の楽しみで足枷が発生しにくくなります。
もっと割り切った考え方をするなら、買えるなら最初からフルサスいっとけ!
というご意見ごもっともなんですけど、それも正解ですがハードテイルの楽しさを知ってからフルサスいっても良いんちゃうん?
とも私は考えちゃうんですよね。
そう考えたから一台目のMTBはハードテイル買ってるんですけどw
それでも、様々な意見がありますので
あくまでひとつの意見としてご参考に。
それにしても、今はMTBが安い。
本当に安い。
円安などの条件を飛び越えて安い。
興味があるなら、十分にアリです。
たしか、ROSCOE8も安いです!
ROSCOE 8に至っては、なんと20万円です!!
すっごw
やっすwwww
Procaliberより安いですが、タイヤキャパやフロントショックのストローク量でROSCOEの方が有利な路面や道があります。
ただ、これは難しい話題になるんですけど単純に数値大きい方が確かに優れていて絶対性能値で言えば、それが正解なんですけど。
背が小さく、力が弱い女性などの場合はその限りではなかったりもします。
この辺はロードバイクの選び方も同じなんですけれどね。
エアロ性能に惚れて、ディープリムホイールを選んじゃった。
でも、自身の筋力や身体的特徴と相性が悪かった…という話題があるのと同じです。
そういう難しさは確かにあるんですけど、ぶっちゃけるとまだ始めてない方の場合はいきなり欲しいモデルにいっちゃう!
というのも正解です。
何事も始めてみない限り、何にもアレなのでw